2013/07/13 - 2013/07/13
1111位(同エリア5722件中)
たびたびさん
- たびたびさんTOP
- 旅行記771冊
- クチコミ37100件
- Q&A回答421件
- 5,922,330アクセス
- フォロワー673人
今年の山笠は、追い山が三連休の最終日にあたっいて、またとない日程条件。これは行かないわけにはいきません。久しぶりの博多も見てみたいし。。
ちなみに、福岡市はいろんな意味で九州の中心。遣隋使・遣唐使の昔から、大陸への玄関口としての役割も担ってきました。そして、博多祇園山笠は700年の歴史を持つ、博多っ子の熱い祭り。水を掛けられてびしょ濡れになりながら、山を担ぎ、街を駆け抜ける。その姿は見ている側にも大きな感動を与えます。以前、櫛田神社で追い山を見た時は、スタート前に若い衆が泣きながら水をまいていて、こちらもじんと胸が熱くなったものです。
さて、一日目は、午後の集団山見せがメインです。なので、午前中はこれまで機会がなかった寺町巡りをしながら、古刹を通じて博多の歴史を感じてみたいと思います。
さあ、三日間の旅の始まりです。
-
前日に福岡空港に到着。
晩飯は、さっそく鉄なべへ。鉄なべは、複数の店舗も聞きますし、お土産でもあるようですが、この博多祇園鉄なべが正真正銘の人気店だと思います。 -
二人前からの注文で、さっそくいただきます。カリカリの焼きに、きめの細かい具の組み合わせがいい感じ。食べるにしたがって、そのおいしさが分かってくるような気がします。店内には、至る所に芸能人の写真や色紙など。これだけうまければ、熱烈な支持を受けているのは当然かもしれません。
うーん。博多に来た感じがしてきました。 -
ホテルに帰る前の夜の散策は、キャナルシティ博多。ここは、旧福岡シティ銀行系列の不動産会社、福岡地所が開発した商業施設です。アメリカ人建築家ジョン・ジャーディの担当した建築デザインが斬新で、とても特徴的なんです。
施設の脇を運河が流れていて、運河沿いのステージでは、しょっちゅうイベントをやっているので、買い物の目的がなくても、寄ってみると楽しい場所です。 -
さて、一日目の始まりです。
まずは、福岡の住吉神社。博多駅から歩いて15分くらいのところですが、周囲には観光地も少ないので、ちょっと外れのエリアかもしれません。 -
住吉神社の総本社は大阪の住吉大社ですが、これと下関の住吉神社を合わせて日本三大住吉の一つとされ、筑前国一宮でもあります。いわゆる、水に関係する神様ですね。
現在の本殿は黒田長政が再建したもの。国の重要文化財です。 -
ここから、柳橋連合市場へ向かいます。
-
この橋を渡るともうすぐです。
-
柳橋連合市場は、住吉通り沿い。以前、ここの柳橋食堂でご飯を食べたことがあって、ここで朝飯を食べてやろうと訪ねたのですが、結局、不発。食堂はお昼からしかやっていないということでした。そうだったんですね。
鮮魚店は並んでいますが、いわゆる卸売市場ではないからだそうです。ちなみに、卸売市場は長浜の方にあるので、朝なら今度はそちらに行ってみたいと思います。 -
それでも何かないかとうろうろしたら、こちらは、高松という天ぷら屋さん。ごぼう天が揚げたてだということで、それをいただきます。ぷりっぷりで、おいしいですねえ。こんなのをうどんに添えたら、たまらないでしょう。
-
こちらは、パン屋さんの高島屋。
-
TBSのぴったんこカンカンにも出たんですか。では、カレーパンをいただきましょう。鶏がらスープでじっくり出汁を取ったということですが、確かに。薄味ですが、どろんとしたカレーがたっぷり入って、朝飯にはちょうどいい感じでした。ふむ、ふむ。
-
ここから、市内に戻って行きます。
途中の楽水園。ここは、明治の後期、博多商人、下澤善右衛門親正が住吉別荘を建てた跡地です。現在の庭園は、福岡市が池泉回遊式の日本庭園として整備したもので、古いものではありません。周囲を囲む塀は、博多塀。豊臣秀吉が博多の町の戦災復興にあたり、兵火による焼石、焼け瓦を粘土で固めたもので、面白い意匠となっています。 -
