6度目の越南　7日目＜フエ2＞

2014/04/26 - 2014/05/07

今日は13時30分発のバスでホイアンに向かうので、フエで使える時間は午前中しかない。
神社仏閣、名所旧跡に興味のない我が家だが、午前中だけでフエ観光を制覇するのはいくらなんでも無理だろう。

夕方のバスにする又はフエにもう1泊する手もあったが、5月2日はホイアンのランタン祭りなのでそれは譲れない。

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なお、5月2日がランタン祭りというのはとんだガセネタだった。
もっともそれに気付いたのはホイアンに着いてからという間抜けな話。
詳しくはホイアン編で。

エリア フエ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

☆Saigon Morin

今朝は早起きで、6時過ぎにはもう起きていた。

3階（日本式なら4階）の左端が我が家の部屋
1階と2階にはバルコニーがある。
バルコニーがある方がよかったのに。

サイゴン モーリン ホテル ホテル

▽シンツーリスト Sinh Tourist

朝の散歩を兼ねてグエンチーフーン通りにあるシンツーリストの場所を確認しておく。
ホテルから徒歩5分。

シンカフェ (フエ店) アクティビティ・乗り物体験

○グエンチーフーン通り Nguyen Tri Phuong

ブンブオン通りとグエンチーフーン通りの四つ角を左折したらシンツーリストだが、右折したらオリジナル・ビンジュオンホテルがあるミニホテル街がある。

オリジナル・ビンジュオンは、日本人オーナーで日本人バックパッカーに絶大な人気がある。

○インペリアルホテル

フエのホテルを探している時に最後に残ったのが、ベストウエスタン、インペリアル、モーリンの3つ

皇太子殿下も泊まられただけあって外観が立派
中を覗いてみる。

インペリアル ホテル フエ ホテル

○インペリアルホテル

ロビーは重厚で広々しているが、さほどの高級感はない。

先の３ホテルとも宿泊料は同じ程度だったので（安いカテゴリーの部屋は）、こんなものかもしれない。

○レロイ通り×ブンブオイ通り

ベトナムの人はだいたい早起きで、朝の7時は通勤通学ラッシュのはずだが、交通量が少なすぎる。
今日も休日か？

☆Saigon Morin

3階の廊下から中庭の朝食会場が見える。
上から見える範囲では客はあまりいないようだ。

サイゴン モーリン ホテル ホテル

☆Saigon Morin＜307号室＞

サブルームの椅子にも一応座っておく。

この部屋だけでも十分広い。
そもそもこの部屋はどう使うのか？

７日目　　５月２日（金）　朝

【Saigon Morin＜Le Rendez vous＞】

さっきは客がいないように見えたのに、いざ降りてきたら満席状態。
しかも中国人だらけ。
ボーイスカウト風の欧米系の子供たちもいる。
こりゃ?たいへんだ！

【Le Rendez vous】

ジュースを持って席に戻ってきたら、中国人が何食わぬ顔で座っている。

「コーヒー or ティー」の例の儀式を経てから席を立ったので、コーヒーカップは上向きになっている。
コーヒーカップが上向きになったテーブルに新たな客を案内するはずがない。

どうせ中国人が勝手に座ったのだろう。言ってわかる相手でもないので新たに席を探してもらう。

【Le Rendez vous：朝食ブッフェ】

中庭で朝食のコンセプトはいいのだが、中国人だらけのブッフェはいただけない。
食欲をそそる料理がないし、味もイマイチだ。

【Le Rendez vous：朝食ブッフェ】

このブンボーフエは美味しかった。
昨日のイータオガーデンも美味しかったが、こっちの方が更に美味しい。
ホテルでこれだけ美味しいのなら、街の専門店ならもっと美味しいのだろう。

　

【Le Rendez vous：朝食ブッフェ】

何となく静かになったと思ったら中国人たちがいなくなっている。
運悪く同じ時間帯だったようだ。

彼らがいなくなると同じ場所とは思えない程、優雅になった。

【Le Rendez vous：朝食ブッフェ】

さっきはステージに設えたこの席まで客がいた。
昨日のチェックインから今朝まで、団体客がたくさんいる雰囲気はなかった。
何度かロビーを通ったが、団体客がウロウロいている風景を見ていない。

