2013/07/07 - 2013/07/07
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たびたびさん
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成田山新勝寺は、平将門の乱の際、朱雀天皇の密勅により寛朝大僧正を東国へ遣わしたことはじまる寺。寛朝は京都の神護寺護摩堂の空海作の不動明王像を奉じて、平将門を調伏し、その本懐を遂げるのですが、これが霊験あらたかといった評価を生み、その後の繁栄につながったようです。
今年の成田祗園祭は、7月5・6・7日でした。祭りは、成田山新勝寺の本尊「不動明王」の本地仏である、奥之院、大日如来の祭礼です。幸町、田町、上町、東町、成田山交道会、本町、囲護台三和会、花崎町、土屋、仲之町の10台の山車が参道を引き回され、最終日の夕方には、本堂前で全員が踊る総踊りでハイライトを迎えます。
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9時過ぎに京成成田駅に到着しました。
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JR成田駅前の隣りの成田権現神社。神社の境内というより、小さな公園のような地形なのですが、
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周囲に大きな石碑が建っていたり、高い灯籠が建っていたり、ちょっと目を引くものがいくつかあります。入口は、人がやっと通れるくらいの柵になっていて、ちゃんと入る意志がない人以外は入らないようにしてあります。
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これもJR成田駅のすぐ前。菜花の里というのが店の名前のようですが、看板は「黒平まんじゅう(くろべらまんじゅう)」。
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皮に黒糖を練り込んでいますということでしたが、黒糖の香りともっちりした味わいが印象的。朝でしたが、まだ温かい感じもあって、とてもおいしくいただきました。なお、店内にはお茶のサービスもありますので、ありがたいです。
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ここから表参道を成田山の方に向かいます。
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まだ早いと思っていたのに、山車がやってきました。屋根の上に人が乗って、威勢がいいですねえ。成田の山車はこんな風なんですね。
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方向を変えています。気を付けて、ちょっと真剣です。
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大通りに出て、勢いが出ています。
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ほー、人形も乗ってるんですか。けっこうでかいですね。
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山車は見送って、これは金時のあま太郎焼。今川焼のお店です。
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小倉餡と白餡の二種類。小倉餡をいただきましたが、けっこう分厚い形ですね。その分、しっとりした感触が美味。近所の人だと思いますが、大量に買って行く人もいて、人気のほどがうかがわれました。
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並びにあった、櫻せんべい 阿部商店。煎餅を入れたレトロなショーケースがいい感じです。桜の形をした煎餅をいただきましたが、ところどころにほんのり赤い色。これは海老が入っている煎餅でした。成田駅から歩くと、この辺りからにぎやかになる感じ。歩き食べを始めるにはちょうどいい辺りだと思います。
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続いては、米分さん。米という文字を見て、なごみの米屋さんと何か関係があるのかと思って入ったのですが、米屋さんで聞いたら、関係はないとのことでしたが、後で調べると、やっぱり米屋から分かれた店のようでした。
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店内は、半分が休憩室を兼ねた喫茶スペース。明るいスペースで気持ちがいい。草餅を買って、ここでいただきました。よもぎの香りがしっかりあって、丁寧な作りが感じられました。
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成田山表参道は、JR成田駅から成田山新勝寺まで続く参道。お土産物屋さんや食べ物屋さんが続きますが、参道の中ほどには、道の両脇に干支の石造があります。けっこうしっかりした作りです。
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そして、これが押しも押されもしない老舗和菓子屋のなごみの米屋。
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100年以上の歴史を持つという老舗です。店舗も大きくて、年内では、セルフサービスのお茶もいただけます。私も、塩豆大福を買った後、お店の一角のテーブルの腰かけてしばし寛ぎました。
ここは、栗羊羹が看板商品なのですが、この大福の餡子もちょっと異常なおいしさ。もしかして和三盆でも入っているんでしょうか。かなり企業化されているんですが、質はしっかりハイレベルを維持している。近江八幡のたねやに似た印象を持ちました。 -
裏に回ると、こちらは、なごみの米屋が運営する成田羊羹資料館です。
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羊羹の歴史とともに、米屋の歴史を紹介する資料館。ちなみに、米屋は、明治32年の創業。「栗羊羹」を最初に販売したお店です。一階のビデオで、簡単な説明を流していました。
面白いのは、おみくじコーナー。米屋總本店にずっとまつられてきた恵比寿様と大黒様を参拝して100円で羊羹入りのおみくじを引くというもの。年配のご夫婦が楽しげに引いていました。 -
お不動様旧跡庭園は、なごみの米屋の工場横。ここも米屋の目と鼻の先です。
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米屋の創業者の先祖が、室町時代、すっかり荒れ果てていた成田山の本尊、不動明王を一時的に預かり、屋敷内に祀っていた場所なのだとか。
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庭内には不動の大井戸という湧水があって、飲むこともできました。
