2013/08/03 - 2013/08/03
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たびたびさん
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今年は、秋田の竿灯から山形の花笠を見る計画を立てて、まずは秋田へ。竿灯は夜なので、その前に角館を散策します。かなり賑わっていましたが、私と同様に、竿灯前に角館見物のツアー客が多かったのだと思います。
さて、角館の枝垂桜は、佐竹北家二代目当主へ京都より公家のお姫様が輿入れする際に持ち込んだもの。武家屋敷通りに約400本が植わっており、うち162本が国指定天然記念物です。
しかし、桜の季節ではない夏場でも武家屋敷一帯は、桜に紅葉の緑が風に揺れて、とても涼しげ。角館ならではの景色を十分に堪能できました。そして、今回は、グルメに美術館もきちんと回れました。それらは、どれも角館の気風が育んだもの。角館への理解がより深まったように思います。
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東京から角館に到着。今日は天気がいいみたい。あまり、暑くならなければいいんですが。
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まずは、角館駅前にある観光案内所「角館駅前蔵」へ。武家屋敷周辺の地図をもらうために寄ったのですが、ここで「東北パスポート」というのをいただきました。「東北パスポート」は施設の割引や食堂とかでもう一品が付いたりと、ちょこちょこお得になる特典が付いたもの。無料でいただきましたが、角館を回るのに、けっこう役に立ちました。
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角館駅から武家屋敷に向かう途中の大通り沿いのゆかり堂製菓です。「黒糖落ち葉かりんとう」というのが看板商品なのですが、
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お店に入るとすぐのところに、やはりこの辺りの名物「なると餅」が置いてあって、食べ比べもいいかなあと思って、ついついそちらを買ってしまいました。しかし、「なると餅」の方は、まあどこの店でもそんなに差はないかなあというのが結論。逆に、どこの店もかなりがんばっているということかもしれません。
ということで、今でも、落ち葉かりんとうが気になって仕方がない私です。 -
こちらは、並びのフルーツパーラー角館 さかい屋さん。
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外見は、八百屋さんのようなのですが、中に入るとちゃんと喫茶コーナーがあります。
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イチオシ
いただいたのは、今の季節のお勧めという、まぜっこ桃400円。桃のゼリーがとても芳醇な味わい。食べ進めると、下にはアイスクリーム。朝早くからやっているみたいですし、角館観光の前にここに寄って元気を付ける。これはお勧めです。
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この辺りには気になる店が集中しています。これは熊谷なると餅店。
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イチオシ
白いお餅に黄色の色付け、花のような形の「なると餅」と黒砂糖の「えびす餅」のセットになったパックを買いました。「有名なのはなると餅ですが、えびす餅の方がおいしいですよ」とおっしゃっていましたが、やっぱりなると餅でしょう。お餅が小さな粒粒のような食感。これが餡子とうまくコラボして、独特のうまさがありました。
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ついでにはす向かいの渡部菓子店。ここも、角館の名物「なると餅」を扱うお店です。
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黄色の色は、ベニバナで着色したもの。昔は、きびでお餅を作っていた、名残りなのだそうです。食べ比べしてみると、ここのなると餅は餡子がいい。うまいです。
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さて、最初は、新潮社記念文学館。こんなものが、どうして角館にあるんだろうと思ってしまいましたが、新潮社を創設した佐藤義亮が仙北市角館町の出身なんですね。
館内は、日本文学界の歴史を解説したものもありましたが、むしろ、貧しく孤独な暮らしの中で印刷工から校正係に抜擢されたことをきっかけに文壇への興味が膨らんでいったという佐藤義亮の人物伝といった資料の方が目を引きました。 -
ここは、西宮家。
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角館駅から武家屋敷を回り始めるとしたら、
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ここを一番最初に訪ねるのがいいでしょう。
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敷地内には、母屋のほか、明治後期から大正時代に建てられた、かなりりっぱな5棟の蔵があって、工芸品の販売・展示や食事処となっています。
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現在は、市が買い取っていますが、宮西家は明治に入ってからも、下級武士から家屋敷を買い取ったりして、才覚によって繁栄した賢い家だったらしく、そうした点を感じながら見学すると面白いと思いました。
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藤木伝四郎商店は、角館の伝統工芸、樺細工のお店。安藤醸造元本店に向かう途中、何となく上質な店構えが気になって入ってみました。広いお店にゆったりとした展示が落ち着きます。
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と、奥を見ると、蔵があって、その中がまた豪華な展示室。樺細工を日常生活の中で、こんな風に使ってみたらといった提案型の展示がとてもいいと思いました。
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こちらの安藤醸造元本店は、享保年間から、地主として角館に住み、
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小作米として入ってくる米の一部を原料として味噌・醤油を造るようになった家柄です。
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店内に入ると、
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直売の味噌・醤油の直売を行っていますが、奥に蔵座敷があって、これも見学可能。
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イチオシ
外観は赤レンガの蔵でモダンですが、中は重厚な雰囲気の広い座敷。襖絵の状態も鮮やかで、往時に近い状態ではないかと思いました。
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これは正月の鏡餅。かなりひなびてますが、また焼いて食べるんだそうです。本当にモチがいいんですね。
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ついでに、角館神明社へも。ここは、角館の城主であった戸沢氏の篤い祟敬を受けていた神社。その後、佐竹北家によって今の場所に遷座されたと伝えられ、9月7日の例大祭が有名で、18台の豪壮な山車が見ものです。
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また、境内には、江戸時代後期の紀行家、菅江真澄の終焉の地ということで碑が立っていました。
