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今日は日曜日。<br />ラヴェンナの空の下で爽やかな朝を迎えます。<br />さあ、お楽しみの朝ご飯に向いましょう。<br />テーブルの上には今朝も多くのお皿が並んでいます。<br />豪華な朝食を頂きながら宿のオーナー一家に<br />昨日のおかしな出来事を報告します。<br />今日でこの宿ともお別れ。<br />「このあとはどこに行くの?」と聞かれ<br />「マントヴァかな?」と答えてみたのですが、<br />実は今日以降の宿はまだ決めていなかったのです。<br /><br />帰国するのは明後日。昼にマルペンサに着けばよいので<br />あと2泊は途中の町で宿を探すことになります。<br />マントヴァはたぶん良い町だと思うのですが、<br />できれば観光地ではない小さな村に泊まりたいのです。<br /><br />そこでマントヴァ近くのお勧めの場所を聞いたところ、<br />「美しい町並みが好きだったらヴェローナかな」と、<br />う〜ん、それは有名すぎますね。<br />その近くのガルーダ湖もきれいでお勧め。<br />ワインが好きならヴァルポリチェッラも良いとのこと。<br /><br />おっ、そこはワインの産地としては聞く名前ですが、<br />どんな所か想像が付きませんね。これは面白そうです。<br />今日はそこを目指すことに決定しました。<br /><br />その前に、サクランボの収穫祭が開催されている<br />宿から南に40キロほどの小さな村に行ってきます。

イタリア北半分ぐるっと旅. 12日目

5いいね!

2009/06 - 2009/06

496位(同エリア654件中)

サンルカ

サンルカさん

今日は日曜日。
ラヴェンナの空の下で爽やかな朝を迎えます。
さあ、お楽しみの朝ご飯に向いましょう。
テーブルの上には今朝も多くのお皿が並んでいます。
豪華な朝食を頂きながら宿のオーナー一家に
昨日のおかしな出来事を報告します。
今日でこの宿ともお別れ。
「このあとはどこに行くの?」と聞かれ
「マントヴァかな?」と答えてみたのですが、
実は今日以降の宿はまだ決めていなかったのです。

帰国するのは明後日。昼にマルペンサに着けばよいので
あと2泊は途中の町で宿を探すことになります。
マントヴァはたぶん良い町だと思うのですが、
できれば観光地ではない小さな村に泊まりたいのです。

そこでマントヴァ近くのお勧めの場所を聞いたところ、
「美しい町並みが好きだったらヴェローナかな」と、
う〜ん、それは有名すぎますね。
その近くのガルーダ湖もきれいでお勧め。
ワインが好きならヴァルポリチェッラも良いとのこと。

おっ、そこはワインの産地としては聞く名前ですが、
どんな所か想像が付きませんね。これは面白そうです。
今日はそこを目指すことに決定しました。

その前に、サクランボの収穫祭が開催されている
宿から南に40キロほどの小さな村に行ってきます。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー
  • 今日も朝から豪華絢爛。<br /><br />イチジクのジャムとスクアクエローネを挟んだ<br />熱々ピアディーナの食べ納めです。<br /><br />今朝はカプレーゼやパスタまで用意されていますが、<br />これじゃまるで朝からコース料理状態ですよ。<br />今日もまたお腹いっぱいです。

    今日も朝から豪華絢爛。

    イチジクのジャムとスクアクエローネを挟んだ
    熱々ピアディーナの食べ納めです。

    今朝はカプレーゼやパスタまで用意されていますが、
    これじゃまるで朝からコース料理状態ですよ。
    今日もまたお腹いっぱいです。

  • オーナー家族に見送られ宿をあとにします。<br /><br />これから向うのはフォルリForliの町から<br />南に25キロほど下った小さな村。<br />そこでサクランボの収穫祭が行われるという<br />情報を得て、行ってみることにしたのです。<br /><br />平地のフォルリから少し走ると、<br />まわりは小高い丘陵地帯に変わりました。

    オーナー家族に見送られ宿をあとにします。

    これから向うのはフォルリForliの町から
    南に25キロほど下った小さな村。
    そこでサクランボの収穫祭が行われるという
    情報を得て、行ってみることにしたのです。

    平地のフォルリから少し走ると、
    まわりは小高い丘陵地帯に変わりました。

  • 田舎の1本道ですが日曜日ということもあり、<br />郊外に向う家族連れのクルマが多く<br />あまりスピードが上げられません。<br /><br />宿を出てから1時間ほどで、目指していた<br />チビテッラ・ディ・ロマーニャに到着です。

