2013/04/29 - 2013/05/04
323位(同エリア352件中)
jokaさん
今年のゴールデンウィークは夢の9連休!
どうせならふだん行きたくても行けないところへ行きたい!!
そんなわけで真っ先に思い付いたのが屋久島。
一人旅を始めた時から「いつかは屋久島!」と考えていたほど行きたい場所でしたが、「どうせ行くなら空いてる時がいいなあ」とずるずるここまできてしまいました。
まあでも、そんなこと言ってたらいつまでたってもクラウンは買えない、じゃなかった、屋久島には行けないよね、というのもうすうすわかっていたため、今回思い切って行ってみることにしました。
とはいえ、自然目的の旅で人が多いのは自分としてはあり得ないので、連休の谷間の平日3日間をねらうという微力な抵抗を試みています…
そして、鹿児島に行くのならどうしても外せないのが知覧の特攻平和会館。
最南端の国宝建築がある人吉にも寄りたいし、どうせなら熊本城も見ておきたい。
そんなこんなで、これまで最長の5泊6日の旅となりました。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
初めてクラスJとやらにしてみました。
か、快適♪
たった1000円でこの違い。もっと早くに知っておけばよかった… -
富士山だ! -
空港到着後、早足でリムジンバスへ。
予定より1本(10分)早いバスに乗れました。
屋久島装備&旅の後半の荷物をホテルに送っておいた甲斐がありました♪ -
11時前、天文館に到着。
知覧での滞在時間を少しでも多く確保するため、遅くとも11時37分発の市電に乗らないといけません。
というわけで急いでお店に向かいます。
『くろいわラーメン 本店 』 099-222-4808
10:30〜21:00 無休 -
くろいわラーメン 750円
1968年創業の老舗。
豚骨と鶏ガラのスープはかなりあっさり。
地域に根付いたラーメンって、地元の人が日常的に食べられるように薄め、さっぱりめの味付けのことが比較的多く、ここもまさにそんな感じ。
トッピングのもやしがいい♪
そして鹿児島市内のラーメン店では、水と一緒に大根の漬物が出て来るのがふつうです。
おもしろい文化ですね。
しかし、なにより驚いたのは漬物にかけた卓上醤油の甘さ!!!
そうだ、鹿児島の醤油は甘いんだった。すっかり忘れてた。
衝撃的でした… -
さて、続いては『くろいわラーメン』のすぐそばにあるこちらへ。
『こむらさき 天文館店』 099-222-5707
11:00〜20:30 第3木曜定休
熊本の有名店『こむらさき』とは無関係。というか熊本の創業者がこちらのラーメンを食べて感動し、同じ店名を付けたということのようです。
1950年創業の老舗です。 -
ラーメン(鹿児島黒豚チャーシュー入り) 950円
チャーシュー無しでも850円。
なかなかのお値段ですが、ラーメン好きの間では鹿児島のラーメンの値段の高さは有名で、全国一と言う人もいるぐらいです。
2杯目に食べるにはなかなかのボリューム。
こちらはすでに豚骨とは言えない気がします。白濁系塩ラーメンと言ってもいいのでは?
トッピングは細切れチャーシューと大盛りキャベツ。
チャーシューがスープにコクを、キャベツが絶妙の食感と隠し味をプラスしていて美味しいです♪
麺も独特。
好みは分かれるでしょうが、クセになる味だと思います。
『くろいわ』も『こむらさき』も鹿児島ラーメンを代表する有名店ですが、まったく異なる味で非常におもしろかったです。 -
30分で2軒というミッションを見事クリアして、これまた予定より1本早い11時31分発の市電で鹿児島中央駅へ向かいます。 -
11時54分発の特急列車で喜入駅まで行き、そこからバスで知覧を目指す計画です。
ところが、特急列車というのが『指宿のたまて箱号』とかいう全席指定の人気列車だったらしく当然ながら満席。
もっとよく調べておけばよかった…
喜入駅まで30分ほどなので、あわよくば乗り込めないかな、と思ってホームで待ってみたら、鉄道少年がカメラ構えるわ、乗客が列車前で記念撮影するわ、気合の入った制服着た客室乗務員が仕切り始めるわと大騒ぎ。
あきらめて違う行き方を考えることにしました。
そうはいっても電車とバスだけでは、どうやっても到着が予定より1時間は遅れそう。 -
けっきょく、これまでの努力を無駄にしないためにも喜入駅までローカル線で行き、そこからタクシーを使うことにしました。
ちょっぴり懐は痛みますが…
このローカル線がゆれる、ゆれる!
それも横揺れじゃないんですよ。縦揺れなんです!
