2012/06/24 - 2012/06/24
98位(同エリア193件中)
サンルカさん
楽しみにしていたピッツェリアへ向かうも道半ばであえなく挫折。
そうしてやってきたのがロヴェルキアーラという田舎村なのだが、
そこで泊まった宿&レストランが思いがけずに大当たり!!
これが田舎の凄いところ!! イタリアの旅の大骨頂だ!!!
都市部や観光地ではこんなこと絶対にありえない。
そしてなんといっても田舎はみんなが優しくて親切。
昨夜、宿でこの村の見どころを聞いたのだけど、
彼らにとってここは誇りを持って自慢できる場所。
あれやこれやと丁寧に教えてくれたのだが、
中でも最大の自慢は村のすぐ脇を流れている川なんだって。
「それはそれは美しいのだ」と大絶賛されたからには、
見ておかなければここへ来た意味がない?
ということで早起きをして自慢の川へ行ってみることに……。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
偶然の出会いで一晩を過ごした、ヴェネト州の小さな田舎村ロヴェルキアーラ。
昨夜、この近辺にはなにか見どころはあるの? と聞いてみたところ、
「もちろん!! アディジェ川だ!!」と、自慢たっぷりに即答でした。
川は緑で覆われ、あたりには花々が咲き乱れ、それはそれはキレイだと大絶賛!?
そこまで言われたら、早起きしてでも見にいくしかないでしょう!!
ということで、今朝は早朝散歩に教えられたそれを見にいってみることにします。
宿を出てみたら、目の前の広場が昨日言われたとおり青空市場となっていました。
もし朝市のことを聞きそびれていたら、いまごろ旅の友の黒いプント号は
レッカー車でどこか見知らぬ地へと連れ去られていたことでしょう。 -
念のため行き方も聞いておいたけど、こんな小さな村では迷う方が難しい……。
教会の脇の1本道を100メートルほど歩けば、そこはもう緑が広がる村外れです。
すでに道の先の方に土手らしきものが見えています。 -
土手を半分登ってきて後ろを振り返ったところ。
あの教会の鐘楼のところから歩いてきました。 -
土手の上に到着です。
-
で、川はというと……。
たしかに緑で覆われていますね。
でも緑が多すぎてほとりには近づけないようです。
それに流れている水もそれほどキレイではない? -
朝靄のたちこめる幻想的な風景。
うーん? 期待が大きすぎた?
どこで感動していいのかがわからない……。
それにしてもこちらの人々って、どれだけ自分の故郷が好きなんだろうか?
やっぱりカンパニズモって凄いですね。 -
川じゃなくて内陸側の方がよい風景かも?
-
土手の上の道を先に進んでみましょう。
-
お隣の村が見えてきました。
あの村の名前はロヴェルキアレッタ。
小さなロヴェルキアーラっていう意味なのかな? -
あいかわらず川はこんな感じ……。
どのように魅力を伝えてよいのか分からず。 -
アディジェ川はもう充分に堪能できました。
さあ宿に戻って朝ご飯を食べましょう!! -
川から戻ってくるとき目にするのが、こんな教会の裏側の姿。
正面からは想像できなかったが、意外と大きくて迫力ある建物だったのですね。 -
で、広場には移動店舗がお店を広げています。
これって売られてる品は場所は変われど同じもの。
胴元というか仕入れ先が決まっているのでしょうか?
なお、衣料品等は中国製とかの超安物粗悪品なので、
いくら値段が安くても手に取ろうとは思わない。
過去に何度も失敗した経験あり……。 -
北イタリアの人は魚ってあまり食べませんよね。
だから町に魚屋さん自体が非常に少ない気がします。
そんなわけもあって、移動魚屋がこちらでは重宝されるのでしょうか。 -
農家の人が作物を直接りに来ているのかな?
-
宿に戻ってきてビックリ!?
なんと玄関ロビーが朝食ルームに変身しています。
用意されているのがひとり分だけということは、
またまた宿泊客は私ひとりだったってこと?
