2016/10/26 - 2016/10/26
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にこちゃんさん
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今回のポルトガルの旅、最初は、ポルト4泊、リスボン4泊しようと考えていたのだけど、途中に寄るコインブラの、ホテル『キンタ・ダス・ラグリマス』に是非泊まってみたくなり、ポルトを一泊削り、コインブラへ一泊することに。
コインブラは、人口10万人ほどの小さな町だけど、リスボン、ポルトに次ぐポルトガル第三の町と。やはりポルトガルはこじんまりとしている。
そして、この高台にある、コインブラ大学は、ポルトガル最古の大学で、ヨーロッパでも屈指の国立大学だそう。
大学全体が世界遺産になっていて、黒マントを着た大学生が有名だけど、私が行ったときには、まったく見かけなかった。夏のような暑さだったし・・。
ポルトでは大勢見たよ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ポルトでの最後の食事は、最初のホテルの朝食。
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今回の旅の、ほかのホテルでも見かけた、この羊羹のようなもの。
ジャムコーナーにあるので、パンに塗ったり乗せたりして食べるんで良いのでしょうね。甘~い。 -
朝食中、隣のテーブルに、香川出身で岡山にいて関空から来た、という日本人母娘が来て、ちょっとおしゃべり。二人で、リスボンから来て、もう今日帰る日と。
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朝食終えて部屋へ帰るころにだいぶ夜が明けてきた。
ライトアップのサン・ベント駅も美しい。 -
いよいよお別れなのが名残惜しいな。
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荷物をまとめて一階へ。
カウンターへ来ると、昨日会った若い女性スタッフが、また、ひとりだけいて、
接客中なので、座って順番を待つ。
昨日も今も、この、チェックインなどするカウンター、ひとりしかスタッフがいなくて、でもお客さんもほとんどいないので、ちょっと待てば自分の順番になるのだけど、一気にお客さんが来た時は、カウンターがフルにオープンするのかなぁ。
またフルネームで名前を呼んでくれ、またポルトに帰ってきてくださいね、なんて言ってくれ、名残惜しくチェックアウト。 -
ホテル出れば、サン・ベント駅はすぐ。
コインブラへ(リスボン行き)行く列車は、1時間に1~2本あるので、昼頃に着けばいいかな、と、特に時間も決めずやってきた。
切符を買うのは、ホームにある自動販売機でも買えるのかもしれないけど、この、窓口で買おう。まず、ここの機械で、紙を取り、番号が表示されたらカウンターへ。わかりやすくてスムーズ。 -
リスボン方面行き列車は、カンパニャン駅が始発。
サン・ベント駅は終着(始発)駅で、ここから出る列車は、すべてまずカンパニャン駅に行く、ので、ほんの5分乗って、カンパニャン駅で乗り換える。 -
サン・ベント駅発9:05発の列車に乗って乗り換え、カンパニャン駅9:47発に乗ると、ちょうど1時間でコインブラへ到着。リスボンまでは、さらに約2時間。
このレシートのような紙が切符。コインブラまでの車内では検札に来るのでなくさないように持ってる。 -
カンパニャン駅で待ってる間、こんな貨物列車がやってきた。
日本ではもうあまり見ないような光景(見かけるところもあるか・・)。 -
さよなら~、ドウロ川、ポルト。
昨日船で下をくぐった、ドウロ川の橋を渡ります。またクレゴリス教会の塔が見える。 -
そうして列車は、しばらく大西洋の海沿いを走り、アヴェイロに停まってコインブラへ。
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コインブラには、ふたつ駅があり、ポルトから来た列車は、少しだけ町外れのB駅に着く。A駅まで乗り継いでも行けるけど、どうせタクシーに乗るので、B駅から一気にタクシーで行く。7ユーロ。
『キンタ・ダス・ラグリマス』にチェックインすると、幸いにももう部屋が使えるとのことで案内してくれる。
54部屋あるらしいけど、平屋だと思うので、ほとんどがこんなふうにお庭に面してる? うわぁい、なんか落ち着くわ。 -
バスルームも広い。アズレージョ風なタイルに二つシンク。
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ビデが向かい合わせ、便座より大きいビデ。
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回廊風な、部屋に囲まれた泉の中庭。
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このホテルは、ポルトガル人なら誰もが知ってる、という、ペドロ王子とイネ(イネス)の悲恋の舞台となったところ。昔、イネたちが住んでいたお屋敷を改装してホテルになっている。
ホテルは、それを売りにしているので、広い館内、その物語のミュージアムみたいになっている。
