2014/09/14 - 2014/09/15
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ウェンディさん
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暑さも少し落ち着いてきた9月の連休に家族と八ヶ岳へと歩きに出かけました。
ターゲットは、八ヶ岳の主峰の赤岳とゴツゴツとした稜線の横岳。
自然が豊かな長野県や山梨県の八ヶ岳山麓は大好きな場所ですが、今まで“赤岳に行こう!”と誘われてもYESと返事をすることはありませんでした。
その理由は、私の中に眠る大昔の記憶。
むかし、むかしの子供の頃、山登りが大好きな両親は夏になると私と弟を登山へと連れて行ってくれました。
八ヶ岳の赤岳にも家族と共に登りました。
季節は真夏。
真夏は晴天率の高い時期ですが、山の稜線は太陽の光がジリジリと体を焦がし、汗の匂いに敏感な虻や蠅が顔にまとわりつく…という山登りで、楽しかったかと聞かれれば全力で首を横に振る…そんな経験でした。
私の中には赤岳=虻・蠅・暑…の記憶が刷り込まれ、できれば二度と行きたくない…と思っていました。
そして30年が経ち、あの頃とは異なる新しい家族での赤岳登山。
昔の記憶はまだまだ健在でしたが、「もう暑くないから虫はいないと思うし、君の好きそうな鎖(クサリ)場もある」という相棒の言葉を信じ、登ることに同意しました。
そして、13時間をかけて歩いた八ヶ岳の峰々。
ガスの切れ目から顔を覗かせる阿弥陀岳や赤岳、雲海を紅く染める太陽の光、そして“ここは本当に日本?”と疑いたくなるほどの苔むした深い森は私の負の記憶を塗り替えるほどの眺望でした。
日頃の運動不足もあり、歩いた翌日には全身の筋肉が階段を下りる度にイタタ…となる筋肉痛となってしまいましたが、リフレッシュし山を楽しんだ2日間となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
9月の三連休の2日目。
起床は朝3時。
まだ星が瞬く中を八ヶ岳に向け、車を走らせる。
高速道路は早朝の割には混んでいたが、朝5時半に須玉を通過。
朝陽が昇り、八ヶ岳の峰を紅く染めていた。八ヶ岳 自然・景勝地
-
今回の八ヶ岳登山の登り口は長野県茅野市の美濃戸口とした。
美濃戸口に車を駐車し、山歩きを開始する。
美濃戸口には駐車場が2か所あり、駐車料金が倍異なる。
1つは2000円。もう一つは1000円。
2000円の駐車場は登山道を少し入ったところにあり、1000円の駐車場は其処から徒歩で1時間下ったところにある。
1000円の差で、往復2時間の歩きが短縮されるのならば、上の駐車場…と考えていたのだが、さすが連休の真ん中の日。
駐車場は満車で止めることが出来なかった。
満車ならば仕方がない。下に停めて歩くしかない。
登山計画書を提出し、ちょっと余計な1時間の道のりを歩きだす。 -
美濃戸口から八ヶ岳の主峰である赤岳に行くにはいくつかのルートがあるが、今回のルートは阿弥陀岳を見ながら登り、赤岳経由でクサリ場のある横岳へと至る、晴れていれば最高の景色が期待できる道。
美濃戸山荘で小休止し、南沢ルートを歩き始める。赤岳山荘 宿・ホテル
-
苔むす森の空気は美味しく、久々に大きく深呼吸。
少し湿度を含む冷たい朝の空気は草木と土の香りがする。
ふと、前を見ると、もみじの樹が1本だけ紅く色づきはじめていた!
