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今日は日曜日なのですが、残念ながら仕事の予定が入っています。<br />ということでB&Bで朝食を頂いたら急いで出勤?<br /><br />でも本日の現場はパルマから遠く離れた場所を指示されました。<br />朝も早くから高速に乗ってアクセル踏みまくり。<br /><br />そうしてどうにか時間通りにたどり着いた場所は、<br />F1好きなら誰もが知っているモンツァのサーキットです。<br /><br />やって来てみたらなにやら楽しそうなイベントが開催中!?<br />仕事とはまったく関連がないイベントですがこれも何かの縁?<br />ちょっとだけ覗いてみることにしましょう。<br /><br />そのあとはまたまたパルマにトンボ返りです。

モンツァの森はスポーツ祭り - エミリアを満喫する旅 4日目

6いいね!

2012/06/22 - 2012/06/22

239位(同エリア346件中)

サンルカ

サンルカさん

今日は日曜日なのですが、残念ながら仕事の予定が入っています。
ということでB&Bで朝食を頂いたら急いで出勤?

でも本日の現場はパルマから遠く離れた場所を指示されました。
朝も早くから高速に乗ってアクセル踏みまくり。

そうしてどうにか時間通りにたどり着いた場所は、
F1好きなら誰もが知っているモンツァのサーキットです。

やって来てみたらなにやら楽しそうなイベントが開催中!?
仕事とはまったく関連がないイベントですがこれも何かの縁?
ちょっとだけ覗いてみることにしましょう。

そのあとはまたまたパルマにトンボ返りです。

同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
レンタカー
航空会社
エールフランス
旅行の手配内容
個別手配

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  • 眠らない夜のお祭りノッテビアンカもどこへやら?<br />爽やかな太陽がパルマ郊外のB&Bを照らします。<br /><br />今日は日曜日。のんびりしたい気分ではありますが、<br />残念ながら朝から仕事の予定が入っているため、<br />7時半すぎに起きて出かける準備をします……。<br /><br />ダイニングに下りていくとお母さんが朝食の準備中。<br />別の部屋には親子連れが泊まっているようだけど、<br />今朝もまた、まだベッドの中なのかな?<br />結局、彼らにお会いすることがありませんでしたね。<br /><br />朝ご飯を食べたら宿をチェックアウトして出発です。<br />といっても、今日もパルマに泊まるのですけど、<br />同じところに何泊もしてもつまらないから……。<br />

    眠らない夜のお祭りノッテビアンカもどこへやら?
    爽やかな太陽がパルマ郊外のB&Bを照らします。

    今日は日曜日。のんびりしたい気分ではありますが、
    残念ながら朝から仕事の予定が入っているため、
    7時半すぎに起きて出かける準備をします……。

    ダイニングに下りていくとお母さんが朝食の準備中。
    別の部屋には親子連れが泊まっているようだけど、
    今朝もまた、まだベッドの中なのかな?
    結局、彼らにお会いすることがありませんでしたね。

    朝ご飯を食べたら宿をチェックアウトして出発です。
    といっても、今日もパルマに泊まるのですけど、
    同じところに何泊もしてもつまらないから……。

  • パルマでの滞在はまだまだ続くのですが、<br />いまから向かうのは遠く離れたミラノのそのまた先。<br />高速でドバーンと日帰り出張になってしまいました。<br /><br />あらあら前を走るのはこの国で見かけることが珍しい<br />フェラーリじゃないですか。<br /><br />休日の朝のドライブですか?

    パルマでの滞在はまだまだ続くのですが、
    いまから向かうのは遠く離れたミラノのそのまた先。
    高速でドバーンと日帰り出張になってしまいました。

    あらあら前を走るのはこの国で見かけることが珍しい
    フェラーリじゃないですか。

    休日の朝のドライブですか?

