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那須も連日の寒波から少し解放されたような、朝から晴天でした。<br /><br />午前中は旦那さんの3ヶ月に1度の病院へ付き添いでいきました。<br />午後からドライブへ行きたくなりました。<br />目的も無いのですが、那須山が綺麗なので南が丘牧場の方へ向かいます。<br /><br />昨年オープンした藤城清治美術館にも再度行って見たいと思います。<br /><br />那須の一軒茶屋まで来て、那須ミッシェルガーデンコートにも立ち寄りたくなりました。娘が5年前に挙式をあげた教会です。<br />懐かしくなりました、この時期なら観光客や挙式をする人も少ないので写真を撮りたいものです。<br /><br />その後に那須神社へ行こうと思い立ち、周辺を散策しました。<br />久しぶりの那須湯本ですが、以外に見所は有るのですね。<br />予想より雪も少なくて安心しましたが、3連休の中日ですので観光客の方も散策は良かったでしょうか(#^.^#)<br /><br />那須温泉神社<br />(那須の与一で有名な神社ですね(´∀`*)<br />創立<br />第三十四代舒明天皇の御代(六三〇年)狩野三郎行広、矢傷の白鹿を追って山中に迷い込み神の御教により温泉を発見し神社を創建、温泉の神を祀り崇敬の誠を尽くした。狩野三郎行広は後年那須温泉開発の祖として見立神社祭神として祀られる。 <br /><br />由緒<br /> 正倉院文書延喜式神明帳記載(九二七年)によると温泉名を冠する神社は十社を数える。上代より当温泉神社の霊験は国内に名高く聖武天皇の天平十年(七三八年)には都より貴人が那須に湯治に下った事が載せられている。従って神位次第に高まり清和貞観十一年(八六四年)には従四位勲五等が贈られている。<br />文治元年(一一八五年)那須余一宗隆、源平合戦屋島の戦に温泉神社を祈願し見事扇の的を射、名声を轟かせ後一門を挙げて厚く崇敬した。<br />建久四年(一一九三年)源頼朝那須野原巻狩の折小山朝政の射止めし九岐大鹿を奉納。<br />元禄二年(一六八九年)俳人松尾芭蕉「奥の細道」をたどる途中温泉神社に参詣、那須余一奉納の鏑矢等宝物を拝観、殺生石見物等が曽良の随行日記に載せられている。<br />大正十三年(一九二二年)摂政宮殿下(昭和天皇)の行啓を仰ぎ那須五葉松のお手植えを頂く。大正十一年(一九二〇年)久邇宮良子女王殿下御参拝、那須五葉松のお手植えを頂く。<br /><br /><br />直ぐそばの殺生石にも行ってきました。<br />小学校の遠足とかで来て以来です(´∀`*)<br /><br /><br />殺生石の由来<br /> 殺生石は、昭和二十八年一月十二日史跡に指定されました。<br /> この由来の概略は、昔中国や印度で美しい女性に化けて世を乱し悪行を重ねていた白面金毛九尾の狐が今から八百年程前の鳥羽天皇の御世に日本に渡来しました。<br /> この妖狐は「玉藻の前」と名乗って朝廷に仕え日本の国を亡ぼそうとしましたが、時の陰陽師阿部泰成にその正体を見破られて那須野ヶ原へと逃れて来ました。<br /> その後も妖狐は領民や旅人に危害を加えましたので朝廷では三浦介、上総介の両名に命じ遂にこれを退治してしまいました。<br /> ところが妖狐は毒石となり毒気を放って人畜に害を与えましたのでこれを「殺生石」と呼んで近寄ることを禁じていましたが、会津示現寺の開祖源翁和尚が石にこもる妖狐のうらみを封じましたのでようやく毒気も少なくなったと語り伝えられています。<br /> 芭蕉は元禄二年四月十八日奥の細道紀行の途中にこの殺生石を訪れ<br /><br />石の香や 夏草あかく 露あつし<br />と詠んでいます。<br /><br /><br />注意<br /> 殺生石附近は、絶えず硫化水素ガス等が噴気していますので風のない曇天の日は御注意下さい。<br /><br />と説明が有ります。<br /><br /><br /><br />

那須藤城清治美術館へ~那須温泉神社~九尾の狐(殺生石)を見て来ました。

38いいね!

2014/01/12 - 2014/01/12

274位(同エリア1780件中)

ごま

ごまさん

那須も連日の寒波から少し解放されたような、朝から晴天でした。

午前中は旦那さんの3ヶ月に1度の病院へ付き添いでいきました。
午後からドライブへ行きたくなりました。
目的も無いのですが、那須山が綺麗なので南が丘牧場の方へ向かいます。

昨年オープンした藤城清治美術館にも再度行って見たいと思います。

那須の一軒茶屋まで来て、那須ミッシェルガーデンコートにも立ち寄りたくなりました。娘が5年前に挙式をあげた教会です。
懐かしくなりました、この時期なら観光客や挙式をする人も少ないので写真を撮りたいものです。

その後に那須神社へ行こうと思い立ち、周辺を散策しました。
久しぶりの那須湯本ですが、以外に見所は有るのですね。
予想より雪も少なくて安心しましたが、3連休の中日ですので観光客の方も散策は良かったでしょうか(#^.^#)

那須温泉神社
(那須の与一で有名な神社ですね(´∀`*)
創立
第三十四代舒明天皇の御代(六三〇年)狩野三郎行広、矢傷の白鹿を追って山中に迷い込み神の御教により温泉を発見し神社を創建、温泉の神を祀り崇敬の誠を尽くした。狩野三郎行広は後年那須温泉開発の祖として見立神社祭神として祀られる。

