2013/09/18 - 2013/09/18
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susuさん
ここ数年はアジアばかり旅行していたので今度はヨーロッパに行きたくなりました。これまでヨーロッパにはツアーでしか行ったことがなく、個人旅行は初めてです。
いろいろ検討した結果、ブダペストINウィーンOUTの航空券を購入して周辺の数カ国を周遊することにしました。訪問する国・都市を増やしたり減らしたりしつつ各都市の滞在日数に頭を悩ませたり、各都市間の移動手段についても試行錯誤を繰り返しながら、以下のような日程ができあがりました。
9/12(木)成田→ドーハへ
9/13(金)ドーハ→ブダペスト
9/14(土)ブダペスト
9/15(日)ブダペスト→プラハへ
9/16(月)プラハ
9/17(火)プラハ→ブラチスラバ→ウィーン
9/18(水)ウィーン
9/19(木)ウィーン
9/20(金)ウィーン→ドーハ
9/21(土)ドーハ→成田
成田→ブダペスト、ウィーン→成田の航空券…123,700円
ブダペスト→プラハの寝台列車(クシェット6人部屋)…29EUR(3,880円)
MAV(ハンガリー国鉄)http://elvira.mav-start.hu/elvira.dll/xslvzs/index?language=2&ed=51E7EA5A
プラハ→ブラチスラバのバス…12EUR(1,582円)
czech transport.com(チェコのバス・鉄道)http://czech-transport.com/transport-service
ブラチスラバ→ウィーンのバス…7.87EUR(1,057円)
SLOVAK LINES(スロバキアのバス)http://online.slovaklines.sk/
ユーロラインズの存在、クシェットという用語、国際列車の切符のインターネットでの購入方法などなど、何もかもが初めて知ることばかりでした。あとオープンジョーの航空券を利用するのも初めて。
7泊分のホテルも全て予約して(ブダペスト②、列車泊①、プラハ①、ウィーン③)出かけました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
トゥーロテル マリアヒルフの外観。
かなり部屋数の多いホテルです。Tourotelという名前の通り、ツアーで使われることが多いのかもしれません。実際3泊目の夜にはホテルの前に観光バスが停まっていました。 -
朝食を摂るべくホテルの向かいにあるカフェに入りました。
ショーケースの中のパンやケーキを選んで飲み物も注文、好きな席に座って待っていると注文の品とレシートを持って来てくれて、退店する時にレジに行って支払いをするという手順のようです。
「ドリンクはどうする?」「コーヒー?」「ミルクは入れる?」という問いに答えただけなので、他にどんなドリンクメニューがあるのか分かりませんが…。 -
適当に見た目で選んだパン(1.58EUR≒210円)とミルクコーヒー(3.00EUR≒400円)を頂きました。
表面にシャリシャリした砂糖の粒がまぶされているパンは黄色がかった生地で、ふわふわでとても美味しかったです。コーヒーもミルクたっぷりで美味しい。
朝食を摂る地元の人達で賑わっているカフェです。柱にはなぜかクロワッサンの作り方を写真入りで紹介しているポスターが貼られていました。 -
ウィーン観光の一発目はシェーンブルン宮殿。最大の見所に真っ先に行きます。
シェーンブルン宮殿の最寄り駅は地下鉄U4線のシェーンブルン(Schonbrunn)駅ですが、その一駅手前のマイトリングハウプトシュトラーセ(Meidling HauptstraBe)駅からバスに乗ると、宮殿から坂を20分上った所にあるグロリエッテの近くまで楽に行けるそうです。地球の歩き方のコラムによると。
個人的にはシェーンブルン宮殿の中に入場することには興味がなく、グロリエッテからの景色に興味津津だったのでそのルートで行ってみることにしました。
この選択がまた大いなる苦労を生むことになります。 -
63A番のバスに乗って6分程でStranitzkygasseというバス停に着くとのことですが、一向にそのバス停がアナウンスされない。おかしいな…。広大な墓地らしきエリアを通り過ぎ、何かの門の前のバス停で停車してエンジンが切られました。この写真の位置。