    田舎の1本道ですが日曜日ということもあり、
    郊外に向う家族連れのクルマが多く
    あまりスピードが上げられません。

    宿を出てから1時間ほどで、目指していた
    チビテッラ・ディ・ロマーニャに到着です。

  • 小さな村の通りの脇には<br />隙間なくクルマが駐車されています。<br /><br />無料スペースは当然のこと、<br />有料スペースすら空きがありません。<br /><br />村外れの駐車場も入場待ちの行列が出来ているので<br />まわりを見習い路地の裏に駐車します。<br />さすがに今日は取り締まりなど行わないと信じます。<br /><br />さあ、お祭りの村の探索に出かけてみましょう。

    小さな村の通りの脇には
    隙間なくクルマが駐車されています。

    無料スペースは当然のこと、
    有料スペースすら空きがありません。

    村外れの駐車場も入場待ちの行列が出来ているので
    まわりを見習い路地の裏に駐車します。
    さすがに今日は取り締まりなど行わないと信じます。

    さあ、お祭りの村の探索に出かけてみましょう。

  • 村のメインストリートを広場に向けて歩きます。<br /><br />通りの両脇にはテントが並び、この村で作られた<br />ワインやチーズなどが売られています。

    村のメインストリートを広場に向けて歩きます。

    通りの両脇にはテントが並び、この村で作られた
    ワインやチーズなどが売られています。

  • そしてサクランボ。会場のあちらこちらで<br />周辺の農家がサクランボを販売していて、<br />1キロが2ユーロという安さに、<br />みなさん2キロ、3キロと買っていきます。<br /><br />ジャムでも作るのでしょうね。<br />子供たちも喜んでお手伝いをしています。

    そしてサクランボ。会場のあちらこちらで
    周辺の農家がサクランボを販売していて、
    1キロが2ユーロという安さに、
    みなさん2キロ、3キロと買っていきます。

    ジャムでも作るのでしょうね。
    子供たちも喜んでお手伝いをしています。

  • 村の観光局の展示スペース。<br />サクランボといっても<br />いろいろな種類があるのですね。<br /><br />それぞれの生産者のサクランボを<br />ここで試食することができます。

    村の観光局の展示スペース。
    サクランボといっても
    いろいろな種類があるのですね。

    それぞれの生産者のサクランボを
    ここで試食することができます。

  • 小さな村にほんとうに多くの人が集まってきました。<br /><br />郷土の名産品の他に、それぞれの家から持ち寄った<br />ガラクタ(骨董?)品を並べたテントもあり、<br />ぶらぶら歩いていても飽きることはありません。

    小さな村にほんとうに多くの人が集まってきました。

    郷土の名産品の他に、それぞれの家から持ち寄った
    ガラクタ(骨董?)品を並べたテントもあり、
    ぶらぶら歩いていても飽きることはありません。

  • ここはイタリア版の乾物屋さんでしょうか? <br /><br />大きなビンに入ったオリーブ漬けや<br />乾燥トマトなどが売られています。<br /><br />とうぜんどれもが工場製ではなく<br />農家の手作り品です。

    ここはイタリア版の乾物屋さんでしょうか? 

    大きなビンに入ったオリーブ漬けや
    乾燥トマトなどが売られています。

    とうぜんどれもが工場製ではなく
    農家の手作り品です。

  • チーズ屋さんにはクセの強い山羊のチーズの<br />カプリーノや、ペコリーノが売られています。<br /><br />でも、チーズはマレンマでたっぷり食べた、<br />新鮮なリコッタが忘れられません。

    チーズ屋さんにはクセの強い山羊のチーズの
    カプリーノや、ペコリーノが売られています。

    でも、チーズはマレンマでたっぷり食べた、
    新鮮なリコッタが忘れられません。

  • こちらはジャムやハチミツのほか<br />自家製ワインやグラッパ、<br />薬草酒などを売っていた農家。<br /><br />次々とお客さんが買っていきます。

    こちらはジャムやハチミツのほか
    自家製ワインやグラッパ、
    薬草酒などを売っていた農家。

    次々とお客さんが買っていきます。

  • 高校生ぐらいの若者でしょうか。<br /><br />広場の片隅で友達を囲んで、<br />アコーディオンの練習をしています。<br />このあとお披露目の場があるようです。

