長崎市 旅行記(ブログ) 一覧に戻る

 早朝から長崎平和公園に向かった。長崎平和祈念像が建つが、爆心地公園も広場にしか見えなかった。そう、広島平和記念公園にある平和記念資料館や原爆ドームなどのような原爆の悲惨さや非人道性を示すものがなかったからだ。浦上天主堂の原爆資料室(信徒会館2階)に寄らなかったために、原爆のすさまじさを感じる旅にはならなかった。唯一、長崎駅に近い福済寺で見た山門跡や伽藍の変貌した姿に原爆の傷跡を垣間見ただけだ。<br /> 原爆投下が非人道的であることは論を待たない。早く終戦にするためというのは口実に過ぎない。彼等は手に入れたウラニウム型原爆に続いてプルトニウム型原爆も試したかっただけなのだ。それと参戦してくるソ連への牽制。広島からわずか3日後の長崎は余りにも早急過ぎる。1発の原爆で思い知ったはずである。しかし、2日、3日で終戦を決められる政府でもなかった。長崎から1週間後に終戦を迎えた史実からも、10日や半月程度は見守る必要があっただろう。<br /> やはり、戦争責任として日本政府と軍部首脳の終戦責任を問わなければならない。<br /> 昭和16年(1941年)12月8日に緒を発する対米戦争は、半年後の昭和17年(1942年)6月5日のミッドウェー海戦か、昭和17年(1942年)11月12日〜15日のガダルカナル海戦(ソロモン海戦)で戦力的には勝敗が決していた。当面差し迫る事項は終戦=敗戦処理であるはずだ。<br /> 昭和18年(1943年)9月3日の連合軍のイタリア半島上陸から、9月8日のイタリア王国降伏は三国同盟の一角が崩れる大きな出来事であったであろうし、1945年5月7日 (発効は翌日)にドイツが降服すると終戦は焦眉の課題であったはずだ。その後、昭和20年(1945年)7月26日に発せられたポツダム宣言。それから間髪を入れずに投下された原爆は早急過ぎるというものだ。<br /> 長崎の平和公園には原爆の悲惨さや非人道性を訴えるものが無かった。それは日本人の私ばかりではなく、当事者だったアメリカ人や他の外国人にとっても受ける印象は同じであろう。広島の平和記念公園で覚えたあの感じは無いのである。<br />(表紙写真は長崎平和公園の長崎平和祈念像)

長崎平和公園

1いいね!

2007/09/23 - 2007/09/23

2031位(同エリア2292件中)

    20

     早朝から長崎平和公園に向かった。長崎平和祈念像が建つが、爆心地公園も広場にしか見えなかった。そう、広島平和記念公園にある平和記念資料館や原爆ドームなどのような原爆の悲惨さや非人道性を示すものがなかったからだ。浦上天主堂の原爆資料室(信徒会館2階)に寄らなかったために、原爆のすさまじさを感じる旅にはならなかった。唯一、長崎駅に近い福済寺で見た山門跡や伽藍の変貌した姿に原爆の傷跡を垣間見ただけだ。
     原爆投下が非人道的であることは論を待たない。早く終戦にするためというのは口実に過ぎない。彼等は手に入れたウラニウム型原爆に続いてプルトニウム型原爆も試したかっただけなのだ。それと参戦してくるソ連への牽制。広島からわずか3日後の長崎は余りにも早急過ぎる。1発の原爆で思い知ったはずである。しかし、2日、3日で終戦を決められる政府でもなかった。長崎から1週間後に終戦を迎えた史実からも、10日や半月程度は見守る必要があっただろう。
     やはり、戦争責任として日本政府と軍部首脳の終戦責任を問わなければならない。
     昭和16年(1941年)12月8日に緒を発する対米戦争は、半年後の昭和17年(1942年)6月5日のミッドウェー海戦か、昭和17年(1942年)11月12日〜15日のガダルカナル海戦(ソロモン海戦)で戦力的には勝敗が決していた。当面差し迫る事項は終戦=敗戦処理であるはずだ。
     昭和18年(1943年)9月3日の連合軍のイタリア半島上陸から、9月8日のイタリア王国降伏は三国同盟の一角が崩れる大きな出来事であったであろうし、1945年5月7日 (発効は翌日)にドイツが降服すると終戦は焦眉の課題であったはずだ。その後、昭和20年(1945年)7月26日に発せられたポツダム宣言。それから間髪を入れずに投下された原爆は早急過ぎるというものだ。
     長崎の平和公園には原爆の悲惨さや非人道性を訴えるものが無かった。それは日本人の私ばかりではなく、当事者だったアメリカ人や他の外国人にとっても受ける印象は同じであろう。広島の平和記念公園で覚えたあの感じは無いのである。
    (表紙写真は長崎平和公園の長崎平和祈念像)

    PR

    1件目~20件目を表示(全20件中)

    この旅行記のタグ

      1いいね!

      利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

      この旅行記へのコメント

      ピックアップ特集

      長崎市(長崎) で人気のタグ


      PAGE TOP

      ピックアップ特集