運転席から出てきた運転手に「このバス停に行きたいんですけど」と歩き方を見せるも、本を覗き込んだ後何やらボソッと言ってバスの後ろの方に去っていってしまいました。「そこは通らない」と言ったのか「この後行く」と言ったのかどっちなんだ…。このままこのバスに乗っていていいものかと思いましたが、少なくとも「終点だから降りろ」とは言われなかったし一応他にも1組のお客さんがいたので、頭上の松の木とシトシト降る雨を窓越しに眺めながら待ちました。 -
暫くすると運転手が戻ってきて、再びエンジンをかけバスを発車させました。このまままた逆戻りで駅に戻るのかな、まあそれでもいいかと思っていると、唐突に待ちに待った名前のバス停が電光掲示板に表示されました。なんと!慌てて降車ボタンを押して下車。
後からじっくり考えてみましたが、もしかすると同じ63Aのバスでも行き先が複数あるのかもしれません。私が乗るべきだったのは行き先がAm Rosenhugelのバスだったんですが、乗り込む時は番号だけ確認して行き先はちゃんと見なかったし、下車した後に見た去りゆくバスの行き先は別の地名になっていたような気がする。
でも2つ上の車内の写真の電光掲示板ではちゃんと63A AM ROSENHUGELって表示されてるんだよなあ…。降りるバス停を見逃した可能性もあるけど、あんなに気を張ってバス停をチェックしていたのに見逃すかなあ。 -
解せないことばかりですが、とりあえず目的地には着きました。バス停に貼り出されている地図を確認し、グロリエッテのある方向へ歩きます。
……バス停からまっすぐ歩いて5分でシェーンブルン宮殿の敷地に到達するはずですが、前方には延々と道が続くばかり。どうもおかしいので途中でUターンしました。
オーストリアの地図には要注意です。方角を合わせて置かれているとは限りません。向かい合うバス停に設置されているのは左右反転したものではなく、全く同じ地図です。片方は完全に東西が逆です。
この時の教訓があったので、翌日市立公園に行った時には立て看板の地図を信用することが出来ませんでした。しかも実際信用しなくて正解でした。 -
初めからシェーンブルン駅に行っていれば…。しなくていい苦労をしているなあ私。
この「しなくていい苦労をしている」は、今回の旅で何度も何度も頭をよぎったフレーズです。訪れた全ての国で、この言葉が頭をよぎる瞬間がありました。大抵は道に迷っている時かえらく遠回りをしている時です。
ある意味今回の旅のキャッチコピーです。でもそのお陰なのか、今回の旅では時間を持て余していると感じた瞬間が一切無かったなあ。
何やらちょっと仰々しい橋が見えてきました。おお、あれは…! -
着いた!シェーンブルン宮殿の端っこに!
ちなみにこの地図は方角合ってます。その調子で頑張れ。 -
敷地内に入ってすぐに、周囲の林からリスが走り出てきました。人を恐れないようで前方を歩いていた子供達と戯れた後に、また林の中に戻っていきました。
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木々の間の砂利道を歩きます。
これは庭園内を周遊する観光列車シェーンブルナー・パノラマバーン。運行は4~10月のみで、10:00~17:00の間30分間隔で運行しているそうです。一日券7.00EUR。 -
赤くて綺麗な木の実が落ちていました。
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その近くには胡桃がどさっと置いてありました。リス用かな。
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この角度からグロリエッテに到達。
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対プロイセン戦の勝利と戦没者の慰霊の為に建てた記念碑だそうです。ギリシャ建築で、中央部はマリア・テレジアが亡くなる直前にガラス張りになったそうですがまだ未完成のままなんだとか。
上部にいるのは帝国を象徴する巨大な鷲。地球を模した球の上に立っています。
グロリエッテには宮殿を眺めるために入場するつもりでしたが、入らなくても十分見えたので結局入りませんでした。 -
正面にシェーンブルン宮殿が見えます。
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わ~…美しい…!
