どこへ行っても麺が主食♪第11弾　鹿児島・熊本の旅《３日目～縄文杉と夜光貝編》

2013/04/29 - 2013/05/04

旅行３日目。

旅行のメインイベント、縄文杉登山です。

とにかくたくさん歩きたい！

エリア 屋久島(鹿児島)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

３時３０分起床ゼリータイプのカロリーメイトと野菜ジュースだけ摂取して４時１５分ホテル発のバスに乗り込みます。

路線バスがわざわざホテルに寄ってくれるなんてネットでは調べきれなかった。
現地でないとわからないことがまだまだたくさんあります。

４時５５分屋久杉自然館に到着。
すでに、少なく見積もっても３００人以上が荒川登山線のバスを待っています。

一番早いバスは４時半に出てるはずなので、おそらく累計４００番目くらいでしょうか。
宮之浦発の始発で来てこれですから、やはり縄文杉登山が目的の人は大多数が安房地区に宿泊してるのだと思います。

わたしのあとにも１００人以上が待っていました。

待ち時間を無駄にしないよう立ったまま朝食。

頼めばホテルの朝食を弁当に変更してくれます。

やっと順番が来ました。

時刻は５時３５分。もう明るくなってます。

臨時便がたくさん出ているようで、わたしが乗ったのは６号車でした。

６時１５分荒川登山口着。

混雑期の出発前の女子トイレは３０分待ちのこともあると聞いていたのですが、行列もなし。

もしかして今日はたいして混んでないのかもと思ったのですが、実際のところはどうだったのでしょう？

６時２５分出発♪

橋を渡って

トンネル抜けて

トロッコ軌道をひたすら進む。

気分はスタンド・バイ・ミー♪

前に追いつくと、たいていの場合すぐ気付いて道を譲ってくれます。

「どうぞ」
「ありがとうございます」

大自然効果でしょうか？
お互い街中ではありえないくらい気持ちいい挨拶がごく自然にできてる気がします。

巨神兵？

枕木の上はたしかに歩きにくいですね。

６時５５分小杉谷橋着。

小中学校跡地です。

こんなところに学校だなんてすごいですね。
不便だろうけど楽しそう。

小中学校跡地近くの東屋。

もともと林業の事業所があった場所ですが、現在では登山者の休憩所になっています。

小杉谷あたりから枕木の上に木道が敷かれて少しだけ歩きやすくなりました。

楠川分かれ

白谷雲水峡の入り口から２時間ほど登ってくるとここに合流するみたいです。

三代杉とわたし

仁王杉

７時４５分大株歩道入口着。

混雑がピークになる前に縄文杉に辿り着きたいのもあって比較的しゃきしゃき歩いたので、ここまで２００人以上の人を追い抜いていると思います。

手洗いに寄るのを忘れずに。

注意書きいろいろ。

ここからが山道です。

道あれこれ１

でも最初のうちはまずまず歩きやすい。

道あれこれ２

道あれこれ３

このあとウィルソン株を過ぎたあたりからけっこうきつい登りになりますが、人気コースだけあって迷う心配が一切ないので安心です。
昨日の蛇ノ口滝はほんと神経すり減ったので…