そして、こんなところにカステラ屋さんの福島菓子舗。ちょうど店を開けたところでした。
-
切り落としのカステラがあって、それをいただきます。長崎じゃないけど、ここは九州。カステラの本場と言ってもいいでしょう。粘りのあるしっとり感がうまいですね。
-
こちらは、東林寺。開基は、3代福岡藩主、黒田光之の宰臣、立花実山。
-
そして、この立花実山なる人物は、千利休の教えを筆録した高弟・南坊宗啓の秘伝書を発見し、「南方録」後世に伝えるとともに、自ら南坊流を興した茶人でもあったのだそうです。
-
なるほど、福岡藩の懐の深さを思わせるような人物です。境内にお墓がありました。
-
もう寺町の方に帰ってきました。
承天寺は、寺町を代表する大寺の一つです。
門前には、「山笠発祥之地」の碑。
鎌倉時代の1241年、疫病が流行した際に、承天寺の開山、聖一国師が施餓鬼棚に乗って棒で担がせ、 病魔退散を祈ったのが山笠の始まりといわれるそうです。 -
寺の創建は、その1241年。博多では最も古い歴史を持っています。当時博多に住んでいた宋商人の援助もあったようです。
-
敷地もかなり広大で、博多の街並みの整備は、この承天寺と櫛田神社を結ぶ道が中心だったという説明もされています。
-
境内には、ほか「御饅頭所石碑」に
-
「饂飩蕎麦発祥之地」もあって、何かと賑やかです。
饅頭も、うどんも、いずれも中国から渡ってきたもの。こんな碑が博多にあるのは当然かもしれません。 -
天與庵は、承天寺の北隣り。承天寺の塔頭寺院です。
-
入口を入ると、奥の方丈へ続く道。見ると方丈の前に見事な枯山水庭園がありました。
-
うれしいことに、誰もいない方丈にはそのままあがれて、じっくりと鑑賞することができました。山から大海に流れ出る川を苔の築山と小石で表現。単純な作りではありますが、すっきりりしていてとても美しいです。
-
如水庵は、博多の大手和菓子屋さん。ここは駅前大博通りのお店です。
-
この時期はぶどう大福がおいしいんです。この大きな種無しピオーネのうまさがたまりません。いつ食べても抜群です。
ここで一息入れて、また散策。 -
祥勝院も、承天寺の並び。承天寺の塔頭の一つで、人形供養の寺として知られます。12月の第二土曜日に、人形供養と博多人形作家物故者慰霊祭が行われているようです。
-
中に人形堂というのがありましたが、境内は狭いし、行事がなければ特に見どころはないかもしれません。
-
続いて、若八幡宮へ。こちらは、建物が比較的新しい感じだし、鳥居をくぐって入った境内もあまり広くはありません。
ただ、「厄神社」「厄八幡」などとも呼ばれ、古くから厄除けで有名な神社のようです。 -
妙楽寺は、東長寺の東側。表通りからは、ちょっと奥まった場所ですが、この看板が出ていて迷うことはありません。
-
この本堂を回り込んだ場所に -
広い墓地があって、黒田家重臣の墓のほか、博多の豪商神屋宗湛の墓もありました。
-
宗湛の墓は、自然石を使った見上げるほど大きなもの。中国風のような、独特な感じですねえ。
-
永寿院は、妙楽寺の参道脇にあるお寺。はじめは、これが妙楽寺かと思ってしまいました。
-
黒田藩家老の小河倉乃丞が奥方の菩提を弔うために本堂を建立したのだそうです。木戸は閉まっているように見えましたが、引いてみると開いていて中に入れます。黒田監物の墓とか、たくさんのお墓がありました。
-
並びの円覚寺は、聖福寺の搭頭の一つのようです。山門から、細い参道をたどって行くと奥に本堂と小さな境内があって何の変哲もない寺なのですが、開山は大覚禅師蘭渓道隆。
-
蘭渓道隆は、鎌倉時代中期、南宋から渡来した禅僧で、鎌倉建長寺の開山として知られます。
-
こんなところでも、博多が大陸と近かったことが実感されます。
-
聖福寺も、博多を代表する寺の一つ。
