2018/08/16 - 2018/08/19
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無人(muto)さん
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この夏の家族旅行は、フィヨルドがつくる絶景を見たくてノルウェーに行くことにした。
ラウマ鉄道でオンダルスネスまで行き、レンタカーを借り、南部のスタヴァンゲルまでドライブするという計画だった。
リスタッド到着までの旅については、「フィヨルド絶景のノルウェー 2018 その①」、「その②」および「その③」として既に掲載している。本編は、第6日のリスタッド以降の旅についての「その④」として掲載する。
旅程は以下の通り。
第1日 成田 → ヘルシンキ → オスロ空港 泊
第2日 オスロ空港 → ドンボース → オンダルスネス → ガイランゲル 泊 (その①)
第3日 ガイランゲル → ソグンダル 泊 (その②)
第4日 ソグンダル → アイフィヨルド 泊
第5日 アイフィヨルド → リスタッド 泊(その③)
第6日 リスタッド → スタヴァンゲル 泊(以降本編 その④)
第7日 スタヴァンゲル → オスロ 泊
第8日 オスロ → ヘルシンキ →
第9日 成田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この日は、ラウマ鉄道、「トロルスティーゲン 魔物トロールの梯子」、ガイランゲルフィヨルドとともに楽しみにしていたリーセフィヨルド(Lysefjorden)に行く日だった。朝から雨模様で視界が心配だった。この日に宿泊したスタヴァンゲル(Stavanger)までのルートをGoogle Maps上に表示してみた。
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Map data © Google Maps
この日のルートマップだ。
スレスカルヴェーエン(Suleskardveien スレスカル道路)を西進し、スレスカル(Suleskard)という町の少し先で、右方向に折れリーセヴェーエン(Lyseveien リーセ道路)に入る。
リーセヴェーエンはフェリー乗り場があるリーセボトン(Lysebotn)までで、ここからフェリーでラウヴィク(Lauvvik)まで移動。ラウヴィクからスタヴァンゲル空港近くのホテルまで行くというルートである。
スレスカル道路とリーセ道路の二本の道路は、1980年代から1990年代にかけて建設された風光明媚な高原を走る道路で、「火星のような景色の中を走る」...と説明されているサイトもある。
URL= https://www.visitnorway.com/listings/lysevegen-road-in-lysebotn/235452/ -
走り出すと、雨で半分見えない。怖いドライブだった。
湖の岸の直線道路が長いところを走っていたとき、どんな景色かよくわからない。通り過ぎたところにあった路肩の停車スペースに停めて振り返ったらこの光景。カッコイイ道路だなぁと思ってしまう。
スレスカルヴェーエンでは概ねこんな感じで谷のようになっているところをぬって、湖と小高い丘を見ながら走った。シールダーレン(Sirdallen シルダル渓谷)のスレスカルという村まで、Google Mapsでは42.8km、所要時間50分となっているが1時間半くらいはかかった。
シールダーレンは、スレスカル付近の高原地帯を源流域とするシーラ川(Siraelva)に沿って南へ延びる長大な氷河地形の谷で、最終的にはフレッケフィヨルド(Flekkefjord)付近で北海に注ぐ。ここまでは山道と感じていた道路が、この渓谷に出ると広々とした感じに変わった。
スレスカルの少し先で、右折して今度は30kmあまりのリーセヴェーエンに入る。 -
滝の勢いが半端なく思えたので、路肩スペースに車を停めて撮った。
Google Mapsでは、この滝の上に水量調整ダムがあり、湖の滝の向かって右側に大規模な土砂崩れの後が見られる。滞水性が低い上部の高地で降る雨が一気に落ちる場所のようだ。 -
やはり川は白く泡立てながら流れていた。
この後、岩だらけの高原地帯になっていく。 -
距離的な中間点辺りに、この道路で最も標高が高いエリアがある。岩の丘のあいだに湖沼が点在するが、ガスっているので少し離れると湖も湖とわからないくらいだった。
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この辺りは、羊が交通渋滞を引き起こすことが頻繁だというような話をネットで見ていたが、実際に見たのは数頭。たまたま停車スペース近くの良いところにいてくれたやつ。
