6度目の越南　3日目

2014/04/26 - 2014/05/07

去年の9月、テウテウでマダムが絵柄のスカートを見つけた。
しかし、Lサイズしかなくて最後の1点。
残念がっていたら、白井さんから、生地がないので現品をばらして再縫製します。10月に帰国する用があるので日本から宅配すれば運賃も安くなりますとの提案があり、厚かましくもご厚意に甘えることにした。

10月中旬、スカートが送られてきた。
勿論、ピッタリサイズ。
運賃は着払いと思っていたら、元払いされていた。
500,000Ｄ（約2,500円）のスカートにここまでしてもらって申し訳ない。

今日のメインイベントは、当のスカートをはいてテウテウにお礼を言いに行くこと。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目　4月28日（月）　朝

【Caravella＜Nineteen＞】

一応3日目になるが、ホテルの朝食は初日。
カラベルはディスプレイが巧みなので、料理が美味しそうに見える。

カラベル サイゴン ホテル ホテル

【Nineteen：朝食ブッフェ】

ちなみにこれが例のスカート

昨日はシルクディーバで値切り交渉を有利に進めるために、シルクディーバでオーダーしたワンピースを着て行ったが、今日のスカートは目的が違う。

【Nineteen：朝食ブッフェ】

左上のオレンジ風のジュースは逸品だった。
毎朝1・2本飲んでいた。
酸味が強くて甘くないところがいい。

【Nineteen：朝食ブッフェ】

初日だからついつい取りすぎになる。
あれもこれも食べてみたくなる。

【Nineteen：朝食ブッフェ】

ここはパンが充実している。
フランスパンはさすがに美味しい。

【Nineteen：朝食ブッフェ】

ついつい食べ過ぎて苦しくなる。
苦しくなるまで食べる必要はないのだが、まだまだ修行がたりない。

≪ミステル Mystere≫

ここは他の土産物屋より品質がよさそうな気がしているので、掘り出し物がないか毎回チェックしている。
で、一度も買ったことはない。

初めてホーチミンに来た時は、あれも安いこれも安いと雑貨を買いまくったが、２回目以降はよほど気に入らない限り買わない。

ミステル 専門店

○HUNG LONG

今日のレートは昨日と同じ1万円＝2,055千ドン（1万ドン＝48.7円）。
とりあえず今日も3万円替えておく。

フンロン マネーエクスチェンジ その他の店舗

≪オーセンティック≫

マダムはバッチャン焼きはそれほど好きではないが、とりあえずチェックは怠らない。

オーセンティック (マックティブイ通り) 専門店

≪シンシナティ Cincinati≫

マックティーブイ通りに新しくできたショップ
70％OFFの文字に魅かれて入ってみたら靴屋だった。

全品70％OFFではなく、レディースのサンダル（革）が70％OFFだった。
これは安いとマダムがあれこれ履いてみたが（サイズ表記が怪しいので）、マダムの足に合うのは一足もなかった。

≪テウテウ Theu Theu≫

本日のメイン。
残念ながらオーナーの白井さんは留守だった。
スタッフによると今日は夕方5時頃に来るらしい。

テウテウ 専門店

≪テウテウ≫

スタッフの女の子はマダムのスカートを覚えていたようで、オーナーに電話しましょうかと言ってくれたが、夕方もう一度来ることにする。

と言ってもこれで帰る訳ではない。

≪テウテウ≫

白井さんの人柄なのか、ここのスタッフはよく教育されている。

日本語も上手だが、こちらが声をかけない限り一歩引いている。日本人好みの接客を心得ている。
それでいて何を興味深く見ていたかは観察している。さっきのアレのSありますかって訊けば、ちゃんっと出してくる。