由緒
 正倉院文書延喜式神明帳記載(九二七年)によると温泉名を冠する神社は十社を数える。上代より当温泉神社の霊験は国内に名高く聖武天皇の天平十年(七三八年)には都より貴人が那須に湯治に下った事が載せられている。従って神位次第に高まり清和貞観十一年(八六四年)には従四位勲五等が贈られている。
文治元年(一一八五年)那須余一宗隆、源平合戦屋島の戦に温泉神社を祈願し見事扇の的を射、名声を轟かせ後一門を挙げて厚く崇敬した。
建久四年(一一九三年)源頼朝那須野原巻狩の折小山朝政の射止めし九岐大鹿を奉納。
元禄二年(一六八九年)俳人松尾芭蕉「奥の細道」をたどる途中温泉神社に参詣、那須余一奉納の鏑矢等宝物を拝観、殺生石見物等が曽良の随行日記に載せられている。
大正十三年(一九二二年)摂政宮殿下(昭和天皇)の行啓を仰ぎ那須五葉松のお手植えを頂く。大正十一年(一九二〇年)久邇宮良子女王殿下御参拝、那須五葉松のお手植えを頂く。


直ぐそばの殺生石にも行ってきました。
小学校の遠足とかで来て以来です(´∀`*)


殺生石の由来
 殺生石は、昭和二十八年一月十二日史跡に指定されました。
 この由来の概略は、昔中国や印度で美しい女性に化けて世を乱し悪行を重ねていた白面金毛九尾の狐が今から八百年程前の鳥羽天皇の御世に日本に渡来しました。
 この妖狐は「玉藻の前」と名乗って朝廷に仕え日本の国を亡ぼそうとしましたが、時の陰陽師阿部泰成にその正体を見破られて那須野ヶ原へと逃れて来ました。
 その後も妖狐は領民や旅人に危害を加えましたので朝廷では三浦介、上総介の両名に命じ遂にこれを退治してしまいました。
 ところが妖狐は毒石となり毒気を放って人畜に害を与えましたのでこれを「殺生石」と呼んで近寄ることを禁じていましたが、会津示現寺の開祖源翁和尚が石にこもる妖狐のうらみを封じましたのでようやく毒気も少なくなったと語り伝えられています。
 芭蕉は元禄二年四月十八日奥の細道紀行の途中にこの殺生石を訪れ

石の香や 夏草あかく 露あつし
と詠んでいます。


注意
 殺生石附近は、絶えず硫化水素ガス等が噴気していますので風のない曇天の日は御注意下さい。

と説明が有ります。



旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
交通手段
自家用車

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  • 連日の晴天に恵まれて、今日も那須山は綺麗だね。<br /><br />矢板那須線の那須高原大橋からの眺めですね(´∀`*)

    連日の晴天に恵まれて、今日も那須山は綺麗だね。

    矢板那須線の那須高原大橋からの眺めですね(´∀`*)

  • 那須高原大橋の駐車場からの雄大な風景です。<br /><br />実は午前中はもっと綺麗でしたが、病院へ行っていたのでカメラはお留守番でした。

    那須高原大橋の駐車場からの雄大な風景です。

    実は午前中はもっと綺麗でしたが、病院へ行っていたのでカメラはお留守番でした。

  • 那須高原大橋を渡りきってから、左折して繭の里〜室野井小学校方面へ進む途中の場所から見た那須山です。<br />南が丘牧場、那須サファリパークへ行く近道ですね(´∀`*)

    那須高原大橋を渡りきってから、左折して繭の里〜室野井小学校方面へ進む途中の場所から見た那須山です。
    南が丘牧場、那須サファリパークへ行く近道ですね(´∀`*)

  • 藤城清治美術館 那須高原 は、光の祈りの芸術作家 藤城清治の70年を超える長年の創作活動の集大成として、四季美しい那須高原に誕生した初の常設美術館です。<br /><br />〒325 -0301 栃木県那須郡那須町湯本203 <br />TEL 0287-74-2581.<br /><br />開館時間 AM9:30〜PM6:00<br />休館日  火曜日<br /><br /><br />

    藤城清治美術館 那須高原 は、光の祈りの芸術作家 藤城清治の70年を超える長年の創作活動の集大成として、四季美しい那須高原に誕生した初の常設美術館です。

    〒325 -0301 栃木県那須郡那須町湯本203
    TEL 0287-74-2581.

    開館時間 AM9:30〜PM6:00
    休館日  火曜日


  • 和風の門をくぐります。<br /><br />左側にトイレが有りますから、便利ですね。

    和風の門をくぐります。

    左側にトイレが有りますから、便利ですね。

  • 山の傾斜地に作られているので、小川も有って春は新緑が見事でしょうね。

    山の傾斜地に作られているので、小川も有って春は新緑が見事でしょうね。

  • 美術館の案内看板です。

    美術館の案内看板です。

  • 道案内の猫ちゃん。

    道案内の猫ちゃん。

  • 雪道ですが、歩きやすいです。<br /><br />猫ちゃんに案内されます。

    雪道ですが、歩きやすいです。

    猫ちゃんに案内されます。

  • 入り口から歩道を進むと、左側に可愛らしい教会が見えます。

    入り口から歩道を進むと、左側に可愛らしい教会が見えます。

  • ステンドグラスが素敵です。

    ステンドグラスが素敵です。

  • 差し込む光が柔らかで、暖かい雰囲気に溢れています。

    差し込む光が柔らかで、暖かい雰囲気に溢れています。

  • 撮り方が下手なだけで、本当は凄く美しいのですよ。

    撮り方が下手なだけで、本当は凄く美しいのですよ。

  • このステンドグラスに感動しました。<br /><br />寒くなければずーと居たいです。

    イチオシ

    このステンドグラスに感動しました。

    寒くなければずーと居たいです。

  • マーメイドのステンドグラスが綺麗です。

    イチオシ

    マーメイドのステンドグラスが綺麗です。

  • 綺麗。

    綺麗。

  • 教会を出て高台に美術館の建物が見えます。

    教会を出て高台に美術館の建物が見えます。

  • 林の中の教会です。

    林の中の教会です。

  • 黒猫さんの右手の先に美術館が有ります。

    黒猫さんの右手の先に美術館が有ります。

  • 美術館の入り口です。<br /><br />入館料 大人 1.500円<br /><br />*栃木県民は証明書提示で1.200円です。<br /><br />嬉しいですね。