静かで広い廊下には、悲恋の物語だけではなくて、コインブラの歴史、ホテルの歴史など、興味深い絵の数々が飾られている。
このあたりは、このホテルの今昔。 -
こちら、上がペドロ王子、下がイネ。
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親の、王の命令で、スペインの王女と結婚し、その侍女だったイネと恋に落ちたペドロ王子。結婚して奥さんが病気で亡くなって、おおっぴらにイネと一緒になり子供も三人出来ても、こういう生活は今も昔もうまくいくはずはないのかな・・。昔ならなおさらだ。
王が命じた家来に殺されるイネ。 -
イネと子供とを一緒に殺される、なんて、ペドロ王子の苦しみは計り知れないけれど・・。
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それから、ペドロ王子は、王になった後、イネを殺した家来に復讐する機会を待ち・・いよいよその時、一人は胸から、一人は背中から、心臓をえぐり出して殺した・・とはすさまじい復讐劇だ・・。
そうして、今、ペドロ王も死んで、コインブラの近くのアルコバッサの修道院には、王とイネの棺が、足元を合わせるように置かれている。
あの世でよみがえって身体を起こしたときに、互いの顔が見られるように・・とペドロの命だそう。 -
お~、宝塚でもやったんだ。
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悲恋物語の絵画などゆっくり見て、館内をブラブラして、町に出かけよう。
ホテル正面玄関。ここの壁は、最近の改装で白く塗り替えたんだと。以前は黄色だった。9月頃まで改装工事していて、今(11月)またどこか工事中らしいので、ちょど良いときに泊まったわ、良かった。 -
通りの、この、門を入って真っすぐ行くと、上の玄関建物が見えてきます。
とても広い敷地にあるホテル。 -
ホテルの近くの、ミニチュアポルトガル。
面白そうだけど、パス。 -
ホテルから町の中心は、歩いて20分ほど。この大きなモンデゴ川の橋を渡って町の中心側へ行く。静かで綺麗な町だ。
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なんという青空♪
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同じ場所、時間だけど、ちょっと色の違う空(カメラの問題)。
この像は、元首相らしい。 -
コインブラで是非見たいのは、コインブラ大学の図書館。
なので、山の上のコインブラ大学に行くべく、駅前から103番のバスに乗る。
しかし、駅の周りにいくつもバス停があり、103番がどこか、ようやくわかって待つになかなか来ずちょっとイライラ。まっ地元の人も同じように待ってるししょうがない。 -
ようやくバスに乗って、次がこの写真ですが、ここまで長かった。
持ってきた「地球の〇〇方」には、103番に乗って終点で降りる、と書いていたのを信じて・・・(途中、あれ、大学過ぎたよな・・と思いながらも乗っていた)バスは住宅街の方へ、狭い道路を対向車とギリギリにすれ違いながら走り、どうやら終点らしいところでしばらく休憩。
私は、バス一日券を買ってたので、このまま乗ってます~、と運転手さんに告げ、そうするうちにお客さんがまた乗ってきて、近くに、若い大学生?女の子が座ったので、聞くと、英語であれこれ親切に教えてくれ、帰りはルートが少し違うので、このまま駅まで戻り、また大学に向かい、最寄りで降りるのが良い、と。
それなんで、駅で降りた彼女とさよならして、また乗ったまま、ようやくコインブラ大学に到着したわけなんです。 -
やれやれ、ようやく着いたぞと、入り口らしいところへ行くと、チケット売り場は通り過ぎたところにあり、戻ってチケット購入。
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上の写真の、門を抜けると、この広~い中庭に出る。写真奥左が門の裏側。
このエリアは、旧大学。現在大学生が通っている(新)大学は、さっき103番のバスを降りたあたりの建物。 -
そして、ここが、コインブラ大学の美しい、ジョアニア図書館の入り口。
ここは、勝手に入れるわけでなく、決まった時間にまとまって入る。
私たちは14時入場を待ってます。 -
なんとも巨大な入り口。図書館は写真撮影禁止。
内部は、金をふんだんに使った細かい装飾がとっても美しかった。
下の階に降りる順路になっていて、出口はここではない。 -
図書館を出て、隣の教会。
美しいタイルの壁。 -
コインブラ大学を出て、町の方へ戻ろう。
来るときはすごく時間がかかったけど、帰るのは、下へ下へと道を降りていけば、駅の近くに出るらしい。
途中の旧カテドラル。建物はだいぶ老朽化してきている。 -
カテドラルを過ぎて、地元の人が住んでいる住居の続く路地を歩いていて、上を見上げると、あら、可愛い、この編み物は何だろう。
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丸いのから四角のから・・青空にきれい。
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情緒ある路地を降りてきて、駅のあたりに出て、また橋を渡ってホテルの方へ帰る。
