2011/05/24 - 2011/05/24
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Halonさん
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5月24日は個人旅行にしては効率のいい一日だった。
朝はマニンジャウの地元の人々と交流を持ち、温泉で足湯を楽しみ、市場でマンゴーをゲット。
ブキティンギまでは四十四曲がりのカーブを通って移動。
眺めのいい部屋を確保した後は、ミナンカバウ博物館と動物園を見学。
夜には民族舞踊をやっと観ることができた。
9日目 【温泉】
Maninjau10:20⇒Bukittinggi11:39(ワゴン38km,Rp15,000 )
ワゴン→ホテル、【ブンドカンドゥン公園、ミナンカバウ博物館、コック要塞】【ミナンカバウ劇場】
Rp1,000=約9.5円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 2.0
PR
-
5月24日(火)
昨日と同じ店でロントンを食べる。
ここのゴートックは一個Rp500と安いので5個まとめ買い。 -
店の奥の機械でココナツを挽く奥さん。
朝晩通っていたので、すっかり顔なじみになった。 -
宿の近所に住むアフダルさん。
彼は昔、ジャカルタの日系工場で運転手をしていた。
今は地元に戻って、近所の路肩を補修したり奉仕活動に精を出している。
宮本武蔵とジョー・サトリアーニが大好きで、自分の息子にもラフ・ムサシと名づけていた。
「フクオカから来た」というと「フクオカとフクシマは近いのか?」と質問された。
ここでも「フクシマ」の名は知れ渡っていた。 -
この家には敷地内に家族の墓があった。
スマトラに入ってからは、特に地震のことについて聞かれることが増えた。
日本人だと名乗ると「ツナ〜ミ」と言われるか「ナカ〜タ、ナカムラ〜」と来るかどっちかだ。 -
知る人ぞ知る秘湯、マニンジャウ温泉。
表には駐車料金Rp100を入れる青い箱が置いてある。 -
湖岸道路から東へ徒歩1分の近さだが、看板はないので昨日は見過ごしていた。
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湯船の底は玉石びきで、時々泡が浮き上がる。
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9:30 宿をチェックアウトして中心部に向かう。
交差点横の広場で朝市をやっていた。 -
ペンシーを売っていたが、手が汚れるので今日は買えない。
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代わりにマンゴーを買ってみた(1個Rp1,000)。
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市場近くに停車中のワゴン車と交渉して、Rp15,000でブキティンギまで向かう。
街を出て暫くはつづら折れの道をひたすら上る。 -
カーブには番号札が立ててあり、最後は44番だった。
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車に下げられた芳香剤。
同じものが宿の部屋にもよく下げられていた。 -
11:39 ブキティンギのアウルクーニン・バスターミナルに戻ってきた。
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馬車も行き交うブキティンギの街。
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3日ぶりにホテル・デナムに戻り、二階の角部屋を確保(トイレ、シャワー共同Rp60,000)。
ここからの眺めは最高。
それに窓の外のバルコニーはほぼ占有できる。 -
早速バルコニーでアフダルさんから貰ったバナナの葉を開けてみると、中身は米で作った甘い食べ物だった。
マンゴーも食べてみたが、季節がまだなのか完熟しておらず、タイのものに比べると味は落ちる。 -
午後からブンドカンドゥン公園に出かけてみる(Rp5,000)。
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中には博物館や動物園、遊園地などがある。
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入るとすぐに象がいるが、象使いがいるときは鼻から水を出すパフォーマンスをするので、水をかけられないように注意。
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平日にしては結構な人出だ。
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正面のミナンカバウ博物館にまず入場(+Rp1,000)。
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ガムラン
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ミナンカバウの帽子
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中でも目を引くのが伝統衣装と王座の展示コーナー。
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欧米人の観光客などは、立ち入り禁止のロープを外してつかつかと上がり込み、王座に座って写真撮影をしていた。
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伝統家屋の模型
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動物園の方で人気があったのがオランウータン。
客から食べ物を貰って、更に要求しているところ。 -
熊さんのコーナーは客もおらず、熊も退屈そう。
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一応コモドドラゴンもいた。
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鳥類も多く、ペリカン、クジャク、変わった種類の鶏など。
他に”Harimao(ハリマオ)”と看板に書いてあったトラ、ハリネズミ、ワニなど。 -
歩道橋を渡ってコック要塞へ向かう。
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橋の上から見たメインストリート。
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コック要塞は植民地時代にオランダが作ったもの。
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夜は再度、ミナンカバウ劇場に行ってみる。
今日は火曜日、観客は10人集まらないだろうな。
今夜も練習だけ見て終わりかな。 -
と思っていたら、今までどこに隠れていたのかと思うほど多くの観光客が来場。
たまたまツアー客が重なったのか、それとも今日の舞踊グループは評判がいいのか。
うれしい誤算だ。
この舞踊グループは毎週火曜日を担当していた。 -
8:40 開演。
まずはガムラン演奏から。 -
続いてタリ・パサムバハン
歓迎の踊り。
客席まで降りてきて、花びらを渡された。 -
乾いた太鼓の音が度迫力。
スピード感あるバチさばきに乗せられた。 -
タリ・パユアン
傘と白い布を使ってラテン風にも聞こえる陽気な音楽に乗って踊る。
ポルトガルの影響を受けているそうだ。 -
タリ・インダン
衣装は地味だが、イスラム風の歌に合わせてテンポが激しく変わる印象に残るダンスだ。
メロディーが切ない。
以前、これと似た踊りをアチェの人たちが踊っていた。 -
続いて女性ボーカルが前に出て一曲披露。
曲の前にサビの部分を一緒に歌ってくれるよう観客に話している男性。 -
シレック
護身術。
ナイフを持った相手を素手で取り押さえていた。 -
タリ・ピリン
皿を使った踊り。
まずロウソクを灯した皿を両手、両肩に乗せて二人の女性が登場。
中央に置かれた割れた皿の塊の周りで踊る。 -
踊りが激しさを増し最高潮に達した頃、一人の女性が素足で割れた皿の上を飛び跳ねて蹴散らす。
最前列で見ていた僕のところへも皿の破片が飛んできた。 -
タイマツを持った上半身裸の男性が皿の上に仰向けになる。
-
再び女性が登場。
残った皿を6枚重ねにして目の前に置く。 -
次の瞬間、重ねた皿を一踏みで割る。
最後は両手に持った皿を叩き割って決めのポーズ。
なんだか空手みたいな荒業と綺麗な笑顔とのギャップが、、、
収穫の喜びを表した踊りだそうだが、すごく激しい表現に圧倒される。 -
最後の踊りは観客も参加しての楽しい演出。
撮影タイムがきたので、ダンサーを撮らせてもらう。 -
-
楽器の実演販売交渉も持ちかけられる。
-
楽屋にお邪魔して、タリ・ピリンで皿を踏み割っていたお姉さんを訪ねる。
さぞや鍛えられた足かと思っていたが、足の裏は普通に軟らかい。
それどころか所々に切り傷を負って絆創膏を貼っていた。 -
22:20 帰路につく。
人気のない市場の中を通って、近道の路地を通って宿に帰る。
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