    美術館の入り口です。

    入館料 大人 1.500円

    *栃木県民は証明書提示で1.200円です。

    嬉しいですね。

  • 入り口にクリスマスの影絵が飾ってありました。<br /><br />館内は写真撮影禁止なので、嬉しいです。<br />

    イチオシ

    入り口にクリスマスの影絵が飾ってありました。

    館内は写真撮影禁止なので、嬉しいです。

  • カフェを外から見ました。<br /><br />中で写真を撮れないですが、とても素敵なカフェです。

    カフェを外から見ました。

    中で写真を撮れないですが、とても素敵なカフェです。

  • 帰路に教会が見えてきました。

    帰路に教会が見えてきました。

  • こういう沢の小川が雰囲気あります。<br /><br />那須の自然を生かしていますね。

    こういう沢の小川が雰囲気あります。

    那須の自然を生かしていますね。

  • 昭和天皇もご宿泊された、有名な高級旅館「山楽」です。<br /><br />ここからの関東平野の眺めは素晴らしいです。<br /><br />ここにご宿泊されて、那須に御用邸を作るのを決められたと聞いた事がありますが本当かな?

    昭和天皇もご宿泊された、有名な高級旅館「山楽」です。

    ここからの関東平野の眺めは素晴らしいです。

    ここにご宿泊されて、那須に御用邸を作るのを決められたと聞いた事がありますが本当かな?

  • 山楽の正面玄関が見えます。

    山楽の正面玄関が見えます。

  • 美術館を出て、一軒茶屋の交差点を左折して那須温泉方面へ登って行く途中の右側に山楽の看板が有ります。<br /><br />その先の高台に「那須高原ミッシェルガーデンコート」が見えます。

    美術館を出て、一軒茶屋の交差点を左折して那須温泉方面へ登って行く途中の右側に山楽の看板が有ります。

    その先の高台に「那須高原ミッシェルガーデンコート」が見えます。

  • ウエディングの森に抱かれたマナーハウス「那須高原ミッシェルガーデンコート」。<br />敷地内の「セント・マリーズ礼拝堂」は、マナーハウスの領主専用のチャペルをイメージした独立型のプライベート礼拝堂でアットホームな空間です。<br /><br />那須で最も古いパイプオルガンの音色に包まれながら、ゆったりとした挙式ができます。<br />礼拝堂の後方の聖母マリアのステンドグラスからは祝福の光が差し込み、誓いの時をやさしく見守っています。<br /><br />

    ウエディングの森に抱かれたマナーハウス「那須高原ミッシェルガーデンコート」。
    敷地内の「セント・マリーズ礼拝堂」は、マナーハウスの領主専用のチャペルをイメージした独立型のプライベート礼拝堂でアットホームな空間です。

    那須で最も古いパイプオルガンの音色に包まれながら、ゆったりとした挙式ができます。
    礼拝堂の後方の聖母マリアのステンドグラスからは祝福の光が差し込み、誓いの時をやさしく見守っています。

  • こちらより正面入り口です。<br /><br />冬はお花も何も咲いてなくて(あたり前ですが〜)寂しいです。<br /><br />春からは一面緑に囲まれて本当に素晴らしい場所ですよ〜

    こちらより正面入り口です。

    冬はお花も何も咲いてなくて(あたり前ですが〜)寂しいです。

    春からは一面緑に囲まれて本当に素晴らしい場所ですよ〜

  • 結婚式場の雰囲気・設備の良さ+ 欧州のお城に迷い込んだ感じの素敵な会場でした。 <br />挙式会場は、美術品が多く、ステンドグラスの素晴しさ、パイプオルガンの美しい音色、ゴスペルが響き渡り感動的でした

    結婚式場の雰囲気・設備の良さ+ 欧州のお城に迷い込んだ感じの素敵な会場でした。
    挙式会場は、美術品が多く、ステンドグラスの素晴しさ、パイプオルガンの美しい音色、ゴスペルが響き渡り感動的でした

  • 「セント・マリーズ礼拝堂」は、マナーハウスの領主専用のチャペルをイメージした独立型のプライベートチャペルです。<br /><br />本物のヨーロッパの古城を移築しています。<br />

    イチオシ

    「セント・マリーズ礼拝堂」は、マナーハウスの領主専用のチャペルをイメージした独立型のプライベートチャペルです。

    本物のヨーロッパの古城を移築しています。

  • 5年前に長女の結婚式をこの礼拝堂で行いました。<br /><br />懐かしいです。

    5年前に長女の結婚式をこの礼拝堂で行いました。

    懐かしいです。

  • 冬はお水が出ていないですが、この前で記念撮影をしました。<br /><br />やっぱりお花が咲いている時期に来れば良かったです。

    冬はお水が出ていないですが、この前で記念撮影をしました。

    やっぱりお花が咲いている時期に来れば良かったです。

  • 挙式の後はこちらで披露宴も出来ます。<br /><br />とてもお料理が美味しいです。<br /><br />レストランも有りますので、何時でもお食事が楽しめます。

