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4日目。朝6時起床。毎朝早すぎる…<br />日本にいる時よりも断然健康的な生活。早寝早起き、間食なし、適度な歩行。<br /><br />朝食はプールを見下ろすテラスで食べた。<br />出発が早い私達だけのためにレストランは開けてくれたようだった。<br />朝食もかなり美味しい。<br />さすが、フランスが影響しているだけあって、チーズや乳製品は日本より美味しい。<br />海外に行くといつも思う。日本の牛乳はどうしてあんなに不味くて薄いのかと。<br /><br />7時出発。<br />今日は暑くなりそうだと慌てて日焼け止めを塗る。<br /><br />ホテルを出て、トズールの旧市街地・メディナへと向かった。<br />街の人々は出勤や通学で忙しそうだ。<br />反対にメディナには、朝早いためか誰もいなかった。<br /><br />ガイドさんに案内されながらゆっくりと日干し煉瓦の街並みを周る。<br />本当に素敵だ。異国情緒たっぷりの世界だった。<br />ベージュの壁と緑に塗られたドアと窓枠。<br />日干し煉瓦でつくられた壁の模様。<br />たまに通りかかる街の人。<br />何とも言えない静かで美しい世界だった。<br />昔の王様が住んでいた家や、モスクなどを周った。意外と小さいメディナだった。<br /><br />お土産屋さんも少しずつ開店準備をしているようで、その中の1件に旦那さんが捕まってしまった。<br />キリムの絨毯。<br />私は全く詳しくないので分からないのだが、絨毯好きの彼はやたら店の主人と話をしている。<br />話をしていると言っても日本語とアラビア語なので、本当は全く通じていないのだが、なぜかお互いに通じていると信じている。<br />ついには店の中まで入りだし、色々と見始めた。<br />彼の買い物はいつも長い…仕事柄、時間が気になる私とガイドさん。<br /><br />一つ気に入った柄があったらしい。1mくらいの小さめのキリムのマットだ。<br />まあ、それなら狭い我が家でも敷けるんじゃないかな。<br />グレーの生地にガゼルが二匹書いてある。柄は私も好みだった。<br />ところが、値段は100D(約6300円)だという。<br />…あほか、オヤジ。<br /><br />気が弱く、値段交渉に躊躇している彼に変わって、「ガーリー!!(高い)」と助け舟を出した。<br />その後、20D(約1260円)なら買う、それで売りたくないなら帰ると私が言っているにも関わらず、<br />なぜか旦那が勝手に値段を釣り上げて、結局65D(約4000円)で買わせてくれと言い出し、オヤジとにこやかに握手している。<br />なんだそりゃ。<br />4000円で買うの!?と私が言うと、旦那さんは「65Dって、そんなにするの!?」と焦っていた。<br /><br />この高いキリムの買い物は、その後しばらく、ガイドさんと私の話のネタになった。<br />自分で値段を釣り上げるなんて…。ああ、ドゥーズの靴が2足も買えると旦那をからかって笑った。<br />まあ、これも勉強だ。何十万も損した訳じゃないし、なかなか可愛いマットだし。<br />トルコの絨緞屋に比べたら可愛いものだ。<br /><br />ガイドさん曰く、キリムを買うならトズールがいい、絨毯を買うならケロアンがいいらしい。<br />その土地、その土地のものを買うことが安く上げる秘訣。だから、陶器は北部のほうが安く、革製品は南部のほうが安い。<br />そしてアラブ式の値段交渉の仕方は、絶対にこちらから値段を言ってはいけないということだ。<br />彼らは最初に法外な高値を言い「じゃあ、あなたはいくらがいい?」と必ず聞いてくる。そこでこちらが値段を言ってしまうと、<br />間違いなく最終の値段はこちらの言い値よりは上ってしまうからだ。<br />特に観光客の私たちは相場を知らない。<br />だから1円でも安く買いたいときには、こちらは値段を言わないことが鉄則。<br />「いくらがいい?」と聞かれたら、「タダがいい」と言ってかわそう。<br />旦那さんのように交渉に情けは禁物。彼らは損する値段では絶対に売らないし、値切ることは恥ずかしくも悪い事でもない。<br />お互いに納得したら売買成立という訳なのだから。<br /><br />その事を何度も何度もガイドさんは私達に教えてくれた。最終日には絶対にうまく買い物ができるようになるよと…<br /><br /><br />キリムを買った店の主人は、気前が良くなって、屋上からメディナの景色を見ろと誘ってきた。<br />とりあえず屋上にあがって景色を見て店を出た。<br />絨毯以外にも可愛い小物がいっぱいあったのだが、値段交渉するのが億劫になり我慢した。<br /><br />最後に、市場を一周した。<br />活気にあふれている。肉屋には鮮度をアピールするため牛の頭や羊の頭が吊るされていた。<br />野菜も豊富にある。車窓からはいつもヤシの木とオリーブしか見えないので、どこでこれだけの野菜が栽培されているのか謎だ。<br />市場の前にはお土産屋さんの集まるスークがあったが、気分が沈んでいる旦那さんは、もうお土産は見たくないとのことで、車に乗り込んだ。<br /><br />朝8時。ようやく活気が出てきた街を後にして、山岳オアシスへと向かった。<br />