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ちょっと、早めにお昼にします。チェックしていたのは、食堂 いなほ。秋田の郷土料理がウリのお店です。
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イチオシ
いただいたのは、がっこ懐石。小皿に何種類もの秋田料理らしきおかずが並べられています。親子丼にはガッコが混じっているようで、食べるたびに、ガリガリと音がして、妙な感じでした。
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さて、再び散策開始。この天寧寺は、角館市街の端っこ。蘆名氏の菩提寺です。
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奥に進んで、
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墓地の一角には、規模は小さいですが、歴代当主の墓石が並んでいました。
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ちなみに、蘆名氏は伊達氏と並んで東北の雄だったこともある名門。しかし、摺上原の戦いで伊達政宗に敗れ、会津を逃れると実兄佐竹義宣を頼り、常陸国へ。しかし、佐竹氏は、関ヶ原の戦いで西軍に加担したため、秋田へ国替え。それに伴い、蘆名氏は角館に16千石を与えられることとなります。ただし、ほどなく、病死や事故死により、蘆名氏は断絶しています。
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しだれ桜が有名な角館にあって、武家屋敷と並んで桜の名所として有名なのが、この桧木内川桜並木。
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イチオシ
緩くカーブを描いた 川の土手に続く桜並木は、ほどよく桜の枝が張り出して、美しい川面と絶妙の組み合わせ。並木を通る小道もありますが、橋の上から全景を眺めるのがお勧めです。
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歩道の真ん中にも、大きなしだれ桜。このしだれ桜の木も天然記念物の一本です。
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そして、いよいよ武家屋敷のメインストリートにやって来ました。この辺りに来ると、角館にやってきたという実感が湧いてきます。
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イチオシ
まずは、小田野家。
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ところで、小田野家は、中級武士の屋敷。元は、佐竹氏の一族、今宮氏の配下にありましたが、組替えにより、佐竹北家の家臣となった家柄です。
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また、「秋田蘭画」で有名な小田野直武がでたということでも知られます。見学は無料です。
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隣りの河原田家は、庭伝いにそのまま入ります。
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ここは、芦名氏の会津時代からの譜代の家柄。後に、葦名氏が断絶すると、佐竹北家に仕えます。
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家の中は、渡り廊下から眺めることになりますが、書院作りの表座敷がよく見えて、屋敷の雰囲気が十分に味わえます。
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こちらが表門だったんですね。
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イチオシ
メインストリートをさらに先へ。
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岩橋家は、会津からの芦名氏譜代の家臣だった家ですが、葦名家が断絶すると、佐竹北家の配下となります。
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ちなみに、角館は火事が多かった土地。明治33年の大火でも多くの屋敷が焼失しますが、この際、東勝楽町で焼失を免れたのが岩橋家と河原田家なのだそうです。
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岩橋家の屋根が、木羽葺きとなっていたからとされています。
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これは、近くにあった武家屋敷の模型展示室。
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模型だと全景がよく分かりますね。
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こちらの大村美術館は、フランスの装飾芸術家ルネ・ラリックを中心に、アールヌーボー、アールデコの時代の作品を集めた本格的な美術館。
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アール・ヌーヴォーだとガレが有名でしょうが、ルネ・ラリックは、少し後の時代アールデコの時代にかけても活躍。人物描写もシンプルな表現で、近代的。新しい時代を切り開いていく気概を感じるような雰囲気を強く感じました。
係の方は尋ねると親切に解説してくれるので、積極的に話しかけてみてはどうかと思います。 -
角館樺細工伝承館は、角館の武家屋敷の中心。
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樺細工の名品を展示するほか、実演や販売コーナーも合わせた、樺細工の総合センターです。
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こちらは、入ってすぐの休憩室です。しゃれてます。
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ところで、樺細工は地元の伝統的な工芸品なのですが、
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ただ、この樺細工はそれ自体、主役として楽しむものなのか、他のものを際立たせるわき役として楽しむべきものなのか。
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樺細工を使った絵もあったりして、逆に、目線をどこに置くべきか。混乱してしまったかもしれません。
ちなみに、私は本来わき役として理解しています。殺風景な中に、少し華を添えるもの。それは、焼き物でも同じで、掛け軸や絵とは違うでしょう。 -
最後にあるのは、販売ショップです。
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松本家は、角館武家屋敷のメインストリートからは少し外れたところ。見学は無料の、ちょっと小さめの武家屋敷です。
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松本家は、佐竹氏の一族、今宮家の組下の家柄。茅葺き屋根と屋根に小さな石を乗せた姿が印象的です。建物は、お土産物の販売所になっています。
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今日はいい天気です。それでも、緑が負けないくらい輝いていますね。
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また、メインストリートに帰ってきました。
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ここは、青柳家。