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これは、成田まちかどふれあい館です。宝くじの助成金で建てられた施設だそうで、平成22年にオープンしました。表参道からは奥まった場所なので、少しわかりにくいかもしれません。利用目的としては、休憩所。けっこう冷房がよく効いて、これからの季節にはありがたい施設かもしれません。
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成田山薬師堂は、成田表参道のちょうど中間あたり。この辺りから、表参道は下り坂となって行きます。
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ということで、成田山薬師堂は、成田山新勝寺からは離れていて、飛地境内となっています。光明堂が本堂になる前の本堂だったものです。子宝に恵まれなかった初代市川團十郎が参拝したところ、2代目を授かったという逸話もあるようです。
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柳屋本店は、薬師堂の向かい。なごみの米屋と並ぶ栗羊羹の名店という情報で寄ってみたのですが、店内は閑散。米屋さんとは正直比較になりません。
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ただ、一口サイズの栗羊羹があって、せっかくなのでこれをいただきました。初めの一口は、ちょっと地味な味だなあと思ったのですが、じんわり確かなうまさが伝わってくるような。なるほど、派手さはないですが、これはしっかりうまい羊羹です。
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後藤だんご屋もすぐそばです。ちょっと古ぼっけたお店ですが、なかなかの人気。
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暑い季節なのでかき氷とかが人気のようですが、ここはやはり名物の焼きだんごをいただきましょう。
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たっぷり、たれの掛かっただんごはもっちりした食感でオーソドックス。昔ながらの味をそのままに守っているといったお味です。青い皿もとてもきれいでした。
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スイーツをチェックしたところで、坂道を下って、先に進みます。
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成田観光館は、下り坂の中ほどです。奥に、展示スペースがあって、祇園祭の山車などが展示されています。ただ、この日は、祇園祭の期間中なので山車は出払っていました。中では、祇園祭のビデオもやっていて、見所を確認したりすることができました。
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総踊りがやっぱり一番のみどころみたいです。しかし、夕方4時過ぎから。そんな時間までいるんでしょうか。今日は暑いし、この暑さの中で、どうやって時間をつぶすんでしょう。容易ではないような。。
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そんなことも思いながら、取りあえず先に進みます。
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イチオシ
成田山新勝寺総門の到着。けっこうすぐですね。
総門は、平成20年に開基1070年祭記念大開帳が行われた際、建てられたもの。五間三戸の総欅造りで、新勝寺の表玄関に当たります。十六体の獅子頭、十二支の蟇股で飾られていて、楼上には、生まれ歳守り本尊、八体仏が奉安されています。 -
総門から、成田山新勝寺仁王門へ。仁王門は、三間一戸の八脚門で、文政13年の再建。総門に続く一段高い場所にある門です。
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正面の大きな提灯には、「魚がし」と書かれています。築地から奉納されたもののようです。
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表側には、あうんの仁王像が安置されていますが、
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裏側には、多聞天と広目天の四天王の二人が安置されていて、さすがにひとひねりした豪華な造りです。
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石段を上がると成田山新勝寺大本堂。ここが、成田山新勝寺の中心です。
昭和43年に建てられ、鉄筋コンクリート造。本尊不動明王像を安置しており、祇園祭の期間でしたが、中を拝観すると、大きな炎。大勢の信者に囲まれて護摩の行が行われていました。 -
本堂の隣りに建つのが成田山新勝寺三重塔。
新勝寺の中興の祖、照範上人が霊夢を感じて発願したものです。 -
イチオシ
その極彩色の文様が独特。ここまでの装飾はなかなかお目にかかりません。基調となる朱色は、水銀を混ぜた水銀朱と鉛を混ぜた丹朱の二種類の顔料が使われているそうですが、三層の屋根の裏側いっぱいに描かれていて、これはすごいの一言でしょう。
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新勝寺の本堂脇から、成田山書道美術館に向かいますが、これは成田山公園を抜けて行きます。ちょっとした梅園や石碑がたくさん並んだエリアから、小山を越えると浮御堂も建つ池を控えた立派な日本庭園もあって、かなり広いし、よく整備もされています。
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まずあるのが梅園で、遊歩道の両脇に続いているのですが、初夏の時期には青い葉っぱだけ。代わりに色を添えていたのはノウゼンカズラでした。濃い緑の中に赤い花が鮮やかで、なかなかにいい眺めでした。
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そして、成田山書道美術館は、成田山公園の一番奥。
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周囲はよく整備された日本庭園です。
中に入ると、高さ13.3m、幅5.3mの「原拓 紀泰山銘(げんたく きたいざんめい)」が正面に展示されていて、すごい迫力です。これは中国の泰山にある碑の拓本。唐の第6代皇帝、玄宗皇帝の施政方針を記したものだそうです。 -
イチオシ
成田山書道美術館から成田山新勝寺平和大塔に回ります。
高野山の大塔とよく似た鉄筋コンクリート造、高さ58.1mの多宝塔は、内部に不動明王を中心とする五大明王の巨像を安置してあります。青い顔の巨大な仏像で、初めて見ると、ちょっとびっくりするかもしれません。 -