    挙式の後はこちらで披露宴も出来ます。

    とてもお料理が美味しいです。

    レストランも有りますので、何時でもお食事が楽しめます。

  • 春から秋にかけては、リゾート地ならではの特別な雰囲気が味わえます。<br /><br />でも冬は本当に誰も居ない古城で、ミステリアスな雰囲気でした。<br />ヨーロッパの古城を移築したそうなので、本当に味わいがありました。 <br />

    春から秋にかけては、リゾート地ならではの特別な雰囲気が味わえます。

    でも冬は本当に誰も居ない古城で、ミステリアスな雰囲気でした。
    ヨーロッパの古城を移築したそうなので、本当に味わいがありました。

  • 那須温泉湯本に第34代舒明天皇の御代、狩ノ三郎行広が白鹿を追い求め、谷に湧く温泉を発見し神社を建立。<br />温泉の効果を広めた。<br />那須余一が屋島合戦に成就を祈願し扇の的を射抜いた。<br />隣接して九尾の狐伝説で知られる殺生石がある。

    那須温泉湯本に第34代舒明天皇の御代、狩ノ三郎行広が白鹿を追い求め、谷に湧く温泉を発見し神社を建立。
    温泉の効果を広めた。
    那須余一が屋島合戦に成就を祈願し扇の的を射抜いた。
    隣接して九尾の狐伝説で知られる殺生石がある。

  • 那須温泉神社前には足湯があります。<br />なかは余り広くないですが、屋根が有るので冬は寒さも和らぎます。<br />日によって温度差が有りますが、気持ちが良いです。<br /><br />境内も広いので、殺生石まで散策した後に疲れた足を癒すのもまったりして良いですね。 <br /><br />

    那須温泉神社前には足湯があります。
    なかは余り広くないですが、屋根が有るので冬は寒さも和らぎます。
    日によって温度差が有りますが、気持ちが良いです。

    境内も広いので、殺生石まで散策した後に疲れた足を癒すのもまったりして良いですね。

  • 東北自動車道那須I.C.から那須湯本を目指して北上し、<br />坂道を登って、温泉街を抜けたところにある。<br />温泉街に近づくあたりから硫黄の臭いがしてくる。<br /><br />

    東北自動車道那須I.C.から那須湯本を目指して北上し、
    坂道を登って、温泉街を抜けたところにある。
    温泉街に近づくあたりから硫黄の臭いがしてくる。

  • 源平屋島の合戦のおり、船上の扇を見事射落した<br />那須余一は当地方の武将。<br />扇を射る時に、那須温泉大明神に祈ったらしい。<br /><br />

    源平屋島の合戦のおり、船上の扇を見事射落した
    那須余一は当地方の武将。
    扇を射る時に、那須温泉大明神に祈ったらしい。

  • 正面の道路を上がって行くと茶臼方面や甲子道路を通って、福島県へと行けます。<br /><br />マウントジーンズスキー場へも行けます。

    正面の道路を上がって行くと茶臼方面や甲子道路を通って、福島県へと行けます。

    マウントジーンズスキー場へも行けます。

  • 社務所です。<br /><br />東北自動車道那須ICから約10?。県営駐車場(無料)から数十m。<br /><br />TEL  0287-76-2306<br />FAX  0287-76-2411<br />住所〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本182<br />

    社務所です。

    東北自動車道那須ICから約10?。県営駐車場(無料)から数十m。

    TEL 0287-76-2306
    FAX 0287-76-2411
    住所〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本182

  • さざれ石です。<br /><br />日本の国歌に出てくる石です。<br /><br />那須塩原市の乃木神社の奥の乃木別邸の庭に同じ物が有ります。

    さざれ石です。

    日本の国歌に出てくる石です。

    那須塩原市の乃木神社の奥の乃木別邸の庭に同じ物が有ります。

  • 大きな鳥居が沢山有りました。<br /><br />この神社は長く続く階段と鳥居が立派でした。

    大きな鳥居が沢山有りました。

    この神社は長く続く階段と鳥居が立派でした。

  • かなり運動不足には辛いと思いますが、新年から頑張ります。

    かなり運動不足には辛いと思いますが、新年から頑張ります。

  • 冬の神社の参道は、霊気が漂うみたいで気が引き締まります。

    冬の神社の参道は、霊気が漂うみたいで気が引き締まります。

  • とにかく見事な木立が続きます。<br /><br />だんだんホラー映画みたいに見えました。(非常に不謹慎で申し訳有りませんでした)

    とにかく見事な木立が続きます。

    だんだんホラー映画みたいに見えました。(非常に不謹慎で申し訳有りませんでした)

  • 少し観光の参拝者が居るので、寂しくは無いですがまだ午後2時です。

    少し観光の参拝者が居るので、寂しくは無いですがまだ午後2時です。

  • 御神木「いきる」<br /><br />凄いネーミングです。

    御神木「いきる」

    凄いネーミングです。

  • 三の鳥居のすぐ右側にはご神木があります。<br /><br />さすがに他の木とは風格が違って凄いです。<br />

    イチオシ

    三の鳥居のすぐ右側にはご神木があります。

    さすがに他の木とは風格が違って凄いです。

  • いつまでも目が離れません。

    いつまでも目が離れません。

  • 冬枯れの神社と言う感じです。<br /><br />厳かとも言えるのでしょうか?

    冬枯れの神社と言う感じです。

    厳かとも言えるのでしょうか?