    高校生ぐらいの若者でしょうか。

    広場の片隅で友達を囲んで、
    アコーディオンの練習をしています。
    このあとお披露目の場があるようです。

  • そしておじいさんは歌の練習の真っ最中。<br /><br />午後から楽しそうなイベントが始まるようですが、<br />今夜の宿がまだ決まっていないので<br />ここでのんびり過ごすことができません。<br /><br />サクランボもたっぷり頂いて食べたので、<br />そろそろこの村ともお別れすることにしましょう。

    そしておじいさんは歌の練習の真っ最中。

    午後から楽しそうなイベントが始まるようですが、
    今夜の宿がまだ決まっていないので
    ここでのんびり過ごすことができません。

    サクランボもたっぷり頂いて食べたので、
    そろそろこの村ともお別れすることにしましょう。

  • 先を急いでクルマを走らせますが、<br />フォルリへ戻る田舎の1本道の途中に、<br />とても雰囲気のよい小さな村があるのです。<br /><br />地図によればそこはクセルコリCusercoliという村。<br />ちょっと寄り道をしていくことにします。<br /><br />日曜日のお昼すぎ。通りを歩く人は誰もいません。<br />背後には立派な城壁があるお城がそびえています。<br />まあ、そのお城に惹かれたわけで、<br />クルマを下の教会前にある駐車場に止めて<br />お城の標識に従い細くてきつい坂を登っていきます。<br /><br />息を切らしてたどり着いたお城の門は<br />とうぜんのように固く閉ざされていました。<br />すでに同じ経験を何度もして学習済みなので、<br />まさか入れるとは思っていませんでしたが……。<br /><br />観光名所も何もない本当に小さな村なのですが、<br />おしゃれなバールやレストランが何軒もあります。<br />きっと美味しいのでしょうね。<br />こういう田舎の穴場のレストランを知ってしまうと<br />もう都市部で食べる気が起こりませんよ。

    先を急いでクルマを走らせますが、
    フォルリへ戻る田舎の1本道の途中に、
    とても雰囲気のよい小さな村があるのです。

    地図によればそこはクセルコリCusercoliという村。
    ちょっと寄り道をしていくことにします。

    日曜日のお昼すぎ。通りを歩く人は誰もいません。
    背後には立派な城壁があるお城がそびえています。
    まあ、そのお城に惹かれたわけで、
    クルマを下の教会前にある駐車場に止めて
    お城の標識に従い細くてきつい坂を登っていきます。

    息を切らしてたどり着いたお城の門は
    とうぜんのように固く閉ざされていました。
    すでに同じ経験を何度もして学習済みなので、
    まさか入れるとは思っていませんでしたが……。

    観光名所も何もない本当に小さな村なのですが、
    おしゃれなバールやレストランが何軒もあります。
    きっと美味しいのでしょうね。
    こういう田舎の穴場のレストランを知ってしまうと
    もう都市部で食べる気が起こりませんよ。

  • クルマを止めさせてもらったお礼に、<br />といっても公共の駐車場ですが、<br />教会の参拝をしていきます。<br /><br />コンクリートを活かしたシンプルな作りで<br />正面の主祭壇の上には大きな正三角形の<br />ステンドガラスが輝いていました。

    クルマを止めさせてもらったお礼に、
    といっても公共の駐車場ですが、
    教会の参拝をしていきます。

    コンクリートを活かしたシンプルな作りで
    正面の主祭壇の上には大きな正三角形の
    ステンドガラスが輝いていました。

  • フォルリから高速に乗って約1時間半。<br />ヴェローナからほんの少し北西に位置する<br />ヴァルポリチェッラにやってきました。<br /><br />でもここで気付いたのですが、<br />ヴァルポリチェッラというのは町の名前ではなく<br />この周辺の谷を指す名前だったのです。<br />さて、どこに向かって走ればよいのでしょうか?<br /><br />とりあえず地図を見て、なんとなく町が大きそうな<br />ペスカンティーナPescantinaを目指したのですが、<br />あまりにも適当に走った結果、到着したのは<br />ペスキエーラ・ディ・ガルーダPeschiera……。<br />ちょっと名前が似ていたので間違えちゃいました。<br /><br />ここはガルーダ湖畔の静かな避暑地です。

    フォルリから高速に乗って約1時間半。
    ヴェローナからほんの少し北西に位置する
    ヴァルポリチェッラにやってきました。

    でもここで気付いたのですが、
    ヴァルポリチェッラというのは町の名前ではなく
    この周辺の谷を指す名前だったのです。
    さて、どこに向かって走ればよいのでしょうか?

