山旅紀行‥中央アルプス縦走・その1.中央アルプスの玄関口～駒ヶ根高原の「民宿.天山」に前泊。

2014/09/01 - 2014/09/01

第7部-36冊目

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
山旅紀行‥今回は中央アルプス空木岳から木曽駒ヶ岳まで縦走します。
初日は、中央アルプスの玄関口駒ヶ岳高原に前泊し、素朴な民宿でご馳走をたらふく食べました。

表紙写真‥信州駒ヶ根に広がる蕎麦畑。

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旅行期日‥平成26年9月1日(月)～4日(木) 3泊4日

9月1日(月)第1日目 (雨)

★中央高速バス(京王バス)飯田行
新宿西口BT12:00→駒ヶ根IC15:30
↓
※徒歩
駒ヶ根IC高速バス停…駒ヶ根高原

☆駒ヶ根高原．民宿天山【宿泊】

エリア 駒ヶ根(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

新宿から中央高速バスを利用しました。
新宿12:00発の飯田行きはほぼ満席でした。
双葉SAで休憩がありました。

中央高速バス(京王バス)
新宿西口BT → 駒ヶ根IC　往復ネット割引で6860円。

高速バス (京王バス) 乗り物

横4列のシート配置です。
二人座るとちょっと狭いかな‥
最後部にはトイレも完備されています。

女性には女性専用シートもあります。

双葉サービスエリア 道の駅

うわぁ、スイッチ類がたくさん…
高速バスの運転席って、なんかかっこいいですね。

9月1日の京王バス東担当の新宿12:00発.飯田行きの乗務員さん。
運転が丁寧で接客も素晴らしかったです。

15:35
新宿から3時間30分。
駒ヶ根ICバス停に到着しました。
快適なバス旅でした。

天気はあいにくの雨です。
駒ヶ根ICから登り坂を30分ほど歩いて駒ヶ根高原に向かいます。

ビアンデ さくら亭 グルメ・レストラン

やっぱり信州と言ったら蕎麦ですよね。
蕎麦の花が畑一面に咲いてとてもきれいです。

駒ヶ根高原にある駒ヶ池です。
天気が良ければ池のほとりから中央アルプスや宝剣岳、千畳敷カールが美しく見えるそうですが今日は何も見えません。

駒ヶ池 自然・景勝地

今夜は「民宿・天山」に泊まります。
駒ヶ根高原で民宿を探していたら、ここが見つかりました。
なんでも食事がいいそうです。
お世話になりま～す。

民宿・天山
1泊2食‥6800円(税別)
長野県駒ヶ根市赤穂5-1235
電話[phone]

お部屋は全7室で全て和室です。
布団はセルフサービスでした。

トイレ(洋式)・洗面は共同です。
ウオッシュレットはありません。

テレビは液晶の新しいテレビですが、なんと！コイン式です。
懐かしいですね。
このミスマッチな取り合わせがなんとも言えません。

お風呂は沸かし湯です。

お湯をかぶったら…
アチッ！アチャチャ‥
メチャメチャ熱いです。
まるで熱湯ルーレットみたい。
明日とあさっては風呂に入れないので、ここでしっかりと入っておかなければ…
気合いで入ります。

夕食は囲炉裏風の食事処で頂きました。

馬刺し
自家製わさびのしょうゆ漬け
川魚塩焼き
松茸と鶏肉の鍋物
駒ヶ根名物ソースかつ
信州そば
米飯
たくあん

信州駒ヶ根の郷土料理が卓上に並びます。
6800円(税別)で、こんなに食べられるとは‥
では、頂きま～す。

瓶ビール‥750円(税別)。

ソースカツが出てきたので、駒ヶ根名物・ソースカツ丼にしてみました。

うんめぇ～!

カツにからんでいる濃厚なソース(天山特製)がメチャうまいです。
ご飯が何杯でもいけちゃいます。

〆の一品‥鍋の汁で勝手に雑炊を作りました。
いや〜食った。食った。
世は満足です。

しかし、これでは終わりませんでした。
雑炊を食べていると女将さんが「最後におそばを出しますね‥」と言われたので、ミニサイズのそばかと思ったら、なんと！普通のドンブリに一人前のそばが出て来ました。
気合いで平らげました。

すごいご馳走でしたね。
駒ヶ根の味を堪能しました。
ご馳走様です。

民宿･天山はお年を召されたご夫婦で経営されていました。
女将さんの手作り料理を頂き、気さくな旦那さんが「旨いから山に持って行きなさい」‥と梨を頂きました。
豪華さはないけれど、心暖まる宿でした。

9月2日は早朝4時40分に出発です。

なんと、早朝4時に朝食を用意してくれました。

青菜のエノキ和え
きんぴらごぼう
なまタマゴ
焼き海苔
米飯
味噌汁
お茶

今日は8時間以上歩くのでしっかり食べて体力をつけていきます。

出発の時、女将さんが「持って行きなさい」と、ミネラルウォーターをプレゼントしてくれました。
そして、私の姿が見えなくなるまで(5分くらい)ずっと建物の中に入らず見送ってくれました。

素晴らしい宿でした。
感動を胸に空木岳に挑みます。

つづく。

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2020/09/01 17:46:58

  見過ごしていました

  オーヤさん　お久しぶりです。
  こんな素敵な民宿があったのですね。実に心温まる宿です。
  私たちは、安易に駅前のビジネスホテルにしちゃいました(><)
  
  このときはまだ若かったからへっちゃらかもしれませんが、池山尾根の登りは大変だったでしょう？　私たちは下りましたが十分汗かきました。
  空木岳は相性が良いようで、好きな山です(^^)

  オーヤシクタンさん からの返信 2020/09/01 21:23:13

  Re: 見過ごしていました

  ねも様、こんばんわ。
  オーヤシクタンでございます。
  
  懐かしい作品をご覧下さいまして、ありがとうございます。
  旅行記を書き始めた頃、作家ぶって、 冒頭に文章を入れていました。
  駒ヶ根から池山尾根を経て空木岳は高低差2000m！
  ガッツで登りました。
  山頂まで、９割が樹林帯で、まだか.まだかと登ったものです。
  
  さて、前泊として最初は駒ヶ根ユースホステルの予定が休館日と言うことで、見つけたのが「民宿天山」です。
  この民宿は当たりでした。
  とにかく食事がすごいんです。
  そして、翌朝は早いので、朝食をおにぎりにしてもらうか、キャンセルするつもりでいたのですが、女将さんが朝４時に支度をしてくれました。
  思い出ある民宿でしたね。
  
  今年は、来週蓼科山に登ろうと目論んでいますが、台風にぶち当たりそうです。
  ありがとうございました。
  
  オーヤシクタン。