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もう少し進むと雨が強くなってきた。車の外に出るのが...その状況をフロントガラス越しに撮ってみた。
そんな雨の中をしばらく走り、オイガルストゥル カフェ アンド レストラン(Øygardstøl Kjerag Cafe & Restaurant)がある展望台に到着した。この先からリーセボトンに下って行くことになる。カフェではリーセフィヨルドを展望できるデッキのあるらしいが、こんな視界が効かない状況なので車をちょっと停めただけで長居はしなかった。
この展望台はシェラーグボルテン(Kjeragbolten)までのハイキングの起点でもる。シェラーグボルテンを訪れたいのはやまやまだが、ハイキングルートは距離5.5km、標高差350mあり、片道3時間ほどもかかるらしいので計画時から行かない前提でフェリーから見上げようと考えていた。 -
シェラーグボルテンは両側の岩壁に挟まれたこんな岩で人が乗って写真を撮れることで有名になったところだ。YouTube などにもそんな動画が載せられている。2021年にはアメリカのプログレッシブ・メタルバンドであるドリーム・シアター (Dream Theater) のアルバムのジャケットに使われて、「おっ!ここを使っている」と思ったものだった。この画像はそのジャケットである。
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なんちゃってシェラーグボルテン!
リーセ道路沿いのどこかで撮ったもののはずだが、正確な場所は記録していない。 -
ヘアピンが連続する道をリーセボトンに向かって下り始めると間もなく見えて来るリーセボトンスティーガ(Lysebotnstíga)という滝で、もの凄い水量は怖いくらいだった。道沿いに4、5台分の駐車場がある。
古ノルド語で「stíga」とは登るという意味らしく、 リーセボトンから登るヘアピンカーブの途中にあるのでそう名付けられたのだろう。トロルスティーゲン(Trollstigen)の「梯子」と同じ語源と思われる。 -
この下り道、27のヘアピンカーブが続いている。その様子は、 「Spectacular Norway」 のフェイスブックに掲載してある ジェナフィエル(Jenafjell)より望むリーセフィヨルドのリールを見るとよくわかる。
https://www.facebook.com/reel/1149014926416788
この日は、雨とフォッグで視界がほとんど無かったので写真は撮れなかった。 -
リーセボトンに降りた時の状況。岩壁には雲がかかり、自動車はライトを点灯して走っている。午前11時頃だった。
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まずはフェリーの発着埠頭まで行ってみたが、まだ誰もいない。4時間ほど前なのであたりまえ。この日は長時間停車してハイキングしたり、展望台へ行ったりというイベントがなかったので早く着いてしまったのだ。
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隣の埠頭に停泊し荷さばきをやっていた貨物船。
背後の滝は Google Maps で見ると細い線が一本落ちているだけだが、この時は幅広く落ちていた。 -
ランチの場所
この後の待ち時間は、車の中で調達していたランチを食べたり、ナップしたりでゆっくりと待っていた。 -
フェリー出航1時間前には待機のため埠頭に戻った。この写真は隣の突堤で撮った記念写真
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長いこと待っての出航
船尾方向、リーセボトンをみると、まさに、雲がかかっている。雲の中では坂道など、見えなかったわけだ。
出港後数分でシェラーグボルテンの下を通るはずなので、持っている限りの望遠レンズを装着して構えていた。 -
シェラーグボルテンだ!
400mm相当の望遠で撮って、なお、この大きさ。 -
隙間から見えていた時間はほぼ1分だけ。すぐに隠れてしまった。
雲は手前の方はかなり熱いようだったが、シェラーグボルテンには薄くかかっているだけだったので、幸運だったのだろうと思う。また、手前に滝が見えているが、季節や降雨に依存する恒常性のない滝らしいので、これが見えたこともラッキーなのかもしれない。 -
通り過ぎると、もう、どこ辺りだったかもわからなくなる。角張った岩の裏辺りか...