まあなんとなく気が付いてましたけど……。
基本は超シンプルなイタリア式朝ご飯でしたが、
左のアプリコッタトルタがちょっとリッチ。
レストランのドルチェで出す一品なのでしょうか? -
「朝食で生ハムを食べますか?」って夕食時に何回も確認されたのですが、
ハイって答えておいて良かった。
散歩から帰ってきてテーブルに着いたことを確認したら、
おもむろにスライサーを回して生ハムを切ってくれます。
切り立てホヤホヤ、ツヤツヤの新鮮生ハムの登場!!
朝食だといえ、切り置きしておくなんて許せないのでしょう。
もちろん、ノルチェリア担当のおじさんが選び抜いた、
とびきり美味しいパルマはランギラーノ産。
観光の町だったらこれだけで10ユーロは取られそうです。
いやいや、そもそもこんな美味しいものは出してくれないか……。
横に添えられたのは、これまた病み付きになる旨さのチーズの塊!!! -
思いがけずに贅沢な朝ご飯。
そして快適なベッドに大満足でチェックアウト。
急ぐ旅ではないので出発前にさっそく寄り道です。
立ち寄ったのは宿に隣接するアリメンターリ。
田舎の小さな食料品屋さんですね。 -
間口も狭く奥行きもそれほどありませんが、豊富な品揃えの数々に驚かされます。
右端にちょろっと写っている乾燥パスタも、これ全部種類が違うのですよ。 -
チーズだってご覧のとおり。
気になったので聞いてみたら、やっぱり宿のオーナー家族とは親戚なんだって。 -
そして圧巻だったのがこの加工肉の品揃え。
住民がどれだけ住んでいるのかは知りませんが、ここは本当に小さな田舎の村ですよ。
これは食に対するこだわりでしかありません。
我が国との食文化の違いはまさに衝撃的!! -
「ほらほらこれを見てごらん」と、お母さんが取り出してくれた最高の生ハム。
おもむろに切りだしたかと思うと、パンにはさんで食べさせてくれたのですが、
いやいやこれも美味しいこと美味しいこと。 -
中央下側の白い瓶詰め。
中身はパスタ等に使うソースなのですが、これらも全部違う種類のもの。
大都市でもこんな素敵なお店は滅多にないですよ。 -
さあそろそろこの村ともお別れですが、これからどこへ行くかはまだ決めていません。
といっても明日の午後にはボローニャで一旦クルマを返却しないといけないので、
ボローニャからあまり離れた場所には行きたくないのです。 -
そんなこんなで結局やってきたのが、昨日までいたパルマから目と鼻の先のモデナ郊外。
どうもこの辺りが好きなんでしょうね。
で、モデナの南側付近をうろちょろしながら、泊まりたくなりそうな魅力的な場所探し。 -
高速道路A1線と平行して山沿いの南側を通っている道を、
レッジョ・エミリア辺りからボローニャ方向へ向けて探索開始。
カーナビなんかないから、右へ左へ自由気ままに行ってみましょう。
途中の道路標識にマラネッロなんて地名も見えたりしますが、
フェラーリの工場や博物館は後ろ髪を引かれつつ素通りしておきます。
どうも、お金を払ってまで見たいとは思えず……。 -
そうしてやってきたのがモデナの郊外にあるヴィニョーラという町。
立派なお城があるという理由に、つい惹かれて来てしまいました。
で、さっそく町の観光案内所の住所を調べ、そこまで行ってみたのですが、
なぜだか目的の通りにはその番地だけがありません。
仕方なしに案内所に直接電話を掛けて場所を尋ねてみたところ、
こことはまったく別の通りに大きな公園への入り口があって、
そこから公園へ入ってしばらく歩いていった先なのだとか。
なんじゃそれ!!、住所を頼りに探し出せるはずがありません!!
電話口の女性に「いったい何がどうなってるの?」と聞いても、
彼女は「ずっと昔からここはこの住所で、理由は私には分からない」って。
そりゃ、ごもっともなことですけど……。 -
やっとのことでたどり着いたのは、大きな公園の中にポツリと建っている一軒家。
電話で親切にここまでの道のりを教えてくれたお姉さんとの感動の対面です!?
