インド一周（４０）　ホイサラ朝の寺院彫刻と村を堪能

2010/09/08 - 2010/09/08

午前中のうちにハレービードに移動し、ホイサレーシュワラ寺院を見学。
雨もあがったので、ハレービードの村を暫く散策。
ハッサンへ移動して市場の中をぶらぶら。

40日目
Belur 11:15 ⇒ Halebid 11:45(バス 16km, Rp13)
Halebid 14:30 ⇒ Hassan 15:30(バス 31km, Rp20)

位置：インド南西部　カルナータカ州
宿泊：Hassan , New Star Lodge ｼﾝｸﾞﾙ Rp175

旅のルート：トリヴァンドラム→カーニャクマリ→マドライ→タンジョール
　　→チダムバラム→ポンディシェリー→チェンナイ→デリー→リシケシュ
　　→ハリドワール→アムリトサル→デリー→バラナシ→カリンポン
　　→シリグリ→コルカタ→プリー→ジェイプル→ジャグダルプル
　　→コラプット→ベルール→ハレービード→ハッサン→マイソール
　　→ウーティ→コインバトール→アレッピー+コッタヤム→コッラム
　　→コーチン
ルート地図→http://4travel.jp/traveler/halon/album/10544335/
旅の始まり→http://4travel.jp/traveler/halon/album/10543887/
通貨レート：１ルピー＝約２円（円換算には1.86円を使用）

エリア その他の観光地(インド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

朝６時過ぎに桶一杯分のお湯をボーイが持ってきた。
お湯といってもかなりぬるくて体温ほどの温度だ。

７時半、一階でイドゥリ・ワダを食べていると、近くの席の青年に声をかけられた。
彼はこの街の銀行に２ヶ月間出張で来ていて、裏手のホテルに一ヶ月６００ルピーで滞在しているとのこと。

宿の向かい側の店店。

宿の隣では、男達がミシンを使って仕事をしている。

宿の壁

レストランのボーイとは顔見知りになり、注文する時にいろいろ教えてもらっていたので、出発前にもう一品食べることにする。

女性客が食べていた黄色と白の食べ物を指差して注文。

チョウチョウ・バス(Chow Chow Bhath)というものだった（２０ルピー）。
アイスクリームの味を想像して食べたら、生暖かくて面食らった。
黄色い方はほのかに甘く、白い方はおからに塩コショウをかけたような味だ。

ハレービード行きのバスのことをオーナーに聞いたら、日に何本も出ているというので、時間を気にせず小雨の中をバス・スタンドへ。

公営バスのカーキ色の制服を来た男を見つけて、バスが来たら教えてくれるように頼んだ。

１５分ほどベンチで待つと、バスが来たと言って広場の奥に入ってきたバスを指差すので、バスを追いかけぬかるみを走る。

雨に濡れながら乗客が全員降りるのを待って乗車。

バスは乗客を数人乗せただけで、バス停には寄らずに出発。

もし教えて貰わなければ気がつかなかっただろう。

１１時１５分に出発したバスは、ハレービードまで平坦な道を３０分ほど走って着いた。

バス・スタンドのすぐ横にホイサレーシュワラ寺院の敷地が広がっていた。

かつてはホイサラ朝の首都だった街だが、現在は参道の両側に店が並ぶだけの小さな村だ。

通り沿いのロッジを３軒ほどあたってみたが、部屋がお粗末な割りには２５０から３００ルピーするので、ここには泊まらず寺だけを見ることにする。

リュックを身体の前に抱えて、カッパを着て寺の中へ進む。

草履番のおじさんからリュックも保管できると言われたが、持ったまま観光。

寺に入るとガイドは要らないかと男に声をかけられたが、丁重にお断りする。
早口の英語で説明されても理解する自信がない。

寺院の周囲を飾る彫刻はベルールで見た寺院以上に微細だ。

ガイドの説明を受けるインド人客

本殿の隣りにあるナンディ像

雨が止んだので、暫く村の中を散策。

カルナータカ州では酒屋をよく見かけた。

酒屋に併設された立ち飲みバーでは昼間から男たちがウイスキーを煽っている。

地域住民との触れ合い。

自宅の前で食事中の親子。

軒下で昼寝しているお父さん。

大工さんが手を休めてポーズ。

カラフルな家を撮っていたら、恥ずかしがってかくれてしまった娘さん。

学校の校門前。

ハッサン行きのバスは参道の交差点からしょっちゅう出ていた。

街外れの湖の周りでは市場が開かれていたが、バスに乗ったあとに気付いたので見ることはできなかった。
乗ったのはプライベートバスだったので、料金を払ってもチケットはくれないが、運賃は２０ルピーと安い。

ハッサンまでの道は随分な田舎道だった。
１５時３０分、一時間半ほど走ってハッサン到着。

バス・スタンドの北東にあるバイシュナビ・ロッジングに行ってみたが、２００ルピーの部屋のバスルームの電灯が壊れていたので保留。

南へ３００メートル歩いたホテル・サンマンは満室。

その前のニュースターロッジで窓なしシングル１７５ルピーに泊まる。
午後７時から９時まで限定でホットシャワーが使えた。
新聞の予報によればハッサンの今日の最低気温は１８度で水シャワーでは冷たすぎる。
部屋にはベッドのマットレスも無かったが、
「これから準備するから３０分後に来てくれ」
と言われ、先に一階のレストランで食事をする。

店内は満員なので相席に座る。

ウェイターが羊の串焼きを強く勧めてきたが、ビリヤーニライスのみ注文（２４ルピー）。
キュウリとカレーと豆スープ付でこれだけで満腹になった。

ホテルに戻り部屋で荷物をといて休憩。

ホテルから２００メートルも歩くと果物を売る露店が並んでおり、その先には大きな市場もあった。

露店でパパイヤを買う（１個４００ｇで８ルピー）。

市場の奥の小道はバス・スタンドまでの近道だった。

明日のバス乗り場を確認した後、市場の脇の酒屋に入って、マサラ付ゆで卵を肴にビールを飲む（５０ルピー）。

カウンターの様子

宿の窓から見た市場