  • 神聖な雰囲気に包まれて、かなり上まで登りました。<br /><br />*でも気温1度なので、寒くて寒くて立ち止まれません。

    神聖な雰囲気に包まれて、かなり上まで登りました。

    *でも気温1度なので、寒くて寒くて立ち止まれません。

  • 琴平神社、神明宮、山神社の看板。

    琴平神社、神明宮、山神社の看板。

  • 社殿右側には、他にも手水舎が手前に。<br /><br />普段はこちらで清めて参拝ですが、あまりの寒さに皆さんスルーしています。私もですが〜<br /><br /><br />

    社殿右側には、他にも手水舎が手前に。

    普段はこちらで清めて参拝ですが、あまりの寒さに皆さんスルーしています。私もですが〜


  • 温泉神社のいわれが彫ってあるのだと思います。

    温泉神社のいわれが彫ってあるのだと思います。

  • 中央には昭和天皇の歌碑が建っています。

    中央には昭和天皇の歌碑が建っています。

  • 社殿に着きました。<br /><br />とても綺麗な社殿ですね(´∀`*)

    社殿に着きました。

    とても綺麗な社殿ですね(´∀`*)

  • 社殿前左側には久邇宮良子女王陛下お手植えの五葉松がありました。<br />

    社殿前左側には久邇宮良子女王陛下お手植えの五葉松がありました。

  • 温泉神社の社殿です。

    温泉神社の社殿です。

  • 温泉神社の社殿ですが、誰もいなくて寂しいな(。-_-。)

    温泉神社の社殿ですが、誰もいなくて寂しいな(。-_-。)

  • 社殿前左側には久邇宮良子女王陛下お手植えの五葉松がありました。<br />

    社殿前左側には久邇宮良子女王陛下お手植えの五葉松がありました。

  • 社殿右側には稲荷神社が鎮座しています。<br />稲荷は稲荷でも九尾の狐を祀る稲荷神社だそうです。<br />殺生石の伝説に関わっているのでしょう。 <br /><br />

    イチオシ

    社殿右側には稲荷神社が鎮座しています。
    稲荷は稲荷でも九尾の狐を祀る稲荷神社だそうです。
    殺生石の伝説に関わっているのでしょう。

  • 温泉神社から殺生石を歩いている人が見えます。<br /><br />ここまで硫黄の臭がきます。

    温泉神社から殺生石を歩いている人が見えます。

    ここまで硫黄の臭がきます。

  • お参りをして後ろを見ました。<br /><br />かなり登ってきたのですね。(。-_-。)

    お参りをして後ろを見ました。

    かなり登ってきたのですね。(。-_-。)

  • 階段の上に芭蕉の句碑の看板を見つけました。

    階段の上に芭蕉の句碑の看板を見つけました。

  • 〜湯をむすぶ誓いも同じ岩清水〜 <br /><br />雪に足を取られそうな斜面に有りました。<br />

    〜湯をむすぶ誓いも同じ岩清水〜

    雪に足を取られそうな斜面に有りました。

  • この参道は登るのが大変でしょうね。(・_・;)

    この参道は登るのが大変でしょうね。(・_・;)

  • 温泉神社から下に殺生石が見えます。<br /><br />雪が無ければ遊歩道を歩いて降りるのですが、転びそうなので車で下の駐車場に行くのが安全でしょうね。

    温泉神社から下に殺生石が見えます。

    雪が無ければ遊歩道を歩いて降りるのですが、転びそうなので車で下の駐車場に行くのが安全でしょうね。

  • 参道に温泉神社の由来が紹介されています。

    参道に温泉神社の由来が紹介されています。

  • とても鳥居が多いです。

    とても鳥居が多いです。

  • 誰の姿も無い参道は、本当に寂しいですね。<br /><br />運動にはなりますが、寒いので観光客もここまでは来ないのでしょうか(。-_-。)

    誰の姿も無い参道は、本当に寂しいですね。

    運動にはなりますが、寒いので観光客もここまでは来ないのでしょうか(。-_-。)

  • 温泉神社の下に左が殺生石と右が鹿の湯が見えます。

    温泉神社の下に左が殺生石と右が鹿の湯が見えます。

  • かなり登って来ましたから、降りるのも大変でしたね(・_・;)

    かなり登って来ましたから、降りるのも大変でしたね(・_・;)

  • 神社に登る左側にはご神水があります。<br />帰路に気づきました。<br />愛宕福神水と言うそうです。<br /><br />愛宕神社入口の右側にはカエル。<br />その隣には水琴窟があり、水をかけると水滴の音が琴の様に聞こえるようですが雪で寒くて試してみませんでした。 <br /><br /><br />

    神社に登る左側にはご神水があります。
    帰路に気づきました。
    愛宕福神水と言うそうです。

    愛宕神社入口の右側にはカエル。
    その隣には水琴窟があり、水をかけると水滴の音が琴の様に聞こえるようですが雪で寒くて試してみませんでした。


  • 殉国者慰霊塔です。

    殉国者慰霊塔です。

  • 駐車場から歩いて橋を渡ると殺生石へと続く遊歩道です。<br />那須湯本温泉の源泉となっている「鹿の湯」の西方に、山肌がむき出しで草木の絶えた谷あいがあり、この奥に、かの殺生石が鎮座しているのだそうです。<br /><br />そこまでは雪があって行きませんでした。<br />

    駐車場から歩いて橋を渡ると殺生石へと続く遊歩道です。
    那須湯本温泉の源泉となっている「鹿の湯」の西方に、山肌がむき出しで草木の絶えた谷あいがあり、この奥に、かの殺生石が鎮座しているのだそうです。

