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スペインは、教会も美術館も宗教画ばかりでしたが、娘が宗教画の説明をしてくれました。<br />私は宗教系の学校に通ったことがないので、初めて知ることばかりで、おもしろかったので紹介します。<br /><br />神は、後光のさした白いハトの姿であらわされる。<br />頭の後ろに光背(光の環)があれば、聖人ないしは天使。(うっすら描かれていることがあるので、よく見てください。)<br />4大使徒(弟子)は、新約聖書にある4つの福音書の著者<br />  マタイ : 人の姿。本を持っている。<br />  マルコ : シンボルはライオン。<br />  ルカ : シンボルは牛。<br />  ヨハネ : シンボルはワシ。<br />4大天使<br />  ラファエル(炎の剣の意) : 赤い剣を持っている。<br />  ガブリエル(ジブリール) : 女性の天使(人間の女性に膝まづいて受胎告知)。シンボルは百合の花。<br />  ミカエル(神の力)。<br />  メタトロン(名前に「エル」が付かない…格が低い。メタトロンとは限らない)       <br />首を切られた洗礼者ヨハネ(キリストを洗礼した)。使徒ヨハネとは別人<br /><br />キリストの一生を描いた絵は、現在までに伝わる4つの福音書を典拠とする。<br />以下に述べる絵が多い。<br />受胎告知 : ガブリエルがマリアに膝まづいて、キリストの懐胎を告げる。<br />出産 : キリストの誕生。<br />羊飼いの礼拝 : 天使に告げられて(三博士が来るより早く)赤ん坊を見に来た。羊をつれていることが多いので、三博士と見分けられる。<br />東方三博士の礼拝 : それぞれ違う色の服を着たラビが、赤ん坊に黄金・乳香・没薬を贈る。空に星が1つ描いてある場合もある。<br />イスラエル帰還 : キリストが兵士に取り囲まれて捕縛される。ペトロが兵士の耳を切り落としていたり、キリストがラバ(ろばとラクダの混血)に乗っている場合もある。<br />最後の晩餐 : 手に、イエスを売った銀貨を入れた袋を持っているのがユダ。ユダはその後、自殺する。<br />聖衣剥奪 : 兵士が捕縛したキリストを半裸にする。<br />ゴルゴタの丘 : キリストが等身大の十字架を背負って坂を上る。<br />磔刑(たっけい) : はりつけの刑。兵士から侮辱され、頭の上に「ユダヤ人の王、万歳」と書いていることがある。<br />   3人磔になっている絵は、イエスと一緒に磔になった2人の盗人で、1人はイエスを賛美する言葉を言って天国に行き、1人は非難する言葉を言ったので地獄に行った。十字架の横棒が3本ある宗派があるのは、これが由来。<br />十字架降下 : キリストが死んだあと十字架から降ろしている絵。<br />ピエタ : 十字架から降ろして、手足の釘といばらの冠を取った後、マリアが抱いている。<br />   または、マリア、マグダラのマリア、弟子が死を悼む。<br />復活 : 手足と右脇腹に傷があって、歩いていたらこれ。イエスは死後3日して復活した。    <br />昇天 : 復活から40日後昇天した。手足の傷があり、上を指さして中空に浮かぶ。<br />最後の審判 : 世の終わりに、キリストは再臨し、全人類を裁く。フランス、イタリアに多い。<br />無原罪の御宿り  : マリアは処女のままイエスを生んだ<br />聖家族 : 処女のままイエスを生んだので、大工の父ヨセフは、聖書では「養父ヨセフ」になっていて、絵にはあまり描かれない。<br /><br />その他は、ギリシャ・ローマ神話の場合がある。<br /><br />キリスト教宗教画は、ほとんど場面がきまっています。<br />例えば、マドリッドのデスカルサス・レアレス修道院の待合室にある大きな4枚の絵は、手に持っている物を見ると4大使徒とわかります。 娘曰く 「キリスト教は血みどろよ!」<br />

☆キリスト教宗教画の見かた。

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2011/08/24 - 2011/09/07

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旅行記グループ 2011夏: スペイン&ミラノ

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prinprin

prinprinさん

スペインは、教会も美術館も宗教画ばかりでしたが、娘が宗教画の説明をしてくれました。
私は宗教系の学校に通ったことがないので、初めて知ることばかりで、おもしろかったので紹介します。

神は、後光のさした白いハトの姿であらわされる。
頭の後ろに光背(光の環)があれば、聖人ないしは天使。(うっすら描かれていることがあるので、よく見てください。)
4大使徒(弟子)は、新約聖書にある4つの福音書の著者
  マタイ : 人の姿。本を持っている。
  マルコ : シンボルはライオン。
  ルカ : シンボルは牛。
  ヨハネ : シンボルはワシ。
4大天使
  ラファエル(炎の剣の意) : 赤い剣を持っている。
  ガブリエル(ジブリール) : 女性の天使(人間の女性に膝まづいて受胎告知)。シンボルは百合の花。
  ミカエル(神の力)。
  メタトロン(名前に「エル」が付かない…格が低い。メタトロンとは限らない)       
首を切られた洗礼者ヨハネ(キリストを洗礼した)。使徒ヨハネとは別人