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ホテルの広い庭をゆっくり散策しましょう。
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庭の一番奥に、イネが殺された場所とされる泉がある。
流れ出る血で、泉の底の石が赤く染まり、皆が流した涙が今も泉となって湧き出ている、と。 -
ここがその泉。
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あたりいっぺん廃墟のようで、ホテル宿泊の人でなくても、たくさんの人が訪れてる。思ったよりあっけない泉だけど、ちょっとしみじみする・・。
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庭には、打ちっぱなしのゴルフ場もあり、スタッフが整地中。
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朝のチェックインの時に、ホテル内のレストランでの夕食も是非お勧めですよ、その場合予約してくださいね、と言われたのが気になってて、ホテルと町はちょっと離れてるので、町で食べて歩いて帰るのは不便だし、たまには素敵なレストランで食事もいいな、と、一番早い時間19:30に予約しておいた。
こちらの人の夕食は、実に遅く、19:30って、普段の私だととっくに食べて片付けも終わってる時間だ。部屋であれこれしてようやく時間が近づき、レストランへ。一番乗り。
英語もある分厚いメニューを見せられたけど、コースになってるものをいただこう。50ユーロ。またポルトワインもいただきます。 -
前菜は、ツナ。
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キノコのスープは、キノコの香りまろやか。
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メインのお肉は、外側がカリカリで香ばしくて美味しい♪
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そして、この野菜のおしゃれなこと。
ポテト(マッシュ)の上でたくさんの野菜が踊ってるみたい。 -
甘めのチーズ。これがデザートかと思ってたら、デザートがまた来た。
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おしゃれなムースとヴァニラアイス。
かなり甘め。 -
最後のコーヒーですっきり。
全部いただいて席をたったのは、21:30頃。
まあ、2時間も座ってたか~。
とっても素敵なディナーでした♪ -
食べ物続きだけど、こちらは翌日の朝食。
このパンはハート型に作ってるのかな。 -
チーズにハム、種類たくさん。
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こちらも。
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あれこれ美味しくいただきます。
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一番びっくりしたのが、この、カステラ。
ポルトガルが、カステラ発祥の地で、町中にも普通にあるのは知ってるけど、
このカステラの、しっとりきめが細かくて美味しいのには感動。
日本のカステラとはまた違うものだけど、シフォンケーキのようでそうでもない。
今回の旅で、エッグタルトはいたる所で見かけたけど、結構甘くて、あんまり食べなかった。カステラはエッグタルトほど見かけず、あまり食べる機会もなかったけど、このカステラは美味しかったなぁ! -
外がだいぶ明るくなってきた。
昨日ディナーをいただいた、同じレストランだけど、違う一角で、外を眺めながらゆったり朝ごはん。 -
またも、名残惜しいけど、いよいよリスボンに行かなきゃいけない。
きのう、ポルトからコインブラ駅に到着した時に、駅で今日の切符を買っておいた。コインブラ10:46発。これは昨日乗ってきた列車で、今度はリスボンへ。
まだ時間はたっぷりあるので、ゆっくり支度しよう。 -
レストランのある本館は、二階になってるのか。
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駅へのタクシーは、いつでも来てくれるようなので、10時過ぎて部屋を出て
チェックアウト。
ここのホテルの受付カウンターは、この犬の絵の間の入り口を入った右側にあるのだけど、やはり椅子に座ってゆったりと手続きをする。
この、青い間、高貴な雰囲気。 -
チェックアウト待つ間、隣の間へ。こんな素敵な部屋がたくさんある。
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ホテルからコインブラB駅まで、また10分足らずですぐ。
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10:46発の列車は、リスボン、オリエンテ駅を通り、終点サンタ・アポローニア駅へ行きます。
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