    そこまでは雪があって行きませんでした。

  • 〜湯の花畑 (湯の花採取場)〜<br />那須温泉の人々は、徳川幕府の頃から、年貢米の代りに湯の花を納めていました。<br />湯の花とは「みょうばん」の事です。噴気のでるところに赤土をしめかため雨水がしみこまないようにして茅葺屋根を作ります。半年たつときれいに「みょうばん」が結晶し、花が咲いた様になります。 これを湯の花畑と呼び、春・秋年二回採取しました。「みょうばん」は皮膚病の薬や漬物の発色剤としてつかわれ現在は湯の花と呼ばれ入浴剤として使われています。

    〜湯の花畑 (湯の花採取場)〜
    那須温泉の人々は、徳川幕府の頃から、年貢米の代りに湯の花を納めていました。
    湯の花とは「みょうばん」の事です。噴気のでるところに赤土をしめかため雨水がしみこまないようにして茅葺屋根を作ります。半年たつときれいに「みょうばん」が結晶し、花が咲いた様になります。 これを湯の花畑と呼び、春・秋年二回採取しました。「みょうばん」は皮膚病の薬や漬物の発色剤としてつかわれ現在は湯の花と呼ばれ入浴剤として使われています。

  • 盲蛇石 −その名の由来−<br /> 昔、五左ェ門という湯守が長くきびしい冬を越すために山に薪を採りに行きました。その帰り道五左ェ門がこの殺生河原で一休みしていると、2メートルを越える大きな蛇に出会いました。大きな蛇の目は白く濁り盲の蛇でした。かわいそうに思った五左ェ門は、これでは冬を越せないだろうと蛇のためにススキと小枝で小屋を作ってあげました。<br /> 次の年、蛇のことを忘れなかった五左ェ門は、湯殿開きの日に小屋に来て蛇をさがしました。しかし、蛇の姿はどこにもなく、かわりにキラキラと輝く湯の花がありました。盲蛇に対する暖かい気持が神に通じ、湯の花のつくり方を教えてくれたのでした。<br /> その後、湯の花のつくり方は村中に広まり、村人は盲蛇に対する感謝の気持を忘れず、蛇の首に似たこの石を盲蛇石を名付け大切にしたのだそうです。<br />

    盲蛇石 −その名の由来−
     昔、五左ェ門という湯守が長くきびしい冬を越すために山に薪を採りに行きました。その帰り道五左ェ門がこの殺生河原で一休みしていると、2メートルを越える大きな蛇に出会いました。大きな蛇の目は白く濁り盲の蛇でした。かわいそうに思った五左ェ門は、これでは冬を越せないだろうと蛇のためにススキと小枝で小屋を作ってあげました。
     次の年、蛇のことを忘れなかった五左ェ門は、湯殿開きの日に小屋に来て蛇をさがしました。しかし、蛇の姿はどこにもなく、かわりにキラキラと輝く湯の花がありました。盲蛇に対する暖かい気持が神に通じ、湯の花のつくり方を教えてくれたのでした。
     その後、湯の花のつくり方は村中に広まり、村人は盲蛇に対する感謝の気持を忘れず、蛇の首に似たこの石を盲蛇石を名付け大切にしたのだそうです。

  • この由来の概略は、昔中国や印度で美しい女性に化けて世を乱し悪行を重ねていた白面金毛九尾の狐が今から八百年程前の鳥羽天皇の御世に日本に渡来しました。この妖狐は「玉藻の前」と名乗って朝廷に仕えた日本の国を亡ぼそうとしましたが、時の陰陽師阿部泰成にその正体を見破られて那須ヶ原へと逃れて来ました。その後も妖狐は領民や旅人に危害を加えましたので朝廷では三浦介、上総介の両名に命じ遂にこれを退治してしまいました。ところが、妖狐は毒石となり毒気を放って人畜に害を与えましたのでこれを「殺生石」と呼んで近寄ることを禁じていましたが、会津示現寺の開祖源翁和尚が石にこもる妖狐のうらみを封しましたのでようやく毒気も少なくなったと語りつたえられています。

    この由来の概略は、昔中国や印度で美しい女性に化けて世を乱し悪行を重ねていた白面金毛九尾の狐が今から八百年程前の鳥羽天皇の御世に日本に渡来しました。この妖狐は「玉藻の前」と名乗って朝廷に仕えた日本の国を亡ぼそうとしましたが、時の陰陽師阿部泰成にその正体を見破られて那須ヶ原へと逃れて来ました。その後も妖狐は領民や旅人に危害を加えましたので朝廷では三浦介、上総介の両名に命じ遂にこれを退治してしまいました。ところが、妖狐は毒石となり毒気を放って人畜に害を与えましたのでこれを「殺生石」と呼んで近寄ることを禁じていましたが、会津示現寺の開祖源翁和尚が石にこもる妖狐のうらみを封しましたのでようやく毒気も少なくなったと語りつたえられています。

  • 冬枯れの荒涼とした殺生石。<br /><br />松尾芭蕉は〜石の香りや夏草赤く露あつし〜と詠んでいます。<br /><br />この寒いのに私は訪れる時期を間違えました。<br />いつも車でこの前を通過しているのだから、春か秋に来たら良かったと思いました。 <br />

    冬枯れの荒涼とした殺生石。

    松尾芭蕉は〜石の香りや夏草赤く露あつし〜と詠んでいます。

    この寒いのに私は訪れる時期を間違えました。
    いつも車でこの前を通過しているのだから、春か秋に来たら良かったと思いました。

  • 九尾の狐の伝説が有ります。<br /><br />殺生石の周辺からは、硫化水素や亜硫酸ガス、砒素などの有毒ガスが噴出し、昔ほどではないですが、今でも異臭のするガスが吹き出しています。<br /><br />特に東日本大震災以後、茶臼周辺の噴煙が減りこの場所もガスの白い煙も殆ど無くなり別の場所のように私は感じました。<br /><br /><br />古人は、この場所で人や動物が死亡することを、石に宿る霊 の仕業と考え、石を特定して「殺生石」と名付けた。さらには、その石に、全身を金色の毛で覆い9本の尾をもつという「白面金毛九尾の狐」の物語を添加したことにより、殺生石は、恐怖の石として世に広く伝播するところとなったそうです。<br /><br /><br />