外壁は有名なマリアテレジアイエロー。初めは全面に金を塗るつもりだったそうですが、マリア・テレジアが国の財政状況を考慮して金に似た色の黄色に変更させたそうです。 -
丘の上からは街並みもよく見えます。
中央に写っている教会の造形に惹かれましたが、詳細は分かりませんでした。 -
遊歩道を下りたり上ったりしながら景色を眺めました。
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オーストリアのカラスは黒×灰なんですね。
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グロリエッテの前の池にはカモが沢山います。雨が降って寒いからか池で泳いでいるカモは少なく、殆どは池の周辺で丸くなっていました。
それでも木陰に行って雨を避けたりしない辺り、やっぱり羽の防水に自信があるのか。 -
ネプチューンの泉の裏側から見たシェーンブルン宮殿。
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ネプチューンの泉と馬車。
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庭園が綺麗です。
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おおー宮殿の方からはこういう風に見えるんですね。
グロリエッテとネプチューンの泉。 -
東西約1.2km、南北約1kmの広大な庭園からは様々な方向に道が延びています。
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宮殿内見学の延長で入れるらしい部分の庭園の写真を撮ったらリスが写り込んできました。中央一番下。
こんな人通りが多い所にも出没するとは。ブレてしまったので写真はありませんが、この後私の足元に走り出てきました。 -
シェーンブルン宮殿の反対側。シェーンブルン駅から向かう正しいルートで来た時に初めに目に入るのはこちらです。
おお〜こっちの方が黄色が濃くて深緑の窓枠が綺麗で好きな色合いだなあ。 -
装飾的な階段が素敵です。
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これが入口の門。
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帰りはシェーンブルン駅から地下鉄で。
宮殿の前の道には、挨拶と宮殿についての説明文?が色々な言語で書かれたボードが並んでいました。もちろん日本語も。 -
地下鉄を乗り継いで、ウィーン旧市街の中心に位置するシュテファンスプラッツ(Stephansplatz)駅で下車しました。
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地下鉄の階段を上ってすぐに見えるのがこちら、シュテファン寺院。
南塔は教会の塔としては世界3番目の高さだそうで、広場の周囲にあるカフェの席ギリギリまで下がってもフレームに収まりきらない大きさでした。 -
ヨーロッパでよく見る円筒形の広告塔ですが、オーストリアのものはデザインが凝っていて素晴らしい。
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シュテファン寺院内の観光もしたい所ですが時刻は既に14時過ぎ。お腹空いた…今回の旅行中の昼食は毎回昼時を逃していますが、無計画に歩き回っていると昼時にレストランがあるような所にたまたまいる確率はとても低いんですね。
手前のお店は魚料理のファストフード店?のようで東洋人観光客の行列ができていました。その向こうのお店はなんと日本料理のチェーン店らしい。ウィーン市内で何軒か見かけました。Akakikoって人名か?
オーストリアの料理が食べたいのでそのまま通り過ぎました。すっかり冷えたので何かスープでも飲みたいなあ。 -
あっ、あれはアンカー時計だ。
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正時になると動くらしい。後で見に来ようと思っていましたが、結局アンカー時計を見たのはこれが最後でした。
それにしてもプラハの天文時計もそうでしたが、時刻の見方が分からないなあ。 -
ペーター教会のわりと近く、路地の入口から看板が見えていたこちらのお店。
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店頭にメニューが出ていました。
ドイツ語オンリーですが、ドイツ語の「MENU」はコース料理という意味だと知っていたので入ってみました。 -
入店し店員さんに「MENU1を頂きたいのですが」と告げて着席。
外に出ていたMENU1(10.80EUR≒1,450円)の内容はさっぱり分かりませんでしたがなんとかなるだろう。
地元客が多そうなお店で、常連客らしい人が入店すると何も注文しなくても料理が運ばれてきたりしていました。 -
まずスープが運ばれてきました。
このスープは歩き方に載ってるぞ。フリタッテンズッペという、細切りクレープの入ったコンソメスープのようです。
焼き目が付いていてまさにクレープ。クレープにこんな食べ方があるとは。熱々で美味しかったし冷えた体に有難かったです。 -
その後にレタスのサラダが運ばれてきました。摩り下ろしリンゴそのもののような甘酸っぱいドレッシングがかかっていてとても食べ易く美味しい。
メインは予想外なことに、ビーフシチューで作ったリゾット?
