2009/08/03 - 2009/08/10
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warajiさん
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再び東北夏祭りに出掛ける事になった。夏祭りはこれで3回目。秋田竿灯は去年に続いて2年連続3回目になる。
東北で夏祭りといえばこの秋田竿灯と青森のねぶたで、東北2大祭りと言う。
これに仙台七夕が入って3大祭り、これに山形の花笠を加えると4大祭り。今ではあちこち祭りがあるので困ってしまうが、最近ではこれに盛岡のさんさ踊りが入って東北5大祭りが言われるようになった。でも基本は2大祭りが正しいと思う。それは旅すると分かってくる。青森は八戸にもいい祭りがあるようだ。さらにねぶたに関しては今のところ青森市内のねぶた・弘前ねぷた・五所川原のたちねぶたが3大ねぶたで、意外に内容が深いのがわかる。
今回は友達が失業中に是非祭りを見たいという事で、一緒に東北を旅することになった。
祭りは日程が決まっている為、うまく組み合わせて回らないといけない。今回とにかく連れが初めてという事で、全部回ることに。しかもお金が無いから最低ラインで旅する事になった。
今回はJR北海道&東日本パスと18切符を組み合わせて旅する事に。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JRローカル
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8月3日月曜日。晴れ。
静岡駅に12時に集合した。友達はすでに長旅で疲れたと思うが、旅はまだまだこれから始まったばかり。これから更に10時間以上も電車に揺られて旅に出るのだ。今日の目的地は福島駅。到着は23時頃。
まずは再会を祝って食事。静岡おでんが食べたいと言うので簡単に駅構内にある店を案内した。
ここでゆっくりしないともうあとは時間が無いのでのんびりしてから14時前の電車で一路東京を目指した。
東北はこれでもう今年で3回目!3月と5月ゴールデンウィーク、そして8月とすごいペースだ。
ただ、今回は超貧乏旅行。ひたすら鈍行で旅を続ける。
熱海で乗り換え、大船で大宮行きの快速に乗り換える。大宮でいったん降りて夕食の弁当を買い、北海道東北パスも買った。これは使い方によっては18切符よりも威力がある。5日間連続して使わないといけないが、1万円と18切符より安いし銀河線も使える事やその他北海道への連絡も特典がある。だからこれらを組み合わせていろんな旅の形が可能だ。
今日はとてもいい天気。このところ不安定な日が続いて梅雨明けも分からない。小笠原の頃がウソみたい。
車内は思ったより混んでいた。ちょっとビックリだ。途中、障害の人や家族、こどもなどのグループに会った。ほのぼのとしていて清々しかった。
大宮は大きな駅だ。これで立ち寄るのは2度目。鉄道博物館以来だ。
大宮からいよいよ東北区間に入る。宇都宮まではまあそれなりに都会だが、そこから先はローカルな雰囲気になった。 -
宇都宮で帰りにギョーザ行けたら行きたいね〜!と話しながら黒磯に来た。ここから更に郡山まで行って乗り継げばもう福島だ。ところが・・・ここでまたまたやってしまった。乗るべき電車を1本見逃してしまった。あ〜!気付いても遅い。
まだ最終便はあったから良かったが、最後の電車で福島へ23:58に着いた。
寝台特急北斗星が通り過ぎていった。5ヶ月前はあれで旅してた。あの頃はお互い仕事もあったし不思議な気分だ。もっともその時点で友達はやめるつもりでいたが。
やっと福島に着き、眠い中本日の宿、ホテル・サンルート福島を目指して歩いた。宿が近くてよかった。
ここは駅から近いし2人だと素泊2850円と格安!これだと下手な格安宿より断然いい。
さすがに眠くて早めに寝る。 -
8月4日火曜日。くもりのち晴れ。
早く起きれたら飯坂温泉に寄るつもりだった。始発6:12に乗れば1時間程温泉に寄れる。友達も大の温泉マニア。なんとあんなに疲れていたのに5時に目を覚まして準備!恐るべし、温泉パワー。
ゆとりを持ってホテルを出て福島駅へ。初めて街を歩いた。やはり車の旅とは一味もふた味も違うもんだと思った。
飯坂温泉は福島交通の電車に乗る。そこまでの行き方が分からなくて迷い、聞くとJR福島駅とはだいぶ離れていた。あわてて駅に向かい、止まっている電車に飛び乗った。