早速、秋の兆しを発見! -
イチオシ
八ヶ岳の森は深い。
苔の絨毯が一面を覆い尽くす。
朝の優しい光が、長い木々の影を緑の揺り篭の中に落とす。 -
そっと指先で苔の絨毯を触る。
フワフワとして、水分がたっぷりと含まれている。
苔をよく見ると、苔の中に小さな白い蕾。
蕾のサイズは3?位。
コケ類は地衣植物なので、花芽はつかない筈。
別の植物が苔の間から顔を覗かしているのだと思うが、この小さな白い花が苔の緑の絨毯の上で咲いたら、可愛らしいだろう。 -
暫く歩くと、南沢の沢伝いの登山道になる。
ここでやっと、今日登る山の峰が目の前に姿を現した。
木々の間から顔を覗かせるのは横岳と、ロック・クライミングで有名な小同心。
アソコに見える横岳まで歩く。
この場所の標高はだいたい2000m。
目の前にそびえる横岳は約2800m。
そして、本日の最高峰となる赤岳は約2900m。
高さにしたら900mぽっちしかない。
けれど、人間の足で900mを登るのは結構大変だ。 -
歩き始めから約2時間で、行者小屋に到着。
連休中の八ヶ岳は、老若男女の多くの方が山歩きを楽しんでいる。
下山する人、これから登る人の双方が、ここの行者小屋で一休み。
私達も、ここで軽い食事の時間。
山登りは体力を消耗する。
本当にお腹が空きすぎてしまうと、バッテリー切れを起こし歩けなくなってしまうので、なんだかお腹すいたなあ…と云う時がエネルギーのチャージ・タイム。
持参したオニギリを食べる。
ついでにトイレ休憩も済ませる。
八ヶ岳の山小屋のトイレは、宿泊者以外は有料で1回100円。
チップ箱が置いてあり、そこにチャリンと硬貨を入れてからトイレを利用する。
その昔は山小屋のトイレと云えば、その類まれなる芳香で遠くからでもトイレの場所を嗅ぎあてられたものだが、今は違う。
山小屋にもよるが、水洗式でウォシュレットまでついていたりもする。行者小屋 宿・ホテル
-
この行者小屋までの道は、この日の行程の中ではほんの足慣らし。
ここからが、体力勝負の山登りだ。
文三郎尾根と呼ばれるこの道は、ひたすら登りの階段と、少々の梯子の連続。
一歩一歩、着実に上を目指して登る。 -
階段道を登り切り、下を眺めると、遥か下には先ほど休憩した行者小屋が見える。
急登の階段道は心臓バクバクにはなるが、高さを稼ぐには便利だ。 -
ここからは階段も少なくなり、岩がゴロゴロする道へと変わる。
この日の天気は悪くない…と聞いていたのだが、白く密度のある霧が湧き出てきて、あっという間に辺り一面を覆い尽くす。 -
周りの景色が見えないので、足元を見ながら歩いていたら、ココでも秋の兆しを発見!
地面に寄り添うように生えている小さな草が、その葉の色を秋色に衣替え。 -
イチオシ
山の斜面を駆け上がる様に覆い尽くす白い霧。
その霧は唐突に消えてなくなり、険しく優美な阿弥陀岳の稜線が姿を現す。
そして、また10秒後には緑の景色は霧の中へと消えて行く。阿弥陀岳 自然・景勝地
-
八ヶ岳の最高峰である赤岳へ向けて、最後のキツイ登り。
岩の歩きやすいところを選んで歩く。
三連休中の八ヶ岳は、山を楽しむ人達で大混雑。
細い登山道では、登り・下りの人で、ところどころ渋滞が起きてしまう。
でも、みなさんオトナなので登り・下りが交互に歩けるように順番待ちをする。
そんな中で、ちょっと信じられない光景を目にした。
それは、登山者とは異なる軽装な恰好で登山道を歩いている(走っている)人達。
信じられなかったのは服装ではなく、彼らのマナー。
崖の上り下りがあり、すれ違いが難しい道では、登山者は上下の安全な位置で順番待ちをする。