切らないと口に入らないくらい大きな塊の牛肉がゴロンゴロン入っていてボリューム満点でした。牛肉はスプーンで切れる柔らかさ。美味しかった! -
テーブルの上にあったお店のカードを頂いてきました。裏に地図が付いています。
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満足して観光再開です。
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ペーター教会…の裏側。正面は修復中でした。
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シュテファン寺院の中を見学します。入場は無料、塔や地下にあるカタコンベ等に入るのはそれぞれ有料です。
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一際目を引く骸骨の装飾が。これが何なのかは分かりませんが、カタコンベにはペストで死んだ約2,000体の骨とハプスブルグ家の人々の心臓以外の内臓が納められた壺が安置されているそうで、意外におどろおどろしい印象の教会だと思いました。私の知識が足りないだけで教会って普通そういうものだったりするのかもしれませんが。
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見事な彫刻の祭壇です。
意外なことに、ステンドグラスは何の工夫もない感じでした。ただのカラフルな四角模様。 -
イチオシ
チケットを購入して北塔にエレベーターで上りました。5.00EUR(約670円)。
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景色は金網越しにしか見られませんが、足元まで全部金網なので子供でも景色が見やすいかと。
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ここから見える主な建物を解説したボードが設置されています。
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イチオシ
生憎の雨天ですが素晴らしい景色です。
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真下を見るとかなりの高さ。シュテファン寺院の裏手にあるフィアカー(観光用の馬車)の乗り場が見えます。
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プラーター公園の大観覧車。1つの籠に12人乗れるそうです。
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大観覧車の左の方に見えた、お城みたいな可愛い教会。
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あれはヴォティーフ教会か。
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イチオシ
屋根瓦で描かれた紋章。「1950」って何だろう。まさか年号じゃないだろうし。
北塔から見ると屋根瓦一枚一枚が大きすぎて焦点が合わず、ちょっと気持ち悪くなりました。 -
南塔。北塔から見てもかなり高い位置にあります。
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プムメリンという大きな鐘。元は南塔に設置されていたそうですが第二次大戦時の火事の影響で落下し、それからは北塔に置かれているそうです。ガラス越しに見ることができます。
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シュテファン寺院を出た後は、王宮を探してうろうろ。結構道が入り組んでいるので地図を見てもよく分からないなあ。
暫く歩いた末に、幅の広い道に出ました。ここはグラーベン大通りという通りで、奥に見える頭が金色のモニュメントがペスト祈念塔のようです。 -
明らかに雰囲気の違う、ブランド店が立ち並ぶ豪華な感じの通りに出ました。ん?奥に見えるのは…
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あれが王宮だろうか。右手に見えるのはザッハトルテで有名なデーメル。
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正面に辿り着きここが王宮かどうか確認する前に、コンサートのチケット売りの人に声をかけられました。ウィーンの有名な観光名所の周辺には中世の服装をしたチケット売りがいて、通りすがりの観光客に声をかけています。クラシックにそれほど興味はないけどせっかくウィーンに来たんだから1回くらいはコンサートに行っておいた方がいいかも…と漠然と思っている私のような観光客にはわりと有難い存在です。
行ってみたいと思ったものの、見せてくれたパンフレットに載っている会場が凄く煌びやかだったので気後れし、「この靴(スニーカー)しか持ってないんだけど…」と足を見せましたが「全然大丈夫」とのこと。観光客が多いコンサートなので皆カジュアルな服装で来るそうです。 -
案内されているうちにチケット売りが3人に増え、最終的に勧められたのは今夜20:15に楽友協会のグローサーザール(ゴールデンホール)で行われるモーツァルトコンサート。
一番安い席は45.00EUR(約6,000円)。思わずアジアを旅行している時の感覚で値切りたくなりましたが、ウィーンにそんなシステムはないだろうと考え思いとどまりました。
チケットを購入すると、モーツァルトの恰好をしている販売員が慌ててスマホを弄り始めたので何だろうと思っていたら、画面を確認しながら「楽しんで、下さい!」と日本語で言ってくれました。翻訳してたんですね! -
最後にザッハーの場所を教えてもらって別れました。
この場から楽友協会への行き方を地図で説明して貰っている時に分かりましたが、やはりここが王宮で間違いないようです。 -
何やら蹴落とされている像。思わずフキダシを付けたくなるくらい表情がコミカルです。どういう状況?