ちなみに彼女の着ているワンピースは去年お嬢の土産に買ったのと同じ。

≪テウテウ：ワンピース② 1,100,000D、ワンピース④ 400,000D≫

あれこれ試着した結果、②番と④番で自重。
④番は定価80万のものが50％OFFになったお買い得品。
テウテウは原則定価販売だが、運がよければ割引商品がある。

だいたいワンピースは80万ドンだが、②番は110万ドンと若干高めの設定（高めと言っても5,500円なんだが）。

②番も④番も裾丈を詰めてもらう。

≪テウテウ：スカート 500,000D、スカート 600,000D×2枚≫

スカートも１着2,500円?3,000円とユニクロより安い。
60万ドンの１枚はお嬢の土産

50万ドンの方は紺のレースで、またもやＬサイズをつまんでもらうことにした。

≪MAISON SONG≫

去年来た時はセール会場（アウトレット店）のような様子だったが、今回は一転して落ち着いた雰囲気に変わっていた。

我が家的には去年のままでいてほしかった。

メゾン ソン 専門店

≪イパニマ IpaNima パスター店≫

昨日のドンコイ店の時から感じていたが、イパニマに迫力がなくなった。
ドンコイ店にないものがパスター店にある場合がある（当然、逆もある）ので、念のため寄ってみたが結果は同じだった。

デザイナーが変わったの？
土産物屋に真似されるので真似難いものを作っていると何かで読んだことがあるが、真似難いものよりイパニマらしいものを作るのが最優先だろう。

イパニマ (パスツール通り店) ブランドショップ

≪SONG≫

こちらの店舗は、我が家が知っているソンの中で最も規模が大きい。

ソンはお嬢が好きなベトナムブランド。
日本でも十分通用するデザイン・生地だが、他のショップに比べると若干高い。

ソン (パスター) 専門店

≪ラベラ La bella]≫

以前はテウテウと並ぶ一押しのブティックだったが、ここ最近はチープ臭がするようになってきた。
「インパクトがあるが上品で高級っぽく見える（これで安ければ更にいい）」がマダムの好み。

1階と2階を隈なく散策したが、1つも買わなかった。
ラベラで1点も買わなかったのは初めてでないだろうか。

ラベラ 専門店

≪レハン Le Hang≫

前回はレハンでオーダーするって日本から見本を持参するぐらい張り切っていたが、今回のマダムは関心が薄いようだった。

店内を一通り見て回ったが、これっというものはないようだ（店内は驚くぐらい狭い）。
ここは、安いと思えば安いが、高いと思えば高いので、スイッチが入らないと買えないようだ。

レ ハン 専門店

≪マゴン magonn≫

当店のアイテムは、40・60年代ヴィンテージファッションを現代的に取り入れ、東洋的でありながら西洋的、開放感と実用的な機能を兼ね備えている。
スケッチの紹介を読んで、是非行かなくてはと馳せ参じたが、スケッチ担当者の文才には感心させられた。

そんなに悪くはないが、あまりにも期待が大きすぎた。
2Fのカフェもオシャレらしいが、何となく腰が引けてきた。

マゴン 専門店

≪ハウス・オブ・サイゴン House of SAIGON≫

ここもネットで新たに知ったショップ。
ベンタン市場の近くの洋館で一味違う雑貨＆洋服屋。
オシャレなカフェ併設とさっきのmagonnに似ている。
間口も狭くて少々薄暗い。嫌な予感が一瞬してきた。

ところが、店内は奥で広がっていて、更に2階3階もある。
肝心の商品もその辺の店とは一味も二味も違った。

ハウス オブ サイゴン 専門店

≪ハウス・オブ・サイゴン：籠バッグ大 195,000Ｄ、籠バッグ中 103,000Ｄ、弁当箱 47,000Ｄ≫

当たり前だが、さすがにその辺の店より少々高い。
上まで見て降りてきたら１階に特売コーナーがあって、80％から50％OFFになっている。

マダムが買った３点は、籠バッグ大が580,000Ｄ、籠バッグ中が370,000Ｄ、弁当箱が210,000Ｄとそれなりの元値がついていた。
なにより仕事がきれいな品物なので、安物臭がしない。

