2013/10/23 - 2013/10/23
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km45さん
2013年10月23日(水)、西安訪問を利用して、大明宮国家遺址公園を訪れました。ここは、唐王朝の長安城の宮殿、大明宮の遺跡を公園として公開したものです。2010年10月1日に開園しました。公園は無料開放されていますが、主要部分の「遺址保護示模範区」(含元殿遺址・大明宮遺址博物館・微縮景観・紫宸殿遺址等)と考古探索中心は有料で、共通入場料60元(65歳以上無料 9時半〜18時)です。入場券は丹鳳門東奥にある游客服務中心で求められます。公園南正面の丹鳳門は市内バス丹鳳站のすぐ北で、2路(辛家廟公文枢紐站〜特警支隊站 北関站で地下鉄2号線安元門站乗り換え可)、262路(団結南路南口站〜灞橋停車場站 北関経由)が停まります。他、太華路站から東に自強東路を約600mです。太華路站には、2路、16路(辛家廟公文枢紐站〜公文五公司家属院站 火車東・五路口で地下鉄1号線五路口站乗り換え可・新城広場・鐘楼・南門站経由)、17路(紅旗西站〜火車站)、22路(辛家廟公文枢紐站〜曲江地調度站 東門・大雁塔站経由)、38路(万寿路〜城北客運站 朝陽門站で地下鉄1号線朝陽門口站乗り換え可)、K46路(大明宮建材家居城站〜城南客運站 火車東・五路口・鐘楼・小雁塔站経由)、104路(三民村站〜大明汽車配件城站 火車東・北門経由)、216路(大明宮建材家居城站〜特警支隊站 朝陽門・五路口・大差市・南門経由)、262路、263路(火車北站〜東門站 朝陽門站経由)、309路(聚盛五金機電市場站〜長安大学站 火車東・新城広場站経由)、913路(城北客運站〜南門站 万寿路・半坡博物館站経由)が停まります。両站にはこの他、500番台などの距離料金制の小型バスもあります。観光時間は約2〜5時間と見て下さい。有料電動カート・レンタル自転車等の利用も出来ます。
大明宮は、唐太宗の634(貞観8)年に建設が開始され、昭宗の896(乾寧3)年に再度の戦火で失われました。長安城の東北城壁から北に梯形に突き出た形で作られ、面積3.2平方?(北京紫禁城の約4.5倍)、城壁周7.6km(東西1.5km・南北2.5km)、城門11です。南正門が丹鳳門で、北門が玄武門で、この間に南から、御道・前朝・内庭の3部に大別されます。御道は広場、前朝は政庁で、正殿の含元殿・宣政殿・紫宸殿と並びます。内庭は居住・宴游区で太液池があり、この西に別殿の麟殿があります。この大明宮遺址は1961年に第1回の全国重点文物保護単位(特別史跡に相当)に指定されました。
表紙写真は、「遺址保護示模範区」内にある大明宮遺址博物館です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
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復原された丹鳳門です。この門は皇帝専用の門です。さらに東西に望仙門・建福門があり、臣下はこれより大明宮に入ります。復原された門自体が丹鳳遺址博物館として、内部に遺跡をそのまま保存展示しています。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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丹鳳門遺跡です。これは西側よりを撮ったものです。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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大明宮の正殿である、復原された含元殿基台の正面全景です。遺跡は復原基台の下に保護保存されています。丹鳳門から含元殿までは約600mあり、この間は広場となっており、謁見・閲兵等の場となりました。含元殿は663(龍朔3)年に完成し、886(光啓2)年に失われました。慶典・朝会・外交儀礼等の場として用いられました。中央が主殿で、11間(副階を含め13間)・4間(副階を含め6間)の2階建ての建築物で、3層の主殿基台は高10.58m・東西76.8m・南北43m・総面積3300?(殿全体では東西約200m、南北約100m)で、主殿の東・北・西を高1.3mの土牆で囲まれていました。主殿の東南が翔鸞閣(東朝堂)、西南が柄鳳閣(西朝堂)です。なお、橋の手前に柵と網が見えますが、この先が「遺址保護示模範区」で、右側に入口があります(この手前に入場券売場もあります)。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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西朝堂から見た主殿と東朝堂基台です。遠くに高層マンション群が見えるように、西側も同様で、マンション開発が行われています。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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主殿から丹鳳門へと見たところです。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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東朝堂から主殿を。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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含元殿復原模型です。入口の左側に展示しています。もちろん下と左脇に説明版(中国語・英語)があります。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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含元殿を出て、東側の道を北に歩き過ぎると、左手に下る道があります。そこに入ると、大明宮遺址博物館入り口です。博物館の建物は土で覆われて植生されていますから、周囲からは小丘のようです(この点、四川省の三星堆博物館第一展示館と同様です)。展示室は4室ありこの入口に大明宮遺址模型が展示されています。
写真は、第一単元室に展示されている「鎏金銅鋪首」(大明宮遺址出土)です。これは門扉の鍍金された金属飾です。この他、大明宮遺址出土品が展示されています。大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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左が「菱格草紋方磚」で、右が「葡萄瑞獣門方磚」です。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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第二単元室の「鎏金銅飾」です。門等の装飾になります。本室も瓦・石柱礎等の大明宮遺址出土品が展示されています。また、玄宗皇帝の含元殿の元日朝会のジオラマもあります。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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「石刻力士」です。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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「石刻飛獣」です。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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「白石像」です。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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第三単元室の「三彩駱駝」です。昭陵陪墓出土品です。本室には麟殿復元模型が展示されています。また、武官俑等が展示されています。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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「鎏金銅鞢躞帯」です。西北大学新区出土品です。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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胡人騎馬像(昭陵段筒壁墓出土)です。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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「鎏金銅獅」です。昭陵陪墓出土品です。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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第四単元室の「武則天麟徳殿設宴会見日本使臣」ジオラマです。これは702年(大宝2・嗣聖19)年の第8回の遣唐使栗田真人に対する歓迎宴です。本室には銅鏡・石仏像等の昭陵陪墓・西安市出土品が展示されています。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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「黒釉執壺」です。銅川市の耀州窯のものです。
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「組玉佩」です。西北大学新区出土品です。以上で、大明宮遺址博物館は終わりです。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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大明宮遺址博物館からさらに北に進むと、右手(東)に「微縮景観」(大明宮復原ジオラマ)が見えますが、さらに北に歩き、これを通り越すと、左手(西)に見えるのが写真の「望仙台」遺址です。本台は845(会昌5)年に武宗(道教を信奉し、仏教を排斥)が建設したもので、道教の神仙を望むもので、土の基壇が東西約30m・约28〜29m・現存高9.7mです。この西には紫宸殿遺址が展望されますが、今回は訪れませんでしたから、紹介はありません。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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「微縮景観」です。これは大明宮を1/15の縮尺でジオラマ化したものです。北の玄武門側から南へ全景を撮ったものです。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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東側から撮ったものです。左から含元殿・宣政殿と並び、中央の塔が望仙台で、その横奥が紫宸殿です。さらに奥に見えるのが麟殿です。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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大明宮遺址公園案内図です。赤線が「遺址保護示模範区」と考古探索中心の観光ルートです。紫線はその外側の公園無料地区の観光ルートです。ゆっくりと公園全体を観光すると半日は要します。
大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡
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