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教えてもらった通り、王宮向かって左の道を進みます。
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見えてきたのは白い綺麗な建物。前にやたら観光バスが停まっています。
HOTEL SACHER。サッチャー…じゃなくてザッハーか!Gilbertっていう名前が英語でギルバート仏語でジルベール独語でギルベルトって読むようなものですね。
そうだと分かる前から妙に視線が引き付けられる建物でした。白い綺麗な建物なんて沢山あるのに。通りの離れた所からも見える立地のせいかな。 -
建物を右に回り込んだ所にカフェの入口があります。列が出来ていましたが意外に回転は速そう。
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ザッハトルテ(4.90EUR≒650円)とミルク付きのエスプレッソ(2.90EUR≒390円)を注文しました。
接客は意外に雑というか気安い感じ。 -
周りに塗られているのはチョコレートではなく、チョコレート入りの糖衣なんですね。結構ザラザラした舌触りでした。甘過ぎるという口コミをよく見ますが、私は甘さよりもアンズジャムの酸っぱさが気になりました。添えられている甘くない生クリームが色々と突出した部分を中和してくれます。
上に載っているチョコプレートは間違いなく美味しかった。
エスプレッソは添えられているミルクが冷たいので温くなってしまいました。
生クリームのせいもあると思いますがかなり重く、夕食が食べられなくなってしまいました。 -
ザッハーを出て再び散策。楽友協会の場所を確認しに行きます。
こちらは国立オペラ座。 -
途中にあった日本食レストラン。
カツ丼が9.90EUR、冷やしぶっかけうどんが…12.90EUR(約1,700円)?! -
カールスプラッツ(Karlsplatz)駅の近くまで行くと、綺麗な教会が見えてきました。その名もカールス教会。
左手前に写っているのはカールスプラッツ駅の駅舎です。これも有名な建築。 -
大通りを挟んで向かいに見えるのが楽友協会です。
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カールスプラッツ広場を通ってカールス教会の前まで来ました。
わりと本降りで雨が降っていますが、木の下の椅子(ベンチじゃなくて肘掛付きの1人用の椅子が並んでいる)には結構座って寛いでいる人がいます。私も傘を差しながら座ってみましたが、木の下だとあんまり水滴が落ちてこないものなんですね。そりゃ当たり前なのかもしれませんがこれまでそんな機会がなかったので初めて知りました。 -
うわ~素晴らしい造形の教会だ。特に2本の塔の彫刻が凄い。この教会好きだなあ。
1713年に、女帝マリア・テレジアの父カール6世がペスト撲滅を祈願して作らせた教会だそうです。 -
塔に刻まれているのはウィーンの守護神、カール・ポロメウスがペストを鎮める物語。
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とにかく彫刻が素晴らしい。中のフレスコ画も凄いらしいですが中には入りませんでした。
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コンサートの前に一旦ホテルに戻ります。
ついでにウィーン西駅の中を散策してきました。色々なお店が入っていて、フードコートもあります。 -
目的地は3Fの郵便局でしたが、なぜか大行列が出来ていたのでこの時は諦めました。
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こちらが地下鉄のヴェストバーンホフ駅。鉄道のウィーン西駅の入口はこの写真でいうと左にあります。
西駅周辺はウィーンの中では比較的治安が悪いと言われているエリアのようです。実際駅前には他ではあまり見かけない、黒人やその他色の浅黒いガラの悪そうな服装の人物がたむろして通行人を品定めするように見ていると感じました。普通にしていれば実害はないかもしれませんが油断は禁物です。 -
ホテルで一休みしてから再び出掛けました。
夜の国立オペラ座。綺麗です。 -
ライトアップされたカールス教会。
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楽友協会。
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ツアーの一環でコンサートを観る観光客も多いようで、前の大通りには沢山のツアーバスが駐車していました。
エントランスの扉が重く、手を離すと物凄い勢いで戻ってくる反発力でびっくりしました。ホテルの部屋のドアといい地下鉄のドアといい、ウィーンに滞在すると自動的に筋トレが出来るのかもしれん。 -
1Fにはクロークがあって、上着を預ける人の行列が出来ていました。
驚いたことにチケットのチェックは一切ありませんでした。座席を間違えていると指摘されるまでは。 -
1Fの階段の下にあるモーツァルトの像。