昨夜遅くに着いたのだろうか。
朝ご飯をさっさと食べて、嵐のように去っていたのだろう。

☆Saigon Morin

朝食会場の西隣にプールがあるが、リゾートの優雅さはない。

☆Saigon Morin

モーリンホテルはフエのマジェスティックと言われているらしいが、本物のマジェスティックのらせん階段の優雅さはない。

☆Saigon Morin

4階建てと低層だが、敷地が広いので部屋数は多そうだ。
エレベータではそれらしき人と一緒にならなかったから、団体さんは向こう側ってことかな？

▽タクシー：ホテル→阮朝王宮 27,000Ｄ

フエのタクシーは超小型車が多い。
ホーチミンでは滅多に見かけないが、ハノイではよく見かけた。

フエでタクシーに４回乗ったが、遠回りするドライバーはいなかった。
それどころか到着すると降りてきてドアを開けてくれるので、釣りはいらないとついつい大盤振る舞いしてしまう。

○ガン門 [体仁門]

フースアン橋を渡ってガン門を抜けると大砲がある。
タクシーだとあっという間に到着する。

旧市街は城壁の中にあるので、ガン門は車が通行可になっている。
昨夜もイータオガーデンに行く途中に同じような門（恐らくサップ門）をくぐった。

○9つの聖なる大砲

大砲に興味はなかいので写真だけとって次に向かう。

大砲 モニュメント・記念碑

○フラッグタワー

フラッグタワーは人気がないのか、写真を撮っている人は少ない。

フラッグ タワー 建造物

○王宮門＠阮朝王宮：105,000Ｄ×２名

右の門の入場券売場に行列ができていたので並ぼうとしたら、制服を着たガードマンに左の門に案内された。

入場料105,000ドンはやけに高いと思ったら、外国人料金ってことか。
ガードマンは親切で案内したのでなく、これが彼の仕事のひとつなんだろう。

王宮門 (午門) 建造物

○阮朝王宮

ガイドブックによると王宮門の上は絶景ポイントらしいが、修復中なので上がれなかった。残念。

王宮門を抜けると左右に蓮池がある。
花が咲けば、きっときれいなんだろう。

○阮朝王宮

鳥居のようなゲートが2つ
最初が「正直蕩平」の扁額、次が「高明悠久」の扁額

鳥居のようなゲートは何というのか？
正直蕩平と高明悠久の扁額は何を意味するのか？

ネットでググれば、もの知りの人の解説が見つかるものだが、全く出てこない。
やっぱりフエはマイナーなんだと再認識。無駄な努力は止める。

○太和殿＠阮朝王宮

太和殿の内部は撮影禁止
もっとも玉座以外に撮影したくなるようなものはなかった。

太和殿 城・宮殿

○阮朝王宮

太和殿の裏に出ると石畳の広場が広がっている。
あたり前だが王宮内は広い。

○右廡＠阮朝王宮

右廡は武官の詰所だった所だが、現在は宮廷で使われていた品々と写真が展示されていた。

ここは写真撮影ＯＫ

右廡、左廡 建造物

○左廡＠阮朝王宮

左廡は文官の詰所だった所だが、子供に皇帝の衣装を着させて記念撮影する会場になっていた。
それなりの料金だと思うが大盛況だった。

右廡、左廡 建造物

○阮朝王宮

太和殿の裏の広場の北の端が城壁になっている。

この城壁より北は、皇帝の居住区の紫禁城

○紫禁城跡＠阮朝王宮

紫禁城は、1947年のフランスとの戦闘によって焼失したので何も残っていない。
今のところ回廊だけ再建されたようだ。

再建計画があるみたいだが、どう考えても実現性のある計画とは思えない。

ここより更に北に行く観光客はあまりいないようだ。
我が家も深入りはしない。

紫禁城 城・宮殿

○閲是堂＠阮朝王宮

右廡の奥にあるのが閲是堂
宮廷舞踊ショーは見たかったが、10時と14時半しかない。

閲是堂 劇場・ホール・ショー

○回廊＠阮朝王宮

真新しいアオザイを着たベトナム人の4人組がいた。
いかにも今回の旅行のために作りましたって雰囲気だった。
もうベトナム人にとっても、アオザイは晴れ着としてしか用途がないのだろう。