-
1195年の創建で、臨済宗の開祖、栄西が南宋より帰国後、この地に開いたもの。
-
日本最初の禅寺とされ、山門には、後鳥羽天皇により贈られた「扶桑最初禅窟」の額も掲げられ、歴史を感じます。
-
こちらは仏殿。頭の青い大仏が拝めます。
-
広大な境内は国の史跡に指定されており、自由に散策ができますが、
-
庫裏は、拝観謝絶です。
-
境内は、ちょっと、京都の妙心寺に似た感じ。静寂な空気が漂います。
-
境内奥の順心寺。順心寺は聖福寺の塔頭だったようですが、建仁寺派。
-
一方で、聖福寺は、黒田長政の命により、建仁寺派から妙心寺派に変わっているので、ねじれが起きていることになるんですね。
-
そして、こちらが節信院。これも、聖福寺の奥にある聖福寺の塔頭寺院です。
-
開基は加藤重徳といって、黒田家にっとっては重要な人物の一人。重徳は、荒木村重の家臣だった人物ですが、荒木村重に幽閉された黒田孝高を助けたことが縁となり、次男の一成が黒田家の養子となっています。ちなみに、黒田一成は、三奈木黒田家の祖。三奈木黒田家は、代々福岡藩の大老職を世襲する黒田家の筆頭重臣家として明治まで続きます。
-
境内入ってすぐには、こんな碑。幕末の福岡藩勤王の中心、加藤司書の菩提寺でもあります。
-
幻住庵は、聖福寺の塔頭の一つ。開基は南北朝の時代の守護大名、大友氏時。
-
ちなみに、あの大友宗麟は、大友家の25代。氏時は8代です。
-
なお、境内には、聖福寺の名僧で、軽妙洒脱な絵画も知られる仙厓義梵が隠栖した虚白院がありますが、拝観はしていません。
-
西光寺もすぐそば。浄土真宗本願寺派の寺院とのことですが、ちょっと粗末な感じは否めません。
-
ただ、ここの梵鐘は製作年代が分かる日本の梵鐘のうち6番目に古いもの。国宝に指定されているそうです。しかし、どこにあったのか、結局、私は気が付きませんでした。
-
古刹巡りは一服して、この辺で、櫛田神社に向かいましょう。
大博通りに出るところで、綱取り饅頭。これは何でしょうか。 -
今川焼の店でした。この焼き印は、横綱の綱だそう。稀勢の里の頑張りに期待したいんですが、どうでしょうか。
-
冷泉公園までやってきました。櫛田神社はもうすぐです。
-
はかた伝統工芸館は、櫛田神社の隣り。櫛田神社に行く前に寄ってみました。
-
はかたの伝統工芸は、「博多曲物」「博多独楽」「博多鋏」「博多張子」「マルティグラス」「筑前 博多矢」と多彩ですが、やっぱり博多人形が華でしょう。
-
石膏で固めた人形ですが、しっとりした肌合いの博多美人など、見ていてとても和みます。
-
イチオシ
展示には生き人形もあって、リアルな姿はけっこうインパクトがありました。これは唯一、撮影が許された福の神です。
-
続いて、「博多町家」ふるさと館へ。これも櫛田神社の目と鼻の先。
-
お土産物のコーナー、博多織の実演もやっている町家の復元とメインの資料展示館の三つの施設に分かれています。
山笠の期間中でもあり、ここで事前にじっくり山笠のビデオを拝見させてもらいました。 -
イチオシ
「博多町家」ふるさと館を出ると、そこには、六番山笠 西流 舁き山笠 蘭陵王。
蘭陵王は、中国北斉の皇族高長恭のこと。高長恭は、わずか五百騎で敵の大軍を破り洛陽を包囲するほどの名将であったが、「音容兼美」と言われるほど美しい声と優れた美貌であったため、兵達が見惚れて士気が上がらず、敵に侮られるのを恐れ、必ず獰猛な仮面をかぶって出陣したと言う人物。舞楽によく出るので、宮島とかでも、この像は見かけますね。 -
で、やっと落ち着いて櫛田神社へ。
櫛田神社は、天平時代、松阪にあった櫛田神社を勧請したのに始まるようですが、いずれにしても、ここが700年以上の伝統のある祭、祇園山笠の神社です。 -
イチオシ
そして、祇園山笠は、この神社からスタートする「追い山」が祭りの華。緊張感あふれる場面は、博多っ子ならずとも、胸が熱くなるような感動が伝わってきます。