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角館の武家屋敷には、いくつも公開されたお屋敷があるのですが、
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青柳家の規模は、ちょっと別格です。
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3,000坪の敷地には、母屋のほか、
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工芸品の展示・販売所やお土産物屋・食堂などの建物がいくつもあって、
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すごい賑わいでした。
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ちなみに、青柳家は、もともとは芦名氏譜代の侍だった家。角館で葦名氏が断絶すると、佐竹北家の配下となり、代々の役職は納戸役。実禄は104石の格式を誇りました。
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これらの展示品は、
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イチオシ
江戸の末期から
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明治にかけてのもの。
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この家も、激動の時代を乗り切る才覚があった家だったのだと思います。
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ふとんをそのまま着て寝るような夜具ですね。
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この樺細工は、実用的な感じがあります。
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戦争中のもの。こんな勲章で命が粗末にされてはたまりません。
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青柳家を出て、これは唐土庵。「もろこしあん」と読みます。角館駅のすぐ前に本店があるのですが、すごい賑わいは武家屋敷店の方。看板商品の「生もろこし」などの試食をさせてくれることもあって、すごい人だかりでした。
「生もろこし」は、小豆の粉を固めたお菓子。抹茶、さらしあん、プレーンと種類がありますが、いずれも、素朴な粉の味わい。口に入れると柔らかく溶けていく優しい味わいです。ただ、素晴らしくおいしいというほどではないような。。とにかく素朴です。 -
今度は、石黒家。
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角館で公開されている武家屋敷の一つですが、見応えとしては青柳家に次いでいると思います。
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断絶した蘆名氏に代わって入部した佐竹北家に召抱えられたのが始まり。家格は家老格の小野崎家(200石)に次ぐ150石取りで、財政を担当する用人だったそうです。
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蔵には、
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人形や
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武具や甲冑、
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秋田蘭画の大成者、小田野直武の関係資料「解体新書」の展示もありました。
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武家屋敷から少し歩いた角館城跡は、古城山。角館武家屋敷のメインストリートを抜けて、信号機の角を山の方にしばらく上った先で、正直、観光客はまったく見かけないような場所です。私も、結局は、この城から武家屋敷を見下ろす位置関係を確認したくらい。
ちなみに、角館城は、戦国時代には戸沢氏の居城。関ヶ原の戦い後は、佐竹氏とともに秋田に入った蘆名義広が城主となりますが、一国一城令発令により廃城となっています。 -
こちらは、仙北市立角館町平福記念美術館。角館武家屋敷のメインストリートの一番奥です。
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美術館は、角館町出身で近代日本画の巨匠と言われる、平福穂庵、百穂の父子の作品を収蔵しています。
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平福穂庵の作品は、数が少ないのですが、濃いめの墨で対象をはっきりと捉えた作風は、武家の気風が表れているようで高潔な印象。自らの人間性によって、独自の世界を切り開いたような、特徴ある作品です。
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続いて、佐竹歴史文化博物館。林美光という秋田市出身の金属工芸家が経営する私的な博物館です。
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イチオシ
角館に伝わる鎧兜の展示もありますが、展示品の目玉は、林美光が復元したという幻の「金銀銅杢目金」。かつて、武具刀装を彩る高級金工品だったという、その技術を蘇らせた努力は、説明を聞く限りすさまじいものだったことが想像されます。ただ、パッと見ただけでは、なかなか分からない。こちらも相当の予備知識が必要なのかもしれません。
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さて、そろそろ秋田行きの新幹線の時刻が気になってきました。
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武家屋敷から少しずつ帰ります。
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もう一度、緑の美しさを確認。木漏れ日の加減が、とてもいいですねえ。
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角館 外町史料館たてつは、角館の観光案内地図に載っていた施設です。まだ時間があるようなので寄ってみます。
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入った際は、単なるお土産物屋かと思ったのですが、
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奥に蔵を利用した展示室があって、
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イチオシ
地元に伝わった焼き物や人形など、けっこう見応えのある内容。時間が少なくてじっくりとまでは見れなかったのですが、その雰囲気はとても印象に残りました。
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角館の観光では穴場かもしれません。
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最後に、薬師堂。ここは、ちょっと裏通りのような場所です。薬師如来をまつる村の鎮守というのですが、千年以上も歴史を持っています。かつて、角館城主、戸沢氏が眼病の治癒を祈願し、これが治ったということから、成就院薬師堂の名もあるようです。
これで、角館はおしまい。秋田に向けて移動します。
今夜の竿灯が楽しみです。
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