サンライズ瀬戸と房総半島満喫の旅

2013/01/11 - 2013/01/12

香川から東京まで念願のサンライズ瀬戸号に乗ったのでその車内の雰囲気とその翌日観光した外房・房総半島横断の風景を記録したいと思います。

エリア いすみ・大多喜(千葉)

今回のスタートは坂出駅です。
高松が始発になりますが、高松の次に坂出に停車します。

７両編成の車両になります。

車内の通路はこんな感じです。
左右に寝台席が連なります。

これはシングル席だったかな。
部屋自体はあまり広くないけど、足も伸ばせますし、セキュリティーもしっかりしてそうなので、ここもいいですね。

下の部屋と上の部屋が交互に続いています。

個人的に利用したのは、こののびのび座席。
頭の部分には仕切りがあり、通路との間にはカーテンをかけてくれます。
長距離フェリーの２等席からほんの少しプライベートスペースになってるという感じかな。

洗面台も完備

シャワー室も付いていますが、利用するためにはチケットの購入が必要です。

瀬戸大橋を通過すると、岡山駅にほどなくして到着。

岡山駅での停車時間が１０分ちょいですが、ここでサンライズ出雲号と連結されます。

おっ！やってきました！

そして、連結されます。
この瞬間は写真撮影のために、乗客も多く下りてきます。

岡山を過ぎると、サロン席はがらっとします。
瀬戸号から見える景色をひとりじめ。

大阪から先はすべての駅を通過していきます。
この静岡に到着する頃には、そろそろ夜明け。

この時期は、熱海を過ぎたころから、日が昇り始めます。

太平洋の景色いいな〜。

東京駅まで長いようで短い旅でした。
また、乗車したいな。
乗り換えの時間があまりないので、総武線のホームまでダッシュ！
なんとか間に合ったぜ。

実はちゃっかり東京駅で駅弁をゲット！
全国の駅弁を置いていて、ついつい３個も買ってしまった・・・

厚岸駅の「かきめし」

米沢駅の「牛肉まかない弁当」

鳥取駅の「かにめし」
もちろん全部は食べていませんが、お腹いっぱいになりました。

重いお腹を抱えて、千葉駅で内房線に乗り換え。

４０分ぐらいして、木更津に到着。
乗り換え時間少なく、すぐに久留里線へ。
ローカルな線ですが、電車は都市型の新しい車両でした。

４５分ほどで久留里駅到着。
数分停車していたので、記念にパシャ！

ベンチがかわいらしい

さらに２０分ほど進むと、終点の上総亀山駅になります。

駅前は昔懐かしい昭和の雰囲気。

いかにも終着駅という感じですね。

５分ほど歩けば、湖が見えてきます。

そのほとりにこんなユニークな道しるべが。
ここから鴨川に向けてかつては路線バスが走っていましたが、現在は高速バスのみが停車します。
ちょうど鴨川行きのバスに間に合ったので、鴨川に向けて飛び乗ります。

４０分ほどでちょっとヨーロピアンな雰囲気のある鴨川駅に到着！

とりあえず、１１時を過ぎ、小腹がすいてきたので、「回転寿司丸藤」というお店で休憩。
「旬彩」というドライブインが併設されていますが、ここは海鮮物のお土産が一杯。しかも試食も結構でき、厳選した商品を選べます。

で、回転寿司はねたが良かったです。
値段も１００数十円からお皿があり、大トロも３００円台だったり意外にリーズナブルでした。
地元のあじのなめろうの軍艦巻きも外せませんね。

鴨川の海から見る太平洋・・・雄大だな。

再び、鴨川駅に戻ります。
駅の中にはこんなかわいらしい水槽が・・・
シーワールドがあるこの地ならではですね。

売店でこんなお弁当をゲット！
お腹がいっぱいなので、これは夜ごはんにしましたが、あわびは少ししか入っていないですが、食感もありおいしかったです。

２０分ほど外房線を北上し、勝浦で途中下車します。

駅から１０分ほど進むと、朝市で有名な通りに来ましたが、１２時を越えていたから、もう市が終わっていて残念。

お店は結構あります。海産物を売るお店はあまりなかったような気がしますが。

へぇ〜、そうなんだ。
４００年の歴史のある朝市なんですね。

遠見岬神社

雛祭りの開催期間中には、ここの階段はひな人形で覆い尽くされるようです。
独特の景色のようですね。

せっかくなので、今話題のＢ級グルメの勝浦タンタンメンを食べることにしました。
いくつかお店は選べましたが、「あまからや」というお店にしました。
朝市の場所から近く、店に入ると満席でした。

これがタンタンメン！
われわれが知っているごまベースではなく、醤油ベースにラー油が惜しげもなくかけられた独特なスタイルです。
炒めたまねぎがのるのも特徴ですが、このお店は中華料理屋なので、シイタケなどアレンジを加えていたようです。

勝浦漁港は、朝市の場所からこれまたすぐにあります。

「ゆったり たっぷり の〜んびり・・・」のあのホテル三日月さんですね〜。
メロディが印象的でしたが、規模も大きいホテルでした。
（もちろん中には入っていません）

ホテル三日月から見る勝浦の海岸線

再びＪＲに乗り、大原駅でいすみ鉄道に乗り換えます。
ＪＲの駅舎に並ぶようにして、いすみ鉄道の駅舎もありますが、１回改札を出る必要があります。
大原駅では、各種１日フリーきっぷ（デザインの種類が豊富！）や関連グッズなど売店の商品の数が多かったのが印象的でしたね。

菜の花の色をイメージしているのか、きれいな黄色の車体が印象的です。

ムーミンと仲間たち。
車内も、ところどころにデザインが散りばめられていました。

国吉駅で電車の行き違いです。
何気なく対向列車を見ていると、なんとも懐かしい車体です。
まるで「昭和」の景色ですね〜。

大多喜駅に到着

駅前に、大多喜本陣という和風の建物がありますが、ここに観光案内所があります。
レンタサイクルや荷物預かりもしてくれます。

駅前にこんな門が。
城下町らしいですね。

メキシコ通り？？

通り自体は、特に普通でした。
駅から１キロほど進むと、大多喜城に行きつきます。

入場料２００円です。
城下町の歴史などの展示がされています。

ここからは城下町の風景を味わいましょう。

石畳・・・

商い資料館近くの民家の倉庫にて

商い資料館は入場無料です。
帳場や各種資料が無料で見学することができます。
パネルでの説明があったり、管理人の方が親切に説明してくれたり、結構良かったです。

国の重要文化財の「渡辺家住宅」です。
江戸時代に商家として発展したようで立派なお屋敷でした。
ちなみに、内部には入ることができません。

立派な鐘ですね〜。

これはお酒屋ですね。
建物は歴史がありますが、もちろん現役です。

ふたたび「いすみ号」に遭遇。
ちょうど車庫入りするときでした。

大多喜駅からさらに進み、ほどなくして上総中野駅に到着。
ここで小湊鉄道に乗り換えます。

駅舎はこんな感じ。
かなりの田舎だけど、意外に立派で、旅ノートみたいなものもありました。

またまた、「昭和」を感じる懐かしい車両です！

こんな行き先看板いまではなくなりつつありますね。

養老渓谷は人気の観光スポット。
この辺で睡魔に襲われ、爆睡・・・

小湊鉄道の終点は五井駅です。

この日のスタート地点である東京駅まで戻ってきました。

リニュアールして雰囲気が一段と美しくなりましたね。
まるで、ヨーロッパにいるみたいです。

最後は宿からスカイツリーを眺め、この旅を終わりたいと思います。