    とりあえず地図を見て、なんとなく町が大きそうな
    ペスカンティーナPescantinaを目指したのですが、
    あまりにも適当に走った結果、到着したのは
    ペスキエーラ・ディ・ガルーダPeschiera……。
    ちょっと名前が似ていたので間違えちゃいました。

    ここはガルーダ湖畔の静かな避暑地です。

  • 湖ではみなさん自家用ヨットに乗って<br />優雅にクルージング。<br /><br />湖畔の町も多くの観光客が<br />避暑地の休日を楽しんでいます。

    湖ではみなさん自家用ヨットに乗って
    優雅にクルージング。

    湖畔の町も多くの観光客が
    避暑地の休日を楽しんでいます。

  • 広場ではBMW新型バイク試乗会が行われています。<br /><br />湖畔周辺をツーリングできるチャンスでしたが、<br />今日はこれから宿探しが待っています。<br />残念ですけど諦めることにしましょう。

    広場ではBMW新型バイク試乗会が行われています。

    湖畔周辺をツーリングできるチャンスでしたが、
    今日はこれから宿探しが待っています。
    残念ですけど諦めることにしましょう。

  • インフォメーションで面白いものを発見しました。<br /><br />周辺の宿のHPとリンクされていて、<br />写真や住所が確認できるだけでなく、<br />空室情報や予約がこれで出来るようです。<br /><br />田舎にしか行かないから知らなかっただけで、<br />大都市や有名観光地では一般的なのでしょうか?<br /><br />でもまだインフォメーションは営業中なので、<br />機械ではなく人に聞いてみることにします。<br /><br />ヴァルポリチェッラでお勧めの町を聞いたところ、<br />担当の女性の方と遊びの来ていたお友達の男性が<br />それならペデモンテPedemonteが良いというので<br />そこを目指してみることにします。

    インフォメーションで面白いものを発見しました。

    周辺の宿のHPとリンクされていて、
    写真や住所が確認できるだけでなく、
    空室情報や予約がこれで出来るようです。

    田舎にしか行かないから知らなかっただけで、
    大都市や有名観光地では一般的なのでしょうか?

    でもまだインフォメーションは営業中なので、
    機械ではなく人に聞いてみることにします。

    ヴァルポリチェッラでお勧めの町を聞いたところ、
    担当の女性の方と遊びの来ていたお友達の男性が
    それならペデモンテPedemonteが良いというので
    そこを目指してみることにします。

  • ぶどう畑が広がるペデモンテの近くに来ましたが、<br />このあたりはピエモンテやトスカーナと比べると<br />やや都会的であか抜けた感じがします。<br /><br />想像していたような感動する風景にも<br />ここでは出会えそうにはありませんね。<br /><br />周辺を走りまわり宿を何軒か見つけましたが、<br />街道沿いの中規模ホテルは面白みに掛けるし、<br />隣がタトゥーショップだというB&Bは<br />かなり怪しくて泊まる勇気がでません。<br /><br />心を動かされる宿にはなかなか出会えません。<br />日が傾くまでにはあと少し時間があるので、<br />もうちょっと探してみることにしましょう。

    ぶどう畑が広がるペデモンテの近くに来ましたが、
    このあたりはピエモンテやトスカーナと比べると
    やや都会的であか抜けた感じがします。

    想像していたような感動する風景にも
    ここでは出会えそうにはありませんね。

    周辺を走りまわり宿を何軒か見つけましたが、
    街道沿いの中規模ホテルは面白みに掛けるし、
    隣がタトゥーショップだというB&Bは
    かなり怪しくて泊まる勇気がでません。

    心を動かされる宿にはなかなか出会えません。
    日が傾くまでにはあと少し時間があるので、
    もうちょっと探してみることにしましょう。

  • なるべく町外れの景色が良い地域を探していると<br />ようやくアグリツーリズモの看板を発見。<br />とりあえずそこを目指してみましたが、<br />着いた先は、かなり豪華な宮殿風の建物。<br />で、ちょっと気後れしてチャイムを鳴らせず……。<br /><br />ここはペデモンテの北隣にある<br />ネグラールNegrarという町の外れで<br />よく見ると周囲に宿の看板がたくさんあります。<br />そのなかで引っかかったがここ、“BED&WINE”。<br />くだらない駄ジャレについ心を動かされます。<br /><br />ところが今日は日曜日。<br />ホテルの玄関はカギが掛っていて開きません。<br />ここに来るまで何軒かは閉まっていましたが、<br />基本的に日曜日はホテルも営業をしていません。<br /><br />同じ敷地のレストランで夜の準備中だったお兄さんが<br />「その番号に電話をしてみれば?」とアドバイス。<br />玄関の脇に小さく電話番号が書かれていました。<br />そういうことならと電話を掛けてみたところ、<br />「7時にもう1度出直してきて」とのこと。<br />今は5時前。まだ2時間ほどありますが、<br />どうにか部屋は確保できそうなので<br />どこかで時間を潰してくることにしましょう。

