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シェビカを出て、さらなる山岳オアシスへと向かう。<br />途中の景色はまさにグランドキャニオン(の小さい版)という感じだった。<br />道は、これからの観光シーズンに向けて、バスが通れるように工事をしていた。<br /><br />谷を下っていくと、グランドカスカドに着いた。<br />ここにも沢山の観光客が訪れていた。<br />駐車場に車を停めて、売店が並ぶ歩道を下っていく。<br />ザ・観光地という感じの場所だった。<br />いかにもお土産らしい土産がたくさん売っていたが、値段交渉が面倒なのと観光地なので高そうだからスルーした。<br />谷の下に着くと、峡谷の合間に川が流れており、奥には小さな滝があった。<br />これがチュニジア1の大滝、グランドカスカドらしい。<br /><br />日本人にとってはさほど大きくない平凡な滝だ。浅間山の白糸の滝を小さくした感じ。<br />でも滝はともかく峡谷の景色はすごい。<br />上から岩が落ちてきそうだと話していると、まさしく目の前の大きな岩は数年前にアルジェリアに大雨が降り、水量が増えて落ちてきたと言われた。<br />だから余計に滝が小さくなったそう。<br /><br />川はアルジェアから流れてきている。アルジェリアにダムがあり水量を調節しているらしいのだが、大雨が降ると一気に水が放水される。そうなるとチュニジアは大洪水という訳だ。<br />シェビカやタメルザが沈んだ時も、チュニジアよりもアルジェリアにたくさんの雨が降っていたらしい。<br /><br />滝で写真を撮り、売店のミントティーや布や石の勧誘を断り、車に乗り込んだ。<br />次はタメルザへと向かう。<br /><br />タメルザの旧村にいく途中にタメルザの新しい町があった。<br />この町の雰囲気がとても素敵で、写真を撮ろうとおもったのだが、帰りにまた通るだろうとのんびりしていたら、帰りは違う道だった。とても後悔。山間の小さな町はのどかだった。<br /><br />町を過ぎると丘の上にタメルザパレスという人気のホテルがあり、その脇からタメルザの旧村の写真を撮った。<br />現在、タメルザパレスは休業中だ。チュニジアではとても人気のあるホテルで、今回もぜひ泊まってみたかったのだが、観光客の激減で無期限休業らしい。残念。<br /><br />タメルザを出てミデスへ向かう。いよいよアルジェリアの国境だ。<br />だんだんと車や人はいなくなり、銃をもった警官が道路で警備をしていたりと、寂しくて少し物々しい雰囲気が続いた。<br />ミデスの村はとても静かだった。もうアルジェリアから1㎞ほどしか離れていないらしい。<br />パスポートコントロールの建物もすぐ近くに見えた。国境を越える際はもちろんここでパスポートチェックされるのだが、建物から国境線までの間に住んでいる人たちもいて、彼らはパスポート不要らしい。<br />島国に住んでいると国境ってなかなか分かりにくい感覚だ。<br /><br />ワジと呼ばれる枯れた川を渡るとミデスの旧村と渓谷だ。ワジは雨季やダムの開放で水がある時は渡れなくなるが、橋を架けると水流で流されてしまうので、橋を作らずに川底にある道を水がない時に通るということらしい。<br />このあとのガフサを過ぎた街でも川の中の道を通った。そう思うと、日本の橋の技術はすごい。チュニス付近の湖にかかる斜張橋は日本の大成建設が作ったらしい。その橋のおかげで本当に便利になったとガイド氏は言っていた。<br /><br />ミデスの駐車場につくと誰もいなかった。<br />石売りの青年が一人近づいてきたくらいだ。<br /><br />駐車場の目の前が有名な渓谷になっていた。覗き込むのが本当に恐いくらい高さがある。<br />高所恐怖症ではないのだが、崩れ落ちそうで、端にはいけなかった。<br />アルジェリアからの水がどんどんと岩肌を削っていったらしい。とても美しい渓谷だった。<br /><br />ガイドさんは「じゃあ、時間があるから谷の始まりまで少し歩きましょう」ということで、渓谷の奥へと歩いて行った。<br />ほんの少し歩くと、先ほどの断崖絶壁が嘘のようになくなり、小さな小川だけになった。<br />どうやって突然大きな渓谷になるのだろうかと不思議になった。<br />写真ポイントと書かれた場所で写真を撮り、帰りに石売りのおじさんの売店で砂漠のバラを買った。<br />クリスタルもどきの石も欲しくなって、バラ1Dと石3Dで4D(240円)払った。そしたらバラを1個おまけにくれた。<br />石売りの人たちは石を仕入れて売っているのだが、こんな商売で生計は成り立っているのだろうか。<br />それでも他に仕事はないという。おじさんは今の政治についてガイドさんと熱く語っていた。<br />日本ではとても高く砂漠のバラを売っていたので、お土産にもっと買ってきたら良かったかもしれない…<br /><br />こうして楽しみにしていた山岳オアシスの観光を満喫してチュニジア南部の観光は終了した。

4日目③ グランドカスカド、タメルザ、そしてミデス

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2014/06/04 - 2014/06/04

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旅行記グループ チュニジア

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清玉上人

清玉上人さん

シェビカを出て、さらなる山岳オアシスへと向かう。
途中の景色はまさにグランドキャニオン(の小さい版)という感じだった。
道は、これからの観光シーズンに向けて、バスが通れるように工事をしていた。

谷を下っていくと、グランドカスカドに着いた。
ここにも沢山の観光客が訪れていた。
駐車場に車を停めて、売店が並ぶ歩道を下っていく。
ザ・観光地という感じの場所だった。
いかにもお土産らしい土産がたくさん売っていたが、値段交渉が面倒なのと観光地なので高そうだからスルーした。
谷の下に着くと、峡谷の合間に川が流れており、奥には小さな滝があった。
これがチュニジア1の大滝、グランドカスカドらしい。