やったー!間に合った。よかったと思ってそのまま発車を待ち、いざ走り出したのはいいのだが、どうも様子が変なのに気が付いた。まさか・・・?と思って車掌に聞くと、これは阿武隈急行で間違って乗ってしまったのだ。あ〜・・・前回も間違えて大失敗してるのに。。。まさか同じホームで違う会社の電車が同居してるなんて思ってもみなかった。 -
人は平日で時間帯も早いのかほとんど乗っていなかった。
車内が特徴的で面白かったので撮ってみた。
実際は温泉に行けず、気持ちも穏やかではなかったが・・・ -
折り返して元の駅へ。まったくとんだ冒険になってしまった。
私鉄駅構内からはJR線ホームとつながっていて、行きとは別の通路でそのままJRホームに入った。せっかく来たのだからこういう時は活用しないと。 -
阿武隈急行から降りて通勤をする人が増えてきた。
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こちらはJR線ホーム。山形行きの電車が待っていた。
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飯坂温泉を楽しみにしていただけにかなりショック!でもめげずに他にいい所が無いか探してみた。観光案内やガイドで聞くが、福島県内では見つからずあきらめたのだが、がんばって時刻表やネットHPを調べているうちに山形で駅周辺に温泉がある事を発見した。時間を調べたら次のすぐの電車に乗らないといけない。あわててホームに戻り、7時12分発の電車に乗った。
東北方面は噂には聞いていたが、かなりキツイ旅になる。2人だったしずっとおしゃべりしてたから余り気を使わなかったが、すべて横座りだし細切れのダイヤで接続やその他いろいろ注意しないといけなかった。
また、時間もかかる。あと、今回特に気を使ったのが車内の構造だった。とにかく窓が大きく、そしてカーテンが無い車両もあった。何でだろう?
端に唯一お日様を避けれるくらいの壁のある部分があるくらいで、そこの席は取り合いになった。
幸い長い旅の行程では運良く座れる事が多くて助かったが。
米沢まで乗って7分待ち合わせで再び山形行きの電車に乗り換え。朝方曇り空だったのに晴れていい天気になった。
このあたり全てワンマン。料金表もあるし後ろ乗り前払い出口のパターンもあった。2両編成だとそうなる。2〜4両編成があるらしく、この時は4両編成で楽だった。ちょうど通勤通学の時間帯だったが。。。
4両のときは後ろ乗りとかの制限は無い。あったら大変だが・・・・。
米沢からすぐの高畠駅で下車。ここは駅が温泉になっているのだ。
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温泉は改札を出たすぐの所にあった。簡単な朝市などもあり、ほのぼのとした雰囲気。
なぜか鬼も。何かあるのかな? -
温泉は循環だったが、とてもいいお風呂だった。友達はこれで気分がほぐれたのかニコニコ。
7時から22時まで、第2月曜休み。300円はなかなかいい。 -
正面の駅の風景も楽しむ。田舎だと思うが、すごく立派な駅だった。
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駅前広場も整備されていてすごくよかった。
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高畠駅は正味1時間ちょっとの待ちだった。すぐまた山形行きの電車に乗る。この時も4両編成。
上山駅も温泉の駅だ。観光でも山形の上山温泉と言えば有名だ。ここでも時間が少しあったから温泉と食事をする予定だったが、思ったより街が離れていて温泉も歩いた。結局お昼だけ取る。町は小さかった。
大きな温泉街を想像したが、そうでもないようだ。
温泉も興味はあったが時間が足りない。あきらめて町のちょっとしたデパートみたいな所の食品館でいろいろ買ってお昼にした。おかげで安上がりな食事。休憩所もあってゆっくり食べれてよかった。
飾り雛みたいなのが有名なのか、そんなディスプレイをよく見た。
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駅前に酒屋を見つけた。するとそこに地ビールの文字。さっそく店内に入ってこんなビールを見つけた。私は限定品に弱い。ついつい買って飲んでしまった。電車は飲めるからいいね〜♪
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その隣りには和菓子の店が。ちょっと寄ってみようと、すぐ店に入っていった。こういう時関西の人間はすごいと思うのだが、普通の田舎の一軒の店は買う人が来る事を前提としている事が多い。
