2004春、三河まで山菜採りに(1)：今池に集合、車で三河へ、赤セリ、春蘭、山藤

2004/04 - 2004/04

ＧＷの少し前、山菜採りに三河方面に出掛けました。タラの芽、トウダイ(コシアブラ)、蕨、土筆、蕗等がたくさん採れました。

エリア 香嵐渓・白鷺温泉・笹戸温泉(愛知)

• 交通手段: 自家用車

絶好の春日和の日に山菜採りが計画されました。朝早い時間に鮪馳のお店が待合場所になりました。

一日がかりの山菜採りですから、準備も大変なようです。と言っても、お昼のお握りとビールさえあれば大丈夫です。小道具も手袋と帽子、それに採った山菜を入れるビニル袋くらいで十分です。

入り口近くのカウンターです。今日はつつじの花が飾ってありました。私の場合、この付近に座る確率が一番高いようです。

カウンターの一番奥の席の一升瓶です。焼酎が主ですが、日本酒もあります。この前の席にもよく座ることがあります。

10人載りくらいの大きな車ですから、荷物を少々積んでも大丈夫です。ビールは良く冷やして、クーラーボックスに一杯です。

往きはMmさん、帰りはKeさんの運転と決まっていましたので、この車の後部座席は、缶ビールを持ち込んでサロンカーに早変わりでした。

今日の山菜採り最強軍団の紹介です。左からThさん、Fmさん、ママ、MmさんとKeさんです。それともう一人記録係の私です。

最初のポイントで車を停め、少しばかり歩いてみましたが、山菜採りに目が慣れてくるにはしばらく時間がかかりました。

昭和天皇は「雑草と言う名の植物はありません。すべて名前が付いています」と、学者らしく野草にも愛情を注がれました。生い茂る野草です。

最初の探索ポイントのこの近くでは、ママが大きな成果を挙げました。小さな流れの脇での赤セリでした。この晩早速、オヒタシ(オシタシ)で頂きました。

薄紫のこの花、ハナダイコンと記憶していましたが確かではありません。残念ながら「花の歳時記」には記載してありませんでした。

私が見つけた春欄です。ふかふかの土壌に長く太い根を伸ばしていました。別の場所でもう一株見つけました。

山菜採りの穴場探しの途中での撮影です。この近くでは量は多くありませんでしたが、太い蕨が採れました。

Mmさんは、実家のお父さんと山菜採りの経験が豊富らしく、次々と山菜採りの穴場に車を停めてくれました。

Thさんは、本格的な山菜採りのスタイルです。手にした山菜は、十分な太さを持った蕨のようです。ママも本格的な山菜アドベンチャーです。

山藤の花があちこちで満開でした。早春の山野を魅力的な薄紫で飾る蔓性の花です。栽培種の豪華な花とは違った趣が感じられます。

その山藤のアップです。藤は日本の歴史とも深い繋がりがあり、藤原家の家紋でもよく知られています。因みに私の実家は、登り藤が家紋でした。

FmさんとThさんは、右手の山の上に登ってしまいました。女性三人組、ママとMmさん、その先のKeさんも少し手持ち無沙汰です。

この広場を昼食の場所に決めました。Mmさんがあらかじめ目星を付けてくれていた土筆（つくし）の大群生地です。

黄色の花に惹かれてカメラに収めましたが、名前は分かりませんでした。後で「花の歳時記」で調べましたら、「ヤマブキソウ」のようでした。

「ヤマブキソウ」らしい黄色の花のアップです。春先にぴったりの花です。

薄紫のこの花木は、添え木があり、しっかりと手入れがされているようでした。記憶に無い花ですが、勝手に創造すればブルーベリーの花？

厚い葉にピンクのかわいらしい花を咲かせているのは松葉ボタンです。春の花と言うより、夏の花で、これからが本格的な花の季節です。

お土産屋さんの看板がかかっていましたが、コンビニで扱うような品も置いてありました。立ち寄ったのは、おにぎり用の海苔を買うためです。

昼食を摂った広場の横に咲いていたつつじです。真っ赤な色が鮮やかでした。園芸種のようなので、元は庭木として植えられていたものでしょう。

建物跡地を整地したような広場で、一面に砂利が敷き詰めてありました。民家からは少し離れた場所です。

ママが用意してくれた昼食です。ビールのつまみも各種ありました。車の中でも飲みましたから二次会のようなものです。

西洋タンポポではなく、在来種のタンポポです。黄色の花の横では今にも飛んでいきそうな綿帽子がありました。

この鉄塔が目印の一つです。鉄塔の巡視路にあたる部分は潅木が伐採されており、その中にはタラの木もありました。

昼食の場所から少し移動して、これからが山菜採りの本番でした。タラの芽、トウダイ、蕨（ワラビ）、コゴミ、ツクシ、ゼンマイなどが採れました。