4日目① 日干し煉瓦の街・トズールのメディナと値段交渉失敗のキリム

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2014/06/04 - 2014/06/04

23位(同エリア69件中)

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清玉上人

清玉上人さん

4日目。朝6時起床。毎朝早すぎる…
日本にいる時よりも断然健康的な生活。早寝早起き、間食なし、適度な歩行。

朝食はプールを見下ろすテラスで食べた。
出発が早い私達だけのためにレストランは開けてくれたようだった。
朝食もかなり美味しい。
さすが、フランスが影響しているだけあって、チーズや乳製品は日本より美味しい。
海外に行くといつも思う。日本の牛乳はどうしてあんなに不味くて薄いのかと。

7時出発。
今日は暑くなりそうだと慌てて日焼け止めを塗る。

ホテルを出て、トズールの旧市街地・メディナへと向かった。
街の人々は出勤や通学で忙しそうだ。
反対にメディナには、朝早いためか誰もいなかった。

ガイドさんに案内されながらゆっくりと日干し煉瓦の街並みを周る。
本当に素敵だ。異国情緒たっぷりの世界だった。
ベージュの壁と緑に塗られたドアと窓枠。
日干し煉瓦でつくられた壁の模様。
たまに通りかかる街の人。
何とも言えない静かで美しい世界だった。
昔の王様が住んでいた家や、モスクなどを周った。意外と小さいメディナだった。

お土産屋さんも少しずつ開店準備をしているようで、その中の1件に旦那さんが捕まってしまった。
キリムの絨毯。
私は全く詳しくないので分からないのだが、絨毯好きの彼はやたら店の主人と話をしている。
話をしていると言っても日本語とアラビア語なので、本当は全く通じていないのだが、なぜかお互いに通じていると信じている。
ついには店の中まで入りだし、色々と見始めた。
彼の買い物はいつも長い…仕事柄、時間が気になる私とガイドさん。

一つ気に入った柄があったらしい。1mくらいの小さめのキリムのマットだ。
まあ、それなら狭い我が家でも敷けるんじゃないかな。
グレーの生地にガゼルが二匹書いてある。柄は私も好みだった。
ところが、値段は100D(約6300円)だという。
…あほか、オヤジ。

気が弱く、値段交渉に躊躇している彼に変わって、「ガーリー!!(高い)」と助け舟を出した。
その後、20D(約1260円)なら買う、それで売りたくないなら帰ると私が言っているにも関わらず、
なぜか旦那が勝手に値段を釣り上げて、結局65D(約4000円)で買わせてくれと言い出し、オヤジとにこやかに握手している。
なんだそりゃ。
4000円で買うの!?と私が言うと、旦那さんは「65Dって、そんなにするの!?」と焦っていた。

