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「近いから行こうと思えばいつでも行ける。」<br />でも、いつか行けなくなる時が来るかも知れない。<br /><br />そう思って、一歩踏み出した先が小湊・いすみ両ローカル私鉄の旅。<br /><br />大多喜の老舗旅館「大家旅館」で1泊。<br /><br />安房小湊、安房天津を散策し、安房鴨川からJR久留里線に向かい、岐路に着く。 <br /><br />千葉県、房総半島の広大さに気付いた、「房総半島横断、ローカル鉄道の旅」です。

ここはどこ?!千葉再発見! 〜房総横断鉄道の旅・1 (小湊鉄道 上総村上 )〜

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2013/07/07 - 2013/07/08

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volansさん

「近いから行こうと思えばいつでも行ける。」
でも、いつか行けなくなる時が来るかも知れない。

そう思って、一歩踏み出した先が小湊・いすみ両ローカル私鉄の旅。

大多喜の老舗旅館「大家旅館」で1泊。

安房小湊、安房天津を散策し、安房鴨川からJR久留里線に向かい、岐路に着く。 

千葉県、房総半島の広大さに気付いた、「房総半島横断、ローカル鉄道の旅」です。

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  • 機能的で無機質な都内の鉄道網を抜けて、「旅」の空気を早く感じたい。<br /><br />窮屈さが少し緩む思いがする千葉駅。<br /><br />「あともう少し…」そう思いつつ、内房線へと乗り換えます。<br /><br />

    機能的で無機質な都内の鉄道網を抜けて、「旅」の空気を早く感じたい。

    窮屈さが少し緩む思いがする千葉駅。

    「あともう少し…」そう思いつつ、内房線へと乗り換えます。

  • 千葉駅にはホーム上に駅弁コーナーがあります。<br /><br />駅弁は旅の楽しみのひとつ。<br /><br />例え割高でも、思い出に必食…だけど、エビ・カニアレルギーの私には無理。<br />特産なのか、あさりが入ったお弁当が多いんです・・・。

    千葉駅にはホーム上に駅弁コーナーがあります。

    駅弁は旅の楽しみのひとつ。

    例え割高でも、思い出に必食…だけど、エビ・カニアレルギーの私には無理。
    特産なのか、あさりが入ったお弁当が多いんです・・・。

  • JR五井駅に到着。<br /><br />降りたホームからは、小湊鉄道の車両基地が見えます。<br /><br />懐かしい国鉄色…と言うのかな? クリームと朱の車両が並んでいます。<br /><br />私が子供の頃でも、地方は自動車社会。<br />列車にはほとんど乗りませんでした。<br />それでも、このカラーリングには懐かしさを覚えます。<br /><br />当時は非常に野暮ったく見えた。<br />ボンネットタイプの先頭車に到っては、嫌悪すら覚えました。<br />古臭いものに対する嫌悪感。<br /><br />でも、今では不思議と魅力的に映ります。<br />落ち着きがあって、普遍的なデザインに思えるから不思議です。<br /><br />

    JR五井駅に到着。

    降りたホームからは、小湊鉄道の車両基地が見えます。

    懐かしい国鉄色…と言うのかな? クリームと朱の車両が並んでいます。

    私が子供の頃でも、地方は自動車社会。
    列車にはほとんど乗りませんでした。
    それでも、このカラーリングには懐かしさを覚えます。

    当時は非常に野暮ったく見えた。
    ボンネットタイプの先頭車に到っては、嫌悪すら覚えました。
    古臭いものに対する嫌悪感。

    でも、今では不思議と魅力的に映ります。
    落ち着きがあって、普遍的なデザインに思えるから不思議です。

  • 千葉駅から五井駅まで運んでくれたJR内房線の車両。<br /><br />こういう車両が嫌いな訳じゃない。<br /><br />古い車両に魅力を感じるのは、現代のニーズとのギャップ、時間の経過が生み出した新しい価値に魅力を感じるからなのかな。<br /><br />それとも、いつかは消え行く儚さ、現役で気を吐く健気さから判官びいきで応援したくなるのかな…。<br /><br /><br /><br /><br />

    千葉駅から五井駅まで運んでくれたJR内房線の車両。

    こういう車両が嫌いな訳じゃない。

    古い車両に魅力を感じるのは、現代のニーズとのギャップ、時間の経過が生み出した新しい価値に魅力を感じるからなのかな。

    それとも、いつかは消え行く儚さ、現役で気を吐く健気さから判官びいきで応援したくなるのかな…。




  • 梅雨の晴れ間。<br /><br />お客は意外と大勢居ました。<br /><br />大勢とは言っても、ロングシートが程よい距離感を保ちつつ、満席になる程度。