皆が順番待ちをしているのは明らかなのに、軽装の彼らは、順番待ちの人達を手で押しのけて、我が物顔でその細い道を駆け上がっていく。
トレイル・ランをする全て方のマナーが悪いわけではないとは信じたいが、そんな光景を何回も目の当たりにすると、スポーツとしてのモラルを疑いたくなる。 -
赤岳の山頂にはお昼頃に到着。
山頂には沢山の登山者。
そして、山頂からの眺望は最高!の筈だったのだが、目の前を覆い尽くすのは、一面の白い霧。
風はなく、霧が晴れる様子はない。赤岳天望荘 自然・景勝地
-
赤岳山頂の標高は2899m。
かなり肌寒く、じっと立ち止まっていると躰が冷えてくる。
こんな時は、温かい食べものが一番。
お湯を温め、カップ・ヌードルを作り、お昼ご飯の時間。赤岳頂上山荘 宿・ホテル
-
座っていた岩肌に、秋色に色を替えつつある木を見つけた。
夏は鮮やかな濃い緑色だったこのツガザクラも、黄色・赤へと秋モードへ。
なんだか、岩に留められたブローチの様だ。
霧が晴れることを期待して、暫くは山頂で休憩していたが、1時間が経過しても霧の晴れる様子はない。
これから歩く赤岳−横岳−硫黄岳山荘への登山道は八ヶ岳の最難関。
クサリ場の連続で、切り立った峰を歩くので時間がかかる。
更に、この日は登山者も多く、渋滞することは確実。
日没の1時間前には、今晩の山小屋に到着しなくてはならないので、赤岳からの眺望は次回のお楽しみ…と云う事にする。 -
赤岳から横岳への道はクサリ場の連続で、足元の石にも浮石が多く、歩きにくい。
たまに足のリーチよりも高さのある岩があると、其処から降りるのに一苦労だ。
一歩一歩、足元を確認しながら歩く。 -
イチオシ
暫く歩くと、ゆっくりと霧が晴れてきて、背後に赤岳の姿が見えてきた。
後を振り返ると尾根道を歩いてきたのが良くわかる。
さすがにこんな道では一眼カメラは岩にぶつける危険性が大きいので、カメラチェンジ。 -
目の前の霧も晴れてきて、ギザギザの稜線の横岳が目の前にそびえたつ。
-
梯子やクサリ場をいくつも歩き、もう少しで横岳山頂へ。
-
横岳(2829m)へ到着。
先ほどまでの霧が嘘のように無くなり、360度の展望。
背後には赤岳、右手には阿弥陀岳の姿が見えた。
緑の木々の色は夏の頃よりも少しくすんだ色。
秋の足音が聞こえてきそうだ。 -
遠くには諏訪湖も見える。
此処には、こんなに美しく、豊やかな眺望が広がっていたんだ!
小学生の時の虻・蠅・暑の記憶が薄れ、新しい記憶に書き変えられる。 -
横岳から硫黄岳までの道には、まだまだ難所が待ち構えている。
通称カニの横歩き…という難所、どんな横歩きなのだろう…と思っていたら、崖の脇の細い道をクサリ伝いで歩く道だった。
怖くないと云えば嘘になるが、スリリングで楽しくもある。 -
切り立った稜線は鎖を握り、バランスをとり歩く。
手には手袋を嵌めていたが、撮影のために指無し手袋をしていた。
素手の指で、クサリや木々の枝を掴む。
この日の晩、指先が熱いな…と思い確認したら、右手のほとんどの指の第1関節から先には、大なり小なりの水膨れが出来、明らかに軽度の火傷のような状態。
山を登っている時は気が付かなかったが、鎖や枝との摩擦等で擦れたのだろう。 -
稜線から下を覗くと、其処は転がり落ちたらどこまで行くのだろう…と云う世界。
-
横岳からの道には、ちょっと興味のある岩があった。
その岩は、大同心、小同心と云われる岩で、運が良ければクライマーの方の練習を見ることが出来る。
そして、大同心(写真)でクライマーを発見!
