2004/09/14 - 2004/09/14
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旅人のくまさんさん
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2004年夏の長良川鵜飼見物です。名古屋に集合してバスで出掛けました。シーズンも終わりに近くなった9月の中頃でした。
長良川鵜飼にて(蘭海)
鵜飼待つ誓子碑(いしぶみ)夕迫る
夕焼てゆるり漕ぎ出す鵜飼船
落鮎を喰らいて長良の川遊び
篝火に手縄(たなわ)は白し夏終わる
篝火の消て哀しき漁後(いさりあと)
漁終て鵜は睦みあう船の縁
鵜のごとく我も疲れて川下る
- 交通手段
- 観光バス 船
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長良川鵜飼見物の集合場所は新栄の錦通の南側、地下鉄出口から少し西でした。夏も終りに近づいた、9月14日の火曜日のことでした。
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右からMyさんとMrさんのコンビはいつもどおりですが、今回初参加の人がいました。中々の酒豪野Mgさんです。
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昨年はジャンボタクシーでしたが、今回は20名近くになりましたので、小型のバスを貸切でした。予定通りの時間に出発です。
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都市高速から高速道路を乗り継いで、1時間と少しで長良川河畔の鵜飼遊覧船の船着場に到着しました。昨日の雨の天気予報が外れました。
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岐阜金華山の麓、長良川が少し褶曲した場所が鵜飼船乗場です。南北の表示がありませんが、多分上が南でしょう。川沿に高橋尚子ロードがあります。
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「岐阜市鵜飼観覧船事務所」の看板を掲げた建物で、チケットを販売していました。今回は中に入りませんでしたが、パンフレットも揃っています。
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「12年間のベストテン第一位記念」の歌謡碑は、TBS放送によるものです。五木ひろしさんの「長良川艶歌」は石本美由紀さん作詞、岡千秋さんの作曲でした。
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余裕を持って名古屋を出発しましたので、鵜飼船の乗船までには1時間ほどの待ち時間がありました。屋根を連ねて夕暮れを待つ鵜飼舟です。
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「夕焼のすでに紫鵜飼待つ」の句碑がありました。誓子とありますので、山口誓子の句碑でしょう。事務所の横でした。心待ちの鵜飼の篝火まで連想される、清澄な内面が詠いこまれた一句と受け取りました。
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シルエットになっているのは除夜塔です。空は高く既に秋の雲でした。その中に飛行機雲が1筋ありました。
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西の空の低いところには、微かに茜色がさしてきました。上空はまだ秋の気配を忍ばせる筋雲がたなびき、青い空が広がっていました。
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1時間ほどの待ち時間の有効活用です。休憩所に入って、持ち込んだお酒と、先程買ってきたビールで宴会の予行演習です。
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いよいよ鵜飼の始まりの時間が近づいてきました。閑散としていた船着場に、三々五々に人が集まってきました。
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先程の誓子の句は、これくらい茜色に染まった空だったのでしょうか?あるいは、もう少し空の青さが消え去った頃かもしれません。
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鵜匠による伝統技術の説明です。船でいただいたパンフレットによると、6名の鵜匠のうち、「ヤマジョウ」の屋号を持つ杉山喜規さんでした。
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説明は実際の鵜を使って行われました。鵜飼に使われる海鵜(うみう)は、くちばしが刃物のように鋭いので、慣れるまでは大変なようです。
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一番難しいことの一つが、首に掛ける縄の絞め加減のようです。小魚は胃袋まで飲み込めても、漁をした鮎は通さない締め具合のようです。
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鵜匠さんが身に付ける腰蓑(こしみの)、風折烏帽子(かざおりえぼし)、胸あて(むねあて)等の役割についても説明がありました。鵜には紐が掛けられ、最後の仕上げです。
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鵜匠の説明を聞いて、いよいよ鵜飼舟への乗船です。Fmさんのカメラを向いている間に、横からゲットの一枚でした。
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鮪馳のママは、俄か鵜匠へ早変わりです。篝火には松の割り木を使い、火の粉が飛び散ります。帽子や衣服は火の粉から身を守るためのものです。
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鵜飼舟の中からの1枚です。この当りの空の染み具合が山口誓子の句に近いように感じます。鵜飼には絶好の夕暮れ時です。
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乗船して間もない時です。船頭さんがマイクを持って、なにやら説明しています。皆さんはまだ、完全なリラックスモードには入っていません。
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乗船したらすぐに仕出し弁当が配られました。その後、上流の浅瀬に寄せて夕食の時間です。日暮れまでにはもう少し時間があります。
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仕出し弁当には酒の肴になるものが各種ありましたので、本格的な船上での宴会です。ママもStさんも、美味しいものを前に笑顔一杯です。
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中々立派な仕出し弁当のアップです。鮎は塩焼きなど三匹が付いていました。残念ながら焼き立てではありませんでした。
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鮎の甘露煮は丸齧(かじ)りに限ります。写真用のポーズでしょうか?そのまま丸齧りしたのでしょうか?Mrさんは早速鮎の賞味です。
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顔をくっつけて仲の良いお二人です。しかし、目線はそれぞれ違っていました。後方の空が、日の入に近い茜色に染まってきました。
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Kyさんとのポーズで、Thさん、お目々が少し開きました。でも、普段よりはまだ眠たそうです。奥には荒巻の黄門様が控えています。
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「鬼ころし」を真ん中に三人での記念撮影です。空になるのは時間の問題です。
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奥の席でマイクを握っているのは、地元のボランティアの方です。そのことを断った上で乗船され、鵜飼の歴史などについて説明してくれました。
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