-
入口の門をくぐって、
-
これが本殿。それほどまでの混雑はありませんが、祭りの期間の華やぎが感じられます。
-
この博多歴史館は、櫛田神社の境内。
-
博多祗園山笠と博多の歴史に関わる資料を展示しています。
-
山笠図屏風や追山の大絵馬なども目を引きますが、山笠のミニチュアや
-
博多の商人の華やかな生活を偲ぶ鳳凰の屏風なども印象に残りました。ただ、正直言えば、祭りの最中だし、やっぱりそっちが気になってしまいます。
-
ということで、外に出ると、これが飾り山。
-
これが、反対側です。ここの飾り山だけは、一年中見ることができるんですが、やっぱり祭りの期間中に見る飾り山じゃないと気分は出ませんね。
-
お昼になったところで、近くの中洲ぜんざいへ。
-
イチオシ
冷やしたぜんざいをいただきます。さすが有名なだけのことはある。器もきれいだし、しらたまも艶々。気持ちがすーっと楽になるような甘さも最高です。
-
それにしても、この艶。ほれぼれしますね〜
しかし、お店は狭いし、混み合ってきたので、早々に退散することに。 -
では改めて、散策の続きです。
萬行寺は、すぐそばの国体通り沿い。川端商店街、キャナルシティ博多の入口にもあたり、人の通りは多いエリアです。
寺は、浄土真宗本願寺派。がっちりした山門など、本願寺派の寺らしく、立派な構えです。薩摩藩では、浄土真宗はご法度だったそうですが、こういうお寺があることも福岡らしいのかもしれません。 -
順正寺は、萬行寺の隣り。
ただ、ここも浄土真宗本願寺派寺院とされているので、同じ浄土真宗なんですね。本堂は新しい感じでしたが、歴史は400年以上。喚鐘が福岡市の指定文化財となっています。 -
川端通り商店街に入ってきました。
川端シューってシュークリーム専門店ですね。 -
黄色のクリームがきれいですねえ。しかし、シューが固い分、噛むと底からクリームがはみ出してしまいました。ちょっと、バランスが悪いかもしれません。
-
こちらにも飾り山です。
-
八番山笠は、軍師官兵衛。
-
来年のNHKの主役です。
-
若い衆が集まっています。
-
こちらは、三番山笠 大黒流ですね。
-
忠儀漢ってなんですか。と聞いたら、母里太兵衛のこと。酒は飲め飲め黒田武士の母里太兵衛です。分かりやすく、母里太兵衛って書いた方が親切でしょう。
-
川端通りを抜けて、入口に立つ川上音二郎の像。オッペケペーの音二郎です。
-
向かいにそびえるリバレインの七番飾り山。青空の下で見ると、余計大きく見えますね。
-
これは反対側です。
-
そして、少し離れた場所では、祭りが進行中。若い衆が整列しています。
-
役員が座った迎える山笠に、
-
次々、集団が集まってきて、
-
勢ぞろいしては、博多手一本。
-
また、新手の集団です。次々と百人くらいの集団がやってきて、整列、博多手一本の儀式を繰り返します。
ちなみに、博多手一本は、関東一本締めとかありますが、その博多版。
よー、チョンチョン。も一つ、チョンチョン。チョションのチョン。これで、全員の心を合わせます。 -
イチオシ
こうした儀式を何度も済ませると、全体の集団がどんどん膨らんでいきます。全体では700人くらいになるそうです。
-
こちらは、通りの交通整理。車の行き来に気を配ります。
-
改めて、これが川端通り商店街の入口です。
福岡の街は、商人の街だった博多地区と武士の街だった福岡地区に大きく分かれるのですが、川端通商店街は博多地区。その後、福岡地区にあった天神が開発されて、福岡市の繁華街に発展するのですが、歴史的にはこっちが起源が古いんですね。商店街の入口付近に、業界で唯一の上場企業、長谷川の仏壇があったり、面白いお店が発見できる商店街です。 -
リバレインの傍らにあった休憩所。若い人が詰めていまして、追い山では、何時くらいの集合ですかと聞いたら、1時半との答え。それじゃあ、寝る間がないですねと絶句してしまいました。
-
