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1995年にソロの街で観て以来、久しぶりにダンドゥットのライブに出かけた。<br />ダンドゥットとはインド風のポップスで、労働者階級や田舎の人に人気がある。<br />始まりは60年代後半から70年にかけて。<br />FMラジオを聴いていると隅に追いやられた感じだが、毎週土曜日の夜のステージを占めているので、まだまだ庶民からの人気は根強そうだ。<br /><br />13日目 【南クラトン】【プラウィサタでダンドゥット】<br />14日目 【タマン・ブダヤでジャワ舞踊、トランスダンス】<br /><br />Rp1,000=約9.5円

スマトラ→バリ横断旅《10》 夜はダンドゥット~昼はトランス・ダンス

13いいね!

2011/05/28 - 2011/05/29

269位(同エリア742件中)

Halon

Halonさん

1995年にソロの街で観て以来、久しぶりにダンドゥットのライブに出かけた。
ダンドゥットとはインド風のポップスで、労働者階級や田舎の人に人気がある。
始まりは60年代後半から70年にかけて。
FMラジオを聴いていると隅に追いやられた感じだが、毎週土曜日の夜のステージを占めているので、まだまだ庶民からの人気は根強そうだ。

13日目 【南クラトン】【プラウィサタでダンドゥット】
14日目 【タマン・ブダヤでジャワ舞踊、トランスダンス】

Rp1,000=約9.5円

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 今夜もプラウィサタまで出かける。<br />マリオボロ通りは夜も賑やか。

    今夜もプラウィサタまで出かける。
    マリオボロ通りは夜も賑やか。

  • 公園に人だかりが出来ていたので、掻き分けて入ると、歌と踊りのショーをやっていた。

    公園に人だかりが出来ていたので、掻き分けて入ると、歌と踊りのショーをやっていた。

  • 既に踊り終わったダンサー。

    既に踊り終わったダンサー。

  • プラウィサタに到着。<br />毎週土曜日の夜はダンドゥットのステージがある。<br />今夜はこの8名の歌手が出演。<br />入場料Rp15,000は催し物によって異なる。<br /><br />

    プラウィサタに到着。
    毎週土曜日の夜はダンドゥットのステージがある。
    今夜はこの8名の歌手が出演。
    入場料Rp15,000は催し物によって異なる。

  • 中に入ると、すでに一人目が歌い始めていた。<br />客も昨日の2倍くらい入っていて、ステージ下に張り付いている客も多いがノリはいまいち。<br />PAの調整がよろしくなく、ボーカルがあんまり聞こえない。

    中に入ると、すでに一人目が歌い始めていた。
    客も昨日の2倍くらい入っていて、ステージ下に張り付いている客も多いがノリはいまいち。
    PAの調整がよろしくなく、ボーカルがあんまり聞こえない。

    プラウィサタ劇場 劇場・ホール・ショー

  • インドのタブラに似た太鼓の音が、“ダンドゥット(Dangdut)”の名前の由来だ。<br />これがないと始まらない。<br />ステージで一番目立つのはエレキギターだが、時々入るスリン(横笛)の間奏が個人的には大好き。<br />キーボードのバッキング・パターンもノリを決定づける要素だ。

    インドのタブラに似た太鼓の音が、“ダンドゥット(Dangdut)”の名前の由来だ。
    これがないと始まらない。
    ステージで一番目立つのはエレキギターだが、時々入るスリン(横笛)の間奏が個人的には大好き。
    キーボードのバッキング・パターンもノリを決定づける要素だ。

  • 最初にダンドゥットを聴いたのは80年代後半だが、あの頃の方が今よりは盛り上がっていた。

    イチオシ

    最初にダンドゥットを聴いたのは80年代後半だが、あの頃の方が今よりは盛り上がっていた。

  • 曲の形式もあの頃とあまり変わらない。<br />ここ10年位はやたらと腰を振ってセクシーさをアピールする歌手が人気だが、曲自体は軽快すぎて粘りが足りない印象。<br />個人的には往年の曲調を求めてしまう。

    曲の形式もあの頃とあまり変わらない。
    ここ10年位はやたらと腰を振ってセクシーさをアピールする歌手が人気だが、曲自体は軽快すぎて粘りが足りない印象。
    個人的には往年の曲調を求めてしまう。

