芽吹きの野幌森林公園

2011/05/05 - 2011/05/05

札幌の北東部から江別市にかけて広がる広大な森林公園ですが、街からは行きやすく、身近な散策コースのようです。子供が小さい頃は幼稚園の遠足で。お母さん仲間とは、お弁当持ってがんばって自転車で行きました。近年は、野の花を見るために。年齢と共に、楽しみ方も変わってきます（笑）。

エリア 江別(北海道)

5月5日というのに、まだ残雪があります。札幌市厚別区からの入り口も有りますが、私は江別市からの入り口の方を利用するので、エリアを江別市にしました。

伸びやかな木々が、爽やかな空に向かっています。森の中はまだ春浅いので、葉っぱはなく、枝振りの線が新鮮なたくましさを表しています。

本州では高原に育つ白樺が、北海道では平地で見ることができます。スーパーの敷地に普通に立っている白樺を初めて見た時は、少し驚きました。

エゾエンゴサクの可憐な青色

オニゼンマイと教えてもらいました。

空が透明感のある色をしています。

春におはよう！いっせいに起き出しました。

起き上がろうとしているかのよう

水辺にたたずむ仲良しカップル

葉っぱの赤ちゃんたち。何の葉っぱでしょう？

すがすがしい木々

はっと気に留める黄色い一輪

空に向かって、深呼吸したくなります。

まだまだつぼみのエンレイソウ

エンレイソウちゃん、顔をあげて！エンレイソウは白い花が多いですが、この時期ここでは、茶色と紫が混じったようなこの色のエンレイソウが大半でした。

花の部分が頭で、葉っぱの洋服を着ているみたいだね。

「ホーホケキョ」という大きな声が聞こえました。葉っぱがまだないため、鳥たちが良く見えるのでしょうか。バードウオッチングをなさっている方々を見かけました。ウオーキングする方々、軽いジョギングをする方々、犬の散歩の方も。森の中で、それぞれの楽しみ方があり、いいなぁと思いました。

カラマツは、とにかく真っ直ぐに空へ向かいます。白樺の森の足元には、たくさんの笹が育っていましたが、カラマツの森は、足元に笹がない（育たない？）という事に初めて気付きました。

カラマツの足元にあるのは、ビロードのような苔のむした枝でした。

清楚な水芭蕉がたたずんでいます。

こちらの水芭蕉は、少し小ぶりなのかも・・・。

今回は池まで行きませんでしたが、森林公園の中にはいくつかの池や、広場、記念塔があります。

森の上には、北海道の大空が広がります。

色の違う水芭蕉みたいなザゼンソウ

近くでよく見ると不気味な感じというか、南の地方の花みたい。

少しずつ芽吹き始めています。

夫は冬に歩くスキーで来てみようかと言います。道がわからなくならないよう、磁石は必需品なのかな？それとも、このような表示がいくつかあって、道もわかりやすいのかな？

木々が芽吹いて葉っぱを身につけたら、森はもっとにぎやかになります。そうしたらまた、森林浴に来てみよう。久しぶりに紅葉の季節にも。

この旅行記へのコメント （2）

• わんぱく大将さん 2011/06/11 23:26:55

  自然がいっぱい

  川岸　町子さん
  
  ２週続けて、珍しく雨模様に、晴れ間の空の見える時にご訪問有難うございました。
  
  実は、知り合いに江別の人がおり。その人とはロンドンで仕事をしてた時に知り合って。その前に、北海道は仕事で死ぬほど、行かせてもらってたので、その人が道産子と言うことで親しみがわき、でも、江別は行ったことがなく、どんなとこかな、と想像してましたので、ちょっとだけでも江別の雰囲気を味あわせていただきましたよ。有難うございます
  
  
  　　大将

  川岸　町子さん からの返信 2011/06/12 01:52:08

  RE: 自然がいっぱい

  大将さん
  　書き込みを頂き、ありがとうございます。
  　私もスペイン大好きです！初めて訪れたのが学生時代。その後、2度バックパッカーの旅をしました。まだオリンピック前で、通貨もペセタで、のどかな国でした。年がわかってしまいますね（苦笑）。
  　ひと月以上の旅の途中、行く先々で初めて会う人にお世話になりました。その方々へ御礼の写真を送るため、スペイン語の本を買い手紙を書きました。再訪を楽しみに、ラジオでスペイン語を学びましたが、それ以降縁がありません。でも、いつかまた・・と思います。
  　大将さんの旅行記を少しずつ拝見していきますので、よろしくお願いします。　
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川岸　町子