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二番目の寄港地、フローリ村(Flørli)。この村は道路ではどことも繋がっていないので、人も何もかも全て船で運ぶしかないそうだ。
左上の方に右下がりの白いパイプが見えるが、旧発電所の送水管である。現在は使われていない。その横に少しだけ見える「フローリの階段」と呼ばれている木製階段(梯子)は4,444段もあり、世界最長の木製階段だそうだ。登るのは単調そうに見えるが、この段数では機会があっても、とても登る気がしない。 -
右舷方向にヘンリーセフィヨルドでは数少ない海面に直接落ちる滝であるギャネフォッセン(Hengjanefossen)が見えてくる。直接落ちるといっても一番上から直接海に落ちているわけではない。400mほども全高のうち、下部の直接落下擦る部分の高さは60mほどだそうだ。そう高い滝には見えない。
船内では案内のアナウンスがありみんな一斉に滝の方向を向く。遊覧船であれば、滝の直下まで行く観光の一つの目玉らしい。 -
断崖に突き出している角張った部分がプレーケストーレンと呼ばれている。一辺が25mほどの大きさ。高さは604mとなっている。「Preike」とは説教するとか、話すとかといった意味らしいので、プレーケストーレンととは「石の演壇」といったところか。
ここもトレッキングトレールがあり、裏から回って演台に立つことができる。この写真でもトレッキングで行った人が右の方に \(^o^)/ して豆粒のように写っている。
この場所のことを知ったのは、とある縁で知り合いになった写真家の方が世界一周の旅をしたときに撮った写真を見せてくれた中にノルウェーの奇岩があり、調べて見ると「ノルウェーの三大奇岩、三大絶景」、ノルウェーでも「De tre store(デ・トレ・ストーレ)」と言われる場所があることがわかった。トロルトゥンガ(Trolltunga)、シェラーグボルテンとここプレーケストーレンだった。プレーケストーレンの方が他の二つと比べると訪れやすいとはいえ片道4kmほど、2~3時間かかるというのだから一日がかりだし、ここも下から見るだけにしようとなった。
ちなみに、2017年に映画ミッション:インポッシブル第6作のロケ地になり、2018年7月、つまり、この旅行の一月前に公開され、一気に有名になった。最近の写真を見ると人混みといって良いほどの多さで驚くばかりだ。
*この写真は、可能な限り「かすみを消去」している。実際はもっと霞がかかっていてかなり白くなっている。 -
正面からよりも少し角度がついていた方が出っ張りの形状が分かり易いようだ。
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プレーケストーレンを過ぎると1時間強の船旅も終わりに近づく。リーセフィヨルドにかかる橋をくぐり、ラウヴィクに向かう。
2019年末に、リーセフィヨルド西岸とスタヴァンゲルのあるエリアを結ぶライフィルケ海底トンネル(Ryfylketunnelen)が開通しており、その後はフェリーの航路も変更されたようだ。
ラウヴィクでフェリーを降りたのが午後4時半頃だったので、レンタカーを返却すべくスタヴァンゲル空港近くのAVISへ、そしてホテルにチェックイン。 -
これでドライブ旅行を終えた。5日間でおよそ1,000kmを走破。Google Mapsに全行程を落としてみて改めていろんなところを回れたものだと思った。
旅行計画を立てた初期にはスタヴァンゲル市内のホテルに泊まって、空港連絡シャトルか何かを利用しようと思っていたのだが、詳細を詰める時期になって調べると便利な公共交通機関などがなかった。そこでスタヴァンゲル市内散策は諦めて空港に歩いて行けるホテルに変更した。スカンディク スタヴァンゲル エアポート(Scandic Stavanger Airport)というシンプルでモダンなホテルだった。 -
この日は、午前中にスタヴァンゲルからオスロに飛び、翌日の成田へのフライトを待つ予定だった。