みんな平気な顔して乗ってるんでいつものことなんでしょうけどけっこうスリリングでした。
“Bumpy号”と命名しました。 -
喜入駅からタクシーで15分、4000円ほどで知覧特攻平和会館に到着。
途中運転手さんが、戦時中から残っている給水塔を教えてくれました。
駐車場横で新茶の試飲販売を行っています。
知覧は全国有数の緑茶生産地なんですね。知りませんでした。
ふだんは試食・試飲のたぐいは面倒で断るのに、つい立ち寄って一杯。
ぬるく(6、70度だそうです)淹れて甘さを引き出したお茶がとても美味しかったのでお土産に買ってしまいました。 -
会館前には戦闘機のレプリカなどが展示されています。 -
内部は撮影禁止。
観光コースに組み込まれているためその流れで立ち寄る人もいて、1時間足らずで見学を終える方も多数いましたが、いようと思えば1日でもいられる場所です。
興味を持って訪れる人であれば、最低でも2、3時間はみておいたほうがいいと思います。
あと、やはり涙なくしてみるのは難しいので、人が少ない時の方がなにかと楽かもしれません…
そうそう、意外だったのが海中から引き揚げられた零戦の展示の不人気ぶり。
個人的には内心大興奮でしたが、展示室は閑散としていました… -
特攻隊員たちが寝起きしていた三角兵舎を復元したもの。 -
-
2時間の滞在予定が3時間に。それでも足りませんでした。 -
バスで10分弱、知覧武家屋敷に到着。 -
入園料500円。
決まった入園口があるわけではなく、付近にいくつかある入園料取扱所でお金を払ってパンフレットをもらいます。このパンフレットがパスポート代わりというおおらかなシステム。 -
バス停は1kmほどある武家屋敷地域の途中にあります。
幹線道路と並行して武家屋敷地域は広がっていて、路地を行けばどこからでも入ることは可能なのですが、きりがいいところから見ていきたい性分なので道路沿いに歩いて近いほうの端(北側)に移動。 -
鯉がいます。 -
さてここから、と思いきや、さらにむこうに矢びつ橋というアーチ橋があるみたい。 -
武家屋敷の端から2、300mは離れてそうです。 -
おおっ!
変形眼鏡橋だ♪ -
1853年築だそうです。
さりげないたたずまいがいいですね。 -
実に美しい姿♪
水もきれいです。 -
帰りは対岸の河原を歩きます。
ウグイスが鳴いてシオカラトンボが飛んでいました。 -
森重堅家 -
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当然ながら現在でも人が住んでいる家も多く、公開されていない家も多数あります。 -
旧高城家住宅 -
いい味出してるな♪ -
知覧型二ツ家
母屋(オモテ)と台所(ナカエ)の二棟を小棟でつないだ知覧独特の建築様式だそうです。
写メには収まり切りませんが、実に美しい形です。 -
-
打ち捨てられた大八車。
オブジェのようです。 -
男玄関と女玄関が分かれています。
こちらは母屋(オモテ)にある男玄関。 -
こちらは台所(ナカエ)にある女玄関から中をのぞいたところ。 -
この日はすでに閉まっていましたが、隣の敷地は食事処として営業しているようです。 -
武家屋敷の中央にはこうした道が続いています。
本州には見られない独特の雰囲気です。 -
カフェもありました。 -
-
佐多直忠家
細かな形状は違えど、どの屋敷も門を入ってすぐのところに石塀があり、敵の侵入を防ぐようになっています。 -
角館などの優美な武家屋敷とはまた違い、用の美というか機能美というか、実用性を重んじながらもその制約の中で見た目にも気を配る心の在りように惹かれます。 -
裏から見たところ。
庭園よりむしろ各屋敷の石塀の違いに興味がそそられます。 -
この生垣使いも特徴的です。
道沿いの生垣も、見た目だけでなく防御面の有効性を考えられているのでしょうね。 -
角館より好きかもしれません。
男性好みの武家屋敷だと思います。 -
佐多民子家
これまた違う石塀スタイル。 -
灯篭やら岩の上のあちらこちらにお賽銭が置いてありました。 -
ここにも二ツ家。 -
-
魔除けだそうです。 -
ひときわ端正な生垣。
中に入ってみると… -
ワンダフル!!!
ここの庭園が一番気に入りました。
借景もみごとにキマってます!
平山亮一家です。 -
ボウフラがうようよ… -
-
どの庭も箱庭感があってよかったです。
池泉庭園よりも枯山水の方が好きなもので… -
ネコだっ!
ネコも好きなんですが、それ以上にイヌ好きなことを見抜かれるのか、残念ながらふだんネコから好かれることはあまりありません… -
あれっ? -
あらら♪
ずいぶん人懐っこいネコでした。 -
1時間20分ほどで見終わりました。 -
特攻平和会館のあと寄るつもりだった富屋食堂。
時間切れで今回は断念。
バスに乗って知覧をあとに。
1時間20分ほどで天文館に到着。
途中平川で電車に乗り換えると10分ほど早く鹿児島中央駅に着きますが、面倒になってそのままバスを使いました。 -
黒豚のしゃぶしゃぶを食べる予定でしたが、大本命がどうやら休業の様子。
というわけで
『黒福多』 099-224-8729
11:30〜14:30 17:30〜23:00(L.O.22:00) 月曜定休 -
豚しゃぶならさきほどの大本命と決めていたので、「黒福多づくし」を。
豚せんべい、タン西京漬け、トントロ刺身風、耳胡麻和え、軟骨塩角煮、ロールカツに付きだしやサラダがついたセットです。 -
生ビールの後は焼酎で。
料理はロールカツです。
美味しいものもありましたが正直期待外れ。
実際には2店舗しか出していないようですが、なんていうかチェーン店感が強いんですよね。料理も店構えも。
従業員の対応もしっかりはしているけれど、社員教育されてますっていうのが丸わかり。
無難に食事するにはいい店だとは思いますが… -
気を取り直してふだんはしない〆の一杯。
ところがここでもツキがなく、本命の三軒がどれも休みのよう。
まあ、ほかにも行ってみたいところはあるからいいけど。
『ラーメン小金太』 099-223-9455
11:30〜15:00 18:00〜翌4:30 無休
天文館の人気店。 -
ラーメン(Sサイズ) 550円
旨い!というか旨すぎる!!
特に一口目。
かなり大量の化調を使ってるんではないでしょうか。
一般受けはいいとは思いますが、個人的にはもう少し控えた方が好みです。 -
21時過ぎにホテル着。
荷物はちゃんと届いてました。
屋久島で必要なものだけまとめて残りはホテルに預けていくため、これから仕分け作業です。
けっきょく床に就いたのは11時過ぎでした。
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