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今日も雲ひとつない快晴。<br />窓から爽やかな朝日が差し込んできます。<br />部屋の前にきれいな芝生の庭があるのですが、<br />ここにテーブルとイスを持ち出してボ〜と過ごす。<br />そんな何気ない瞬間が最高の贅沢に感じられます。<br /><br />朝食は建物の反対側。母屋の玄関横にある<br />お客さん専用のダイニングルームで頂きます。<br />8時を少し回ったのでそろそろ朝食に向いましょう。<br />ダイニングルームからはとても美味しそうな匂いがしてきます。<br /><br />とびっきりの笑顔で出迎えられテーブルに案内されますが、<br />隣に並べられた朝ご飯の数々が凄いのなんのって……。<br />我々の登場に合わせて、まだまだ料理が出てきます。<br />それをひとつずつ説明してくれるのです。<br /><br />今日も宿泊しているのは我々だけだと思うのですが、<br />いくらなんでもこれだけの量は食べられませんよ。<br />たしか宿泊代はひとり30ユーロのはずですよね。<br />こんなに贅沢をさせてもらって大丈夫なのですか。<br /><br />またまた朝からかなりの量を食べました。<br />今日もお昼ご飯が食べられそうにありません。<br />満腹のお腹を抱えてラヴェンナの町へ向けて出発です。<br /><br />今回の旅で初めての観光らしい観光が出来そうです。<br />今日はまるまるラヴェンナの町で……、<br />といかないのが我々の旅!!<br />夕方からはまたまた不思議なツアーに参加してきます。

イタリア北半分ぐるっと旅. 11日目

3いいね!

2009/06 - 2009/06

173位(同エリア205件中)

サンルカ

サンルカさん

今日も雲ひとつない快晴。
窓から爽やかな朝日が差し込んできます。
部屋の前にきれいな芝生の庭があるのですが、
ここにテーブルとイスを持ち出してボ〜と過ごす。
そんな何気ない瞬間が最高の贅沢に感じられます。

朝食は建物の反対側。母屋の玄関横にある
お客さん専用のダイニングルームで頂きます。
8時を少し回ったのでそろそろ朝食に向いましょう。
ダイニングルームからはとても美味しそうな匂いがしてきます。

とびっきりの笑顔で出迎えられテーブルに案内されますが、
隣に並べられた朝ご飯の数々が凄いのなんのって……。
我々の登場に合わせて、まだまだ料理が出てきます。
それをひとつずつ説明してくれるのです。

今日も宿泊しているのは我々だけだと思うのですが、
いくらなんでもこれだけの量は食べられませんよ。
たしか宿泊代はひとり30ユーロのはずですよね。
こんなに贅沢をさせてもらって大丈夫なのですか。

またまた朝からかなりの量を食べました。
今日もお昼ご飯が食べられそうにありません。
満腹のお腹を抱えてラヴェンナの町へ向けて出発です。

今回の旅で初めての観光らしい観光が出来そうです。
今日はまるまるラヴェンナの町で……、
といかないのが我々の旅!!
夕方からはまたまた不思議なツアーに参加してきます。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー
  • ドライフラワーが置かれた気持ちの良い空間は<br />我々の部屋専用の玄関です。<br />建物全体が落ち着いた雰囲気で<br />センス良く飾られていました。

    ドライフラワーが置かれた気持ちの良い空間は
    我々の部屋専用の玄関です。
    建物全体が落ち着いた雰囲気で
    センス良く飾られていました。

  • 朝食ルームに行ってビックリ。<br />大きなテーブルの上には豪華な<br />たくさんの食べ物が並べられています。<br /><br />それらをひとつずつ説明してくれるのですが、<br />どれもが宿周辺の地域限定のものだったり<br />エミリア・ロマーニャ州の名産品ばかり。<br />地域の美味しいものを食べて帰って欲しいという<br />やさしい心配りが感じられます。<br />そしてそれがどれも、とっても美味しいのです。<br /><br />手前左のやわらかいフレッシュチーズは、<br />ラヴェンナ周辺でのみ作られている<br />スクアクエローネSquaqueroneというチーズ。<br />その左は宿周辺のいくつかの村でしか作っていない、<br />イチジクを3日間煮込む伝統のジャムだそうで、<br />とうぜんお母さんの手作りです。<br />このジャムとチーズを熱々のピアディーナに挟んで<br />食べるのがラヴェンナ流なのだそうです。