○阮朝王宮

暑さもあって疲れてきた。帰ることにしたが、王宮門から出れなくて帰路が随分長い。

昨夜もたくさん見かけたが、新品の服を着て下し立ての靴（女はハイヒール、男は革のビジネスシューズ）を履いている中国人（中華系ベトナム人？）がやたらと多い。

彼や彼女たちはホーチミンでは見かけない。
ベトナムに近い広西チワン族自治区、海南省、雲南省の人たちなのか？

○顕仁門＠阮朝王宮

後で見たら出口の顕仁門は、最後に寄った閲是堂の西側にあった。
王宮門から出れると思ていたから仕方がないが、ぐるっと一回りしたことになる。

おまけに顕仁門近辺に停まっているタクシーは予約車が多く、流しのタクシーを拾うのに苦労した。

☆Saigon Morin＜307号室＞

11時半、王宮観光は往復移動時間込みで1時間20分くらいだった。
ずっと外でいたので思いのほか疲れた。

チェックアウトを1時間ジャンプしてもらったのでまだまだ余裕がある。
荷物もほぼできているので、少し休憩する。

サイゴン モーリン ホテル ホテル

☆Saigon Morin＜307号室＞

少し休んだら元気が出てきた。
1時にはまだ早いが、シンツーリストに行く前にお茶することにする。

☆Saigon Morin

ちょっと待ってと言われたのでソファで待ってたが（どうせ冷蔵庫のチェックだろう）、次から次に客が現れて忙しそうだ。

途切れた隙間に声をかけると、あって顔していたのですっかり忘れていたのだろう。

○グエンチーフーン通り Nguyen Tri Phuong

朝偵察しておいたグエンチーフーン通りのミニホテル街の奥を目指す。

【Nina's Cafe】

ニーナズカフェはネットで高評判のレストランカフェ。
この近辺には評判の高いカフェが目白押しだ。

ミニホテルの客が朝な夕なに利用しているのだろう。

ニナズ カフェ カフェ

【Nina's Cafe：パッションフルーツ 30,000Ｄ、バナナ 22,000Ｄ】

とろが12時半だというのに客が誰もいない。
誰もいないので4人掛けに座ろうとしたら、奥に座っているオバサンに無理やり2人掛けに座らされた。愛想も素っ気もない。

ジュースは安いが、特別美味しくもない。
トイレは酷く汚い。

【Nina's Cafe：合計 52,000Ｄ】

ネットの評価は何だったのか？
バックパッカーにだけ愛想よくするのか。
とにかく、もう行かない。

▽シンツーリスト Sinh Touristo

出発時間30分前に事務所集合となっていたので1時に行ったが、すでに事務所内はいっぱいの人であふれていた。

シンカフェ (フエ店) アクティビティ・乗り物体験

▽シンツーリスト：オープンバス 159,000Ｄ×2名

チケットは4月上旬にシンツーリストのＨＰで買ってある。
座席は1番と2番だった。

通常は前日に買う人が多いらしい。
シートナンバーが1番と2番ということは、我が家があわてんぼうってことだろう。
通常期は89,000ドンだが、4月末から5月初旬だけ159,000ドンだった。

▽シンツーリスト

客層はバックパッカーの日本人や欧米人だと思っていたが、ベトナム人の若者がほとんど。

我が家は完全に場違い。浮いている。

▽オープンバス

シートナンバー3番も日本人だった。
ざっと見たところ、日本人はこの3人だけのようだ。

ツーリストバス バス系

▽オープンバス

なんと二段ベッドになっている。
上の段でなくてよかった。

運転手の外にも旅行社の人が2人も乗っている。
1人は雑用係の少年だが、もう1人はドライバーの交代要員か？

▽オープンバス

予定通り1時30分に出発

さすがに慎重な運転でスピードも出さない。
フエ?ホイアンは140kmくらいなのに所要時間が4時間もかかるのも頷ける。
まあ無理な運転で事故られるより、この方が安心だ。

▽オープンバス

空調の効きが悪いというクチコミもあったが、我が家の席のあたりはちゃんときいていた。後ろの方は悪いのかもしれない。

▽オープンバス

峠に入ると酷い渋滞になる。
坂道が苦手なオンボロ車がそこそこいる。


●6度目の越南　7日目＜ホイアン1＞
　http://4travel.jp/travelogue/10896468