【ルージン・レロイ通り店 L'usine】

昨日と違って曇り空なのでそれほどまいっていないが、それなりに疲れてきたのでコーヒーブレイクにする。

ドンコイで大成功しているルージンがベンタン市場近くに2号店を出していたことを知っていたので、そこに行ってみた。

ルージン (レロイ店) カフェ

【ルージン：マンゴスムージー 70,000Ｄ、トマト 55,000Ｄ】

マンゴスムージーは濃厚で美味しかった。
トマトはよく憶えていないらしい。

【ルージン：合計 125,000Ｄ】

ドンコイのルージンが何故流行っているのか理解できないが、こっちは落ち着いていてのんびりできる。

≪ルージン≫

今回はドンコイ店に行っていないので同時期での比較ではないが、ドンコイ店より親しみやすい雰囲気があった。
セールコーナーがあったりして、すましていない。

≪ブンガ Bunga≫

パスター通りのメゾンド・ブンガは何度か入ったことがあるが、こちらの店（レロイ通り）は初めて。
こちらが1号店でパスター通りの方が２号店らしい。

狭い店だが、ひっきりなしに客（日本人と欧米人）が入ってくる。
我が家は息苦しくいのが苦手なので退散した。

ブンガ 専門店

≪ラム・ブティック Lam Boutique≫

こんな所にこんな店がってパターンはホーチミンで沢山見てきたが、その中でもここはトップクラス。
場所がわからず諦めかけた時に看板を発見。薄汚れた階段を上がった２階に店があった。

店内のディスプレイはシックだがシャレていた。
スタッフも高級っぽく振る舞っている。
しかも、マダムが好む「インパクトがあって上品で高級」なワンピースやブラウスがあった。
1万円?と値段もベトナムにしては高めだが、見るからに上質でコスパは高い。

マダムの価値観はベトナム価格になっているので即買いはしなかったが、日本の価値観が抜けない旅行1日目だったら即買いしただろう。
とりあえず、もう一度くることにした。
写真があれば一目瞭然なのだが、残念ながら写真は撮りつらい雰囲気だった。

ラム ブティック (レロイ通り店) 専門店

≪ELISE＠サイゴンセンター≫

エリーゼは、去年新たに発見したショップ。
マダムは結構気に入っている。

去年（2013年9月）はバーゲン品を更に20％OFFするってセールをやっていたが、4月にはセールをやらないようだ。

サイゴンセンター 百貨店・デパート

≪ELISE：ベルト 100,000D×2本≫

ベルトが定価に関係なく全て10万ドンってコーナーがあったので、お嬢とマダム用に1本づつ購入。

≪M)phosis＠サイゴンセンター≫

シンガポールに行った時にはエムフォシスにハマったが、一歩下がって冷静な目で見るとそれほど大騒ぎする程でもないことがわかる。

ホーチミンにもこことダイヤモンドプラザにあるが、どちらも大繁盛している様子はない。

≪Q HOME＠サイゴンセンター≫

店内が模様替えしてあった。
3区のミンロン・ショールームに行く予定なので、今日は見るだけ。

キューホーム 専門店

★健之家：フットマッサージ 220,000Ｄ×２人

Ｒもマダムも男の施術師だった。
しかも二人ともベトナムでは珍しいぽっちゃり体系。
兄弟にしては顔が似ていない。

健之家 エステ・スパ・マッサージ

≪テウテウ≫

無事に白井さんと再会

履いてきたスカートを見せてお礼を言う。
白井さんは送料のことなど全く憶えていない風だった。

「マダムが買ったのと同じスカートを見せて」と仰るR241さんの旅行記を読んだ方が来られました。白井さんから嬉しいような恥ずかしいような話があった。

テウテウ 専門店

≪テウテウ≫

お昼に買ったLサイズのスカートをもう一度測らせてほしいと言う。
白井さんのイメージと採寸値が違うのでまだ直しに出していないらしい（我が家が来るのを待っていたようだ）。

単純にウエストとお尻をつまむより、元々のデザインを活かすためには一度バラした方がいい。少し時間がかかるが、間に合わないようなら日本に送ります。

いやいや日程は腐るほどあるので、ホイアンから返って来てから取りに来ます。
毎度毎度申し訳ありません。

≪テウテウ≫

ついでに、お昼の時は試着疲れでパスしてしまったワンピースを試着。
健之家で疲労回復しているので何着でも試着できそうだ。

≪テウテウ：ワンピース 800,000≫

テウテウの洋服は年々ベトナム色がなくなっている。
最初に来た頃はハンドメイドの刺繍を全面に出していたが（今でも一部残っているが）、最近は日本で買いましたって言っても何の違和感もないものばかりだ。

マダムは縫製の丁寧さが他の店とは全く違うと感心している。

○サイゴン大教会

ゴックスーンの予約までに時間があったので、ブラブラ歩いていたら大聖堂に辿り着いた。
さすがにウェディングフォトの撮影会はやっていない。
かわりに小学生が歩道でサッカーをやってて危ない。

