大人のたんけん　　ホテル・美術館　：　ミラノⅡ　　～父の足跡～

2010/09/18 - 2010/09/20

父が訪れた場所へ行って見たら、写真のように
がらんとして、人気のない場所になっていました。

父が来たころは、彫刻のビニールの覆いはなく、
観光客の何人かが鑑賞しながら歩いていたことでしょう。

しかし、全体がとても重厚で、見ごたえがありました。

この次の写真は、ホテル探しからはじまります。

★愛知県名古屋市内のミラノ城関連
http://4travel.jp/traveler/titinosokuseki/album/10525918/
★この旅行記は、
ヨーロッパ6カ国　47日間　25都市訪問(14都市宿泊)のNO.16-2です。
★関連の旅行記は、
http://4travel.jp/traveler/titinosokuseki/album/10483933/
この旅行記には、１９６３年の頃の地図等を載せています。

エリア ミラノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

現在の地図
大きな都市は、新しい地図も持って行きます。
準備段階でイタリア観光局から送付してもらいました。

目的地は、父が宿泊したホテルへ行くことです。

古い地図

向かっている途中ですが、
目に止まる建物があったので見て行きます。

大学でした。

寄り道をしたので、
再度目的地へ向かいます。

お店

こうした、お店の中に入って、
見せていただきたいとしばしば思いますが、
まず買えないですから、入れません。

おまわりさんが二人
交通整理の真っ最中

女性警察官の方に、道を尋ねました。

新・旧道路

トロリーの線路は、取り外されないまま
になっていますね。

新型トロリー

旧式トロリー
父は、このようなトロリーにのったのかな

客車の座椅子
木製でした。

父の残した２枚のパンフレットを持参しました。
そのうちの１枚です。

父の手書きのスペルは、「ＡＮＳＴＯＮ ＨＯＴＥＬ」と
なっています。

日本で準備をしているとき、このスペルで、
ネット検索したら出てこなかったので、
もう無くなったのだと思いましたが、
一応行ってみることにしました。

このあたりです。

地図の地点のあたりには、
他にもホテルがありました。

写真のホテル
はじめは、たまたま「Ａ」ではじまるホテルが
あるんだなぁと思っていましたが、
よく見ると、「Ｒ」を加えれば
父の手書きのホテル名になります。

このホテルに父が泊まったということかな。

再度、確認。

心の中で『このホテルって、父が泊まったかも』
と思ううちに、「えぇ−　あるじゃん」
「そりゃ、スペルが違ってたら、
検索しても出てこないわサ」「お父さん！」

意を決して、中に入り尋ねてみました。

間違いないとのことでした。
１９６３年当時からここでホテルを
構えていらっしゃるそうです。

地図に印があるだけで、それ以外
何もお見せするものは無かったのですが、
とっても喜んでくださいました。

ＨＡＰＰＹ♪

記念に

左の女性は、オーナーの方です。
当時は、この方のお父さんが
経営していらしたそうです。

ホテル名入りのボールペンを
何本もいただきました。

きょうだいに、渡します。

振り返ります。

トロリーは、父が泊まったころも、
走っていたと聞きました。

それを聞き、
父が、このホテルを利用したのは、
トロリーが目の前を走っていて、ドゥオーモへも、
他の名所へ行くにも、駅へ戻るにも
とても便利からだったことがわかりました。

ホテルの前

ホテルの左側

ホテルの前の道

赤いレンガの門が見えます。

史跡と、日々の生活が一体化しています。
門の下をトロリー（路面電車）が通ります。

私も実際、トロリーに乗り門をくぐろうと思ったのですが、
つい慌てて間違え反対方向へ
つまり、門は遠のくばかりでした。

危ないぃ−

常温状態みたいです。
冷やさないのかな。

もうすぐです。

着きました。

表紙の写真の続きです。

中に入ると、ひっそりとしています。

空室を期限付きのブースとして
利用しているようです。

その中の一つに入ってみました。

中世の服飾技術を展示しているのでしょうか。

二階は、どうなっているのかな？

図書館と、研修室があり、
何かの講義を聴いている人たちがいました。

歴史の重みを感じるばかりです。


司書の方だと思いますが、
パンフレットをくださいました。

次の目的地へ向かっています。

メトロで移動します。

この自動販売機は、ヨーロッパ各都市の
メトロのホーム近くに設置してあります。

ミラノ城

父が来ています。

すっかり秋です。
どんぐりのような植物等が落ちています。

テレビの取材なのでしょうか。

アップです。

この凱旋門を通りたかったけれど、
まだ、次にも行くところがあるので、
やめました。

城に入ります。

城図　?

ここから、攻撃をします。

ミラノと書かれたマンホール

マンホールの蓋は、変化がないものが多かったです。
日本の蓋は、いろいろデザインされていますが。

出入り口が幾つもあります。

断片的な遺跡が地面においてあります。

映画に出てくるような門です。

戦いになったら、閉門

ゆうゆうと、おおらかに遊ぶ子

陽が沈みかけました。

城図　?

日本でいう　掘りでしょうか。

最後に、もうひとつ、
教会へ行きたいので急ぎます。

私は、暗くなってから動くことは
ほとんどしませんでした。

ベビー用品のお店があります。
なんとも、可愛い

突き当りです。

この教会
父が来ています。

当時は、もっと多くの方が、
観光していたのだと思います。

入口

内部

完成図

日本の建設現場と、どこか、
違う部分があるのかな？
私にはわかりませんが。

ミラノは、終わりました。
３泊４日、動いてばかりの
楽しい日を過ごしました。

夕食
あいにく、お店がなくて、
ユースホステルの最寄りのメトロの駅
で購入しました。

若い息子さんが、メトロ内の簡単なパーと売店を
切り盛りしていました。
他に、高齢の母親、犬がいました。

流れてくるラジオに合わせて、二人が
カンツォーネみたいな歌を歌っていました。
お客さんにサービスというより、
自分たちが歌いたいから歌っているというかんじでした。

それが、大きな声で、、
私はラッキー。

なので、美味しかったです。
次は、ベネチィアへ行きます。