中国、マレー経由インドへの道（１０）　マラッカの丘、博物館めぐり

2010/07/27 - 2010/07/27

夜中に同室のヨンジュが騒ぎながら部屋を出て行った。
ベッドに虫がいたので他の宿に移ったそうだ。
朝になって忘れ物を取りに戻った本人からそれを聞いて驚いた。
タフで動じない韓国女性に見えていたのだが。

ベランダのテーブルで大橋さんと会ったので、朝食を取りに一緒に外出。
宿の門はまだカギがかかっており、従業員を起こして開けてもらう。
大橋さん行き着けの食堂に連れていってもらったが、あいにくまだ開店しておらず、更に遠くの食堂へ行くというので、別れて宿に引き返した。

移動：徒歩

宿泊：Malacca 　　Sunny's Inn G.H. ３人部屋 　RM12

旅のルート：KL⇒マラッカ⇒KL
通貨レート：ＲＭ１＝約３０円

エリア マラッカ(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

９時に宿を再出発し、サンチャゴ砦からセントポール教会へ上ってみる。

サンチャゴ砦 建造物

砦広場の装甲車。

観光客をのせたトライショー

セントポール教会の中。

まだ観光客はいない。

セントポール教会跡 寺院・教会

教会の前にはフランシスコ・ザビエル像。

「世界ふれあい街歩き」で見覚えのある丘からは、マラッカ海峡が望めた。

屋根の下に昔の消防車が展示してある。

坂道を下りるとオランダ広場に出た。

マラッカ　キリスト教会 寺院・教会

広場では派手な飾りつけのトライショーが客待ちしていた。

車の往来が少なく、ゆっくり歩いて周れるのがいい。

橋を渡りチャイナタウンの通りへ入っていく。

チャイナタウンの通りを奥まで歩くとカンポン・クリン・モスク

カンポン クリン モスク 寺院・教会

その奥に青雲亭寺院という中国式の寺があった。

チェン フン テン寺院 寺院・教会

寺の内部。

声をかけられ振り向くと、アユミさんだった。
朝食を食べにはるばる来たそうだが、目当てのレストランは閉まっていたそうだ。

通りの西のはずれにある半屋外の店でワンタン麺を食べる。

スープと麺が別に盛られており、麺の食感に弾力がありおいしい。

帰りは一本南の通りを歩く。アンティークの店が並ぶ。小さな図書室もある。

午後、日本から何回か着信があったので、公衆電話から日本にかけようとしたが、何処で試してもＫＤＤＩのアクセス番号に繋がらない。

オランダ広場の東側に小さな博物館が並ぶ通りがある。
そのひとつからマレー風やオランダ風の民族衣装を着た女性達が出ていたので写真を撮らせてもらった。

２時半に博物館通りにある建築博物館に入る。

アーキテクチャ ミュージアム オブ マレーシア 博物館・美術館・ギャラリー

伝統家屋やモスクの構造模型が展示してあった。

次にアユミさんおすすめの民族と美の博物館（２ＲＭ）に入った。

入墨、纏足、コルセット、首長族など、世界の各民族が何を持って美と感じるかについて写真や模型で展示してあり、個性的でなかなかおもしろい。

民族と美の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

凧とコマの展示スペースもあった。

５時前に早めの夕食をマレー料理のレストランで食べる。

宿に戻り、オーナーにネットカフェの場所を教えてもらい、スカイプで実家に電話。
母の検診の結果が悪いので手術の可能性があり、今すぐ帰ってきてほしいとのこと。
残念だが旅行を中止し、明日ＫＬへ戻る準備を始める。

同時にエア・アジアでＫＬ→バンコク便の価格を調べたが、格安航空とはいえ明日のフライトでは３４３ＲＭ〜７９０ＲＭ（約９６００〜２２０００円）と結構高いのでボツとした。

宿の従業員に相談し、明日の朝７時にタクシーが迎えにくるよう手配を頼んで寝る。