都会など、大きな街に住んでいると感覚が違う為、簡単に入ってしまう。品定めで、嫌ならすぐ出て行く。関西はそういうのが得意だ。でも私はそういう感覚は無いので冷や冷やだった。
主人は一生懸命説明をしてくれる。でも今は食べる気も無かったので出てしまった。
上山駅では山形新幹線つばさが止まっていた。私たちは普通電車を待つ。
さすがに今度は2両だった。 -
山形では2分の待ち合わせ。大丈夫か心配だったが、隣りのホームだったのでよかった。山形は明日再び訪れる。祭りの日程の関係でどうしてもそうなってしまった。今日はとにかく秋田を目指す。
山形から新庄も2両だった。人が多く、この時は大変だった。都心なのにローカル色が強い。道路やその他沿線は都会っぽいのになぁ〜。
山形では面白い食べ物があった。納豆もちを御存知か?最初納豆と聞いてビックリしたが、ずんだ(枝豆)にミルク、ぬたなどのあんこをおはぎみたいにして売っていた。ちょっと興味を持った。東北には面白い知られざる未知の食べ物がいっぱいだ。 -
新庄に到着。この辺りは昨年ゴールデンウィークなんかでも来てるしその前にも山形などは来ている。
新庄は新幹線終着駅。また、東北の主要幹線の終着駅でもある。ここから先の秋田の区間は幹線とは思えない昔の面影だけを残した区間になっている。 -
少し乗り換えに時間があったから駅構内を散策。新庄には何回か来たが、駅は初めてだ。
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駅になぜかカブトムシが・・・・
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秋田行きのホームは外れにあった。最初分からなくてのんびり買い物なんかをしてたのだが、何か様子が変なので調べたらみんな急いでホームに向っているのが見えた。あわてて駆けつけた。
せっかく時間があったのにもう人で埋まっている。何とか座れたが、結構人は乗っていた。 -
新庄〜秋田間は2両編成で、1両の車両の長さが長い気がした。やはり横座り。
のんびりとしたローカルな気分と思いきや、ガンガン飛ばす。駅との区間も長いので乗ってる時間も長かった。150キロの区間を2時間半かけて乗った。
大曲で秋田新幹線との併用区間になった。ここからはさらにスピードも上がり、人も増えて景色も山間部から平野に変わってきた。
途中、私たちの所におばさんが話しかけてきて、刈和野という所は冬素晴らしいよと言ってきた。何もないけど2月には綱引きの祭りがあり、とても見ごたえがあるらしい。聞いていたら行きたくなってしまった。
そうこうしている内にいつの間にか秋田駅へ。長かったけど着けばそういう事も吹っ飛んでしまうから不思議だ。
これで今日は電車旅も終了。今日からJR北海道・東北パスを使う。5日間の連続した普通列車と一部特急・急行が乗り放題になり、銀河線も乗れる。これが18切符と違う。もう1つ、自動改札が使えるのは意外に大きいポイントだった。
秋田駅であきたこまちのお米を使ったソフトを発見!さっそく食べた。おいしい〜♪本当のソフトではなく、カップに入ったソフト専用のものを機械に入れて出来る方式だが、まあここは多目にみよう。 -
時間もたっぷりあったので駅周辺を散歩した。駅ビルやら商店街も大きく、ビックリするくらい。昔と全く違う。大きいのはこの辺りだけだが、それでもすごいと思った。
駅構内の駅ビルで夕食にした。今年の3月とは全く違うイメージにも驚いた。店舗も変わり、春に食べたきりたんぽの店は潰れていた。その代わり比内地鶏の店がオープンしていた。これはラッキー。ここで夕食。 -
稲庭うどんと親子丼のセットを注文。美味しかったが、今年3月に食べた所の方が美味しかったなぁ〜。
なぜか漬物がおいしい。
食事を終えてまた今年春にぶらついた店内を回る。またあの桜餅やってないかなぁ〜?と期待したがダメだった。あの時は私の不注意で悪い事したのでお詫びにまた同じ店で好きなものをおごって食べる。金つばがいいと言うのでそれを買って食べた。 -
時間になってアーケードをくぐり、秋田竿燈まつり会場に向った。
こうやって駅から歩くのは初めて訪れてから2度目。もう16年も前の事。秋田も変わった。 -
秋田駅から会場まで、意外に歩く。こんなに歩いたかなぁ〜?もう記憶も定かでないが。
人はもうだいぶ集まっていて、準備万全といった感じ。