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私の席はこちら、サイドのボックス席。横5列×縦3列くらいで区切られ、木の椅子が並んでいます。
黄金のホールという名前の通り、全体的に金色で煌びやかなホールです。豪華さだけでなく音響に優れているホールで、床や天井だけでなく横に並んでいる女性像までもが理想的な反響をするように配置されているそうです。
毎年元旦に全世界にテレビ中継されるウィーンフィル・ニューイヤーコンサートを行っているのがこちらのホールだそうです。 -
チケットを購入する時に見せて貰った座席表によると、私の席はボックス席の最前列。肘を置く場所もあるし観易そうな席です。いい席で良かったと思っていると…
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係員に「チケットを拝見」と声をかけられました。チケットを見せると、「あなたの席はこちらです」と一番後ろの3列目にポツンとある椅子を示されました。ええ?!あの座席表は何だったんだ。謝って席を立ちました。
私が座っていた席には3人連れの韓国人観光客が座りました。チケットを買った席に私が座っていたからわざわざ係員を呼んできたんですね。それはすまない事をした。
この後私の前には2人連れの女性が座りましたが、例の甘ったるいきつい匂いの香水を付けていたのでコンサートの間中苦しむはめに。 -
本来の席からの眺め。ステージはあまり見えませんが左が像の台座、右がドアなので右の1席分が空いており、台座を背後に完全にステージの方を向いて座ることが出来たのでなかなか良かったです。他の人の視界の邪魔にもなりませんしね。
隣のお爺ちゃんは幕間に私のデジカメを指してしきりに「テレビジョン?」と言っていましたが、テレビが観れるかどうかを聞きたかったのかな?よく分かりませんでしたが、言葉が通じないと分かっても動きで笑わせてくれようとする面白いお爺ちゃんでした。 -
モーツァルトコンサートは、演奏者全員がモーツァルトの衣装を着て演奏します。男装ですがよく見ると女性の演奏者もいるようでした。
演奏開始直後は大勢が写真を撮っていたので私もつい撮ってしまいました。
男声女声1名ずつのオペラ歌手も登場し、指揮者が観客の手拍子を指揮したりして飽きさせない構成でした。
しかし私の席からはあまりステージが見えないので、どっと笑いが起こっても意味が分からなかったりしました。 -
人々の頭の間から少しだけ演奏者が見えました。この写真が私の席から唯一見える部分です。
しかし演奏者よりも、ステージ上の席最前列で睡魔に勝てない子供とその子の頭を必死に支えるお母さんが気になってしょうがないんですが…。よりによってなぜそこのチケットを購入してしまったのか。そこ以外ならどこでも良かったろうに…とお母さんも考えていることでしょう。 -
幕間はシャンパンを飲みながらカナッペを摘まんだりするものなんだそうです。優雅ですね~。
私はザッハトルテのお陰で全くお腹が空かないので頂きませんでした。まあ仮に空腹でも縁はなかったと思いますが。 -
コンサートが終わったのは10時過ぎ。くたくたでしたが、今日の最後にシュテファン寺院のライトアップを見に行ってきました。
おおっ、意外なことに全く工夫のないライトアップ。
初めにブダペストの夜景を見てしまったのでライトアップのハードルがすっかり上がってしまったようです。逆に昼間の街並みだと、ウィーンに先に行くとハードルが上がってしまうらしいです。 -
正面入口の辺りはこんな感じになっていました。
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さすがにザッハトルテも消化されてお腹が空きました。
こんな時間なので閉まっているお店が多いですが、ホテルの近くにあるピザやケバブ等のファストフードを扱っているお店が開いていました。
ピザは種類が豊富で1カット1.00EUR(約135円)とリーズナブル。注文するとオーブンで温めてから渡してくれます。 -
マッシュルームのピザを購入しました。かなりの大きさで、一番短い辺(耳の部分)でも私の手首から指先までの長さよりも全然長い。味は日本で食べるピザよりもチーズがまろやかな感じがする。酪農大国だからかな。
旅行中にしては珍しく夜更かしし、ゆっくり泡風呂に浸かってから眠りました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- oimodaisukiさん 2013/10/25 22:54:15
- はじめまして
- susuさま
はじめましてoimodaisukiと申します。
来月に中欧旅行を控えておりましてsusuさまの旅行記
ありがたく拝見させていただきました。
susuさまの旅行記の写真
どれもポストカードのような写真ばかりで
ヨーロッパっていいな〜とうっとりしました。
パッケージツアーでの旅行なんですが
ウィーンでまる1日の自由時間があり
クリスマスマーケットをと楽しみにしている私以外の家族と
私はsusuさまのように地元の美味しい物を食べてみたく
『MENUとはコース料理』とメモしておきました。
偶然入られたレストランですよね?