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スタヴァンゲルの空港にいたウクライナのアントノフ・エアラインズの An-124 Ruslan。阪神・淡路大震災の復興事業の一環として仮設住宅資材を運んでもらった機材とは違うようだ。調べたら、この機材は2025年現在運用中とのこと。ウクライナ戦争で破壊された機材も多いようなのだが、健在とは喜ばしいことだ。
オスロでは、往路と同じラディソン・ブルー・エアポート・ホテル(Radisson Blu Airport Hotel)に宿泊した。スタヴァンゲル空港 (SVG) 空港
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正午過ぎにオスロ空港に到着していたので、午後からは電車で30分ほどで行けるオスロ市内へ行って見ることにした。この写真はオスロ中央駅(Oslo sentralstasjon)から歩いて行ったアーケシュフース城(Akershus festning)近くの公園から見下ろした港の様子。港の向こう側にはノーベル平和センターが見えている。
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ノーベル平和センターの前まで歩いたが入らず、市庁舎の方へ向かった。
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市庁舎建物の港とは反対側に広場(フリートヨフ・ナンセン広場 Fridtjof Nansens plass )があり、市庁舎の正面もこちらだ。
オスロ市庁舎 建造物
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市庁舎正面の荘厳な扉
この市庁舎ではノーベル平和賞の授賞式が開催されるホールを見てみたかったのだけれど、残念ながらイベントのためにクローズという案内板が立てられていた。職員のような方が説明もしていた。食い下がる人もいたけど、無理だわ。 -
ムンクの「叫び」(「Skrik」 Edvard Munchs )を見に行ってみようということになり、オスロ国立美術館(Nasjonalgalleriet)へ向かって、北の方へ歩いた。ここは央駅と王宮を結ぶメインストリートとも言えるカール・ヨハン通り(Karl Johans gt.)で、デパートやモダンなショップ、レストラン、カフェなどが並び賑わっているようだった。この通りを横切り、もう少しすすんだ。
*2018年当時、美術館は王宮の東、カール・ヨハン通りから少し北に歩いたところにあった。現在は、旧館としてイベントなどが催されている。 -
国立美術館にはムンクの叫びだけではなく、有名な作品が多く展示されていた。
入館のための待機列にいるときに天気が崩れ始め、中で鑑賞している最中は土砂降りの夕立が来て、出るときには上がった。なんてラッキーなタイミングだったことか。
その後はオスロ中央駅に方に歩き、駅の隣のビルに入っている EGON Byporten というレストランで夕食にした。モダン、カジュアルな感じで、観光客らしい人もいたが、ほとんどは地元の人のようだった。ほぼ満席で人気もあるようだ。食べ物の選択肢も多く、最後の夕食では満腹、満足だった。
URL= https://egon.no/en -
このスウェーデンの旅を終えて思ったこと
・ルート計画がうまくいった...と、思う
・ガイランゲルフィヨルドの日が快晴で絶景の連続を楽しめた
・ノールフィヨルドとソグネフィヨルドの間の地域の湖が絶景だった
・ガイドブックなどでよく知られた景勝地以外でも絶景を見られた
・ヘアピンカーブ連続の道路は通るも撮るも楽しかった
・ラウム鉄道の運休は残念だった
・ハダゲンデルフィヨルド沿いでの道路工事による渋滞は不運だった
・リーセフィヨルドは視界不良だったのは不運だった
・全てのところで一泊しかしなかったが、もったいないところもあった
・次の計画では、ハイキングなどをするために連泊することを考えたい
また、ノルウェーには訪れたい!
*本文における地名等の日本語表記は、一般的な使用例や現地の発音を踏まえて表記しているが、公式な表記とは異なる場合がある。
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