  • 1時間半ほどのドライブでたどり着いたのが、<br />ミラノから北東に10キロほどの場所にあるモンツァ。<br /><br />この信号を左折したら目的地に到着です。

    1時間半ほどのドライブでたどり着いたのが、
    ミラノから北東に10キロほどの場所にあるモンツァ。

    この信号を左折したら目的地に到着です。

  • アウトードロモというのはサーキットのこと。<br /><br />F1イタリアGPが開催されることでも知られる<br />モンツァサーキットが本日の現場なのです。

    アウトードロモというのはサーキットのこと。

    F1イタリアGPが開催されることでも知られる
    モンツァサーキットが本日の現場なのです。

  • どうやらここがサーキットのメインゲート。<br /><br />でも本日はレース開催日ではないので、<br />ゲートは開放されていて出入りは自由のようです。

    どうやらここがサーキットのメインゲート。

    でも本日はレース開催日ではないので、
    ゲートは開放されていて出入りは自由のようです。

  • 仕事の成り行きでここまで来ることになりましたが、<br />いったい今日はなんのイベントが行われているの?<br /><br />まったく事情を知らずにここまで来たのだけど……。

    仕事の成り行きでここまで来ることになりましたが、
    いったい今日はなんのイベントが行われているの?

    まったく事情を知らずにここまで来たのだけど……。

  • どうやら今日は市民スポーツイベント? の開催日?<br />広場一面にさまざまなステージが準備されています。<br /><br />彼らとはまったく関係がない用事でここにいますが、<br />これはこれで健全過ぎる不思議な光景です。<br /><br />それにしても今日もまた暑さが半端ありません。

    どうやら今日は市民スポーツイベント? の開催日?
    広場一面にさまざまなステージが準備されています。

    彼らとはまったく関係がない用事でここにいますが、
    これはこれで健全過ぎる不思議な光景です。

    それにしても今日もまた暑さが半端ありません。

  • 仕事もそこそこにして会場を観察してみましょう。<br /><br />まずここはマウンテンバイクの体験コーナー?<br />一角に設置されたアップダウンの悪路を、<br />ちびっ子たちが一生懸命に激走していました。

    仕事もそこそこにして会場を観察してみましょう。

    まずここはマウンテンバイクの体験コーナー?
    一角に設置されたアップダウンの悪路を、
    ちびっ子たちが一生懸命に激走していました。

  • こちらはいきなり激しいキックボクシング。<br /><br />本格的なリングの上でのデモ試合では、<br />女子が果敢にも大きな男子に挑戦しています。

    こちらはいきなり激しいキックボクシング。

    本格的なリングの上でのデモ試合では、
    女子が果敢にも大きな男子に挑戦しています。

  • インラインスケートによるトリックスラローム。<br /><br />華麗な技を織り入れてパイロンを越えていく競技は、<br />近くで見るとなかなか豪快で見応えがあります。<br />

    インラインスケートによるトリックスラローム。

    華麗な技を織り入れてパイロンを越えていく競技は、
    近くで見るとなかなか豪快で見応えがあります。

  • フットサルよりさらに小さなコートを使った<br />3対3で戦うフットボール?<br /><br />ゴールは左後ろに見えている小さな四角い穴?<br />どうやらゴールキーパーはいない模様です。<br /><br />こういう規格の統一ルールがあるのか知りませんが、<br />コートが小さいと休む暇なく動き回ることになり、<br />これはこれで体力勝負といった感じ。<br /><br />ちびっ子たちにはそんなこと関係ないか。

    フットサルよりさらに小さなコートを使った
    3対3で戦うフットボール?

    ゴールは左後ろに見えている小さな四角い穴?
    どうやらゴールキーパーはいない模様です。

    こういう規格の統一ルールがあるのか知りませんが、
    コートが小さいと休む暇なく動き回ることになり、
    これはこれで体力勝負といった感じ。

    ちびっ子たちにはそんなこと関係ないか。

  • これはさすがに誰もが知っている新体操ですね。<br />ちびっ子チームの発表会となっていました。

    これはさすがに誰もが知っている新体操ですね。
    ちびっ子チームの発表会となっていました。

  • 炎天下の会場には卓球台もありますが、<br />風が影響する屋外での勝負は大変でしょう。

    炎天下の会場には卓球台もありますが、
    風が影響する屋外での勝負は大変でしょう。

  • いやいや、これは大掛かり!!<br /><br />広場に作られた大きなプールでは<br />ダイビングの体験教室が行われていました。<br /><br />猛暑の中でもここだけは気持ち良さそう。

    いやいや、これは大掛かり!!