岩の上で二人のクライマーが練習をしていた。 -
拡大すると、崖の上と下に居るのが良くわかる。
-
暫く眺めていたら、二人とも無事に山頂に到達。
クサリ場が面白い!と思う私だが、さすがにロック・クライミングは怖い。 -
大同心を過ぎて一山を超えると、眼下には今晩の山小屋である硫黄岳山荘が見えた。
朝7時に歩き始めて夕方4時まで。
休憩もユックリとったけれど、結構歩いた〜。 -
硫黄岳山荘にチェックイン。
朝夕の夕食付ならば1泊9000円。
食事なしならば1泊7000円。
食事は持ってきたので、今回は食事なしで宿泊する。
山荘の中は薪ストーブが焚かれ、あたたか。
冷え切った指先を温める。
山荘の天井には色とりどりのタルチョ。
なんだかチベットやネパールの山小屋の雰囲気だ。硫黄岳山荘 宿・ホテル
-
硫黄岳山荘は、女性に人気が高いという。
その理由の一つが、洗面所とトイレの清潔さと明るさ。
下手な民宿の洗面所よりも清潔に清掃されている洗面所だ。 -
トイレも温座・ウォッシュレット付で、ボットン式の様に匂わない。
ただ、家庭のトイレと違うのは、使用済みのペーパーの処理方法。
ペーパーは便器の中ではなく、備え付けのくずかごへ。
山は気温も低く微生物の活動が緩やか。
生分解性のトイレット・ペーパーさえもなかなか分解されにくい為、焼却処分している。 -
午後6時。
日没の時間。
お昼時の霧が嘘のように無くなり、夕焼けが空一面を染める。
山の上から見る夕焼けは格別だ。 -
夕食の支度は土間にあるテーブルを使ってもよい。
調理にはガスを使うので、寒い外でしか使えないかと思っていたのでありがたかった。
この日の食事は、8月のコスタリカに持っていったアルファ米の残りとレトルトの牛丼。
そして、おでんに海藻サラダ。
夕陽を見て、冷え切った躰には、体の芯から温まる食事が一番嬉しい。 -
消灯時間は夜8時。
7時半頃になると、宿泊者たちは歯磨きをしたり、顔を洗ったりと寝る準備。
そして、8時。
電気が消される。
8時を過ぎても元気にお話されている方が数名。
スタッフの方の鋭い注意の声が飛ぶ。
30年前とはガラッと様変わりした山小屋。
でも、消灯時間の厳しさは今も昔も同じ。 -
山小屋の朝は早い。
出発の早い方は4時には小屋を後にしていた。
私の起床は4時半。
身支度を整え、朝ご飯の支度をしてから、ご来光を見に外へ。
野辺山方向の盆地の灯りと、うっすらと紅色に色づく山の連なり。
お日様が顔を出すのをゆっくりと待つ。 -
イチオシ
御来光の瞬間、空のモコモコ雲にオレンジの光りが映り込む不思議な光景。
-
御来光を眺める人達もオレンジ色に染まっていた。
-
硫黄岳山荘を出発したのは、朝6時。
正確な気温は分からないが、体感では10℃を下回っている感じだ。
最初から、きつい登りを歩く。 -
硫黄岳山頂から、昨日歩いた赤岳・横岳方向を眺める。
この硫黄岳が眺望の良い最後のポイント。
凍える様に寒く、震えながら景色を楽しむ。硫黄岳 自然・景勝地
-
硫黄岳はその名が示すようにかつての火山。
その昔噴火した時の噴火口跡が、反対側に大きな口を開けている。
ここの岩はもろく崩れやすい。
安全策のため、ロープで立ち入り規制をしている。 -
朝陽の名残は消えてしまったが、眼下には雲海も広がる。
雲の合間から顔を出す山の峰。
久しぶりに見る幻想的な景色だ。 -
ここから先は、ひたすら下り。
赤岩の頭が最後の稜線だ。 -
森の中へ入る。
森の中は稜線の景色とは一変して、静寂な緑の苔の世界。 -
岩に張り付くコケは水分をたっぷりと含み、苔から水がゆっくりと滴り落ちる。
-
苔の中や落ち葉の中には秋の味覚;キノコが沢山。
食べられるかどうか分からないが、様々な種類のキノコがあり、どれを見ても美味しそうに見える。 -
そして、晩夏から初秋にかけて咲く野草たち。