  • ステージは、1人数曲ずつ歌って次々と変わる。

    ステージは、1人数曲ずつ歌って次々と変わる。

  • 歌手の方も歌いにくそうで、のっていないのが分かる。<br />9時から見始めたステージは10時半ごろあっさり終わってしまった。<br />生で見るのは2回目だが、95年に初めて見た時のような興奮はなかった。<br /><br />90年代に流行っていた”プノントン”という曲。<br />この曲ならジャカルタのカラオケ屋で簡単に見つかる。<br />→http://www.youtube.com/watch?v=GxHQH3nBENU

    歌手の方も歌いにくそうで、のっていないのが分かる。
    9時から見始めたステージは10時半ごろあっさり終わってしまった。
    生で見るのは2回目だが、95年に初めて見た時のような興奮はなかった。

    90年代に流行っていた”プノントン”という曲。
    この曲ならジャカルタのカラオケ屋で簡単に見つかる。
    http://www.youtube.com/watch?v=GxHQH3nBENU

  • 夜のマリオボロ通りを歩いて宿へ帰る。

    夜のマリオボロ通りを歩いて宿へ帰る。

  • ウッドベースまで運ぶ大所帯の流し。

    ウッドベースまで運ぶ大所帯の流し。

  • 路上の雀荘。

    路上の雀荘。

  • 5月29日(日)<br />今朝で3日連続ナシ・グドゥを食べる。<br />別の露店にしてみたが、甘い味付けで似たようなものだ。<br />

    5月29日(日)
    今朝で3日連続ナシ・グドゥを食べる。
    別の露店にしてみたが、甘い味付けで似たようなものだ。

  • 朝の路地裏散歩。

    朝の路地裏散歩。

  • タマン・ブダヤという公共施設に伝統舞踊の発表会を見に出かけた。

    タマン・ブダヤという公共施設に伝統舞踊の発表会を見に出かけた。

  • 演舞は屋外に作った小さなステージで行われていた。

    演舞は屋外に作った小さなステージで行われていた。

  • 午前中は子供の部だった。<br />まずジャワ・ガムランの演奏。<br />以前、ワークショップで習ったときに弾いたボナンに興味が集中。

    午前中は子供の部だった。
    まずジャワ・ガムランの演奏。
    以前、ワークショップで習ったときに弾いたボナンに興味が集中。

  • 続いて宮廷舞踊。

    続いて宮廷舞踊。

  • 出番を待つ子供たち。

    出番を待つ子供たち。

  • マリオボロ通りの屋台街まで行って、焼きそばとビーフンを混ぜたものを食べる(Rp2,000)。

    マリオボロ通りの屋台街まで行って、焼きそばとビーフンを混ぜたものを食べる(Rp2,000)。

  • 市場前で客待ち中のべチャ。<br />供給過剰で暇そうだ。

    市場前で客待ち中のべチャ。
    供給過剰で暇そうだ。

  • 午後からは成人の部。<br />タユブダンス(Tayub Dance)。<br />スローで甲高い女性の歌声にのって優雅な舞踊が続く。

    午後からは成人の部。
    タユブダンス(Tayub Dance)。
    スローで甲高い女性の歌声にのって優雅な舞踊が続く。

  • ジャワ・ガムランがバックを努める。

    ジャワ・ガムランがバックを努める。

  • 一通り舞踊が終わると、客席の男性の首に黄色い布を掛けて指名し、ステージ上に連れていく。<br />うっかり指名されないように移動。<br />最初は恥ずかしそうな男性たちも一応は踊りの心得があり、布を腕に絡ませながら決めのポーズをとる。

    一通り舞踊が終わると、客席の男性の首に黄色い布を掛けて指名し、ステージ上に連れていく。
    うっかり指名されないように移動。
    最初は恥ずかしそうな男性たちも一応は踊りの心得があり、布を腕に絡ませながら決めのポーズをとる。

  • 近くの市場のアーケードを通って、再び屋台街へ。

    近くの市場のアーケードを通って、再び屋台街へ。

  • 麺類はミーバクソ(肉団子入り)ではなくミーアヤム(鶏肉入り)を選ぶようにしている。<br />皿の底に化学調味料をどばっと入れる作り方は全国同じようだ。<br />野菜も結構ふんだんに入れてくれる。

