2009/06/26 - 2009/06/26
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ウィーンのシェーンブルン宮殿、セセッシオン、国立オペラ座、美術史博物館、自然史博物館、新王宮、国立図書館とスペイン乗馬学校、アウグスティーナ教会、シュテファン寺院、国会議事堂、市庁舎、ブルク劇場、ウィーン川、カールス教会を、巡った旅行記です。
ウィーンは、神聖ローマ帝国の皇帝として中欧ヨーロッパを統治したハプスブルグ家のお膝元です。数々の芸術家を輩出してきた芸術の都で、絵画、音楽、建築などの傑作を数多く見ることができます。
ハプスブルグ家の発祥は、ウィーンではなくスイスの北東部からドイツ西南部の一帯を支配していた小貴族に過ぎなかった。1273年ルドルフ1世が神聖ローマ帝国の皇帝に選出されたのをきっかけに頭角を現していく。王家を発展させるために戦争ではなく結婚政策によって勢力圏を拡大していったのは有名で、女帝マリア・テレジアの娘マリー・アントワネットがフランスのルイ16世の妃となったことはよく知られています。
「日没なき大帝国」とよばれた無敵の王国も、1859年のイタリア戦争の敗北、1867年のオーストリア=ハンガリー二重帝国の形成などにより陰りを見せ始めます。ついに1918年の第1次世界大戦敗北による崩壊で、650年間のハプスブルグ家による中欧ヨーロッパの支配は終わりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
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シェーンブルン宮殿正門。1696年レオポルト1世により宮殿の建設が始まり、1743年女帝マリア・テレジアの命で大改築が行われ現在の姿になった。
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フランツ1世とマリア・テレジア。マリア・テレジアは、1717年カール6世の長女として生を受け、1736年ロートリンゲン公フランツ・シュテファン(フランツ1世)と結婚、1740年父帝の死後全家領を一括相続した。いくたの試練を乗り越え、16人の子の母として、また敬虔なカトリックの啓蒙者として、多民族からなる国民から、国母として慕われ、1780年63歳の生涯を終えた。
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エリーザベト。1837年バイエルンの貴族の子として生を受け、16歳でフランツ・ヨーゼフ1世に嫁いだ。身長172cm、ウエスト50cm、体重50kgという素晴らしいプロポーシヨンを保ち、その顔は気品にみち、外出する時は多くの市民がひとめ見ようと押し寄せたという。皇室の堅た苦しさを嫌い、オーストリアの一部だったハンガリーが特にお気に入りでよく出かけたという。また、ハンガリーの自治権確立にも努力したことで、ハンガリーの国民の人気が高い。1898年61歳の生涯を終えた。
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シェーンブルン宮殿の観光馬車
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シェーンブルン宮殿の庭園
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シェーンブルン宮殿のネプチューンの泉とグロリエッテ
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ネプチューンの泉。グロリエッテの丘の麓にある大噴水で、ギリシャ神話の海神ネプチューンに祈る女神テティスを中心にした力強い彫像から、時間に応じて噴水が流れ出る。
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グロリエッテ。小高い丘の上にそびえるグロリエッテは、1775年に軍事的な記念碑として建てられた。グロリエッテからはウィーン市街やウィーンの森も見渡せる。
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ネプチューンの泉よりシェーンブルン宮殿を望む。
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シェーンブルン宮殿の双頭の鷲。双頭の鷲とは、ヨーロッパの紋章の一つで、東ローマ帝国において使用され、東洋と西洋の双方に対する支配権を表す。その後、神聖ローマ帝国、オーストリア=ハンガリー帝国、ロシア帝国などの国章に採用されている。皇帝家であるハプスブルク家の家紋でもあった。
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ウィーンの旧市街はお堀に囲まれていた。お堀が現在のリンク(環状道路)である。
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セセッシオン(黄金のキャベツ)。ウィーンの芸術家グループ「分離派」が自ら築いたアールヌーボーの至宝といわれる展示館。
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国立オペラ座。パリ、ミラノと並ぶヨーロッパ三大オペラ劇場のひとつで、小澤征爾も音楽監督を務めていた。
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マリア・テレジア像。美術史博物館と自然史博物館の間に建っている。
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美術史博物館。1階はエジプト、古代ギリシャ、ローマの彫刻などの展示、2階はルーベンス、デューラ、ブリューゲル、ベラスケスなどの西洋美術の展示、3階は貨幣やメダルなどの展示がある。日本人にとってはやはり2階の美術館を中心に回りたい。
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自然史博物館。マリア・テレジアの夫フランツ1世の大コレクションが基礎になっており、自然科学全般にわたる膨大な展示品が並ぶ。中でも、117kgもあるトパーズやマリア・テレジアが夫の誕生日に送った宝石のブーケ(1500個のダイヤと1200個の宝石がちりばめられている)を所蔵する。
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新王宮(エフェンス博物館)
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オイゲン公騎馬像。レオポルト1世が1683年にフランスから招いた将軍で、何度となくオスマン・トルコ軍を撃退したことで知られている。