    朝食ルームに行ってビックリ。
    大きなテーブルの上には豪華な
    たくさんの食べ物が並べられています。

    それらをひとつずつ説明してくれるのですが、
    どれもが宿周辺の地域限定のものだったり
    エミリア・ロマーニャ州の名産品ばかり。
    地域の美味しいものを食べて帰って欲しいという
    やさしい心配りが感じられます。
    そしてそれがどれも、とっても美味しいのです。

    手前左のやわらかいフレッシュチーズは、
    ラヴェンナ周辺でのみ作られている
    スクアクエローネSquaqueroneというチーズ。
    その左は宿周辺のいくつかの村でしか作っていない、
    イチジクを3日間煮込む伝統のジャムだそうで、
    とうぜんお母さんの手作りです。
    このジャムとチーズを熱々のピアディーナに挟んで
    食べるのがラヴェンナ流なのだそうです。

  • 説明はまだまだ続きます。<br />「この生ハムはパルマ産で、<br />こっちがボローニャのモルタデッラ」<br />ひとくちで安いCOOPの品ではないと分かる、<br />もったいないほど高級なハムが用意されています。<br />「このケーキはぜんぶ私のマンマの手作り、<br />でも、奥のクッキーはムリーノ・ビアンコ製よ」<br />これはイタリアンジョーク?<br />ここはやっぱり笑うところだったのでしょうね。<br />まあ、ムリーノ・ビアンコの工場もパルマだし……。<br /><br />我々がテーブルに着いたら<br />焼き立て熱々のピアディーナに、<br />目玉焼きやソーセージなどが次々と用意されます。<br />こんなに贅沢な朝食は初めてです。<br />だってひとり30ユーロのB&Bですよ。<br /><br />他にお客さんは居なさそうなのに、<br />こんなにいっぱい、どうすればいいの〜。

    説明はまだまだ続きます。
    「この生ハムはパルマ産で、
    こっちがボローニャのモルタデッラ」
    ひとくちで安いCOOPの品ではないと分かる、
    もったいないほど高級なハムが用意されています。
    「このケーキはぜんぶ私のマンマの手作り、
    でも、奥のクッキーはムリーノ・ビアンコ製よ」
    これはイタリアンジョーク?
    ここはやっぱり笑うところだったのでしょうね。
    まあ、ムリーノ・ビアンコの工場もパルマだし……。

    我々がテーブルに着いたら
    焼き立て熱々のピアディーナに、
    目玉焼きやソーセージなどが次々と用意されます。
    こんなに贅沢な朝食は初めてです。
    だってひとり30ユーロのB&Bですよ。

    他にお客さんは居なさそうなのに、
    こんなにいっぱい、どうすればいいの〜。

  • 朝食をたっぷり食べたあとはラヴェンナへ。<br />ちょうどこの時期、周辺は桃の収穫の真っ最中で、<br />すぐ隣の畑でも朝から収穫作業が行われていました。

    朝食をたっぷり食べたあとはラヴェンナへ。
    ちょうどこの時期、周辺は桃の収穫の真っ最中で、
    すぐ隣の畑でも朝から収穫作業が行われていました。

  • 宿の人たちも収穫作業に忙しいのかな?<br />と思っていたのですけど、<br />聞いたら畑は持っていないのだそうです。<br /><br />よく考えてみたら、ここはB&B。<br />農業が本業ならアグリツーリズモになりますものね。

    宿の人たちも収穫作業に忙しいのかな?
    と思っていたのですけど、
    聞いたら畑は持っていないのだそうです。

    よく考えてみたら、ここはB&B。
    農業が本業ならアグリツーリズモになりますものね。

  • 「ラヴェンナに行くのならここの駐車場が良いよ」<br />と教えられた、サン・ヴィターレ聖堂の裏手に<br />クルマを止めて町の散策に出発します。<br /><br />宿の娘さんは本当に周辺のことを良く知っていて。<br />質問したらすぐに資料を用意して教えてくれます。