黄緑色の苞を持つのは、リンドウ科のハナイカリ。
そして、紫色の可憐な花は、その外見に似合わず致死性の毒を持つトリカブト。
アルカロイドのアコニチンを含むトリカブトには解毒剤がないと言われ、チョッピリ怖い植物。 -
イチオシ
午前8時。
赤岳鉱泉へと下ってくる。
鉄分を多く含む温泉水が湧く川だ。
鉄色の川と苔の緑。
なんとなく好きな景色だ。 -
苔の中に赤い葉っぱが、かくれんぼ。
秋の色、また一つ、みーつけた! -
イチオシ
標高が2000mを切ると一気に森と苔の緑が濃くなる。
関東地方からほんの数時間で来ることの出来る山とは思えない程の深い森。
八ヶ岳の森、こんなに苔が豊かな森だったなんて…。
今まで以上に好きになりそうな予感がする。 -
午前9時。
1つめの2000円の駐車場がある美濃戸山荘へと帰ってきた。
此処の清水は無料なので、家に帰ってからも楽しめる様にと水を2L、水筒に詰める。
(山頂付近の山小屋では宿泊者以外500mL;100円)
そして、ここから約1時間、車道を歩いて車へと戻る。
久しぶりに長距離を歩いたので、足がクタクタ。
最後の1時間は、2時間に感じる位の長い歩きだった。
1日目と2日目を合わせての所要時間は約13時間(休憩時間込)。
最近、こんなに長時間の山登りはしていなかったので、かなりの心地よい疲れ。
温泉にでも入り、体をリラックスさせたいのだが、この日は連休の最終日。
中央道が混むことは分かっている。
疲れた体に鞭打ち、家路へと急ぐ。赤岳山荘 宿・ホテル
-
でも、高速に乗る前に行きたいところが一つあった。
それは、農産物直売所でもあり、美味しい高原アイスを食べられる【たてしな自由農園】。
【たてしな自由農園】は美濃戸口から諏訪南インターへの道筋の傍にある。
ここで、お目当ては、ソフトクリーム(278円)。
牛乳の味のしっかりとする高原ソフト。
我が家では、久々のヒットだ。
農作物直販所で高原野菜を購入して、高速に乗ったのだが…。
予想通り小仏トンネルでの渋滞に巻き込まれ、家までの所要時間は約6時間。
1泊2日山小屋泊まりの八ヶ岳歩き…。
赤岳ルートって夏でなければ、面白いんだ…と、30年来の認識を新たにした。
歩いたルート
1日目:美濃戸口−美濃戸山荘−行者小屋−文三郎尾根−赤岳−横岳−硫黄岳山荘 (7:00-16:00)
2日目:硫黄岳山荘−硫黄岳−赤岩の頭−赤岳鉱泉−美濃戸山荘−美濃戸口 (6:00-10:00)
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この旅行記へのコメント (8)
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- 琉球熱さん 2014/09/18 23:03:03
- 手を振ったのですが・・・
- ウェンディさん、こんにちは
赤岳はやはり激混みでしたね。私も14日朝7:30くらいに美濃戸口にいました。あまりの混雑ぶりに、赤岳登攀即中止(笑)。
代わりに、阿弥陀の超マニアックルート、南陵を登ってきましたよ。
普通の地図にはないルートで、荒れてはいませんでしたが、ほぼ垂直の岩登りもあり、本当に怖かった・・・
阿弥陀の山頂は意外に空いていて、美濃戸の大混雑が嘘のようでした。
山頂から赤岳に向かって手を振ったのですが、わかりましたか?(笑)
ちなみに頂上山荘は、2枚の布団に3人だったそうです。
そんなわけで、今回も赤岳はお預けになってしまったのですが、ウェンディさんの写真はイメージがつかみやすくて参考になります。
ウェンディさんが帰路に寄った市場、私も寄りました(笑)
食べたのは隣のアイスでしたが・・・
- ウェンディさん からの返信 2014/09/18 23:31:54
- 手を振っていたのは、琉球熱さんでしたか。