でも、ここの住所がなんで遠く離れた通りの番地なんだ!?
あまりの動揺で写真を撮っておくのをすっかり忘れてしまいました。
それはさておき1階にある観光案内所で、近くに安い宿があるかと聞いてみたところ、
天井を指差してこの建物の2階がそうだとのこと。
料金は破格の1泊30ユーロとのことなんだけど、どうやらそこは公共の宿?
というよりホステルって感じでしょうか?
とりあえず見てから決めようと宿を尋ねたところ、残念ながら今日は満室なんだって。
またまた、さきほどの案内所に戻って推奨宿を聞いてみたけど、
何軒かのパンフレットが置いてあるくらいで、どうやらオススメは知らないみたい……。 -
いきなり行き詰まってしまったけど、今日はまだ時間はたっぷりあります。
宿探しは後回しにすることにして、とりあえずお城でも見にいってみましょう。
ということで、徒歩で旧市街を抜けてお城へ向かいます。
いや〜、今日もまた極暑なんて言葉をとっくに通り越した猛烈な暑さです。
このヴィニョーラ城は、郊外ではなく町中に建ってる迫力あるお城。
さてさて、入り口はどこにあるのかな? -
どうやら、このアプローチの先がお城の入り口らしい。
と、歩いていったのですが、正面のトビラは閉まってる!?
時計を見れば、ただいまの時刻は昼の12時5分。
正面に掲げられた看板には、午前の部の入館時間は12時まで……。
残念ながら5分遅かった。
よくみれば、町中からもすっかり人の姿が消えています。
まっいいか。また後で来ることにしよう。 -
となればお昼ご飯。
クルマで郊外レストランに行くのも手だが、この近辺の食事情報はまったく知りません。
今から無闇に走り回っても埒が明かないので、町中で探すことにしましょう。
ということで灼熱の太陽光線を浴びながら町歩き、レストラン探し。
で、何軒か当たりを付けて最終的に選んだのが、お城のすぐ裏にあったここ。 -
ボロニェーゼという名のトラットリア。
ここは県でいうとモデナなんだけど、ボローニャの人がやってるってことかな?
まあ、ほどほどにいい感じじゃないですか。 -
狭い店内はすでにお客さんで満員でしたが、タイミングよく席が空いたのでラッキー。
町に人々の姿がないと思ったら、みんなこんなところにいたのですね。 -
席の正面にあったバールコーナー。
カウンターの右奥にトイレがあって、そのさらに奥が厨房になっている模様。 -
デッラカーサの赤を1/4で注文したのだけど、テーブルにはドンと1本のボトルが登場!!
よく冷えたオリジナルのランブルスコは、グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ。
この町の隣にあるカステルヴェトロ産の、やや高級なランブルスコでめちゃ美味い。
どういう料金体系か分からないけど、支払いは1/4リットル分の1.6ユーロだけでした。
どのテーブルにもこのボトルが運ばれていたけど、精算は飲んだ量だけなのかな?
でも、飲み残した分はどうなるのだろう? -
注文したのはほぼ全員これを食べていたと言える、タリアテッレ・アル・ラグー。
これがまた本場ボローニャでもなかなかお目にかかれないくらいの美味しさです。
これならセコンドも期待できそうですが、料理が出てくるまで時間がかかったので
セコンドはパスしてドルチェを頂くことにしておこう。 -
ちょこっと厨房を覗かせてもらったら、
よそゆきなオシャレをした可愛いおばあちゃんが手際よくラグーを作っていました。
満席のお客さんからの注文をひとりでこなしていたから大変なんだ!! -
ドルチェはクレームカラメル。
気になる料金は、パスタが6.6ユーロ、これが3.5ユーロ。
それに水が1ユーロにコペルト1.8ユーロと田舎ならではの激安プライスのお店でした。
クルマが無くても来れる町中にあるので、ここは絶対にオススメですよ。 -
お昼を食べ終えて外に出てみても、まだ時刻は2時のだいぶ前。
午後の部の開始はたしか3時半からだったので、お城見学には時間が早すぎる。
それじゃあ、先ほどの宿探しの続きでもしますか。 -
そんな道すがら、大きな通りに面したお洒落なピッツェリア。
デートなら良いけれどちょっと洗練され過ぎ!?