    「ラヴェンナに行くのならここの駐車場が良いよ」
    と教えられた、サン・ヴィターレ聖堂の裏手に
    クルマを止めて町の散策に出発します。

    宿の娘さんは本当に周辺のことを良く知っていて。
    質問したらすぐに資料を用意して教えてくれます。

  • まずはブラブラと町歩き。<br />雰囲気の良いショップが並ぶ<br />カヴール通りで軽くお買い物をします。<br /><br />ラヴェンナは、整備された観光地でありながら<br />目立つ場所にお土産物屋さんがないのが好印象。<br /><br />おしゃれなカフェやレストランが並んでいても、<br />そのとなりで変な柄のTシャツやヌンチャクが<br />売られていたらガッカリしますものね。

    まずはブラブラと町歩き。
    雰囲気の良いショップが並ぶ
    カヴール通りで軽くお買い物をします。

    ラヴェンナは、整備された観光地でありながら
    目立つ場所にお土産物屋さんがないのが好印象。

    おしゃれなカフェやレストランが並んでいても、
    そのとなりで変な柄のTシャツやヌンチャクが
    売られていたらガッカリしますものね。

  • 太陽が真上となり日なたが苦痛になってきました。<br />そろそろ教会にでも入りましょうか。<br />人気のサン・ヴィターレ聖堂を見学します。<br /><br />入り口で入場券を買おうとしたのですが、<br />何たることか、いくつかの観光ポイントとの<br />抱き合わせでしか売ってくれないのです。<br /><br />一昔前の不人気ゲームソフトと同じ商法……?<br /><br />そんなにいくつも回るつもりはなかったのですが、<br />しかたなく4ヶ所がセットになったチケットを<br />10.50ユーロで購入しました。<br /><br />ということで聖堂内に入りましたが、<br />やっぱり世界中から人が集まる本物は凄いですね。<br />床だって一面がモザイクで作られています。

    太陽が真上となり日なたが苦痛になってきました。
    そろそろ教会にでも入りましょうか。
    人気のサン・ヴィターレ聖堂を見学します。

    入り口で入場券を買おうとしたのですが、
    何たることか、いくつかの観光ポイントとの
    抱き合わせでしか売ってくれないのです。

    一昔前の不人気ゲームソフトと同じ商法……?

    そんなにいくつも回るつもりはなかったのですが、
    しかたなく4ヶ所がセットになったチケットを
    10.50ユーロで購入しました。

    ということで聖堂内に入りましたが、
    やっぱり世界中から人が集まる本物は凄いですね。
    床だって一面がモザイクで作られています。

  • 正面に目を向けると、そこには息をのむ光景が!!<br />壁から天井まで金ピカに輝いているではないですか。<br /><br />なんだか良く分からないが言葉がありません。<br />色は鮮やかだし、描写は細かいし、<br />これが1500年も前に作られただなんて……。<br />モザイクがこんなに凄いものだと初めて知りました。

    正面に目を向けると、そこには息をのむ光景が!!
    壁から天井まで金ピカに輝いているではないですか。

    なんだか良く分からないが言葉がありません。
    色は鮮やかだし、描写は細かいし、
    これが1500年も前に作られただなんて……。
    モザイクがこんなに凄いものだと初めて知りました。

  • それにしてもこれを作るのは大変だったでしょうね。<br />建物の外観には極力お金を掛けないで<br />内面にとことん注ぎ込んだのでしょうか。<br />たぶんこの時代のラヴェンナには<br />とてつもない財力があったのですね。

    それにしてもこれを作るのは大変だったでしょうね。
    建物の外観には極力お金を掛けないで
    内面にとことん注ぎ込んだのでしょうか。
    たぶんこの時代のラヴェンナには
    とてつもない財力があったのですね。