    広場に作られた大きなプールでは
    ダイビングの体験教室が行われていました。

    猛暑の中でもここだけは気持ち良さそう。

  • サバイバルゲームもここでは立派なスポーツ?<br /><br />コスプレもバッチリ決まって完全に兵隊さんです。<br />それにしても装備が完璧で凄すぎる……。

    サバイバルゲームもここでは立派なスポーツ?

    コスプレもバッチリ決まって完全に兵隊さんです。
    それにしても装備が完璧で凄すぎる……。

  • 先生の演技をまねてみなさん踊っていますが、<br />ダンス教室なのでしょうか?<br /><br />もはやなんだか分かりません!!

    先生の演技をまねてみなさん踊っていますが、
    ダンス教室なのでしょうか?

    もはやなんだか分かりません!!

  • スロットカーレースは子供に人気。<br /><br />でもここまできたらもはやスポーツだかなんだか?

    スロットカーレースは子供に人気。

    でもここまできたらもはやスポーツだかなんだか?

  • 熱気球まで登場です。<br /><br />順番を待っていれば乗せてもらえるのかな?<br />でもこれからパルマまで戻らなくてはならないので、<br />列に並んで待つだけの時間はありません。<br /><br />そんなこんなで仕事も無事終えることができました。<br />そろそろモンツァをあとにしましょう。

    熱気球まで登場です。

    順番を待っていれば乗せてもらえるのかな?
    でもこれからパルマまで戻らなくてはならないので、
    列に並んで待つだけの時間はありません。

    そんなこんなで仕事も無事終えることができました。
    そろそろモンツァをあとにしましょう。

  • でもせっかくここまで来たのだから、<br />近所をちょこっと散歩してから帰りましょう。<br /><br />ここはサーキットのすぐ脇の街にあった教会。<br />もちろん中に入ることはありませんでしたけど。<br /><br />塔の時計はまもなく4時になると示しています。

    でもせっかくここまで来たのだから、
    近所をちょこっと散歩してから帰りましょう。

    ここはサーキットのすぐ脇の街にあった教会。
    もちろん中に入ることはありませんでしたけど。

    塔の時計はまもなく4時になると示しています。

  • そんな教会の近所の建物の壁に描かれた壁画。<br />きっと世界平和がモチーフなのでしょうね。<br /><br />背景には目の前の教会も描かれています。

    そんな教会の近所の建物の壁に描かれた壁画。
    きっと世界平和がモチーフなのでしょうね。

    背景には目の前の教会も描かれています。

  • ツタの絡まる屋根と味のあるバールの看板。<br /><br />そういえば今日はお昼を食べ損ねました。<br />中の売店ではパニーニ等も売られていましたが、<br />なんとなく食指が動かず……。<br /><br />あまりの暑さに食欲も湧いてきませんが、<br />こんな看板の文字を目にしたものだから<br />無性にジェラートが食べたくなってきました。<br /><br />看板のお店は今日はお休みですけど……。

    ツタの絡まる屋根と味のあるバールの看板。

    そういえば今日はお昼を食べ損ねました。
    中の売店ではパニーニ等も売られていましたが、
    なんとなく食指が動かず……。

    あまりの暑さに食欲も湧いてきませんが、
    こんな看板の文字を目にしたものだから
    無性にジェラートが食べたくなってきました。

    看板のお店は今日はお休みですけど……。

  • あたりを見渡すと通りの向こうに発見です。<br /><br />これはまさしくジェラート屋さんの看板!!<br />No.1の手作りジェラートと書かれています。

    あたりを見渡すと通りの向こうに発見です。

    これはまさしくジェラート屋さんの看板!!
    No.1の手作りジェラートと書かれています。

  • 小さな広場の一角にありました。<br /><br />人気がまったくない午後の昼下がりですが、<br />ここだけはお客さんがひっきりなし。<br /><br />さっそく中に入って注文しましょう。

    小さな広場の一角にありました。

    人気がまったくない午後の昼下がりですが、
    ここだけはお客さんがひっきりなし。

    さっそく中に入って注文しましょう。

  • 今回は珍しくメロンとイチゴにしてみました。<br /><br />2ユーロのMサイズを注文したのですが、<br />コーンにはこれ以上盛れないというほどの大盛り!!<br /><br />新鮮フルーツが濃縮されていて美味いのひとこと。<br />でも、あまりの甘さにますます喉が渇いてきます。<br /><br />さて、そろそろパルマに戻ることにしましょう。

    今回は珍しくメロンとイチゴにしてみました。

    2ユーロのMサイズを注文したのですが、
    コーンにはこれ以上盛れないというほどの大盛り!!