美味しそう。名物のスープもあったりで大当たりですね!
朝食のパンもとても美味しそうでした。
まだ出発まで時間がありますので
また遊びに来させて下さいね
すてきな旅行記をありがとうございました。
oimodaisuki
- susuさん からの返信 2013/10/26 00:18:55
- RE: はじめまして
- oimodaisukiさま
メッセージをありがとうございます。
私の旅行記が少しでもoimodaisukiさまのお役に立てたのでしたらとても嬉しいです。
ヨーロッパの景色は本当にどこを撮っても絵になりますよね。
写真は全て現像するつもりなので
これまでの旅行では1日50枚以内を目安に撮影してしまいましたが、
今回は全く収まらず3〜6倍もの枚数を撮ってしまいました!
やっぱり旅行に行ったら地元の料理を食べたいですよね。
旅行記に例のレストランの地図の写真を追加しましたので、
もし機会があれば行ってみて下さい。
他の方の口コミを見ると『中欧の国々の料理は美味しいけどしょっぱい』
という感想が多いように思いましたが、私が旅行中食べた料理は全て丁度良い塩加減でした。
来月の中欧旅行楽しみですね。よい旅を!
susu
-
- rinnmamaさん 2013/10/22 11:11:06
- 中欧地方をじっくり旅・いいですね
- susuさま、こんにちは
初めまして、朝Q&Aでの回答からの訪問です
朝は孫の世話でコメントが出来ませんでしたので、ノンビリ再訪
させて頂きました。
初めてとはいえ,国際列車の切符購入・オプジョーの切符での旅
手馴れて見えますよ。
私は個人旅行の入り口辺りで、ウロウロしていますので、
羨ましいですが、一歩一歩階段を上がる予定です。
ようやく来年、スペインに行くのに、フランクフルトで乗り換えを
経験しますが、ドキドキですもの。
最終はオプジョーの切符購入で旅したいな〜と思っています。
一人旅は良いですよね。自由がききますから。
このバスでの出来事も思い出・・ですね。
UKでは色々体験しましたので、思いだしました〜。
歳ですので、今は時間のかかるヨーロッパを、メインで旅しています。
これからも、初心者の援護の回答をお願い致します。rinnmama
- susuさん からの返信 2013/10/22 20:42:12
- RE: 中欧地方をじっくり旅・いいですね
- rinnmamaさま
こんばんは、メッセージをありがとうございます。
私はまだまだ個人旅行初心者で、段階を踏んで出来ることを増やしている最中です。
オープンジョーは初めて利用しましたが、特に難しい所はありませんでした。
rinnmamaさまの旅行記を拝見しましたが、数カ国にまたがる旅を
何度もされていらっしゃいますし有効に活用できると思いますよ。
乗り継ぎもいつもの「Arrival」ではなく「Transfer」の方向に進めばなんとかなります。
ウィーンのバスの件もそうですが、道中に苦労があると目的地に辿り着いた時の喜びが大きいですよね。
何のアクシデントなく旅行が済んでしまうとあまり思い出に残らないかもしれませんし。
これからもお互い少しづつスキルアップしていきましょう。
susu
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