  • 感動のあまり、<br />聖堂内でかなりの時間を過ごしました。<br />その間に気が付いたのですが、<br />見学を終えた人々はみんな、<br />聖堂左手の出口から外に出て行きます。<br /><br />我々もそれに習って同じ出口から外へ。<br />すると中庭の先に小さな建物があり<br />そこにみんなが出入りをしています。<br /><br />その建物はガッラ・プラチーディアというようで、<br />先ほど買ったキップで入れます。<br /><br />こちらは内部も小さいのですが<br />それこそ壁全体にモザイクが。<br />青の壁紙のような模様もとうぜんモザイクです。

    感動のあまり、
    聖堂内でかなりの時間を過ごしました。
    その間に気が付いたのですが、
    見学を終えた人々はみんな、
    聖堂左手の出口から外に出て行きます。

    我々もそれに習って同じ出口から外へ。
    すると中庭の先に小さな建物があり
    そこにみんなが出入りをしています。

    その建物はガッラ・プラチーディアというようで、
    先ほど買ったキップで入れます。

    こちらは内部も小さいのですが
    それこそ壁全体にモザイクが。
    青の壁紙のような模様もとうぜんモザイクです。

  • 聖堂をあとに街中に戻ってきましたが<br />1時を過ぎた街はひっそりと静まり返っています。<br /><br />予定ではさっきの建物で終了のはずだったのですが、<br />抱き合わせのキップを買わされています。<br />なんだか勿体ないので、もうひとつ見ることに。<br /><br />で、ネオニアーノ礼拝堂という場所に行きました。<br />たしかにここもキレイなのですが、<br />先にアレを見たあとでは感動も薄らぐってものです。<br /><br />時間はもうすぐ2時。<br />次の予定の前に一度B&Bに戻ります。

    聖堂をあとに街中に戻ってきましたが
    1時を過ぎた街はひっそりと静まり返っています。

    予定ではさっきの建物で終了のはずだったのですが、
    抱き合わせのキップを買わされています。
    なんだか勿体ないので、もうひとつ見ることに。

    で、ネオニアーノ礼拝堂という場所に行きました。
    たしかにここもキレイなのですが、
    先にアレを見たあとでは感動も薄らぐってものです。

    時間はもうすぐ2時。
    次の予定の前に一度B&Bに戻ります。

  • ラヴェンナから20キロほど南に下がった<br />海沿いの町チェルヴィアにやってきました。<br /><br />夏は海水浴客でにぎわうこの街の名産は塩。<br />北イタリアでは唯一ここだけで<br />天日干しによる製塩が行われているのです。<br />そのチェルヴィアの塩を作る広大な塩田が<br />町外れ一帯に広がっています。<br /><br />ここで塩作り見学ツアーに参加する予定です。<br />ということで集合時間の1時間前に現地に<br />到着したのですが、ここでデジカメのメモリ容量が<br />いっぱいになっていることが判明。<br />どこかで調達しなくてはいけません。<br /><br />近所にショッピングセンターがないかと聞いたところ<br />リミニの方にあると教えてくれます。<br />ここからなら20分だということです。<br /><br />彼らの話を信じるなら行って帰ってこられそう。<br />メディアカードを求めてSS16号をぶっ飛ばします。<br />おかげで10分少々でショッピングセンターに到着<br />できましたが、そこがまた驚くほど巨大な敷地で、<br />大きな建物が何棟も点在しています。<br />どこに行けば買えるのかがさっぱり分かりません。<br /><br />とりあえず目の前にあったカストラマ(ホームセンター)に入って、案内所の方に聞いてみたのですが、<br />「たぶんメディアワールドで売っているのでは?」<br />というお答え。でも、そのメディアワールドが<br />いったいどこにあるのかが分かりません。<br />巨大な駐車場をぐるぐる回り、やっと発見。<br />これまた巨大な店内を早足で歩きまわって、<br />なんとか探しているものが買えました。<br /><br />大急ぎでチェルヴィアへ……。集合時間の5分前に<br />どうにか帰ってくることができました。

    ラヴェンナから20キロほど南に下がった
    海沿いの町チェルヴィアにやってきました。

    夏は海水浴客でにぎわうこの街の名産は塩。
    北イタリアでは唯一ここだけで
    天日干しによる製塩が行われているのです。
    そのチェルヴィアの塩を作る広大な塩田が
    町外れ一帯に広がっています。