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カール大公騎馬像。ハプスブルグ家の神聖ローマ皇帝レオポルド2世の第3子として1771年に生を受ける。フランス革命戦争、ナポレオン戦争期に活躍したオーストリア帝国の軍人。
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新王宮の双頭の鷲と王冠とオーストリア国旗
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王宮の観光馬車
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王宮(国立図書館とスペイン乗馬学校)
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ヨーゼフ2世像。フランツ1世とマリア・テレジアの子で1741年に生を受け、父フランツ1世の死後、母マリア・テレジアとともに神聖ローマ帝国の共同統治を行なう。啓蒙思想の影響を受けながら絶対君主であろうとする啓蒙専制君主の代表的人物。
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アウグスティーナー教会。宮廷付属の教会として14世紀前半に建造され、ハプスブルグ家の多くの結婚式が行われた。マリア・テレジアやエリーザベトもここで結婚式を挙げている。
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アウグスティーナー教会の礼拝堂
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アウグスティーナー教会の祭壇
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カプツィーナ教会。ここには1633年以来、ハプスブルグ家の歴代皇帝を含む146体の棺が安置されている。
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カプツィーナ教会の礼拝堂
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フランツ1世とマリア・テレジアの棺
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フランツ・ヨーゼフ1世と皇后エリーザベト(左)、皇太子ルドルフ(右)の棺
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シュテファン寺院。ウィーンの町の中央にそびえる大寺院で、12世紀半ばからロマネスク様式の教会として建てられ、14世紀〜16世紀頃に現在の後期ゴシック様式に改築された。
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シュテファン寺院の南塔。シュテファン寺院のシンボルである南塔は高さ137mあり、ドイツのウルム、ケルンに次いで世界で3番目の高さがある。北塔は財政難から途中までしか建設されなかった。
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シュテファン寺院の礼拝堂
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シュテファン寺院の祭壇
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ウィーンの歩行者天国
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モーツァルト像。ブルク公園にある。1756〜1791年、オーストリア生まれ。ウイーン古典派三巨匠の一人、代表作に「プラハ」「ジュピター」「戴冠式」などがある。
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国会議事堂。ギリシャで建築を学んだテオフィル・フォン・ハンセンの代表作で、民主主義発祥の地ギリシャの古典様式が国会議事堂にふさわしいと採用され、1883年に完成した。
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エリーザベト像。フォルクス庭園の北端にある。
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市庁舎。1872〜1873年にフランツ・フォン・シュミットの設計によりネオゴシック様式で建てられた。中央の塔の高さは98mある。
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ブルク劇場。ヨーロッパの演劇界でも最高レベルの劇場で、ネオ・バロック様式の荘麗な建物として1888年に完成した。
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シューベルト像。市立公園の中央にある。1797〜1828年、オーストリア生まれ。初期ロマン派の基礎を作る、代表作に「グレイト」「死と乙女」「ます」などがある。
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ブルックナー像。市立公園の南にある。1824〜1896年、オーストリア生まれ。後期ロマン派の急進派で、代表作に「テ・デウム」「ロマンティック」などがある。
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ヨハン・シュトラウス像。市立公園の南にある。1825〜1899年、オーストリア生まれ。「ワルツ王」の称号を持つ、代表作に「美しき青きドナウ」「ウイーンの森の物語」「皇帝円舞曲」などがある。
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ウィーン川。市立公園内を流れドナウ運河にそそいでいる。
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ベートーベン像。市立公園の南端から200m南にある。1770〜1827年、ドイツ生まれでウイーンで活躍。音楽家として最高の「楽聖」の称号を持つ、代表作に「運命」「田園」「英雄」「合唱」などがある。
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ブラームス像。レッセル公園にある。1833〜1897年、ドイツ生まれでウイーンに定住。後期ロマン派の保守派を代表する音楽家で、代表作に「ヴァイオリン協奏曲」「ハンガリア舞曲」「大学祝典序曲」などがある。
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カールス教会。カール6世が、ペストの鎮静を祈願して、1716年に建築を開始し1739年に完成した。建築様式はバロックである。
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