大塔からまた本堂の方に戻って行くのですが、これは光明堂。
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約300年前に建てられた旧本堂です。その後、現在の釈迦堂に本堂は引き継がれます。
なお、祇園祭の間は、奥ノ院が開帳されて、本尊の大日如来を拝観することができるほか、宝剣特別加持という儀式も行われていました。 -
隣りに建つ成田山新勝寺額堂は、江戸後期、1861年の建立。全面吹き放しの構造で、奉納された額や絵馬をかける建物です。東北地方太平洋沖地震以後は、絵馬が余震で落下する危険もあるということから立ち入りは禁止。遠目で見るしかありませんでした。
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階段を下って、本堂と同じ高さの敷地にある成田山新勝寺釈迦堂です。総欅の入母屋造の仏堂です。安政5年(1858年)に建てられた時は、これが本堂で、豪華な造りが評判だったそうです。
なお、周囲には二十四孝と五百羅漢の浮彫があって、有名。仏師 松本良山が10年の歳月をかけて彫り上げた大傑作です。 -
釈迦堂からは、本堂、三重塔がこんな風に見えます。
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ただ、戻る前に、成田山出世稲荷神社へも寄ってみます。
稲荷神社に向かうりっぱな石段があって、それを登って行きました。 -
石段を登った辺りからは新勝寺の本堂・三重塔に加えて、平和大塔や光明堂までの伽藍が一望できて、かなりの景色です。
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これが、出世稲荷。
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稲荷神社には、赤い絵馬。これは珍しいと思います。
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以上で、新勝寺巡りは終了。表参道をさらに下ります。
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すると、山車が並んでいます。これから始まる総引きに向けて、待機しているんですね。
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もうそろそろお昼にしようと思っていたのですが、こうなれば、そういうわけにはいきません。
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とりあえず、それぞれの山車を見て回りましょう。
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山車の装飾は祇園祭の華。どの山車もというわけにはいきませんが、この織物は豪華です。
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山車の周りでは、
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手古舞の女の子も、
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待機中。
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イチオシ
暑い中、ごくろうさんです。
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記念写真を撮ったりして、余裕ですね。
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こちらも、準備完了の様子。
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はじまる前に、注意事項を聞いています。
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先は長い。がんばってくださいね。
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総引きが始まったようです。
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太鼓に笛の音が軽快です。
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表参道の通りをここから登って行きます。
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総引きがひと段落したところで、お昼は大野屋で。
大野屋は、成田山新勝寺のすぐ手前の目立つ建物です。登録有形文化財になっているという木造4階建は、昭和10年に建て替えられた元旅館です。内部の見学もできるのですが、10名以上で事前予約が必要。ちょっとハードルは高いです。 -
さて、私は一階の入ってすぐの窓際の席で、うな重をいただきました。
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レトロなテーブルから、祇園祭の山車が目の前を通り過ぎて行くのを見ながらいただきまして、けっこうリッチなひと時でした。
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総引きはとてもよかったし、ずいぶん時間もかかったし、これで、帰ろうと思ったのですが、近所の方に総踊りのことを尋ねたら、「それはぜひ見て行って」と強く勧められました。
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薬師堂の正面にある成田ゆめ牧場まで帰ってきました。
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暑い季節だけに、ジェラートやソフトクリームが人気のようでしたが、私は飲むヨーグルトをいただきました。どっちにしても、熱中症対策にはこうしたお店は救いになる。私もなんとか一息入れました。
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下田康生堂 ぱん茶屋も、そういえば情報にありましたね。かつては、うなぎ屋さんだったようですが、今はパン屋さんです。ネットにアンパンがおいしいと出ていたので、空ぱんというアンパンをいただきました。
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パンがもっちりしていて、これはけっこうおいしいです。まだ、歴史がない割には、それなりのレベルだと思いました。一方で、餡子の方は、これはまあ普通でしょうか。ただ、どーんと入っているのは、思い切りの良さですね。気持ちいいです。
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