サイゴン大教会 寺院・教会

≪ダイヤモンドプラザ≫

我が家の場合、最終日にパンを買って帰るのが恒例になっている。
この辺りにあるドイツパンのシュナイダーズ・ファイネストを覗いてみるつもりだったが、ダイヤモンドプラザが見えたので先にTeddy Houseに行くことになった。

テウテウからダイヤモンドプラザまでは意外に近い。

ダイアモンドプラザ ショッピングセンター

≪Teddy House＠ダイヤモンドプラザ≫

ダイヤモンドプラザは2年ぶり、テディハウスも場所が変わって規模が縮小されていた。
縮小されていたぐらいなので、商品も少ない。昨日行ったパークソンとほぼ同じ。

いくらベトナムが豊かになったといえ、小さな熊の人形が430,000Ｄ（2012年5月時点の価格）もすればそうそう売れないだろう。

テディハウス (ダイヤモンドプラザ店) 専門店

≪M)phosis＠ダイヤモンドプラザ≫

サイゴンセンターでもチェックしていたが、念のためこっちも軽くチェックしてみる。
違うものが置いてある訳でもないので早々に終了する。

3日目　4月28日（月）　夜

【ゴックスーン Ngoc Suong】

今回もカラベルのコンセルジュに予約してもらったが、なんと去年と全く同じテーブルだった。


●参考
　5度目のホーチミン＆9度目のバンコク 2日目
　http://4travel.jp/travelogue/10818754

ゴック スーン (ベン チュエン店) 地元の料理

【ゴックスーン：海老と蟹肉の揚げ春巻き 87,000Ｄ】

揚げ春巻きはゴックスーンに来たら必ずオーダーしている。

去年もN（スモールの意味）だったが、10個入って99,000ドンだった。
1個当たりにすると9,900Ｄから14,500Ｄへと40％も値上げになっているが、我が家的には6個入りで十分である。

なお、オーダー時にスモール（Ｎ）を主張しないと、勝手にＬ（またはＭ）になっているので注意して下さい。

【ゴックスーン：有頭エビのグリル 182,000Ｄ】

これも毎回オーダーしている定番
焼き加減が絶妙でとてもジューシーな逸品。

去年は１Kg当たり609,000ドンだったのが、901,000ドンになっていたので、約50％も値上げになっていた。
ベトナムのインフレはどんどん進んでいる。

以前は300ｇ以上だと言われたが、今回は200ｇの注文でＯＫだった。
店側も配慮しているってことだろう。

【ゴックスーン：海鮮土鍋ご飯 [Cpm hai san noi dat] 114,000Ｄ】

いつもは炒飯か麺類をオーダーしていたが、メニューに海鮮土鍋ご飯を発見。
今までは何故見つけられなかったのだろう。

エビ、イカ、キクラゲ、椎茸がゴロゴロ入っていて、ご飯も出汁が効いてとても美味しかった。
量が多かったがぺろりと完食した。次回も注文しよう。

【ゴックスーン：333ビール 26,000Ｄ×２缶】

何もかも値上げしていたが、333ビールは値上げしていなかった（もっとも、帰国後に旅行記を見直して気付いたのだが）。

【ゴックスーン】

我が家の定番メニューである蛤のクリームスープ蒸し（または蛤のワイン蒸し）を今回はオーダーしなかった。
年々食が細くなってきたので、今回ぐらいで調度いい。

【ゴックスーン：合計 441,000Ｄ】

去年の旅行記を読んでみると去年は合計858,000ドンだった。
「去年より15％?30％値上げしていた。しかも「×40円」だったのが、「×５０円」。ウルトラ激安レストランだったのが、安いレストランになってしまった。」とコメントしてあった。

確かにウルトラ激安レストランではなくなったが、コスパの高い激安レストランであることは間違いない。

☆Caravelle＜2001号室＞

それほど疲れていないつもりだったが、実際は疲れていたようで一寸と一息のつもりが、いつの間にか寝入っていた。


●６度目の越南　４日目
　http://4travel.jp/travelogue/10891201

カラベル サイゴン ホテル ホテル