リバレインを後にして、明治通りを中洲の方へ進みます。
-
これは中洲本通り。
-
ここにも、飾り山です。
-
イチオシ
五番山笠、中洲流れ。
-
テーマは、黒田如水が関ヶ原の戦いの代理戦争で、大友義統と戦った石垣原の戦いです。この合戦の勝利もあって、黒田家は筑前52万石に封じられることにつながります。
-
そして、傍らでは、先ほどの儀式。待ち構える山笠に、
-
集団が集まってきます。
-
イチオシ
勢ぞろいして、
-
博多手一本。
-
また待つことしばしで、
-
次の集団。
-
イチオシ
だんだん集まって、
-
揃うと博多手一本。こちらもこれを繰り返しながら、大集団に膨れ上がっていきます。なるほどー。
-
さて、中洲を後にして、今度は天神の方へ。
-
この福博であい橋は、中洲と天神側を隔てる那珂川に掛かる歩行者専用の橋で、全長78.2メートル。博多区中洲と中央区西中洲を結びます。名前は、武士のまち福岡と商人のまち博多が出会う場所という意味です。博多人形を一躍全世界に「ハカタ・ドール」として知らしめた三人舞妓銅像もあります。
-
で、渡ったところが天神中央公園。那珂川に面し、旧福岡県庁の跡地を整備して作られた公園です。福岡県公会堂貴賓館や公園南側の噴水広場そばには「福岡藩刑場跡」の碑もあります。
-
イチオシ
そして、これが旧福岡県公会堂貴賓館。明治43年に竣工。元々は、第13回九州沖縄八県連合共進会の開催に伴い、来賓接待所のために建設された建物です。フレンチ・ルネッサンス様式というのが珍しいそうで、国の重要文化財建築物に指定されています。
-
内部の拝観は無料。さっそく中に入ってみます。
-
二階の貴賓室が一番の見どころ。天井の絵もおしゃれだし、
-
奥のサンルームがまたいいですね。
-
これは、一室で展示されていた明かりの作品。
-
小さな作品ですが、
-
イチオシ
見ていると、その世界に引き込まれてしまいます。
-
今度は、福岡市赤煉瓦文化館へ。こちらは、昭和通沿いです。この建物は、東京駅を設計したことでも知られる建築家辰野金吾の作品で、日本生命の九州支店として、明治42年に竣工しました。
-
ドームや小塔、屋根窓が美しく、大きさはさほどでもないのですが、とても目立ちます。内部は、福岡ゆかりの文学資料の展示でしたが、名前の分かる文人はほとんどいない。ちょっとマニアックなものになっています。
-
文化館から水鏡天満宮へは、抜け道があります。もうほとんど天神地区ですね。
ただ、逆に、この神社がここに移ってきたことで、このあたりが「天神」となったんだそう。天神の地名の起源と言われる神社なんですね。 -
ちなみに、水鏡については。
菅原道真が大宰府に左遷される際、博多に上陸しますが、現在の薬院新川の水面に自分の姿を映し、水面に映る自身のやつれた姿をみて嘆き悲しんだのだそうです。ここから、「水鏡天神」と呼ばれたそうです。
さて、集団山見せも始まりそう。早めに見る場所を確保せねば。。後半に続きます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- cacahさん 2013/07/31 21:38:39
- 博多祇園山笠
- たびたびさん こんばんわ。
洞爺湖の旅行記への御訪問・投票ありがとうございます〜〜
博多祇園山の準備の様子そして美味しいものが満載で楽しい旅の様子が伝わってきました〜〜
またお邪魔させていただきます!
これからもよろしくお願い致します(^-^/
MIN
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
キャビンホテル博多
3.33 -
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
もっと見る
博多(福岡) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
128