台北国立故宮博物院特別展が２０１４年６月２４日から９月１５日まで、場所は上野東京国立博物館の平成館で開催されています。残り１０日となりましたので見に行って来ました。台北国立故宮博物院に収蔵される６９万点に及ぶ文化財の多くは宋時代から元・明・清時代にわたる歴代皇帝のコレクションを受け継ぐものです。今回特に代表的な作品１８６<br />件を厳選して紹介する日本初の展覧会だそうです。蒋介石が中国大陸から台湾に逃げ出す時に持ち出した物で良い物は全て持って来たので北京の故宮博物館には大した物は無いと言われています。<br />

上野の東京国立博物館・台北故宮博物院特別展

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2014/09/04 - 2014/09/04

1676位(同エリア4223件中)

#歴史・芸術

中国の風景さん

台北国立故宮博物院特別展が２０１４年６月２４日から９月１５日まで、場所は上野東京国立博物館の平成館で開催されています。残り１０日となりましたので見に行って来ました。台北国立故宮博物院に収蔵される６９万点に及ぶ文化財の多くは宋時代から元・明・清時代にわたる歴代皇帝のコレクションを受け継ぐものです。今回特に代表的な作品１８６
件を厳選して紹介する日本初の展覧会だそうです。蒋介石が中国大陸から台湾に逃げ出す時に持ち出した物で良い物は全て持って来たので北京の故宮博物館には大した物は無いと言われています。

エリア

上野・御徒町(東京)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

交通: 5.0

同行者: 友人

交通手段: JRローカル

旅行の手配内容: 個別手配

台北国立故宮博物院特別展の看板。
２０１４年６月２４日から９月１５日まで、場所上野東京国立博物館。
入口脇の上野の森パークサイドカフェはお客が並んで順番待ち。台北国立故宮博物院展の人気の高さが解ります。
入口脇のスターバックス。お客が並んでいます。スターバックスは良い場所に出店しますね。
上野東京国立博物館本館。前面の空間が広い。
入口のキップ売り場、他の展示会のキップも売っていますので名称をはっきり言いましょう。老人割引なし。
台北国立故宮博物院特別展の看板。前に自転車が駐輪してます。
上野東京国立博物館本館。重厚な建物です。
表慶館。明治33年（1900）、皇太子（後の大正天皇）のご成婚を記念して計画され、明治42年（1909）に開館した、日本ではじめての本格的な美術館です。設計は、J．コンドルの弟子で、東宮御所（現在の迎賓館）なども手がけた宮廷建築家の片山東熊。中央と左右に美しいドーム屋根をいただき、上層部の外壁面には製図用具、工具、楽器などをモチーフにしたレリーフがあります。明治末期の洋風建築を代表する建物として昭和53年（1978）、重要文化財に指定されました。
台北国立故宮博物院展会場の平成館。
平成館は、皇太子殿下のご成婚を記念し、平成11年（1999）に開館しました。２階はすべて特別展専用の展示室で、多様で高度な企画展示に対応できる広さと設備を備えています。
入場券、１６００円です。老人割引なし。（大きな声で）
高校生以下および満18歳未満,満70歳以上の方は,総合文化展について無料です。特別展は別物です。

上野東京国立博物館の案内書。
1872年（明治5年）に創設された、日本最古の博物館である。東京都台東区の上野恩賜公園内にある。本館、表慶館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館の5つの展示館と資料館その他の施設からなる。収蔵数約１２万点（台北国立故宮博物院は６９万点、）
台北国立故宮博物院展のＡ４版チラシ。
会場内はカメラの撮影禁止、携帯電話使用禁止、模写禁止です。無料のＡ４版チラシから展示品の紹介をいたします。
大きく描かれている「熊と人」の現物は高さ５ｃｍしか無く、探してしまいました。
チラシに台北国立故宮博物院が載っています。
収蔵される６９万点に及ぶ文化財の多くは宋時代から元・明・清時代にわたる歴代皇帝のコレクションを受け継ぐものです。今回特に代表的な作品１８６件を厳選して紹介する日本初の展覧会です。展示物は毎年入れ替えるそうですが６９万点もあっては何度通っても全てを見る事はナポレオンでも不可能です。
行書黄州寒食詩巻。蘇軾筆　北宋時代・１１〜１２世紀
蘇軾の奥深さ、凄まじさが横溢する傑作中の傑作（チラシの説明文）
散氏盤。西周時代・前９〜前８世紀。清の嘉慶帝５０歳の祝賀大典で
献上された皇帝コレクションの重宝。（チラシの説明文）
青磁輪花碗。汝窯。北宋時代・１１〜１２世紀。北宋の皇帝が愛した
至高の青磁釉の色合いは玉の肌のように深遠。（チラシの説明文）
刺繍九羊啓泰図軸（部分）元時代・１３〜１４世紀、刺繍で表された吉祥画、九匹の羊（九羊）は、あらゆることが思い通りにいく（九陽）に通じる。（チラシの説明文）現物は背丈を越える大きさでした。
大液荷風図頁。馮大有筆、南宋時代・１３世紀。蓮池のなかに水鳥が泳ぐ優美な南宋宮廷絵画。（チラシの説明文）
紫檀多宝格。清時代・乾隆年間（１７３６〜１７９５）古今東西の宝物を集めたコレクションの縮図「皇帝の玩具箱」ともいわれる。（チラシの説明文）１番興味を持ちました。前面の扉をスライドさせてから引出しを出す。下の台座の部分にも隠し場所があります。皇帝が作らせたミニチュアのお宝が“ぎっしり”入っています。１分間の映像で説明してます。
藍地描金粉彩遊魚文回転瓶。景徳鎮窯。清時代・乾隆年間（１７３６〜１７９５）内瓶を回転させると、愛らしい魚の文様がのぞく趣向を凝らした乾隆官窯の名品。（チラシの説明文）

台北国立故宮博物院展の出品目録、Ａ４ー６頁。￥２５００円で目録販売中。
「翠玉白菜」は６月２４日〜７月７日までの間、本館特別５室に期間限定で展示されました。既に台北に戻っています。１１月に台北に行って見て来ます。
九州国立博物館で台北国立故宮博物院展を２０１４年１０月７日〜１１月３０日に開催、新たな展示物も加わるそうです。