    九尾の狐の伝説が有ります。

    殺生石の周辺からは、硫化水素や亜硫酸ガス、砒素などの有毒ガスが噴出し、昔ほどではないですが、今でも異臭のするガスが吹き出しています。

    特に東日本大震災以後、茶臼周辺の噴煙が減りこの場所もガスの白い煙も殆ど無くなり別の場所のように私は感じました。


    古人は、この場所で人や動物が死亡することを、石に宿る霊 の仕業と考え、石を特定して「殺生石」と名付けた。さらには、その石に、全身を金色の毛で覆い9本の尾をもつという「白面金毛九尾の狐」の物語を添加したことにより、殺生石は、恐怖の石として世に広く伝播するところとなったそうです。


  • 大きなお地蔵様です。

    大きなお地蔵様です。

  • 教伝地獄

    教伝地獄

  • 沢山のお地蔵様が、賽の河原のような雰囲気です。<br /><br />不思議な世界が広がっています。

    沢山のお地蔵様が、賽の河原のような雰囲気です。

    不思議な世界が広がっています。

  • 何となく遊歩道の側のお地蔵様が気になりました。<br /><br />少し怖い気もします。

    何となく遊歩道の側のお地蔵様が気になりました。

    少し怖い気もします。

  • もう夕方近くなりました。<br /><br />好奇心で怖いもの見たさで来てしまいましたが、以外に良かったかも。

    もう夕方近くなりました。

    好奇心で怖いもの見たさで来てしまいましたが、以外に良かったかも。

  • 那須温泉神社の駐車場の下に、有名な鹿の湯が有ります。<br /><br />温泉発見において日本で32番目に古く、栃木県では 塩原、日光を抑えて最古、同じ関東の熱海、修繕寺、草津、伊香保らとともに、古い歴史 を持つ日本の名湯として全国にその名を知られています。<br /><br /><br />子供の頃に妹がアトピーだったので、家族で湯治に来ました。<br /><br />神経痛・筋肉痛・関節痛 五十肩・運動麻痺・関節のこわばり うちみ・くじき・慢性消化器病 痔疾・冷え性・病後回復期 疲労回復・健康増進・やけど きりきず・慢性皮膚病・慢性婦人病 動脈硬化症・高血圧症・糖尿病に効能が有るそうです。<br /><br /><br />41、42、43、44、46、48度(女湯には48度がない)の6種類の浴槽から好きな温度を選んで入浴します。入浴は短熱浴をすると最も効果があります。<br />・腰まで1分<br />・胸まで1分<br />・首まで1分<br />こちらを繰り返すそうです。<br /><br />1日の入浴回数最高4回(約15分程度)<br /><br />入浴後は体を冷やさぬこと。<br /><br />

    那須温泉神社の駐車場の下に、有名な鹿の湯が有ります。

    温泉発見において日本で32番目に古く、栃木県では 塩原、日光を抑えて最古、同じ関東の熱海、修繕寺、草津、伊香保らとともに、古い歴史 を持つ日本の名湯として全国にその名を知られています。


    子供の頃に妹がアトピーだったので、家族で湯治に来ました。

    神経痛・筋肉痛・関節痛 五十肩・運動麻痺・関節のこわばり うちみ・くじき・慢性消化器病 痔疾・冷え性・病後回復期 疲労回復・健康増進・やけど きりきず・慢性皮膚病・慢性婦人病 動脈硬化症・高血圧症・糖尿病に効能が有るそうです。


    41、42、43、44、46、48度(女湯には48度がない)の6種類の浴槽から好きな温度を選んで入浴します。入浴は短熱浴をすると最も効果があります。
    ・腰まで1分
    ・胸まで1分
    ・首まで1分
    こちらを繰り返すそうです。

    1日の入浴回数最高4回(約15分程度)

    入浴後は体を冷やさぬこと。

  • 鹿の湯<br /><br />那須温泉元湯・鹿の湯は、七世紀前半、約千三百年前の舒明(じょめい)天皇の御世に開湯されたといわれます。<br />狩野三郎行広という者が山狩の際に、射損じて逃げる鹿を追って山奥に入ると、鹿は傷ついた体を温泉で癒していました。 <br /><br />そこで鹿によって発見された「鹿の湯」と名づけたと伝えられています。<br />公式には、聖武天皇の御世である天平十年(七三八年)の正倉院文書のなかに那須温泉の記録が残されています。<br />江戸時代には、江戸在府の大名はしばしば那須温泉に湯治に出かけていました。 正保二年(一六四五年)に盛岡城主・阿部対馬守より将軍家に出された湯治願が残されています。これを見ても明らかなように、那須温泉は古くからの湯治場として人気を集めていました。<br /><br /><br />建物は明治時代、玄関は大正時代に建造され、そのままの姿を受け継いでいます。 ひなびた木造建築が、時の流れを拒んだかのような佇まいで、 はるか昔の日本の原風景にタイムトリップしたかのような感覚になりますが、最近はだいぶ駐車場とか歩道が綺麗に整備されていて昔の面影が薄れてきたのは残念です。<br /><br />でも便利になったので、冬でも簡単に湯治が出来るのでよかったですね(´▽`)<br /><br /><br />