    新鮮フルーツが濃縮されていて美味いのひとこと。
    でも、あまりの甘さにますます喉が渇いてきます。

    さて、そろそろパルマに戻ることにしましょう。

  • 朝の往路と同様に休憩なしで高速をひた走って、<br />夕方の6時すぎにパルマにまで戻ってきました。<br /><br />パルマ環状線の出口から15分ほど南下した、<br />のんびりとした集落の外れに今夜の宿はあります。<br /><br />昨夜の住宅B&Bからガラリとイメージが変わり、<br />丘陵の裾に建っている農家のオンボロ納屋ですが、<br />その周囲には騒音とは無縁の世界が広がっていて、<br />これは想像していた以上に素晴らしい雰囲気です。

    朝の往路と同様に休憩なしで高速をひた走って、
    夕方の6時すぎにパルマにまで戻ってきました。

    パルマ環状線の出口から15分ほど南下した、
    のんびりとした集落の外れに今夜の宿はあります。

    昨夜の住宅B&Bからガラリとイメージが変わり、
    丘陵の裾に建っている農家のオンボロ納屋ですが、
    その周囲には騒音とは無縁の世界が広がっていて、
    これは想像していた以上に素晴らしい雰囲気です。

  • 築数100年という納屋を改修して左を自宅として、<br />右側の2階をB&Bとして使っているようです。<br /><br />泊まれる部屋は4つあるのだけど今夜の客は私だけ。<br />庭で遊んでいたちびっ子たちは近所の子なんだとか。<br /><br />ここを営む夫婦も昨夜のお母さんに負けず劣らず、<br />ホスピタリティーに溢れる世話好きお話し好き。<br /><br />早々にワインやらなんやらドンドン出してくれます。<br /><br />こんな場所にひとりでやってくる日本人は<br />やっぱり珍しいのでしょうけど、<br />あれやこれやとお話しが尽きません。

    築数100年という納屋を改修して左を自宅として、
    右側の2階をB&Bとして使っているようです。

    泊まれる部屋は4つあるのだけど今夜の客は私だけ。
    庭で遊んでいたちびっ子たちは近所の子なんだとか。

    ここを営む夫婦も昨夜のお母さんに負けず劣らず、
    ホスピタリティーに溢れる世話好きお話し好き。

    早々にワインやらなんやらドンドン出してくれます。

    こんな場所にひとりでやってくる日本人は
    やっぱり珍しいのでしょうけど、
    あれやこれやとお話しが尽きません。

  • 「そろそろ部屋を見せて?」と切り出せたのは、<br />宿に着いて1時間以上も経ってから。<br />その間、部屋の説明など一度も出ませんでした……。<br /><br />おおらかというか何なのか?<br />ようやくカギを受け取って荷物を運び込みます。<br /><br />階段を上がるとイスとテーブルが並んだ広々テラス。<br />テラスの端には冷蔵庫が置かれていて、<br />中には冷え冷えの水のボトルが用意されています。

    「そろそろ部屋を見せて?」と切り出せたのは、
    宿に着いて1時間以上も経ってから。
    その間、部屋の説明など一度も出ませんでした……。

    おおらかというか何なのか?
    ようやくカギを受け取って荷物を運び込みます。

    階段を上がるとイスとテーブルが並んだ広々テラス。
    テラスの端には冷蔵庫が置かれていて、
    中には冷え冷えの水のボトルが用意されています。

  • 室内はこんな感じで広々ゆったり。<br /><br />部屋代は昨夜と同じく1泊朝食付きで40ユーロ。<br />パルマ界隈ではこの金額が最低価格なのかも?<br /><br />部屋にはクーラーが備わっていませんでしたが、<br />分厚い石の壁のおかげで室内はそれほど暑くはなく、<br />夜になると寒いくらいに気温が下がるので問題なし。<br /><br />因にタンスの上の扇風機を使おうとしてみたところ、<br />コンセントの形状が合っておらずに使えない……!!<br /><br />きっとつい最近買ってきたばかりなのでしょう。

    室内はこんな感じで広々ゆったり。

    部屋代は昨夜と同じく1泊朝食付きで40ユーロ。
    パルマ界隈ではこの金額が最低価格なのかも?

