スマトラ→バリ横断旅《５》　コト・ガダン～シアノッ渓谷ウォーキング

2011/05/22 - 2011/05/22

5/22 午前中にシアノッ渓谷を通って、銀細工の村コト・ガダンまで行ってみる。
渓谷から坂を上り、台地の上の田園地帯をシンガラン山ヘ向かって歩く。
午後からは、当初全く予定になかったマニンジャウ湖へ泊りがけで出かけることにした。
そこで名物のペンシーを食べて病み付きになる。

7日目 【シアノッ渓谷、銀細工の村コト・ガダン】、ﾜｺﾞﾝ→ｱｳﾙｸｰﾆﾝB.T.
Bukittinggi12:58⇒Maninjau14:08（バス38km,Rp15,000 ）

Rp1,000=約9.5円

エリア スマトラ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.0

午前中に出かけたコト・ガダン)Koto Gadang)往復の歩行ルート。
反時計まわりの周遊となった。
一周７〜８キロのコースを、寄り道したり迷ったりして３時間かけて歩いた。

現地ウォーキングツアーでは、このコースを時計まわりに周って最初につり橋を渡るようだ。

7:20　宿を出発。

パノラマ公園の西にある車道を下ると日本軍が掘った洞穴がある。

変な形の実。

イスラム学校では朝礼中だった。

保健所の車が野良犬を捕獲していた。

イスラム帽をかぶったいい表情のお父さん。

渓谷を流れる川まで下ってきた。

橋を渡って川向こうの集落へ。

途中の民家で刺繍をしていた。

ここを左に曲がるとコト・ガダンへ行く坂道に入る。
途中の森では猿が鳴いている。

坂道を上り切ると、建設中のモスクがあった。

村の路地裏にて、朝の生活風景。

木登りをしていた子供たち。

シンガラン山がよく見える。(Mt.Singgalang 2877m)

コト・ガダン村に到着。

銀細工の店があったので入ってみる。

伝統家屋を模ったもの。

SUZUKIとかいたバイクまで作ってある。

同じ方向に歩いている３人連れの男性と話す。
彼らもブキティンギ市内から歩いてきていた。
毎週日曜日はこうして運動のために歩いているそうだ。
シンガラン山の方へ歩いていった。

9:10　村の中心にある交差点に到着。
車はほとんど走っていない長閑な村だ。

交差点にあるミナンカバウの伝統家屋。
公共施設のようだった。

この村でも家の中で刺繍をしていた。
銀細工を売る店は２，３軒あるが工房は見かけない。

9:20 来たときとは違う道を通ってブキティンギ市街まで帰る。

9:32 シアノッ渓谷(Ngarai Sianok)の先にパノラマ公園が見えてきた。
往路よりも随分近く感じる。
市内の方からこの道を登ってくる人も数人いた。

ここから山道を一気に川沿いまで下る。

9:40 つり橋を渡る。

川原を若者グループが歩いていた。
こっちが風景の写真を撮ろうと構える度、相手もポーズを取って立ち止まる。
調子のいい連中だな、それに視力がいいなあ。

つり橋を渡って右の道を行ったら森の中に迷い込んだ。
すぐ上のパノラマ公園から声が聞こえるのだが、よじ登るルートが見つからない。
つり橋に戻って左の道を行ったら、すぐに民家の庭先に出てほっとする。
そこには私設料金所というか募金箱が置いてあったが、無視して通り過ぎる。

10:00 車道に出た。今朝ここを通った覚えがある。

暫く上ると、日本軍トンネル横に来た。
トンネル脇の壁画は、地元民を強制労働させて掘っている様子なのだろう。

10:20 宿に戻りシャワーを浴びる。
二階に泊まっていた日本人Iさんが上半身裸でベランダでくつろいでいた。
角部屋の６号室は二面がガラス窓になっていて、ムラピ山と市街が一望できる。
昔訪れたこの部屋が忘れられずに、今回また来たそうだ。

宿のフロントにいるシマン。
彼はジャワ島の出身。
自分の体験を基にした信用できる情報をくれる。

宿をチェックアウトして、表通りにある旅行会社で３日後のジャカルタ行きフライトを確認。
バタビア航空の朝便がRp537,000（約5,100円）と最も手頃。

隣のネット屋で調べたら、ネット価格も同額だったので、旅行会社に戻って即予約。
その場でキャッシュで払った。

12:35 道路で乗合いワゴンを拾ってアウルクーニン・バスターミナルへ(Rp2,000)。

途中から乗ってきた男性は、僕より先に降りていったがRp2,000払ったので、これが最低料金のようだ。

12:52 ターミナル着。
すぐにマニンジャウ行きのミニバスが見つかり乗り込む。

車内に貼られた料金表。

12:58 バスが発車。
マニンジャウ湖が近くなると下りのカーブが続く。
カーブ道を抜けるのに２０分ほどかかった。

14:08 やっと湖岸の街に到着。
街の中心にある交差点にたむろするオジェ（バイク・タクシー）の兄ちゃんにゲストハウスのある方向を聞くと、南を指差したのでそちらへ歩く。

だがこちらには中級以上のホテルしかなかった。

昼ご飯を先に食べる。
牛肉のルンダン、サユールカンクン（空芯菜）、ライスでRp12,000。
空芯菜はどこで食べても美味い！ルンダンはお葬式で出たのよりも美味かった。

店番のおばさんは身振り手振りだけで、いろいろ伝えてくれた。
初めは自分が外人だからかと思ったが、声が出ないようだ。

交差点から北側には安宿が何軒かあった。

１軒目は６万ルピアでまあまあの部屋。

２軒目は４万と安いが馬小屋みたいな部屋でひどかった。
あそこには泊まりたくない。

３軒目はトイレ、シャワー共同で８万ルピアと話にならない。

４軒目は休み中の学生で満員。

次がだめなら１軒目に決めようと行った５軒目のビーチ・ゲストハウスで４万ルピア（トイレ、シャワー共同）の部屋を見つけて即決。

部屋の前のベランダからは湖が望める。

夕方、湖の周囲を散歩。

斜めに成長した椰子の木。

養殖用の生け簀。

懐かしい温泉旅館のような家屋が多い。
家を見て歩くだけでも楽しめそうな所だ。

あるお宅で小さな二枚貝を食べていたので、貰ってみる。

ニンニクとタレに貝とネギが絡んでいて美味い。
ペンシー(Pensi)という食べ物だった。

交差点の角で売っていたので、早速買ってみる。
竹筒一杯がRp5,000なのだが多すぎるので、Rp2,000分だけ買って帰った。

手をタレと油まみれにしながら、１５分かかってやっと食べ終わる。
一回食べ始めるとやめられない味だ。
明日も食べよう。