    麺類はミーバクソ(肉団子入り)ではなくミーアヤム(鶏肉入り)を選ぶようにしている。
    皿の底に化学調味料をどばっと入れる作り方は全国同じようだ。
    野菜も結構ふんだんに入れてくれる。

  • 最後に辛いサンバルを加えるかどうか聞いてくる。<br />ここの屋台は手が熱くないように、皿を2枚重ねにして客に出していた。

    最後に辛いサンバルを加えるかどうか聞いてくる。
    ここの屋台は手が熱くないように、皿を2枚重ねにして客に出していた。

  • 3時からは別のグループの催し。<br />これには宿の向かいの観光案内所のお父さんが所属している。

    3時からは別のグループの催し。
    これには宿の向かいの観光案内所のお父さんが所属している。

  • ホースダンス:竹を編んだ馬に跨り、男たちが舞う。

    ホースダンス:竹を編んだ馬に跨り、男たちが舞う。

  • 獅子舞や秋田のナマハゲに似たものが騎馬ダンサーと交互に出てくる。

    獅子舞や秋田のナマハゲに似たものが騎馬ダンサーと交互に出てくる。

  • 同じようなダンスを1時間近く繰り返す。

    同じようなダンスを1時間近く繰り返す。

  • いい加減飽きてきた頃、ナマハゲの一人が仰向けに倒れた。<br />何かアクシデントかなと思ったら、トランス状態に入ったようだ。<br />最前列で見ていた僕の足元にも、男が倒れこむ。<br />周りの男たちによってお面がはずされると汗だくの顔、眼を閉じて息が荒い。

    いい加減飽きてきた頃、ナマハゲの一人が仰向けに倒れた。
    何かアクシデントかなと思ったら、トランス状態に入ったようだ。
    最前列で見ていた僕の足元にも、男が倒れこむ。
    周りの男たちによってお面がはずされると汗だくの顔、眼を閉じて息が荒い。

  • 騎馬ダンサーの中にも次々とトランス状態に入る者が続出。

    騎馬ダンサーの中にも次々とトランス状態に入る者が続出。

  • 悪魔が乗り移った状態の男に、太鼓をたたいていた楽団のリーダーが話しかける。

    悪魔が乗り移った状態の男に、太鼓をたたいていた楽団のリーダーが話しかける。

  • 話している途中に突然暴れだす男。

    話している途中に突然暴れだす男。

  • 開始から2時間半が経過。<br />唯一の歌い手である男性もお疲れ気味で、ポカリスウェットを飲んで一服いれている。<br />トランス状態に陥った踊り手たちが少しずつ退場。<br />最後に拍手が起こるわけでもなく、なんとなく終了。<br />観客も三々五々引き上げていく。<br /><br />後半は集中して観たので、あっという間に時間が過ぎていた。<br />なんとも不思議な興奮が残る催しだった。<br />

    開始から2時間半が経過。
    唯一の歌い手である男性もお疲れ気味で、ポカリスウェットを飲んで一服いれている。
    トランス状態に陥った踊り手たちが少しずつ退場。
    最後に拍手が起こるわけでもなく、なんとなく終了。
    観客も三々五々引き上げていく。

    後半は集中して観たので、あっという間に時間が過ぎていた。
    なんとも不思議な興奮が残る催しだった。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • kanaさん 2012/02/07 21:06:29
    ジョグジャもう一回行きたいなぁ
    Halonさん こんにちわ

    旅行記楽しませていただきました
    実は、先週ちょこっとジョグジャカルタに行ってきました
    プラウィサタ、行ってみたかったのですが、激しい雨に
    断念してしまいました(><)
    ジョグジャもう一回行ってみたいです(^^)

    でわでわ〜

    kana

    Halon

    Halonさん からの返信 2012/02/07 22:11:29
    RE:じゃあ次の旅行記はジョグジャなんだ
    kanaさん コメントどうも!
    そうか〜、この時期ジョグジャカルタはちょうど雨季でしたっけ。

    プラウィサタ、なんともローカルな場所でした。
    旅行記楽しみにしております。

    Halon

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