    部屋にはクーラーが備わっていませんでしたが、
    分厚い石の壁のおかげで室内はそれほど暑くはなく、
    夜になると寒いくらいに気温が下がるので問題なし。

    因にタンスの上の扇風機を使おうとしてみたところ、
    コンセントの形状が合っておらずに使えない……!!

    きっとつい最近買ってきたばかりなのでしょう。

  • 宿の敷地を一歩出たらこんな風景が広がっています。<br /><br />ここはパルマの平野のもっとも端っこ。<br />ちょうどこの先から丘陵地へと切り替わる場所です。<br /><br />今日一日の疲れを洗い流してくれるような、<br />穏やかな風景がどこまでも続いていました。

    宿の敷地を一歩出たらこんな風景が広がっています。

    ここはパルマの平野のもっとも端っこ。
    ちょうどこの先から丘陵地へと切り替わる場所です。

    今日一日の疲れを洗い流してくれるような、
    穏やかな風景がどこまでも続いていました。

  • 今日の宿はアグリツーリズモではなくB&Bですが、<br />オーナー家族の家業? は立派な酪農業(かな?)。<br /><br />牛舎が宿泊棟の裏手にあるというので、<br />興味本位で中を見学させてもらいます。<br /><br />小さな牛舎の中では牛たちが夜ご飯の真っ最中。

    今日の宿はアグリツーリズモではなくB&Bですが、
    オーナー家族の家業? は立派な酪農業(かな?)。

    牛舎が宿泊棟の裏手にあるというので、
    興味本位で中を見学させてもらいます。

    小さな牛舎の中では牛たちが夜ご飯の真っ最中。

  • 牛舎には何頭かの乳牛が並んでいましたが、<br />現在牛乳が採れるのはこの中の4頭だけとのこと。<br />他のウシたちはただいま静養中なの?<br /><br />どうも一頭から一年中牛乳が採れるのではなく、<br />一定期間ごとに搾乳はお休みとなるのだとか。<br /><br />いや、赤ちゃんを産まないと出ないのだったかな?<br />たしかそんな説明をされたような気がします……。<br /><br />生まれたばかりの赤ちゃんウシもいますしね。

    牛舎には何頭かの乳牛が並んでいましたが、
    現在牛乳が採れるのはこの中の4頭だけとのこと。
    他のウシたちはただいま静養中なの?

    どうも一頭から一年中牛乳が採れるのではなく、
    一定期間ごとに搾乳はお休みとなるのだとか。

    いや、赤ちゃんを産まないと出ないのだったかな?
    たしかそんな説明をされたような気がします……。

    生まれたばかりの赤ちゃんウシもいますしね。

  • 搾乳作業は毎日朝夕の2回行っていて、<br />一回の作業で搾れるのはこの容器一個分だけ。<br /><br />そんな小さな小さな酪農家なのです。<br /><br />採れたて牛乳はクルマに積んですぐ向かいの建物へ。<br />そこは親戚が営むチーズ工房だそうです。

    搾乳作業は毎日朝夕の2回行っていて、
    一回の作業で搾れるのはこの容器一個分だけ。

    そんな小さな小さな酪農家なのです。

    採れたて牛乳はクルマに積んですぐ向かいの建物へ。
    そこは親戚が営むチーズ工房だそうです。

  • 彼らと楽しくお話しをしている間に夕食の時間。<br />空はまだこんなに明るいけれど、<br />もう時刻は夜の8時をとっくに過ぎています。<br /><br />近所の安くて間違いのない店を教えてもらったので、<br />今夜はそこに行ってみることにしましょう。<br /><br />でも近所といっても宿から5キロほど離れた場所。<br />ということでこんな夕日に照らされた丘陵地を、<br />オステリア目指してクルマでひとっ走り。