メニューには上品な料理がラインナップされ、お値段もちょい高め……。 -
小さな広場の脇にあった名もない塔。
たぶん名前くらいはあるだろうけど……。 -
さっきの案内所でもらってきたリストを頼りに、周辺のいくつかの宿を尋ねてみます。
ヴィニョーラの町中にもありますが、やっぱり泊まるならこんな場所が良いのです。
せっかく自由に動けるクルマがあるのだから、町中の宿では得られない贅沢さを求めて。
それと素朴な田舎の人々との出会いも……。 -
目星を付けた宿を探して向かった先は、いくつもの丘を越えるこんな未舗装の道。
リストに値段は載っていなかったけど、こんな場所なら安そうかな?
そんな期待をしつつ到着したものの、目の前の建物は周囲の風景にそぐわずお洒落!?
恐る恐る中に入って値段を聞いたら、なんと一泊が200ユーロオーバーなんだとか。
それって夕食込みなの? って聞いたら、もちろん別とのこと……。
「朝食無しでもよかったらこの値段でいいですよ」って提示された金額ですら、
まったく予算をオーバーしているビックリプライス……。
どうやらここは、カップルでのんびり週末を過ごすリラクゼーションホテルのようです。 -
さあ、気を取り直して次いってみましょうか!!
とはいったものの、直接宿を回るのは面倒になったので、電話攻撃に作戦変更。
でも、電話に出なかったり、平日はお休みだったり、満室だったり……。
なんだか、だんだん雲行きが怪しくなってきてしまいました。
こうなったら宿に求める条件なんて言ってられません。 -
ヴィニョーラのお隣の町、カステルヴェトロにやってきました。
お昼に飲んだグラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロが作られている地ですね。
こちらの町はこぢんまりとして落ち着いているようです。
では、道路脇に立つ宿の看板でも探しましょうか。 -
そうして見つけたのが丘の上に建っていたアグリツーリズモ。
まわりをブドウ畑に囲まれたワイン農家の宿です。
なんとか空室はあるようですが、料金は43ユーロとのこと。
ちょっと高い気もしますがこれ以上探すのも時間の無駄で面倒です。
1階はレストランになっているみたいですが、オープンするのは週末のみ。
平日はやってないのだって。 -
宿のまわりはご覧のように一面ブドウ畑。
さっそくランブルスコを作っているカンティーナを見せてもらったのですが、
いまさら目新しさを感じるものも無く、さらっとひと回りしたら退室。
写真を撮ることすら忘れていました。 -
で、部屋の方はというとこんな感じ……。
-
こんなに質素な部屋も、細いベットにも久しぶりに出会いました。
これであの値段って、この辺りは完全に売り手市場なのかな?
これまでが幸運だっただけなんでしょうけど……。
もちろん室内に冷蔵庫などはありませんが、
下のレストランにあるウオーターサーバーは自由に使ってもいいんだって。
ガス入りもガス無しもサーバーのレバーを捻るだけでたっぷり出てきます。
ミネラルウオーターだけは飲み放題なのだ!!
冷え冷えなのでペットボトルに入れてお持ち帰り。 -
窓から見た外の景色。
建物の前に大きな駐車場が用意されていますが、
どうも週末はそれなりに人気があるようです。
地元モデナの伝統料理が自慢らしく、
出される料理はすべてセットのコースのみ。
そのお値段は金曜夜が20ユーロ、土曜夜22ユーロ、
そして日曜の昼が25ユーロとなっているようです。
曜日によって値段を変えるのってなんだか微妙?
どっちみち今日はやっていませんが……。
さあ、今夜のベッドも確保できたことだし、
これから昼休みだったお城に行ってみましょう。
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