日本人にとってはさほど大きくない平凡な滝だ。浅間山の白糸の滝を小さくした感じ。
でも滝はともかく峡谷の景色はすごい。
上から岩が落ちてきそうだと話していると、まさしく目の前の大きな岩は数年前にアルジェリアに大雨が降り、水量が増えて落ちてきたと言われた。
だから余計に滝が小さくなったそう。

川はアルジェアから流れてきている。アルジェリアにダムがあり水量を調節しているらしいのだが、大雨が降ると一気に水が放水される。そうなるとチュニジアは大洪水という訳だ。
シェビカやタメルザが沈んだ時も、チュニジアよりもアルジェリアにたくさんの雨が降っていたらしい。

滝で写真を撮り、売店のミントティーや布や石の勧誘を断り、車に乗り込んだ。
次はタメルザへと向かう。

タメルザの旧村にいく途中にタメルザの新しい町があった。
この町の雰囲気がとても素敵で、写真を撮ろうとおもったのだが、帰りにまた通るだろうとのんびりしていたら、帰りは違う道だった。とても後悔。山間の小さな町はのどかだった。

町を過ぎると丘の上にタメルザパレスという人気のホテルがあり、その脇からタメルザの旧村の写真を撮った。
現在、タメルザパレスは休業中だ。チュニジアではとても人気のあるホテルで、今回もぜひ泊まってみたかったのだが、観光客の激減で無期限休業らしい。残念。

タメルザを出てミデスへ向かう。いよいよアルジェリアの国境だ。
だんだんと車や人はいなくなり、銃をもった警官が道路で警備をしていたりと、寂しくて少し物々しい雰囲気が続いた。
ミデスの村はとても静かだった。もうアルジェリアから1㎞ほどしか離れていないらしい。
パスポートコントロールの建物もすぐ近くに見えた。国境を越える際はもちろんここでパスポートチェックされるのだが、建物から国境線までの間に住んでいる人たちもいて、彼らはパスポート不要らしい。
島国に住んでいると国境ってなかなか分かりにくい感覚だ。

ワジと呼ばれる枯れた川を渡るとミデスの旧村と渓谷だ。ワジは雨季やダムの開放で水がある時は渡れなくなるが、橋を架けると水流で流されてしまうので、橋を作らずに川底にある道を水がない時に通るということらしい。
このあとのガフサを過ぎた街でも川の中の道を通った。そう思うと、日本の橋の技術はすごい。チュニス付近の湖にかかる斜張橋は日本の大成建設が作ったらしい。その橋のおかげで本当に便利になったとガイド氏は言っていた。

ミデスの駐車場につくと誰もいなかった。
石売りの青年が一人近づいてきたくらいだ。

駐車場の目の前が有名な渓谷になっていた。覗き込むのが本当に恐いくらい高さがある。
高所恐怖症ではないのだが、崩れ落ちそうで、端にはいけなかった。
アルジェリアからの水がどんどんと岩肌を削っていったらしい。とても美しい渓谷だった。

ガイドさんは「じゃあ、時間があるから谷の始まりまで少し歩きましょう」ということで、渓谷の奥へと歩いて行った。
ほんの少し歩くと、先ほどの断崖絶壁が嘘のようになくなり、小さな小川だけになった。
どうやって突然大きな渓谷になるのだろうかと不思議になった。
写真ポイントと書かれた場所で写真を撮り、帰りに石売りのおじさんの売店で砂漠のバラを買った。
クリスタルもどきの石も欲しくなって、バラ1Dと石3Dで4D(240円)払った。そしたらバラを1個おまけにくれた。
石売りの人たちは石を仕入れて売っているのだが、こんな商売で生計は成り立っているのだろうか。
それでも他に仕事はないという。おじさんは今の政治についてガイドさんと熱く語っていた。
日本ではとても高く砂漠のバラを売っていたので、お土産にもっと買ってきたら良かったかもしれない…

こうして楽しみにしていた山岳オアシスの観光を満喫してチュニジア南部の観光は終了した。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
25万円 - 30万円
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
  • プチグランドキャニオンが続く山道を登っていく

    プチグランドキャニオンが続く山道を登っていく

  • グランドカスカドと綺麗な布達

    グランドカスカドと綺麗な布達

  • グランドカスカド。この一番奥が滝

    グランドカスカド。この一番奥が滝

  • 一番大きな滝。

    一番大きな滝。

  • マイナスイオンでひんやり涼しい。

    マイナスイオンでひんやり涼しい。

  • 落ちてきた大岩に登ってみた

    落ちてきた大岩に登ってみた

  • 滝の上の岩も、そのうち落ちてきそうだ

    滝の上の岩も、そのうち落ちてきそうだ

  • タメルザの旧村

    タメルザの旧村

  • これがタメルザパレス

    これがタメルザパレス

  • 水のない川を渡る

    水のない川を渡る

  • ミデスの渓谷。本当に深い

    ミデスの渓谷。本当に深い

  • この先から鉄砲水が来て、村は沈んでしまった

    この先から鉄砲水が来て、村は沈んでしまった

  • 砂漠のバラたち

    砂漠のバラたち

  • これが渓谷の始まり

    これが渓谷の始まり

  • ミデスの渓谷

    ミデスの渓谷

  • 広い。左が渓谷

    広い。左が渓谷

  • ガイドさんと石売りのおじさんが政治について熱く語っている。<br />写真スポットの看板

    ガイドさんと石売りのおじさんが政治について熱く語っている。
    写真スポットの看板

  • あの山の奥がアルジェリア

    あの山の奥がアルジェリア

  • 石売りのおじさん

    石売りのおじさん

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