    彼らと楽しくお話しをしている間に夕食の時間。
    空はまだこんなに明るいけれど、
    もう時刻は夜の8時をとっくに過ぎています。

    近所の安くて間違いのない店を教えてもらったので、
    今夜はそこに行ってみることにしましょう。

    でも近所といっても宿から5キロほど離れた場所。
    ということでこんな夕日に照らされた丘陵地を、
    オステリア目指してクルマでひとっ走り。

  • いくつかのカーブを越えていった先で、<br />突如ヒツジの行列に出くわしました。<br /><br />ペーターとは似ても似つかないおじさんに連れられ、<br />お家を目指して一心不乱に歩いていきます。<br /><br />御一行様がいなくなるまでしばらく足止めです。

    いくつかのカーブを越えていった先で、
    突如ヒツジの行列に出くわしました。

    ペーターとは似ても似つかないおじさんに連れられ、
    お家を目指して一心不乱に歩いていきます。

    御一行様がいなくなるまでしばらく足止めです。

  • そうしてたどり着いたのがココ。<br /><br />まわりを見渡しても近所に建物などなにもない、<br />丘陵地のまん中にポツリと建っている<br />“古い粉引き小屋”という名のオステリアです。<br /><br />この建物はなんと16世紀に建てられたそうで、<br />近年まで粉引き小屋として利用されていたようです。

    そうしてたどり着いたのがココ。

    まわりを見渡しても近所に建物などなにもない、
    丘陵地のまん中にポツリと建っている
    “古い粉引き小屋”という名のオステリアです。

    この建物はなんと16世紀に建てられたそうで、
    近年まで粉引き小屋として利用されていたようです。

  • それを証明するように建物のすぐ脇を、<br />ドンブラコと音を立てて小川が流れています。<br /><br />建物の背後に迫っている丘の上から、<br />勢いよく水が流れ落ちてきていました。

    それを証明するように建物のすぐ脇を、
    ドンブラコと音を立てて小川が流れています。

    建物の背後に迫っている丘の上から、
    勢いよく水が流れ落ちてきていました。

  • 建物脇にはこんな不思議な装置が。<br />流れる水の力で螺旋状のスクリューが回っています。<br /><br />昔はこの水力を利用して石臼を回していましたが、<br />現在は発電機を回して電気が作られています。<br /><br />建物内の電力はすべてこれで賄えているとのこと。<br />電力自給率の低いイタリアですから、<br />こんな自家発電が一番効率的なのかもしれません。

    建物脇にはこんな不思議な装置が。
    流れる水の力で螺旋状のスクリューが回っています。

    昔はこの水力を利用して石臼を回していましたが、
    現在は発電機を回して電気が作られています。

    建物内の電力はすべてこれで賄えているとのこと。
    電力自給率の低いイタリアですから、
    こんな自家発電が一番効率的なのかもしれません。

  • 建物内にも席はありますがやっぱり外が良いですね。<br /><br />テラス席といっても玄関前の小さなスペースに<br />小さなテーブルが3つ並ぶだけですけれど……。<br /><br />そこのひとつの席を確保させていただきました。

    建物内にも席はありますがやっぱり外が良いですね。

    テラス席といっても玄関前の小さなスペースに
    小さなテーブルが3つ並ぶだけですけれど……。

    そこのひとつの席を確保させていただきました。

  • テーブルの前に広がるのはこんなのどかな風景。<br />西の丘の向こうへちょうど太陽が隠れたばかりです。<br /><br />店の方にこの店のお勧めを伺ってみたところ、<br />それなら肉のグリル料理を絶対に薦めるとのこと。<br /><br />ならばと、その自慢の料理を注文してみます。

    テーブルの前に広がるのはこんなのどかな風景。
    西の丘の向こうへちょうど太陽が隠れたばかりです。

    店の方にこの店のお勧めを伺ってみたところ、
    それなら肉のグリル料理を絶対に薦めるとのこと。

    ならばと、その自慢の料理を注文してみます。

  • お客さんも少なくお店の方々もフレンドリーなので、<br />食事を待つ間に敷地内をあちこち散歩してみたり、<br />建物内の各部屋を隅々まで見させてもらいました。<br /><br />室内席はこんな感じでしっとり落ち着いています。

    お客さんも少なくお店の方々もフレンドリーなので、
    食事を待つ間に敷地内をあちこち散歩してみたり、
    建物内の各部屋を隅々まで見させてもらいました。

    室内席はこんな感じでしっとり落ち着いています。

  • 現役時代に使われていた石臼も残っています。<br /><br />床面の一部がガラス張りになっているのですが、<br />建物の真下には数十年前まで使われていた、<br />水力を臼に伝える動力伝達装置が残っています。