まだ余裕はあったが、どんどん人で会場は一杯になった。去年はずっと先の端。今年は一番手前の端。初めて見たときはいろいろ動いてポイント移動しながら見た。初めてのときも晴れていた。その時はまだフイルムカメラで撮っていた。慎重にベストタイミングを見ながら一枚一枚大事に撮ったもんだ。今では考えられない。
この時もちょっと楽しんで帰ってしまった。カメラもレンズを割ってしまい、散々だった。
去年は1回目を通しでしっかり見れて良かったが、2回目で大雨になり、中止。
そして今年、3回目。期待が膨らんだ。 -
駅側の端っこの様子。まだこの時はよかったが、ものすごい人になった。バックのおおきなのっぽのビルは眺めが良さそうだ。いいなぁ〜。それにしても異様。周辺はホテルやビルがぎっしり。でもこの祭りは目の前で見て初めて実感する感動も大きい。
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祭りの合図が出て屋台などが動き出した。
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いよいよ始まった。有料観覧席は道路中央に設置されていて、実際始まるともう席自体はいいかも知れないが、関係なくなるほど興奮して動きも取れなくなる。
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お披露目が続く。その中でこの屋台が一番光っていた。
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おはやしではこのグループが一番輝いていた。
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恒例の市長の楽しい開会宣言があり、スタート!これが本当に楽しい。見ていてもやっていても楽しい祭りは余り無い。一緒に興奮できるのがこの竿燈のいい所だ。
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会場が狭く感じるほどすごい人出。そして出場する人も多くてスペースが余り無い。その中で一生懸命披露する。とにかくすごい!あとで持たせてもらったが、標準は50キロ程。ズシンとした重さだ。これを簡単に持ち上げていろんな型を見せるのだが、全く重さも芸の大変さも見せずに軽がるこなしていく感じがすごかった。
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演目で競技にもなっているのがこの祭りの面白さでもある。この祭りはとにかく伝統と重みが違う。この竿燈自体、子供の頃からの訓練が無いと中々うまく出来ない伝統芸能でもあると思う。
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雨も嫌だが、危険なのは風。強くても無くてもダメらしく、適度な風があるといいのだそうだ。
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堤燈はすべて本当のローソクを使っている。上手く出来たものだ。消えるとすぐつける。中は回転式になっていて、常に安定したローソクの明かりが灯せるようになっている。
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竿燈は稲穂を表しているのだと言う。昔は米俵なんかが使われたそうだ。豊作を祝う神事であり、農民の願いが込められた祭りなのだ。だから竹は曲がっているらしい。たわわに実ったイメージがこの竿燈だ。
時々風のいたずらやバランスが崩れて観光客にも直撃する事がある。いろんなハプニングを楽しみ、応援する。これが他の祭りと違って手に汗ににぎる祭りなのだった。本当に楽しい。 -
竿燈の見事な舞でフィナーレ。一日の祭りで3回披露される。今回最初から最後まで見れて本当によかった。これが数日間ずっと続くのだ。すごいとしか言いようが無い。
終わって本日の寝ぐら、温泉健康ランド「ユーランド・八橋(やばせ)」まで歩いた。1時間半ほど歩き通して到着。とにかく疲れた。 -
ユーランド八橋(やばせ)。やばせとは中々読めない。不思議な読み方だなと思った。ここを早めに出て近くのバス停から秋田駅行きのバスに乗る。バス停は思ったより近くて歩いて15分もかからなかった。
そこのバス停からは駅までかなりあった。よく昨日は歩いてきたもんだ。バス代270円分は結構すごいと思う。距離にして5キロくらいあったのかな?いや、もっとか・・・?