    ここで塩作り見学ツアーに参加する予定です。
    ということで集合時間の1時間前に現地に
    到着したのですが、ここでデジカメのメモリ容量が
    いっぱいになっていることが判明。
    どこかで調達しなくてはいけません。

    近所にショッピングセンターがないかと聞いたところ
    リミニの方にあると教えてくれます。
    ここからなら20分だということです。

    彼らの話を信じるなら行って帰ってこられそう。
    メディアカードを求めてSS16号をぶっ飛ばします。
    おかげで10分少々でショッピングセンターに到着
    できましたが、そこがまた驚くほど巨大な敷地で、
    大きな建物が何棟も点在しています。
    どこに行けば買えるのかがさっぱり分かりません。

    とりあえず目の前にあったカストラマ(ホームセンター)に入って、案内所の方に聞いてみたのですが、
    「たぶんメディアワールドで売っているのでは?」
    というお答え。でも、そのメディアワールドが
    いったいどこにあるのかが分かりません。
    巨大な駐車場をぐるぐる回り、やっと発見。
    これまた巨大な店内を早足で歩きまわって、
    なんとか探しているものが買えました。

    大急ぎでチェルヴィアへ……。集合時間の5分前に
    どうにか帰ってくることができました。

  • このツアーの目玉は<br />ボートに乗って塩田を巡るというもの。<br />さっそくボートに乗り込むのかと思いきや、<br />まず最初は教室でお勉強です。<br />お兄さんが塩田について熱く語ります。<br />まあ、基本的に何を言っているのか<br />さっぱり分からないのですが、ここは我慢。<br /><br />難しいお話しに飽きたイタリアの子供たちは<br />教室の外へ強制or自主退室です。<br /><br />でもさっきから話がだんだん違う方向へ。<br />塩田に住む野生の鳥の説明が続いています。<br />へ〜、ここにはフラミンゴが住んでいるんだ。<br />ここのフラミンゴの特徴は羽根がピンク色だと<br />説明している気がしますが、フラミンゴって<br />もともとピンク色だったと思いますが……。

    このツアーの目玉は
    ボートに乗って塩田を巡るというもの。
    さっそくボートに乗り込むのかと思いきや、
    まず最初は教室でお勉強です。
    お兄さんが塩田について熱く語ります。
    まあ、基本的に何を言っているのか
    さっぱり分からないのですが、ここは我慢。

    難しいお話しに飽きたイタリアの子供たちは
    教室の外へ強制or自主退室です。

    でもさっきから話がだんだん違う方向へ。
    塩田に住む野生の鳥の説明が続いています。
    へ〜、ここにはフラミンゴが住んでいるんだ。
    ここのフラミンゴの特徴は羽根がピンク色だと
    説明している気がしますが、フラミンゴって
    もともとピンク色だったと思いますが……。

  • ようやく座学が終了してボートへ移動。<br />全員に双眼鏡が手渡されボートに乗り込みます。<br /><br />塩田の外周を静かに進む電動ボートの上でも、<br />団長の熱い説明は続きます。<br /><br />何かがおかしいと思えてきたのはこの頃です。

    ようやく座学が終了してボートへ移動。
    全員に双眼鏡が手渡されボートに乗り込みます。

    塩田の外周を静かに進む電動ボートの上でも、
    団長の熱い説明は続きます。

    何かがおかしいと思えてきたのはこの頃です。

  • 5分ほどでボートは止められました。<br />ここからは土手の道を歩いて進むようです。<br />でも、周辺からは塩を作っている様子が伺えません。<br />そういえば手に双眼鏡!?<br /><br />やっぱり、なにかが変ですぞ……。

    5分ほどでボートは止められました。
    ここからは土手の道を歩いて進むようです。
    でも、周辺からは塩を作っている様子が伺えません。
    そういえば手に双眼鏡!?