    現役時代に使われていた石臼も残っています。

    床面の一部がガラス張りになっているのですが、
    建物の真下には数十年前まで使われていた、
    水力を臼に伝える動力伝達装置が残っています。

  • グリルコーナーはテーブル席の一角にありました。<br />薪の火でお肉が香ばしく焼き上げられます。<br /><br />外部からの電気もガスも必要としない<br />なんてエコなお店なのでしょう!?<br /><br />建物の上階には宿泊できる部屋もあるとのこと。<br />部屋の窓からは昨日行ったトッレキアーラ城が、<br />パルマ川を挟んで望めるのだそうです。

    グリルコーナーはテーブル席の一角にありました。
    薪の火でお肉が香ばしく焼き上げられます。

    外部からの電気もガスも必要としない
    なんてエコなお店なのでしょう!?

    建物の上階には宿泊できる部屋もあるとのこと。
    部屋の窓からは昨日行ったトッレキアーラ城が、
    パルマ川を挟んで望めるのだそうです。

  • そろそろ落ち着いて料理を待つことにしましょう。<br /><br />ワインは今日もデッラカーサのランブルスコ。<br />ほどよく冷えた発泡ワインが空腹に染みていきます。<br /><br />日本ではこんななんてことのない、<br />それでいて無性に美味しいランブルスコに<br />出会えないのはなぜでしょう?

    そろそろ落ち着いて料理を待つことにしましょう。

    ワインは今日もデッラカーサのランブルスコ。
    ほどよく冷えた発泡ワインが空腹に染みていきます。

    日本ではこんななんてことのない、
    それでいて無性に美味しいランブルスコに
    出会えないのはなぜでしょう?

  • 薦められるままに注文した本日のプリモは、<br />やっぱりこの地では譲れないトルテッリです。<br /><br />とってもオーソドックスなリコッタチーズを詰めた<br />トルテッリですが、<br />手作りのパスタ生地も然ることながら<br />クリーミーなリコッタがこれまた美味しさバクハツ!!

    薦められるままに注文した本日のプリモは、
    やっぱりこの地では譲れないトルテッリです。

    とってもオーソドックスなリコッタチーズを詰めた
    トルテッリですが、
    手作りのパスタ生地も然ることながら
    クリーミーなリコッタがこれまた美味しさバクハツ!!

  • セコンドは当店No.1の豚肉のグリル盛り合わせ。<br /><br />同じようなものをあちこちで食べた気がしますが、<br />いったいこれはどうしたのでしょうか?<br /><br />いままで食べてきたのが何だったのかと言うぐらい、<br />驚かされるほど美味しいのです。<br />ただ肉を焼いただけだというのに……。<br /><br />肉そのももの味が旨いのか? それとも薪のおかげ?

    セコンドは当店No.1の豚肉のグリル盛り合わせ。

    同じようなものをあちこちで食べた気がしますが、
    いったいこれはどうしたのでしょうか?

    いままで食べてきたのが何だったのかと言うぐらい、
    驚かされるほど美味しいのです。
    ただ肉を焼いただけだというのに……。

    肉そのももの味が旨いのか? それとも薪のおかげ?

  • コントルノも薦められるままに野菜のグリル。<br /><br />大きなお皿にたっぷり山盛りで出てきましたが、<br />これまた旨いのなんのって……。<br />あっという間に完食したというよりも、<br />まだまだ食べ足りないくらいです。<br /><br /><br />こっちの食事は一皿の量が多過ぎて<br />食べ切れないなどとよく聞きますが、<br />それが本当に美味しければお腹に入っていくもの。<br /><br />食べ切れず残すということは……。

    コントルノも薦められるままに野菜のグリル。

    大きなお皿にたっぷり山盛りで出てきましたが、
    これまた旨いのなんのって……。
    あっという間に完食したというよりも、
    まだまだ食べ足りないくらいです。