    なるべく町外れの景色が良い地域を探していると
    ようやくアグリツーリズモの看板を発見。
    とりあえずそこを目指してみましたが、
    着いた先は、かなり豪華な宮殿風の建物。
    で、ちょっと気後れしてチャイムを鳴らせず……。

    ここはペデモンテの北隣にある
    ネグラールNegrarという町の外れで
    よく見ると周囲に宿の看板がたくさんあります。
    そのなかで引っかかったがここ、“BED&WINE”。
    くだらない駄ジャレについ心を動かされます。

    ところが今日は日曜日。
    ホテルの玄関はカギが掛っていて開きません。
    ここに来るまで何軒かは閉まっていましたが、
    基本的に日曜日はホテルも営業をしていません。

    同じ敷地のレストランで夜の準備中だったお兄さんが
    「その番号に電話をしてみれば?」とアドバイス。
    玄関の脇に小さく電話番号が書かれていました。
    そういうことならと電話を掛けてみたところ、
    「7時にもう1度出直してきて」とのこと。
    今は5時前。まだ2時間ほどありますが、
    どうにか部屋は確保できそうなので
    どこかで時間を潰してくることにしましょう。

  • 楽しそうな宿が確保できてひと安心。<br />お土産でも物色して時間潰しをすることにします。<br />そうと決まれば巨大ショッピングセンターを探しに<br />ヴェローナまでひとっ走りしてみましょう。<br /><br />30分ほどでヴェローナにまでやってきましたが<br />周辺のショッピングセンターはどこも日曜休み。<br />何人かに確認をしましたが、<br />やはり周囲で営業している店はないそうです。<br />唯一やっていたのが郊外のカストラマでしたが、<br />ホームセンターで買いたいものはないため<br />今日は買い物をあきらめます。<br /><br />ロミオやジュリエットだかの家にも興味がないので<br />ヴェローナの街を外からさらりと眺めたら、<br />ちょうど時間も良くなったので宿に向かいます。

    楽しそうな宿が確保できてひと安心。
    お土産でも物色して時間潰しをすることにします。
    そうと決まれば巨大ショッピングセンターを探しに
    ヴェローナまでひとっ走りしてみましょう。

    30分ほどでヴェローナにまでやってきましたが
    周辺のショッピングセンターはどこも日曜休み。
    何人かに確認をしましたが、
    やはり周囲で営業している店はないそうです。
    唯一やっていたのが郊外のカストラマでしたが、
    ホームセンターで買いたいものはないため
    今日は買い物をあきらめます。

    ロミオやジュリエットだかの家にも興味がないので
    ヴェローナの街を外からさらりと眺めたら、
    ちょうど時間も良くなったので宿に向かいます。

  • 7時すぎにホテルに到着。<br />元気できれいなお姉さんが出迎えてくれます。<br /><br />ホテルの受付は下のフロアーのエノテカ。<br />お姉さん目当てと思われる数人の男性客が<br />すでにワイングラスを傾けています。<br />その店内には大音量の音楽が流れ、<br />エノテカというよりもはやクラブといった状態です。<br /><br />エノテカのカウンター兼ホテルのフロントで<br />カードキーを受け取り、上の階の部屋に移動します。<br />建物は新しく、室内も清潔で充分な広さ。<br />そして窓の外にはヴァルポリチェッラのぶどう畑が<br />遠くまで続いていました。<br />防音もしっかりとしているようで、<br />下の盛り上がりも聞こえてきません。<br /><br />これで1泊が70ユーロと手頃な価格なのですが<br />なんと明日月曜日の朝も営業はやっていないので<br />朝食の用意はできないということです。<br /><br />今さらそんなことぐらいでは驚きませんが、<br />朝食が無くても宿泊費は変わらないのですね。

    7時すぎにホテルに到着。
    元気できれいなお姉さんが出迎えてくれます。

    ホテルの受付は下のフロアーのエノテカ。
    お姉さん目当てと思われる数人の男性客が
    すでにワイングラスを傾けています。
    その店内には大音量の音楽が流れ、
    エノテカというよりもはやクラブといった状態です。