    やっぱり、なにかが変ですぞ……。

  • ここでようやく状況が把握できました。<br />我々が参加したのは塩田ツアーではなく、<br />自然観察ツアーだったのです。<br /><br />直前のバタバタで参加コースを間違えたのか?<br />今となっては謎のまま……。<br /><br />目の前の塩田には野生の鳥がコロニアルを作り、<br />それを双眼鏡で覗きながら参加者たちは大はしゃぎ。<br />遠くにはフラミンゴの群れも見えています。<br /><br />そういえばポー川河口の一帯は、水鳥の楽園として<br />国に保護されていると聞いたことがあります。

    ここでようやく状況が把握できました。
    我々が参加したのは塩田ツアーではなく、
    自然観察ツアーだったのです。

    直前のバタバタで参加コースを間違えたのか?
    今となっては謎のまま……。

    目の前の塩田には野生の鳥がコロニアルを作り、
    それを双眼鏡で覗きながら参加者たちは大はしゃぎ。
    遠くにはフラミンゴの群れも見えています。

    そういえばポー川河口の一帯は、水鳥の楽園として
    国に保護されていると聞いたことがあります。

  • 目の前には広大な塩田が広がっています。<br />海水を蒸発させ塩分濃度が高くなると<br />隣の水槽へ移されていくとのことで、<br />ここはまだ製塩行程の初期段階の池です。

    目の前には広大な塩田が広がっています。
    海水を蒸発させ塩分濃度が高くなると
    隣の水槽へ移されていくとのことで、
    ここはまだ製塩行程の初期段階の池です。

  • とつぜん団長が水辺に生える草をちぎり<br />全員に食べてみてと差し出します。

    とつぜん団長が水辺に生える草をちぎり
    全員に食べてみてと差し出します。

  • 水辺に生える不思議な草は<br />サクサクとした食感でしょっぱいです。<br />サラダに最適なんて言ってましたが、<br />知らずに食卓に並べられたら<br />美味しく食べるかもしれません。<br /><br />名前をなんて言うかは知りませんが、<br />日本のデパートでも売っているようです。

    水辺に生える不思議な草は
    サクサクとした食感でしょっぱいです。
    サラダに最適なんて言ってましたが、
    知らずに食卓に並べられたら
    美味しく食べるかもしれません。

    名前をなんて言うかは知りませんが、
    日本のデパートでも売っているようです。

  • 説明看板のイラストが可愛かった。<br /><br />これで2時間あまりのツアーは終了です。<br />ボートに乗ってもとの場所に引き返します。<br /><br />どこで間違えたか塩は見れなかったけど、<br />旅のハプニングはやっぱり楽しいです。<br /><br />“甘い塩”と呼ばれるチェルヴィア名産の塩を<br />お土産に買って、団長たちに挨拶をして帰ります。

    説明看板のイラストが可愛かった。

    これで2時間あまりのツアーは終了です。
    ボートに乗ってもとの場所に引き返します。

    どこで間違えたか塩は見れなかったけど、
    旅のハプニングはやっぱり楽しいです。

    “甘い塩”と呼ばれるチェルヴィア名産の塩を
    お土産に買って、団長たちに挨拶をして帰ります。

  • とはいっても、何かが引っかかる。<br />本当の塩田を自主見学してみます。<br /><br />周辺をすこし散歩したのですが<br />これは魚かなにかを獲る道具でしょうか?

    とはいっても、何かが引っかかる。
    本当の塩田を自主見学してみます。

    周辺をすこし散歩したのですが
    これは魚かなにかを獲る道具でしょうか?

  • 遠くに塩の山が見えます。<br />チェルヴィアの塩は、機械に頼らず<br />職人たちの手仕事で作られているとのこと。<br /><br />この旨味のある塩は、生ハムの最高峰といわれる<br />クラテッロやパルミジャーノ・レッジャーノ作りにも<br />欠かせないのだそうです。

    遠くに塩の山が見えます。
    チェルヴィアの塩は、機械に頼らず
    職人たちの手仕事で作られているとのこと。

    この旨味のある塩は、生ハムの最高峰といわれる
    クラテッロやパルミジャーノ・レッジャーノ作りにも
    欠かせないのだそうです。

  • 海水がピンク色を帯びている場所がありました。<br />この水の上で生活をしているから<br />ここのフラミンゴがピンク色になる、<br />と言っていたような違うような……。