    鹿の湯

    那須温泉元湯・鹿の湯は、七世紀前半、約千三百年前の舒明(じょめい)天皇の御世に開湯されたといわれます。
    狩野三郎行広という者が山狩の際に、射損じて逃げる鹿を追って山奥に入ると、鹿は傷ついた体を温泉で癒していました。

    そこで鹿によって発見された「鹿の湯」と名づけたと伝えられています。
    公式には、聖武天皇の御世である天平十年(七三八年)の正倉院文書のなかに那須温泉の記録が残されています。
    江戸時代には、江戸在府の大名はしばしば那須温泉に湯治に出かけていました。 正保二年(一六四五年)に盛岡城主・阿部対馬守より将軍家に出された湯治願が残されています。これを見ても明らかなように、那須温泉は古くからの湯治場として人気を集めていました。


    建物は明治時代、玄関は大正時代に建造され、そのままの姿を受け継いでいます。 ひなびた木造建築が、時の流れを拒んだかのような佇まいで、 はるか昔の日本の原風景にタイムトリップしたかのような感覚になりますが、最近はだいぶ駐車場とか歩道が綺麗に整備されていて昔の面影が薄れてきたのは残念です。

    でも便利になったので、冬でも簡単に湯治が出来るのでよかったですね(´▽`)


  • 那須町湯本181<br /> TEL(0287)76-6098<br /> <br /><br />営業時間 AM8:00〜PM6:00まで(12月〜2月は18時まで) <br /><br />年中無休<br /><br />大人 400円<br />子供 300円

    那須町湯本181
    TEL(0287)76-6098


    営業時間 AM8:00〜PM6:00まで(12月〜2月は18時まで) 

    年中無休

    大人 400円
    子供 300円

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この旅行記へのコメント (4)

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  • 蔦之丞さん 2015/11/08 15:01:38
    藤城清治美術館
    ごま様
     こんにちは!
    また、お邪魔いたしました
    藤城清治美術館にこの前
    初めて行きましたが
    那須街道の喧噪から
    少し入っただけで
    静かでいいところですね!
    展示物も素晴らしいですが
    教会のステンドガラスも綺麗でした。
    入口を入って直ぐのモミジが紅葉を始めたばかりで
    とてもいい時期に行って来ました。

    ごま

    ごまさん からの返信 2015/11/09 21:42:27
    RE: 藤城清治美術館
    蔦之丞さんへ

    こんばんは、藤城清治美術館へ行かれたのですよね(#^.^#)
    入口から美術館までの散策も楽しみの1つで、教会のステンドガラスも綺麗なので四季折々愉しめますよね。
    あの周辺は紅葉がとても美しいので、私も時々訪れます。
    藤城清治美術館は、栃木県民は割引になるのが嬉しいです。
    館内に入ると有名な作品が沢山展示されているので、じっくりと鑑賞して来るので時間が過ぎるのが早いです。

    蔦之丞さんが栃木県を旅行されている頃、私は福島県を巡っていましたよ(´∀`*)
    今年は運良く美しい紅葉を沢山見る事が出来ました。

     ごま
  • ぬきじゅんさん 2014/01/19 21:30:21
    教会すてきですね。
    こんばんは。旅行記楽しかったです。

    セントマリーズ礼拝堂、素敵ですね。パイプオルガンもあるなんて、本格的です。日曜礼拝とかやっていたら、一度おじゃましてみたいです。でも、結婚式などで利用する礼拝堂なんですかね。

    藤城清治美術館も行ったことなかったです。見覚えのる影絵、見てみたいですね。子供が小さい頃、絵本でもた覚えがあります。癒されますよね。
    那須大橋の脇道から行くといいんですね。この脇道は、那須ハイランドへ行くときに通る道ですよね。了解しました。

    また那須へ行く時のお楽しみができました。ありがとうございます。
    また旅行記楽しみにしています。

       ぬきじゅん

    ごま

    ごまさん からの返信 2014/01/19 22:05:30
    RE: 教会すてきですね。
    ぬきじゅんさん

    こんばんは、書き込みを有難うございました。

    > セントマリーズ礼拝堂、素敵ですね。パイプオルガンもあるなんて、本格的です。日曜礼拝とかやっていたら、一度おじゃましてみたいです。でも、結婚式などで利用する礼拝堂なんですかね。


    残念ながら日曜礼拝はやっていないようですね。
    主に結婚式の時のみしか利用しないのかも知れませんね。
    式の間も写真撮影は、プロの方にお願いしする以外は勝手に撮影は出来なかったですね。(。-_-。)
    結婚式に出ないと見学は難しいのかも知れないですね?
    礼拝堂以外はレストラン利用出来るのですがね(+o+)

    >
    > 藤城清治美術館も行ったことなかったです。見覚えのる影絵、見てみたいですね。子供が小さい頃、絵本でもた覚えがあります。癒されますよね。


    藤城清治美術館は昨年出来たばかりなのです。
    私も混んでいる噂を聞いたので、昨年11月に下見で行きました。
    東日本の震災をテーマにした物や、とても展示作品が多くてとても見ごたえがありましたよ(´∀`*)
    何故か?定年退職された年齢の方が多かったですね(´∀`*)
    多分懐かしいのでしょうね。


    > 那須大橋の脇道から行くといいんですね。この脇道は、那須ハイランドへ行くときに通る道ですよね。了解しました。
    >

    わかりにくい説明で申し訳ありませんでした。
    那須に向かって那須高原大橋を渡りきって直ぐに左折です。
    那須のサファリパークや南が丘牧場への近道です。

    那須ハイランドへの近道は那須高原大橋を渡らないで、旧道の方の橋を渡ってすぐ左側です。途中で二期倶楽部への近道と分かれます。
    どうぞお気をつけて下さいね。
    ごま

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