この高いキリムの買い物は、その後しばらく、ガイドさんと私の話のネタになった。
自分で値段を釣り上げるなんて…。ああ、ドゥーズの靴が2足も買えると旦那をからかって笑った。
まあ、これも勉強だ。何十万も損した訳じゃないし、なかなか可愛いマットだし。
トルコの絨緞屋に比べたら可愛いものだ。

ガイドさん曰く、キリムを買うならトズールがいい、絨毯を買うならケロアンがいいらしい。
その土地、その土地のものを買うことが安く上げる秘訣。だから、陶器は北部のほうが安く、革製品は南部のほうが安い。
そしてアラブ式の値段交渉の仕方は、絶対にこちらから値段を言ってはいけないということだ。
彼らは最初に法外な高値を言い「じゃあ、あなたはいくらがいい?」と必ず聞いてくる。そこでこちらが値段を言ってしまうと、
間違いなく最終の値段はこちらの言い値よりは上ってしまうからだ。
特に観光客の私たちは相場を知らない。
だから1円でも安く買いたいときには、こちらは値段を言わないことが鉄則。
「いくらがいい?」と聞かれたら、「タダがいい」と言ってかわそう。
旦那さんのように交渉に情けは禁物。彼らは損する値段では絶対に売らないし、値切ることは恥ずかしくも悪い事でもない。
お互いに納得したら売買成立という訳なのだから。

その事を何度も何度もガイドさんは私達に教えてくれた。最終日には絶対にうまく買い物ができるようになるよと…


キリムを買った店の主人は、気前が良くなって、屋上からメディナの景色を見ろと誘ってきた。
とりあえず屋上にあがって景色を見て店を出た。
絨毯以外にも可愛い小物がいっぱいあったのだが、値段交渉するのが億劫になり我慢した。

最後に、市場を一周した。
活気にあふれている。肉屋には鮮度をアピールするため牛の頭や羊の頭が吊るされていた。
野菜も豊富にある。車窓からはいつもヤシの木とオリーブしか見えないので、どこでこれだけの野菜が栽培されているのか謎だ。
市場の前にはお土産屋さんの集まるスークがあったが、気分が沈んでいる旦那さんは、もうお土産は見たくないとのことで、車に乗り込んだ。

朝8時。ようやく活気が出てきた街を後にして、山岳オアシスへと向かった。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ショッピング
2.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
25万円 - 30万円
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
  • 全てが日干し煉瓦。<br />ヤシの葉で焼いている

    全てが日干し煉瓦。
    ヤシの葉で焼いている

  • 緑のドアと煉瓦のベージュの色合いがすてき

    緑のドアと煉瓦のベージュの色合いがすてき

  • この色も綺麗

    この色も綺麗

  • 煉瓦の凹凸で様々な模様が作られている。

    煉瓦の凹凸で様々な模様が作られている。

  • 早朝のため静かなメディナ内

    早朝のため静かなメディナ内

  • 昔の王様が住んでいた屋敷跡

    昔の王様が住んでいた屋敷跡

  • モスクとミナレット

    モスクとミナレット

  • 街角。ちゃんと住民も住んでいるらしい。

    街角。ちゃんと住民も住んでいるらしい。

  • キリムを買ったお土産物屋さん

    キリムを買ったお土産物屋さん

  • キリムのマット

    キリムのマット

  • 店主

    店主

  • 屋上からメディナを一望

    屋上からメディナを一望

  • 市場の中

    市場の中

  • 羊さん<br />なぜ血は出てこないのだろうか。ハエもいない。

    羊さん
    なぜ血は出てこないのだろうか。ハエもいない。

  • お土産屋さんが集まるスーク

    お土産屋さんが集まるスーク

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