８日目<br />最後のイベントであるリーセフィヨルドのハイキング。リーセフィヨルドは全長42キロメートル。海面からの高さが600メートルある断崖、プレーケストーレン(英名Pulpit Rock)が有名です。そこに行くのにスタヴァンゲルが観光拠点となっています。<br /><br />ずっと心配だったお天気は晴れました。何よりこの日が晴れてほしかったので本当にうれしい。<br /><br />8時発のフェリーに乗るつもりでいたら、ホテルを出るのが遅れてダッシュで港へ向かいました。コンビニでサンドイッチを買う予定だったのに時間が無くなって、そのまま船に飛び乗りました。でも一応乗る前に船員さんに行き先は確認。時間通り乗れて船の中で脱力。<br /><br />プレーケストーレンのハイキングはいろいろなブログを読んで予習しておきました。人によって片道1時間半だったり2時間半だったり･･･だいたい2時間くらいで着いている人が多いようです。<br /><br />写真で見た岩場もあまり気にせず行ってしまったら…！ふだんから運動不足のわたしは本当にフラフラになりました。結局行きは2時間半もかかってプレーケストーレンに到着しました。プレーケストーレンに滞在してもあまり疲れは癒えず帰り道は気力で下りました。<br /><br />※この旅行のレートは100Nok=12.8Euro<br /><br /><br />8/3　オスロ<br />8/4　オスロ<br />8/5　ガイランゲルフィヨルド<br />8/6　ガイランゲルフィヨルド<br />8/7　ノールフィヨルド、氷河<br />8/8　ソグネフィヨルド、スターヴ教会<br />8/9　ベルゲン<br />8/10　リーセフィヨルド<br />8/11　スタヴァンゲル

２０１３夏のノルウェー８泊９日★９　プレーケストーレン

15いいね！

2013/08/10 - 2013/08/10

27位(同エリア57件中)

エリア

リーセフィヨルド周辺(ノルウェー)

旅行の満足度: 5.0

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8時発Tau行きのフェリー
Tide社のフェリー＆バスの往復250NOKx2

チケットはフェリーが出発した後に係員が回ってきます。現金があればその場で、クレジットカードの場合はスナック売店の隣りにある窓口でチケットを購入します。船内を回る係員が戻ってきたら窓口が開きます。

フェリーターミナル船系
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フェリーを降りるとバスが停まっていました。船内で買ったチケットで乗れるのはこの緑のバスではありません。わたし達を含めてたくさんの人が乗ろうとしては断られていました。
8時40分Tau発のバス

ちょっと遠くに停まっていたこちらのバスがTide社。先に出発した緑のバスを途中で抜きました。このバスはプレーケストーレン・キャンプ場まで直通です。わたし達が降りるのはその次の駐車場です。
30分もかからないでプレーケストーレンの駐車場へ到着。

時刻表を見ると前もって調べておいたものより本数が多かった。
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駐車場の真ん中にあるトイレに行ってから、ロッジの売店でファンタオレンジを購入。これが大正解。ハイキング中の疲れた時に甘いジュースで癒されました。

ロッジの前はきれいな湖。朝の光で落ち着いた雰囲気。

Preikestolen BaseCamp ホテル
さあやっと準備ができました。9時40分出発します。
プレーケストーレンの行程と駐車場の地図がありました。

右上にある2+2tは行きは2時間帰りも2時間という意味だそうです。その他靴の種類がわかりやすく図で掲載。ここで禁止のサンダルですがはいてる人をよく見かけました。
3.8kmかけて300m登ります。

この図をよく見ると1.5km地点から2km地点が急な登り。でもこの時は全然気にしないで歩きだしました。
最初はゆるやかな坂道。砂利道で歩きやすい。
すぐに大きめの石がゴロゴロ。後から思えばこのぐらいの石なんて全く大きくありませんでした。

お天気がよくてどんどん暑くなって、この先の広場で着ていた上着を脱いでリュックに背負いました。
出発から1時間、だんだん岩場の雰囲気が本格的に。気を配って足を上げないとつまづきそう。

最初の岩場とはまったく比べものになりません。
木の根っこやら岩やら石やら…足元から目が離せません。
この急坂が大変でした。登ってる途中で帰りのヒザが不安になりました。

入口の地図を参考にすると、これで半分まで来ました。
お天気に恵まれてうれしかったけど、だんだん暑さがこたえてきました。帽子を持ってくればよかったな。

ここまで出発から1時間半。
少し一息つける地形になり、元気が出ました。ふだんの運動不足がてきめん現われて、ぐいぐい歩く夫にくらべてよたよたしています。夫が通りすがった人にもうすぐか尋ねるとまだだよーと笑われました。