    エノテカのカウンター兼ホテルのフロントで
    カードキーを受け取り、上の階の部屋に移動します。
    建物は新しく、室内も清潔で充分な広さ。
    そして窓の外にはヴァルポリチェッラのぶどう畑が
    遠くまで続いていました。
    防音もしっかりとしているようで、
    下の盛り上がりも聞こえてきません。

    これで1泊が70ユーロと手頃な価格なのですが
    なんと明日月曜日の朝も営業はやっていないので
    朝食の用意はできないということです。

    今さらそんなことぐらいでは驚きませんが、
    朝食が無くても宿泊費は変わらないのですね。

  • 右手にある小高い丘の上に<br />先ほど行って怖じ気づいた立派なアグリツーリズモ&<br />カンティーナが見えています。<br />予約してからならとても良さそうなアグリでしたが<br />飛び込みじゃ、ちょっとダメですね。<br /><br />一帯には有名無名カンティーナが点在していましたが<br />どこも日曜日はお休みでしたね。

    右手にある小高い丘の上に
    先ほど行って怖じ気づいた立派なアグリツーリズモ&
    カンティーナが見えています。
    予約してからならとても良さそうなアグリでしたが
    飛び込みじゃ、ちょっとダメですね。

    一帯には有名無名カンティーナが点在していましたが
    どこも日曜日はお休みでしたね。

  • 部屋でひと休みしたらもう夜ご飯の時間。<br /><br />やっぱりホテルの隣のレストランに行ってみます。<br />クルマが次々とやってきて、広いテラス席は<br />まだ8時前だというのにお客さんでいっぱいです。<br /><br />先ほどホテルの連絡先を教えてくれた方がひとりで<br />何十席もあるテーブルを切り盛りしています。<br />その手には無線オーダーシステムの端末が……。<br /><br />新しい物が大好きなイタリアのみなさんは、<br />こんなイケてる? レストランが嬉しいのですね。

    部屋でひと休みしたらもう夜ご飯の時間。

    やっぱりホテルの隣のレストランに行ってみます。
    クルマが次々とやってきて、広いテラス席は
    まだ8時前だというのにお客さんでいっぱいです。

    先ほどホテルの連絡先を教えてくれた方がひとりで
    何十席もあるテーブルを切り盛りしています。
    その手には無線オーダーシステムの端末が……。

    新しい物が大好きなイタリアのみなさんは、
    こんなイケてる? レストランが嬉しいのですね。

  • 朝食をたっぷりと食べたので<br />今日も昼ご飯を抜いたのですが、<br />それでもお腹はあまり空いていません。<br /><br />メニューにピアットウニコがあったので<br />ローストビーフ&ルッコラと薄切りパルミジャーノと<br />コントルノにポテト&ゴルゴンゾーラを注文。<br /><br />ワインの産地であるが、味付けはさっぱりとしていて<br />どれもとても食べやすかったです。

    朝食をたっぷりと食べたので
    今日も昼ご飯を抜いたのですが、
    それでもお腹はあまり空いていません。

    メニューにピアットウニコがあったので
    ローストビーフ&ルッコラと薄切りパルミジャーノと
    コントルノにポテト&ゴルゴンゾーラを注文。

    ワインの産地であるが、味付けはさっぱりとしていて
    どれもとても食べやすかったです。

  • レストランにはお客さんが途切れることなく<br />続々とやってきます。<br />スタッフのみなさんの気遣いも気持ちよく<br />大満足で食事を終えることができました。<br /><br />ホテルの下のワインバーも<br />絶好調で営業をしています。

    レストランにはお客さんが途切れることなく
    続々とやってきます。
    スタッフのみなさんの気遣いも気持ちよく
    大満足で食事を終えることができました。

    ホテルの下のワインバーも
    絶好調で営業をしています。

  • ベッド&ワインといっても<br />部屋にワインが用意されているわけではありません。<br /><br />エノテカとホテルが合体した新ジャンルの宿でした。

    ベッド&ワインといっても
    部屋にワインが用意されているわけではありません。

    エノテカとホテルが合体した新ジャンルの宿でした。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • フルリーナさん 2010/02/08 21:50:54
    はじめまして
    はじめまして

    とってもすてきな村ですね!
    それに美味しそうなものがいっぱい♪

    こんな感じの小さな村が私も大好きです。
    またよらせてくださいね。

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