キリストの一生を描いた絵は、現在までに伝わる4つの福音書を典拠とする。
以下に述べる絵が多い。
受胎告知 : ガブリエルがマリアに膝まづいて、キリストの懐胎を告げる。
出産 : キリストの誕生。
羊飼いの礼拝 : 天使に告げられて(三博士が来るより早く)赤ん坊を見に来た。羊をつれていることが多いので、三博士と見分けられる。
東方三博士の礼拝 : それぞれ違う色の服を着たラビが、赤ん坊に黄金・乳香・没薬を贈る。空に星が1つ描いてある場合もある。
イスラエル帰還 : キリストが兵士に取り囲まれて捕縛される。ペトロが兵士の耳を切り落としていたり、キリストがラバ(ろばとラクダの混血)に乗っている場合もある。
最後の晩餐 : 手に、イエスを売った銀貨を入れた袋を持っているのがユダ。ユダはその後、自殺する。
聖衣剥奪 : 兵士が捕縛したキリストを半裸にする。
ゴルゴタの丘 : キリストが等身大の十字架を背負って坂を上る。
磔刑(たっけい) : はりつけの刑。兵士から侮辱され、頭の上に「ユダヤ人の王、万歳」と書いていることがある。
   3人磔になっている絵は、イエスと一緒に磔になった2人の盗人で、1人はイエスを賛美する言葉を言って天国に行き、1人は非難する言葉を言ったので地獄に行った。十字架の横棒が3本ある宗派があるのは、これが由来。
十字架降下 : キリストが死んだあと十字架から降ろしている絵。
ピエタ : 十字架から降ろして、手足の釘といばらの冠を取った後、マリアが抱いている。
   または、マリア、マグダラのマリア、弟子が死を悼む。
復活 : 手足と右脇腹に傷があって、歩いていたらこれ。イエスは死後3日して復活した。    
昇天 : 復活から40日後昇天した。手足の傷があり、上を指さして中空に浮かぶ。
最後の審判 : 世の終わりに、キリストは再臨し、全人類を裁く。フランス、イタリアに多い。
無原罪の御宿り : マリアは処女のままイエスを生んだ
聖家族 : 処女のままイエスを生んだので、大工の父ヨセフは、聖書では「養父ヨセフ」になっていて、絵にはあまり描かれない。

その他は、ギリシャ・ローマ神話の場合がある。

キリスト教宗教画は、ほとんど場面がきまっています。
例えば、マドリッドのデスカルサス・レアレス修道院の待合室にある大きな4枚の絵は、手に持っている物を見ると4大使徒とわかります。 娘曰く 「キリスト教は血みどろよ!」

同行者
家族旅行
交通手段
鉄道
航空会社
アエロフロート・ロシア航空
旅行の手配内容
個別手配

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2011夏: スペイン&ミラノ

この旅行記へのコメント (2)

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  • わんぱく大将さん 2011/10/08 09:16:03
    キリスト教 、カソリック?
    prinprinさん

    “アルハンブラ物語”を見ていただき有難うございます。アービングになりかわり お礼申し上げます。

    私は宗教画ではないのですが、絵画の見方のなかで、宗教画の見方を本で読みました。 おっしゃる血みどろのキリスト教徒です。いや、それはカソリックか?  私は因みに偶像崇拝ではない、イスラエルと同じ、全身全霊、水に浸かっての洗礼を受けたクリスチャンですが、教会とか、宗教画にはあまり興味はなく、まあ芸術的にどうの、こうのは見ますが、絵は絵、教会は建物。 御詞は聖書のみ、教会は自分の洗礼を受けさせていただいた所のみと思ってます。

    うんちくも面白いかも知れませんね。でも、実践の聖書、もっと面白いですよ。 

    余談ですが、ブルーもマリアを表す物として、建築にも使われてるのも有りますね。  特にM ジュジョ―ル(ガウディの弟子)は好んで使ったようでしたね。

    話しが、バラバラやがな。  では、“ハレルヤ”  大将
  • churros さん 2011/09/13 11:16:02
    勉強家〜〜
    prinprinさん、旅行記が始りましたね。

    マグダラのマリアは諸説あるようですね、私もエウロパでは嫌われる無信教者なんで、お寺でも教会でも手を合わしません。

    でも、失礼かも知れませんが物語的には面白いですよね、エウロパの教会に入ると何やら血生臭いですよね〜、肉食系の宗教は恐ろしい〜。

    お嬢さんの宗教画の講義を受けてみたいです、私の場合個人旅行なのでガイドもいなく、置いてあるカタロゴを頼りに納得するしかないのです、日本語での講義だとイイですね〜。

    トレドに在る「プエルタ・デル・ソル」の真ん中に有る三角形のレリーフに描かれてあるのは、三人の娘が皿の乗せた生首を王に差し出している絵なんですって、カタロゴに書いてありました、トレドの役所の小役人が娘を強姦し、見せしめの為に王が打ち首を命じたと書いてあります、恐いですね〜。

    もう一度確認しにスペインに行かれませんか?、娘さんを連れて春も良いですよコルドバの「パテオ祭」。

    来月は航空券だけ取れたので、久しぶりにハワイに出掛けて来ます、って言ってもやる事は無いのですが円高を楽しんで来ます。

                               churros

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