- 琉球熱さん こんばんは。
連休中の八ヶ岳(赤岳)は大人気でしたね。
赤岳なんて、ガスで真っ白なのに、山頂には沢山の人。
あそこまで登って、なんにも見えないのは残念ですが、天気ばかりはどうしようもないですね。
14日は午後1時半ころからガスが抜けていき、2時半にはかなりの晴天で、横岳の山頂からは阿弥陀〜赤岳までが良く見えました。
横岳の山頂から阿弥陀岳にいる琉球熱さんに向かって手を振っていたのですが、見えましたか(笑)?
30年ぶりの赤岳〜横岳ルート、鎖や梯子も多く楽しめました。
硫黄岳山荘の宿泊者数は定員マックスでしたが、お布団は一人1枚もらえたので、大の字で寝ることが出来ました。
お布団の割り当ても見知らぬ男女が隣り合わせにならないようにスタッフの方が配慮をされていて、感じの良い山荘でした。
冬も面白そうですね。
-
- 備前屋ねこさん 2014/09/17 22:09:10
- クサリ場
- ウェンディさん、こんばんは♪
クサリ場。そんな言葉を初めて知りました。
なるほど、鎖につかまって歩くような所をそう呼ぶんですね。
ウェンディさんはクサリ場が好きなんだ〜
うん。なんとなくそういう場所好きそうな気はしてました(笑)
「クサリ場」がウェンディさんの釣り餌なんだぁ(笑)
ロッククライミング状態の場所や両脇が急斜面の細い尾根の道、見てるだけでも怖そう・・・
ロッククライミング状態の岩は怖すぎる〜!
斜面もキツそうですね。
そんな場所でも登って行けるウェンディさん一家はたくましい!
こういう場所はそれなりの装備が必要そうですね。
タルチョが飾られた山小屋。
山小屋の人がネパールやチベットで手に入れてきたのかなぁ。
タルチョがあるとなんとなく嬉しくなっちゃいます。
朝日でオレンジ色に染まる空や山がとっても綺麗ですね。
静寂な緑の苔の世界も素敵。
お食事中の写真に写っているのはもしやウェンディさん?
あ、ウェンディさんは白い毛が生えてるはずだから違いますよね。。。
備前屋ねこ
- ウェンディさん からの返信 2014/09/18 07:04:54
- RE: クサリ場
- 備前屋ねこさん こんにちは♪
久々の日本の山へ遊びに行ってきました。
山荘のタルチョ…ですが、
八ヶ岳の硫黄岳山荘の周辺の景色がネパールの山岳部に似ていることにちなんで、小屋の内部にはタルチョの飾り…らしいです。
此処だけではなく八ヶ岳の小屋では、ネパール・チベットの布製品も販売して、その売上げの一部を寄付しているとのこと。
そういう貢献っていいですね。
ネパールやチベットはいつか行ってみたいところ。
山荘で、その雰囲気を味わえて嬉しかったです。
岩登りは、やっている方たちはアドレナリン大放出で怖さなんて感じないのだと思うのですが、見ている此方側が冷や汗タラリ…になります。
私は崖での岩登りは到底無理ですが、クライミングボードを登るのは、結構好きです。
クライミングジムの利用料がもう少し安ければいいのに…といつも思っています。
山荘での食事風景の写真に2名の女性…たしかに映っています。
奥に見える人間は、人間に化身したウェンディです。
実はこの時、あまりの食事の美味しさに白く長い尻尾と耳がピョコンとでてしまい、危うく正体がばれてしまうところでした。
クワバラ、クワバラ…
化けネコより
-
- aoitomoさん 2014/09/17 20:21:40
- やはり鎖場好き〜
- ウェンディさん
『君の好きそうな鎖場もある』
笑いました。さすが御主人、誘う言葉を知っています。
私が相方を誘うときは、いかに楽か安全かを力説しないと付き合ってくれません。(笑)
ガスってる赤岳も幻想的でいいですが、晴れた横岳も絶景ですね。
本当の絶景は上った人にしかわからないでしょうが。
クライマーの壁も素敵です。
ウェンディさんならロック・クライミングもやりそうですが?