駅で朝食を済ませ、再び新庄駅へ。3時間近い移動だ。ここで50分の時間待ち。再び新庄の駅周辺をぶらぶらした。
情報で大石田駅に美味しい蕎麦屋があって、結構人気もあり、お薦めと言う。時間も潰せるしさっそく駅を降りた。新庄からは20分。結構近い。
駅自体周辺も何も無い所だったが、駅構内に資料館があって時間までくつろげる。 -
駅を出ると周辺は広いけど何も無い。
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山形はお雛様関係が有名らしい。上山でも見たが、ここもひな祭り関係では歴史のある町のようだった。旅していてこういう発見が楽しい。
私はこういう発見や出会いが好きで旅を続けている。 -
さっそくお昼に駅構内にある評判のお蕎麦屋に入った。時間はたっぷりあるのでのんびりと時間待ちするのが楽しいくらいだった。
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やはり有名なのか、人は多かった。店も新しくてきれいだし、メニューも充実していていい感じだった。
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山形の蕎麦は全国でも名が通っている。板蕎麦というのがこの辺りの特徴だ。板の器に乗ってくるのが山形流だろうか。
私はかも汁と普通のつゆのセットを注文。 -
連れはげそ天付き蕎麦。
何故か天ぷらにげそ天が付くのが面白い。この辺りの特徴なんだそうだ。とても美味しかった。ここで2時間半も時間待ちがあるのでのんびりと過ごした。 -
大石田からやまがた東根ベアフットYHのある神町駅まで20分。電車に揺られて到着し、タクシーでYHへ。友達はさすがに暑さと日差しの強さでへばってしまった。
駅構内に掲示板があって、ニュースなどやっていたが、どうやら各地で雨などの災害が多発しているらしい。福島や栃木などでも電車が止まるほどの被害もあったようだ。
私たちは全くそんな事は知らず、ただ天気がいいね〜♪と喜んでいた。私たちはいつも天気には恵まれる事が多い。この日も最高の天気だった。 -
YHには早く着きすぎて受け付けも出来なくてしばらく玄関で時間まで待つことにしたのだが、気の毒に思ったのか、特別に部屋に案内された。
結構いいYHだった。ここはおきらく温泉通信の親分も好きな宿らしい。
落ち着けて私も好きになった。 -
そろそろ時間かなぁ〜?という頃、YHを出た。今度は歩いて駅へ。そして再び山形駅に到着。
私は実は山形花笠には興味が無かったのでパスしたかったが、友達も初めてだしそうチャンスは無いので付き合った。
さすがにすごい人出。今では東北を代表する観光夏祭りになっている。
食事もどうしようか考えたが、とりあえず祭りを楽しむことにした。
ここも会場までちょっと歩く。会場自体は駅中心部から少し歩くとメインストリートが全て会場になるのだが、とにかく最後まで歩いてみた。
オープニングは太鼓で始まった。 -
先頭の踊り手が出てきた。私はもう内容は知っているので祭りの流れや踊り手に注目していた。
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最後まで歩いて終点の広場の辺り。ここが一番会場でも華やかだった。
祭りでもらうウチワが気に入ったみたいで、いろんな種類があって集めていた。東北祭りでの楽しみの一つにもなりそう。私は少し記念にもらっただけに留めた。
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人によるのだろうが、私は花笠自体はいいとしても、この祭り自体は余り興味が湧かなかった。今回もそうだったが、魂を感じない。それが理由。
でも答えは各自自分で確かめて感じることが大切だと思うので、今回はこれくらいにしておこう。
ここも毎年参加者が多くなって運営も大変だといった感じだった。テンポが早く、あっという間に通り過ぎてしまう。ちょっと余韻が欲しい所。スピーカーからけたたましい音楽が会場中に流れ、踊り手が踊る。それが一方通行でサッと行くと終点でみんなこれで終わったと言う感じでどんどん解散してしまう。
終点の先で露店などが出ていて、ここで何か食べようと思ったがそんな気になれず、駅までまた戻った。これがまたすごい人で大変だった。 -
駅に戻る途中、たまたま見つけた良さそうな店に入る。本当によかった。ゆう膳という店だった。安いし美味しかった。ここはおすすめ。
ここでしょうが焼き定食を注文。ビールも飲んで1300円は安い! -
こちらは刺身定食。刺身大丈夫なの〜?と心配だったが、青ものが無いしマグロならいいとの事。美味しく頂いた。ご飯が美味しく、漬物が美味しかった。大石田駅での蕎麦屋もそうだったのだが、漬物がやたら美味しい!
名物の玉こんにゃくも食べて満足。再びYHに戻った。YHへは10時を回ってしまったが、結構祭りグループもいたらしく、いろいろ話しで盛り上がった。結構人も泊まっていた。
情報で山形駅前の「まめの木」という店も地元の美味しいものが食べれるとの事。覚えておこう。
自転車で15分の所にはいい温泉もあるらしい。山形は温泉天国だからやはり温泉も楽しまないとね。
Pさんとも話したが、本当に地元を愛し、旅を、人を、文化を大切にする方だった。
花笠について私の気持ちを話すと、本当のいろんな事を教えてもらった。う〜ん・・・・勉強になった。
またここには来たい。友達も花笠はもういいからここにまたのんびり来たいね!と話していた。
旅は続く。
〜つづく〜
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