    梅雨の晴れ間。

    お客は意外と大勢居ました。

    大勢とは言っても、ロングシートが程よい距離感を保ちつつ、満席になる程度。

  • 鋼板に厚く塗られた塗装。<br /><br />鈍く重々しい艶が、重厚な機械感を出しているようでかっこいい。

    鋼板に厚く塗られた塗装。

    鈍く重々しい艶が、重厚な機械感を出しているようでかっこいい。

  • JR五井駅のホームから橋上連絡通路で繋がる小湊鉄道のホーム。<br /><br />惣菜や簡単なお弁当が売られていました。<br />「業者」というよりは、総菜屋さんの屋外販売のような雰囲気。<br />だって、「ぶりのカマ焼き」もあった気がします。<br /><br />旅行者も沿線の住民も利用できる重宝なお店です。

    JR五井駅のホームから橋上連絡通路で繋がる小湊鉄道のホーム。

    惣菜や簡単なお弁当が売られていました。
    「業者」というよりは、総菜屋さんの屋外販売のような雰囲気。
    だって、「ぶりのカマ焼き」もあった気がします。

    旅行者も沿線の住民も利用できる重宝なお店です。

  • 青い空を背景に、何もかもがクッキリと浮かび上がっている気がしました。<br /><br />しかし、立ったりしゃがんだりしてると、軽い立ち眩みが…。<br /><br />虚弱な身体機能が影響してるのはもちろんですが…この日、関東地方は梅雨明けしたらしい。 後で知る事になるのですが。<br /><br />この時は、まだ「梅雨の晴れ間」の気分だったので乗り切れました。<br /><br />梅雨明け特有の猛暑…とか聞いたら、それだけでダウンしていたかも知れません・・・。

    青い空を背景に、何もかもがクッキリと浮かび上がっている気がしました。

    しかし、立ったりしゃがんだりしてると、軽い立ち眩みが…。

    虚弱な身体機能が影響してるのはもちろんですが…この日、関東地方は梅雨明けしたらしい。 後で知る事になるのですが。

    この時は、まだ「梅雨の晴れ間」の気分だったので乗り切れました。

    梅雨明け特有の猛暑…とか聞いたら、それだけでダウンしていたかも知れません・・・。

  • 訪問する駅は、予め下調べはしてあります。<br /><br />google mapのstreet view で建物自体を、航空写真で街の規模を、そして様々な旅行記…。さらには「旅鉄」という本で、車窓の見所も必ずチェック。<br />左右どちらに座れば良いか分かる。<br /><br />旅をつまらなくするのは分かってます。でも、便利な機能は使わずには居られない。 知った後に手足を縛るのは難しい…。<br /><br />初めての旅の時、どうしてたんだろうとふと思う。<br /><br />今年の18切符のコピー、「初めての旅を忘れない」本当にそうだと思う。<br /><br /><br />

    訪問する駅は、予め下調べはしてあります。

    google mapのstreet view で建物自体を、航空写真で街の規模を、そして様々な旅行記…。さらには「旅鉄」という本で、車窓の見所も必ずチェック。
    左右どちらに座れば良いか分かる。

    旅をつまらなくするのは分かってます。でも、便利な機能は使わずには居られない。 知った後に手足を縛るのは難しい…。

    初めての旅の時、どうしてたんだろうとふと思う。

    今年の18切符のコピー、「初めての旅を忘れない」本当にそうだと思う。


  • もう7年前? 最高に暑い日でした。

    もう7年前? 最高に暑い日でした。

  • 小湊鉄道は「観光鉄道」だとすら思える。<br /><br />住民協力の下、良好に保たれた木造駅舎。<br />国鉄ルーツの懐かしい車両…。<br /><br />公共交通機関として普通に機能している。<br />全面的に「観光」を押し出していない所に、旅情を掻き立て、往時に思いを馳せる余地がある。<br /><br /><br />旅の構成要素の1つとしての鉄道でしかありませんが、その魅力は、小湊鉄道には特に強く感じました。<br /><br /><br />ただ、1時間に1本ですから、時間は必要になります。<br /><br /><br />

    小湊鉄道は「観光鉄道」だとすら思える。

    住民協力の下、良好に保たれた木造駅舎。
    国鉄ルーツの懐かしい車両…。

    公共交通機関として普通に機能している。
    全面的に「観光」を押し出していない所に、旅情を掻き立て、往時に思いを馳せる余地がある。


    旅の構成要素の1つとしての鉄道でしかありませんが、その魅力は、小湊鉄道には特に強く感じました。


    ただ、1時間に1本ですから、時間は必要になります。


  • このアングルで撮ろうと予行演習。<br /><br />しかし…

    このアングルで撮ろうと予行演習。

    しかし…

  • 実際は慌ててしまって…。<br /><br />撮り鉄じゃないけど、乗り鉄じゃないけど…と言いつつ、実はそうなのかもしれません。認めたくないけど認めるべきかな。<br /><br />でも、それにしては技術と知識が中途半端。<br /><br />現地に立てばテンションは上がりますが、普段はそれ程気力もありませんし…どうしたものかな。

    実際は慌ててしまって…。

    撮り鉄じゃないけど、乗り鉄じゃないけど…と言いつつ、実はそうなのかもしれません。認めたくないけど認めるべきかな。

    でも、それにしては技術と知識が中途半端。

    現地に立てばテンションは上がりますが、普段はそれ程気力もありませんし…どうしたものかな。

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