ただし撮影は大変でしょうね。
硫黄岳の御来光もいい色してますね。
帰りの下りも大変だったと思いますが写真はしっかり撮影されてますね。
私は疲れに比例して写真が減ります。
ウェンディさんのところは、皆体力があって羨ましい〜
素敵な登山楽しませていただきました〜
aoitomo
- ウェンディさん からの返信 2014/09/17 23:15:32
- RE: やはり鎖場好き〜
- aoitomoさん こんばんは。
久々の日本の夏山(もう秋山かな?)でしたが、暑すぎず寒すぎずで、気持ちよく歩くことが出来ました。
赤岳からの眺望を楽しみに急登の階段道を登っていたのですが、頂上付近はガスで覆われて10m先は白い霧の中。
赤岳から富士山も見える日もある…らしいのですが、また今度ですね。
前回の記憶があまりにも辛かったので二度と登らない…と思っていた赤岳でしたが、季節を選べば良いけなのですね。
冬の雪山の時期も八ヶ岳は絶景らしいです。
勿論こんな標高のある場所へは来ませんが、八ヶ岳の雪原をお天気の良い冬晴れの日に歩いてみたい…と思いました。
-
- わんぱく大将さん 2014/09/17 07:37:32
- 自分だったらどこまでいけるかな?
- ウェンディさん
ご無沙汰してすみません。 8月に旅行記をみていただいていた様子。ご挨拶がおそなってすみません。(いっつものことですが) 8月はPC使えず。そのまま後半はロンドンで用事をすませ、一度BCNに戻ってから日本に行ってました。涼しかった日本。
大変だけどいいなと思いました。私も足が死んでても歩いていますが(なんせ頼るものは自分一人なもんで)しかし山は違うぞと。自分はどこまで登って行けるかなと思いながら拝見させていただきました。 しかし崖っぷちに来ると飛ぶぞ〜と言う思いが強くなるので危ないかも。。。
わ大将
- ウェンディさん からの返信 2014/09/17 21:58:20
- RE: 自分だったらどこまでいけるかな?
- わんぱく大将さん こんにちは。
夏も終わりですね。
今年は、初夏は怪談話や肝試しが似合うような気怠く蒸し暑い夏でしたが、8月中旬からはどうしたことか…過ごしやすい夏の日本でした。
日本の夏山は顔にまとわりつく虫が嫌で、ここ10年程足を運んでいませんでしたが、9月の中旬ともなるともう、山は秋の気配。
暑すぎず寒すぎず、気持ちよく歩けました。
がけっぷちに行くと、大空に向かって飛び出したくなる衝動…は、私も同感です。
鳥でもないのに飛べる気がしてくる…のは、何故なのでしょうね。
大将さんの綴るスペインの風景、これから眺めに行く機会が増えそうです。
ついこの間から西語を共に勉強する友人と、いざ!スペイン!!と話が進みそうな気配。
足跡をペタペタ残しますが、ご容赦を。
ウェンディ
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