2013/05/06 - 2013/05/06
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ドクターキムルさん
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大楽寺は、胡桃ヶ谷(浄明寺)に開かれた律宗の寺で、「新編鎌倉志」には開山は公珍、本尊は鉄不動といい、他に薬師如来。愛染明王等があることが記されている。本尊の「鉄造不動明王坐像」は、願行上人憲静が大山の本尊不動を鋳造する前に試しに鋳たものと伝えられ、「試みの不動」と呼ばれている。
神奈川県愛甲郡依智村(現厚木市中依知)に鎮座する浅間神社には、大楽寺にあった鐘(貞和6年(1350年)銘)があるが、その銘文には文保元年(1317年)に伽藍を興隆したとある。
永享元年(1429年)に永安寺が焼け、山を越えて延焼し大楽寺も焼けた。その後、永享10年(1438年)に起こった永享の乱の後に、覚園寺のある薬師堂ヶ谷に移された。
明治初年に廃寺となっている。本堂は明治38年(1905年)に覚園寺に移築され、愛染堂となって現存している。現在は、本尊の「鉄造不動明王坐像」を始め諸像も覚園寺愛染堂に安置されている。
大楽寺の山門は天園ハイキングコースへの上り口にある庚申塚の場所にあった。
大楽寺跡は山裾に3段に造成された平地があり、いかにも寺院跡という感じである。現在は覚園寺の駐車場があり、初段には建築業者の資材置き場などもある。また、やぐらもあるが1つだけである。薬師堂ヶ谷に移ってから境内を造成したのであろう。時代が下がるために、山裾を削ってできた崖にもやぐらは1つだけしか掘られなかったのだろう。
大楽寺跡の端には、最近になって「かまくら桜の会」が、日本三大桜で知られる岐阜県本巣市の「根尾谷淡墨桜」(国指定天然記念物)の苗木を植樹している。淡墨桜は故平山郁夫画伯の「大唐西域壁画」で知られる薬師寺玄奘三蔵院境内にも植樹されている。
(表紙写真は大楽寺跡に残るやぐら)
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