江南の楠渓江・芙蓉古鎮・芙蓉書院・２/２

2011/07/06 - 2011/07/06

芙蓉峰の下の「七星八斗」。旅館の窓の外には楠渓江の静かな朝が広がっていた。東からは太陽がほんのりした輝きを見せ、空は薄っすらと頬紅を」塗られたかのようだ。西の空は白い霧が立ち込め、３つの山の頂がちらりと見える。美しい静謐な姿だ。あれが、芙蓉峰だ。そして芙蓉峰より有名なのは、その麓にある。「七星八斗」に区画
された小さな村だ。（中国・江南　古鎮遊）より

エリア 温州(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

芙蓉亭の後方には書院があり、その昔、村の腕白坊主らが学んだ場所だ。

「芙蓉書院」の大きな額が掲げられています。

入口左に壁と池があります。

芙蓉書院の配置。

南宋の時代には、村から１８人が同時に臨安（現在の杭州）に仕官したこともあり、人々は「十八京旦」と崇めている。

庭園。

広間には孔子の肖像画が掲げられている。

壁には孔子の教えが書かれている。

青煉瓦の高い塀に囲まれた書院の中には、机と椅子が整然と並んでいる、

澄み切った芙蓉池の傍で、子供達が学べたことはひときわ幸せだ。

如意街に面した芙蓉書院の側面。

扉は閉まっています。

方形をした村は「七星八斗」の形に区画整理がされている。

「七星」は、翼軫（中国星座の一つ）形を分布し。「八斗」は八卦図状に分布している.

南宋末期に元軍が南下し、村は焼かれてしまった。

村のはずれの南門が見えて来ました。

外敵から村を守る為、頑丈な造りになっています。

南門前には壁があり、後に東屋が建っている。

門の両脇は楠渓江の石で塀を造りました。

外側から南門を見ました。

民居のへいも石塀です。

頑丈な石塀で囲まれた路地。村の中に攻め入っても防御は硬い。

民宿です。大屋人家客桟。

村が天の星座を支配し、子々孫々、星の如く優秀な人材を輩出することを暗に願っている。

村はずれに来ると、芙蓉峰が美しい山並みを見せてくれる。

村を守る為、形状のの異なる七つの門を設けた。

西北の角にある大邸宅

司馬大宅第のような大邸宅は配置が厳格に決められています。

村の西北にある司馬大宅第は芙蓉最大の邸宅建築で、清朝の乾隆１９年（1754年）に建てられた。

長年の戦乱の影響で、今日の司馬大宅第は破損が激しい。

ただ、二つの孤立した青い石門は、往年の威風を保っている。

邸宅は現在、改修作業が急ぎ進められている。

この邸宅を建てる際、建築責任者が予算の計算を誤った、

家主の陳士亦が一担の銀を責任者に渡したが、それも使い切ってしまった。

池の中で何か動いた。水牛も熱さには耐えられません。