    海水がピンク色を帯びている場所がありました。
    この水の上で生活をしているから
    ここのフラミンゴがピンク色になる、
    と言っていたような違うような……。

  • もうすぐ塩田に日が沈みます。<br />手前に見えているのは塩を運ぶトロッコです。

    もうすぐ塩田に日が沈みます。
    手前に見えているのは塩を運ぶトロッコです。

  • さあ夜ご飯の時間がやってきました。<br />でもここで何を血迷ったか、<br />チェルヴィアとは宿を挟んだ反対にある<br />バーニャカヴァッロに向けてクルマを走らせました。<br />チェルヴィアから40キロほど離れています。<br /><br />延々とクルマを走らせ、<br />バーニャカヴァッロの手前にあった<br />お客さんで溢れるピッツェリアに入ります。

    さあ夜ご飯の時間がやってきました。
    でもここで何を血迷ったか、
    チェルヴィアとは宿を挟んだ反対にある
    バーニャカヴァッロに向けてクルマを走らせました。
    チェルヴィアから40キロほど離れています。

    延々とクルマを走らせ、
    バーニャカヴァッロの手前にあった
    お客さんで溢れるピッツェリアに入ります。

  • 店の外まで大きな音楽が聞こえていましたが、<br />中では女性歌手による生演奏が行われています。<br />すでに店内はお祭り状態!!<br /><br />田舎のピッツェリアって本当に面白いですね。<br />イタリアでピッツァを食べるなら、<br />都市部よりも絶対に町外れの住宅街にある<br />ピッツェリアに行くべきですよ。<br /><br />毎度イタリアンパワー全開のカルチャーシーンを<br />垣間見させてもらっています。

    店の外まで大きな音楽が聞こえていましたが、
    中では女性歌手による生演奏が行われています。
    すでに店内はお祭り状態!!

    田舎のピッツェリアって本当に面白いですね。
    イタリアでピッツァを食べるなら、
    都市部よりも絶対に町外れの住宅街にある
    ピッツェリアに行くべきですよ。

    毎度イタリアンパワー全開のカルチャーシーンを
    垣間見させてもらっています。

  • B&Bがある村まで戻ってきた時点で<br />時間はすでに11時を回っています。<br /><br />ところが村のバールには大勢の人々が集まり<br />音楽に合わせて踊っています。<br />いったいこの人たちは……。<br /><br />今夜はここでもお祭りが開かれていたらしく、<br />ダンスのコンテストをやっていたようです。

    B&Bがある村まで戻ってきた時点で
    時間はすでに11時を回っています。

    ところが村のバールには大勢の人々が集まり
    音楽に合わせて踊っています。
    いったいこの人たちは……。

    今夜はここでもお祭りが開かれていたらしく、
    ダンスのコンテストをやっていたようです。

  • B&Bの娘さん曰く<br />「イタリア各地で食べてきたジェラートの中で<br />一番美味しかったのがココ!!」<br />と、カンパニリズモ精神満開の情報を頂いたが、<br />あの朝ご飯の美味しさから味覚は間違いはないと信じ<br />食後のドルチェはここで食べることにしました。

    B&Bの娘さん曰く
    「イタリア各地で食べてきたジェラートの中で
    一番美味しかったのがココ!!」
    と、カンパニリズモ精神満開の情報を頂いたが、
    あの朝ご飯の美味しさから味覚は間違いはないと信じ
    食後のドルチェはここで食べることにしました。

  • もう12時も近いというのに<br />みんなジェラートを買って食べています。<br />並んで食べてみましたが、新鮮な食材を使った<br />自家製ジェラートはやっぱり美味しかったです。<br /><br />常々こういうお店を探していました。<br />次回からラヴェンナ近郊に来るときは、<br />必ずこのB&Bに泊まることが決定です。

    もう12時も近いというのに
    みんなジェラートを買って食べています。
    並んで食べてみましたが、新鮮な食材を使った
    自家製ジェラートはやっぱり美味しかったです。

    常々こういうお店を探していました。
    次回からラヴェンナ近郊に来るときは、
    必ずこのB&Bに泊まることが決定です。

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