翁杉

８時５分ウィルソン株。

さすがの大人気。

撮影待ち行列に接続します。

１０分くらい並んでやっと順番。

うまく撮れてるでしょうか？

道から少し奥まったところに携帯トイレブース。

道端にあるのも確かに使いづらいでしょうけど、道を外れてあそこまで行くのもそれはそれで抵抗あるかも。

大王杉

ハートストーン発見！

ようやく縄文杉です。

山道入ってからも１００人以上の方に道を譲っていただいたと思います。
ありがとうございました。

９時２０分くらいでした。

見えた！

縄文杉

樹皮の色が白いこともあってか、独特の存在感があります。

記念撮影♪

人が多いと撮影の順番待ちで５分くらいかかったりもしますが、撮影だけするとそのまま下りていく方が多く、それほど込み合うというわけでもありません。

縄文杉のデッキでは携帯の電波が届くので、見学・撮影後は隅に移動して何件かメールを打ったりしてました。

左に行くとそのまま下り口、右に行くと高塚小屋を経て宮之浦岳です。

高塚小屋にはトイレがあります。

高塚小屋の方へ１、２分歩いたところに休憩所があります。

ここも電波が入るので、メール打つ人はこちらの方がいいでしょうね。

昼食はホテルで注文したお弁当。

『八百八』　0997-46-4007
　営業:4時から8時頃まで　前日予約：17時から20:30まで

９時５０分頃休憩所を出発。

予想よりも早いペースなので、帰りはもっとのんびりいきましょう。

毎日何百人という人に踏まれてるのに大丈夫なんでしょうか？

木のトンネル

この木の質感が好きでした。

夫婦杉

倒木をまたいで杉が生えています。

水場はあちこちにあります。

気持ちの問題かもしれないけど大変美味しく感じました。

鹿だ！

猿には会えませんでした。

ウィルソン株

行きはあれだけ人がいたのに、今は数人しかいません。

さっさと登って帰りにゆっくり見た方がいい思います。

ウィルソン株の中の祠

帰りは登ってくる人とたくさんすれ違うので、道を譲る機会も多くなります。

「こんにちは」って言葉を人生で一番たくさん言った一日ではないでしょうか。

言ってるうちにだんだん爽快な気分になってきて、このあいさつが縄文杉登山の魅力の大きな一部を成しているのでは、とすら思えてきます。
ほんとあいさつってだいじだわ！！！

ふだんは何事も単独行を好むわたしですが、コミュニケーションの大切さを再認識しました。

大株歩道入口に着きました。
１１時ぐらいです。

ここまで下りてくる間に４、５グループの知らない方から「もう行ってきたんですか？」と声をかけられました。

最初はわけがわからなかったのですが、どうやら行きに道を譲ってくれた人たちのようでした。

どうりでわからないはずだ。
っていうか、よく覚えてましたね…

トロッコ軌道脇の携帯トイレブース。

いや、やっぱりあそこで用をたすのは勇気がいるよな…


５００mlの水とスポーツ飲料を１本ずつもって行きましたが、なるべく携帯トイレのお世話になりたくなかったので手洗いのある大株歩道入口近くと昼食時以外ではほとんど飲みませんでした。

「汗をかいた自覚がなくても脱水症状うんぬん」という話もありますが、このくらいの気候（里で気温２２、２３度）で２，３０km歩いたくらいではそんなに心配しなくてもいいんじゃないでしょうか。

黄緑のクレヨンみたい。

なぜか石が積まれています。

ひとつ足しておきました。

三代杉

今度はじっくり見てみました。

三代杉の内部

橋からの眺め

毎度のことですが、終わりが近づくともっと長いコースをとればよかったなと思います。

準備不足でも、昨日うかがった縄文杉から宮之浦岳に抜けるルートに行けばよかったかな…

ついにここまで戻って来たか…

ゴール♪

１３時過ぎでした。


午後の始発のバスの出発時刻は１４時。
それを逃すと１５時なので、バス待ちの列に並びます。
１０番目くらいでした。

バスを待っている間に、一口５００円で募金を募っていました。

募金するとこんなストラップがもらえます。

登山による一体感効果でしょうか。その場にいたほぼ全員（５，６０人）が募金していました。

定刻通りのバスに乗って、１４時３５分屋久杉自然館着。

この時間に戻っても自然館発のバスは１５時４０分までありません。
荒川登山口１５時発のバスでも間に合うのですが、それだと人が満席で乗れない可能性があると考えて１４時を選択しました。

おなかも空いたので売店兼食堂に立ち寄ります。

『杉の茶屋』　0997−46−2484
　10:00〜17:00(時期により異なる)　毎月第一火曜定休

うどん　４２０円

野球場とかフェリーの中とかにあるこういう売店で食べるうどんってなんでこんなにおいしいんだろう？

見学したかったけど時間が中途半端でやめときました。

バスが来る直前に気づいたのですが、タクシーか徒歩で次の牧野のバス停まで移動すれば（車で５分くらい）１５時１８分発の屋久島交通のバスに乗れるんですね。
時間だけ見れば２０分の違いですが、自然館を経由しないのでおそらくガラ空きでゆったり乗れるはず。

宮之浦に戻る人にはおススメです。

１６時３０分ホテル着。

ホテルの駐車場からみた景色。
すばらしいロケーションです。

さてと、風呂♪風呂♪

展望大浴場なのに地下？

なるほど、それだけ海に近いってことですね。

いや〜気持ちよかった♪

昨日に続いてこちら。
シーサイドホテルから徒歩１０分。

『潮騒』　0997-42-2721
　11:30〜14:00　17:30〜22:00　木曜定休

乾杯♪

夜光貝の刺身

旨い！！！

サザエと平貝とあわびを混ぜたような感じ。
むちゃくちゃ好みです。

しかも９８０円でこの量！

相場は知らないのでほんとに安いかどうかはわかりませんが…

飛び魚の塩焼き定食（ライス大盛り）

飛び魚も予想外に身がいっぱいでたいへん美味でした。
大満足♪

さて、明日は５時出発か８時出発か…
ホテルに帰ってじっくり考えよう。