    こっちの食事は一皿の量が多過ぎて
    食べ切れないなどとよく聞きますが、
    それが本当に美味しければお腹に入っていくもの。

    食べ切れず残すということは……。

  • ここまできたらドルチェもお店のお勧めを……。<br /><br />庭の木から今朝積んだ実で作った<br />アプリコットのタルトとのことですが、<br />これはまあ普通の素朴なお味かな。<br /><br />これだけ食べて飲んでトータル30ユーロ。<br />もちろん食後のグラッパはサービスです。

    ここまできたらドルチェもお店のお勧めを……。

    庭の木から今朝積んだ実で作った
    アプリコットのタルトとのことですが、
    これはまあ普通の素朴なお味かな。

    これだけ食べて飲んでトータル30ユーロ。
    もちろん食後のグラッパはサービスです。

  • 「できれば帰りにこれを食べておいで!!」<br />と言われたのが、通り道にあるジェラート屋さん。<br />“間違いなくパルマで一番美味しい”のだって。<br /><br />そんな郷土愛バツグンのお話しは<br />いつぞやどこかで聞いた気もしますが、<br />そこまで言われたら食べない訳にはまいりません。<br /><br />行く道すがら場所をチェックはしていたのですが、<br />夜道を帰ってきてみてビックリ!!<br />スッゴイ群衆が集まっているではないですか。<br /><br />君たちはいったいどこからやってきているの?<br />店前は人が多すぎクルマを止める場所がありません。

    「できれば帰りにこれを食べておいで!!」
    と言われたのが、通り道にあるジェラート屋さん。
    “間違いなくパルマで一番美味しい”のだって。

    そんな郷土愛バツグンのお話しは
    いつぞやどこかで聞いた気もしますが、
    そこまで言われたら食べない訳にはまいりません。

    行く道すがら場所をチェックはしていたのですが、
    夜道を帰ってきてみてビックリ!!
    スッゴイ群衆が集まっているではないですか。

    君たちはいったいどこからやってきているの?
    店前は人が多すぎクルマを止める場所がありません。

  • 次々やってくるお客さんの注文に、<br />お店のお姉さんたちはてんやわんやの大忙しですね。<br /><br />今回はいつものお決まりのクリーム系を注文。<br />フィオーレ・ディ・ラッテとお店の名前になっている<br />オルソ・ビアンコという組み合わせにしてみました。<br /><br />そしてこれが期待を裏切ってくれるほど旨いのです。<br />ミルクがこれまた濃厚でありながら後味スッキリ!!<br />ジェラートで目から鱗が落ちるとは……。

    次々やってくるお客さんの注文に、
    お店のお姉さんたちはてんやわんやの大忙しですね。

    今回はいつものお決まりのクリーム系を注文。
    フィオーレ・ディ・ラッテとお店の名前になっている
    オルソ・ビアンコという組み合わせにしてみました。

    そしてこれが期待を裏切ってくれるほど旨いのです。
    ミルクがこれまた濃厚でありながら後味スッキリ!!
    ジェラートで目から鱗が落ちるとは……。

  • 今夜はこの店の前でお祭りでもあるの?<br />と間違えてしまいそうなくらいの大勢の人々が、<br />入れ替わり立ち替わり集まってきています。<br /><br />家で夜ご飯を食べ終えたら家族や友人と連れ立って<br />ジェラート屋に繰り出すのが日常の光景ですが、<br />それにしてもこの場所でこれは人が集まり過ぎ!!<br /><br />こんな凄いジェラートを知ってしまうと、<br />ますます観光地では食べれなくなってしまいます。<br /><br />今日は仕事の都合でほとんど観光らしいことは<br />できませんでしたが、明日は終日お休みフリー。<br /><br />朝から頑張って観光にでも出かけてみましょう。

    今夜はこの店の前でお祭りでもあるの?
    と間違えてしまいそうなくらいの大勢の人々が、
    入れ替わり立ち替わり集まってきています。

    家で夜ご飯を食べ終えたら家族や友人と連れ立って
    ジェラート屋に繰り出すのが日常の光景ですが、
    それにしてもこの場所でこれは人が集まり過ぎ!!

    こんな凄いジェラートを知ってしまうと、
    ますます観光地では食べれなくなってしまいます。

    今日は仕事の都合でほとんど観光らしいことは
    できませんでしたが、明日は終日お休みフリー。

    朝から頑張って観光にでも出かけてみましょう。

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