江南の永嘉県・林坑古鎮・秘境・３/４

2013/09/27 - 2013/10/02

江南の故鎮３４の中で一番山奥にあり、交通の便も悪いので後回しになっていた林坑にやって参りました。江山から移動を始めて３日目の早朝、朝靄に浮かんだ林坑故鎮、ひっそりと佇んでいた古村も高速道路の開通で訪れる人も増え、客桟も１６軒と増え、観光化され始めてました。谷川の両斜面にへばりつく様に建つ古い家並みが周りの山の景色に溶け込んでいます。７００年の歴史がある。村民達は今も古い伝統を活かし続けている。見所は軒下、民居、全景、沈香廊橋、永安橋、永平橋石孔橋です。浙江省温州市永嘉県林坑村。岩頭鎮より１日１便バスあり。帰り便なし。約５０分。

エリア 温州(中国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 4.0
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

岩頭汽車駅へ５時３０分にやって来ました。念願の林坑故鎮へ行く事が出来ます。温州市欧北と岩頭は時刻表と関係なく流水と言う方法で客が居ればバスは出ます。５時１０分始発、１８時最終です。

岩頭汽車駅のトイレ、ドアがあります。

５時５０分、林坑と書いたバスがやって来ました。浙江省の中を移動を始めて３日目、遠い、本当に不便。タクシーを使えば簡単ですが出来るだけ公共交通機関を使って行く事にこだわっています。１日１便、早朝に出発すると言うバスに乗って見たかった。帰りのバスはありません。なんとかなるでしょう！

途中、岩坦を通りました。岩坦客貨運駅の工事中が見えました。これが出来上がれば交通の便が格段に良くなるでしょう。高速バスも通るでしょう。岩坦客貨運駅の向かいには岩頭インターがあるのです。また客貨とあるのは人だけで無く物流の拠点にもなるのでしょう。中国では物流業が未発達です。バスは荷物も運搬し物流の１部を担っています。

バスは舗装された道を快適に進み５０分程で林坑の真中の広場まで到着。途中何度か荷物の積み下ろしや新聞を道路脇の台の上に置いたり唯一の手段は忙しい。６時４０分着。

このバスは明日の早朝に林坑を出発して岩頭へ行って帰って来るのです。バスの車掌に帰る方法を聞きました。岩坦のインターに仙居行きの高速バスが降りて来るとの事です。

林坑と言えば必ずこの橋が出て来ます。屋根の付いた廊橋です。１番目の沈香橋です。バス停の前です。

木造の歴史を感じさせる味わい深い橋です。１番目の沈香橋です

上流に石橋も見えます。２番目の永安橋です。

上流に石橋も見えます。２番目の永安橋です。

河ではアヒルが泳いでいます。

斜面に年代物の家が建っています。

１目で全体が見れる程の広さです。

見る物は橋と家並みしかありません。

石橋。２番目の永安橋です。

１軒１軒は大きな家ばかりです。

石橋の上から廊橋を見る。

上から見た廊橋。１番目の沈香橋です。

上流の廊橋。４番目の永吉橋です。

河で洗濯をしています。

潜水橋。

廊橋は住民の憩いの場です。夏は冷風の吹く場所です。４番目の永吉橋です。

最近は観光客も増え民宿も増えました。

林坑の公衆トイレ。扉はありません。

谷には大きな岩が転がっています。３番目の永平橋です。

斜面に建っていますので石段ばかりです。

斜面に建っていますので石段ばかりです。

民宿の増築工事中。それだけ観光客が来るようになったのでしょう。

後の山から見下ろした林坑故鎮。