この辺りで2.5km地点。まだ1.3kmもあります。
両方ともプレーケストーレンへ。崖コースと丘コース。
楽そうに見えたのに意外と歩く場所を選びます。登れるor降りる自信がない岩場は避けて大周りしました。
ここは段差もなくなだらかですが蓄積された疲れのせいか、この傾斜をまっすぐ歩くのがつらかった。

この辺りで出発から2時間たってしまいました！しょっちゅう休んでたから当たり前･･･。
わー！やっとリーセフィヨルドが見えました。

あまりに壮大過ぎてジオラマみたい。
疲れてふらーっとしたら落ちちゃう！

なるべく内側を歩くようにしました。はじっこに立っている女の子にハラハラ。
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とうとうプレーケストーレンに到着！出発から2時間25分もかかってしまいました。

下に見えるフェリーは大型だというのにすごくちっちゃい。高さを実感。

プレーケストーレン山・渓谷
わたしが先端に座ってるところを撮るようにお願いしたら、高所恐怖症の夫に必死に止められました。恐怖で正視できないというので、彼の許容範囲のところに座ってポーズ！

先端に行きたかったな。

岩の上ではBBQをしながらビールを飲んでいる人達がいました。お肉の焼ける匂いが立ち込めていて行楽地の雰囲気！
岩の上ではなくサイドを覗きこんだらそんなに怖くない。
サンドイッチを食べてから、もう少し上まで登ります。わたしはもう体力的に限界だから待っていようかと思いましたが、やっぱり後悔したくないので行きました。
ここまで来るにはよじ登ったりしてちょっとハード。でもこの景色、登った甲斐がありました。
ほんとうに絶景！
BBQでビールを飲んでる人達はトイレは大丈夫なのか他人事ながら心配。というのも道中トイレはありません。
あんなところに座るなんて見てるだけで恐怖。
出発前の天気予報では雨だったのに、晴れてくれて本当にうれしい。

さらに上に行けるようでしたが、もうこれ以上登ったら帰れなくなるので止めました。
帰り道は予想通り足がガクガクです。トレッキングシューズを履いていても足が何回もガクっとなり冷や冷やしました。

2km地点の急な岩場は大混雑で、のろのろ降りると後ろが詰まるので時々脇に避けてやり過ごしました。

周りはかもしかみたいにひょいひょいと軽い足取りで降りていました。
ほっとする木道。ここは戦場ヶ原のような雰囲気。
15時くらいにふもとに到着。あと少しというところで道をはずれて最後は車道を歩いてしまいました。間違えやすいみたいで他にもたくさん歩いている人がいました。

帰りは疲れていたのに2時間かからず戻ってこれました。よかった。

この写真は朝と同じ景色なのにまったく違って見えました。
プレーケストーレンを15時15分に出発。

Tauでフェリーが来るまで30分くらい待ちました。
16時20分発、17時00分着
スタヴァンゲルの港近く。たくさんのヨットが並んでいました。
港に戻ってきました。

２０１３夏のノルウェー８泊９日★１　オスロ（大聖堂、市庁舎）
http://4travel.jp/travelogue/10804205
２０１３夏のノルウェー８泊９日★２　オスロ（ビグドイ・国立美術館・ヴィーゲラン公園）
http://4travel.jp/travelogue/10806938
２０１３夏のノルウェー８泊９日★３　オンダルスネス・トロールスティーゲン
http://4travel.jp/travelogue/10804206
２０１３夏のノルウェー８泊９日★４　ガイランゲル・フィヨルド
http://4travel.jp/travelogue/10807002
２０１３夏のノルウェー８泊９日★５　ローエン・ブリクスダール氷河・ボイヤ氷河
http://4travel.jp/travelogue/10806948
２０１３夏のノルウェー８泊９日★６　ソグンダール→ヴォス（カウパンゲル教会・ウルネス教会・ホッパースタッド教会）
http://4travel.jp/travelogue/10804208
２０１３夏のノルウェー８泊９日★７　ベルゲン
http://4travel.jp/travelogue/10806951
２０１３夏のノルウェー８泊９日★８　スタヴァンゲル
http://4travel.jp/travelogue/10806944

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この旅行記へのコメント（1）

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deracineさん 2017/12/20 00:27:31

素晴らしい天気で良かったですね！

こんにちは、

高いところが大好きな自分も一度は行ってみたいプレーケストーレン（Pulpit Rock)に行かれたのですね！

フィヨルドはスウェーデンでオーロラ観光した際、一度見たことがありますがこのプレーケストーレンの高さはハンパじゃないですね

この岩場の端から下を覗いたらそれこそ楽しそうでもう少し若かったら私もチャレンジしたかったです

多くの美しい写真と説明を有難うございました。目の保養になりました
これからも楽しませてください。では失礼します

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