2005春、韓国紀行13(8)：5月2日(2)インチョン・徳積島(トクチョクド)からインチョン経由ソウルへ

2005/04/30 - 2005/05/04

5月2日(月)の旅行写真の続きです。ペンニョンド渡航を諦め、トクチョクド(徳積島)に代えました。仁川に戻った後、ソウルに向かいました。約束してあった韓さんにお会いするためです。

エリア 仁川(韓国)

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船

狭い海岸には、砂浜はありませんでした。ごつごつとした荒い岩が重なっているだけでした。浜沿いに移動するルートもありませんでした。

崖の上からは砂浜のようにみえた白い部分は、砂ではなく、全て貝殻でした。手にとって見ると、牡蠣殻やその他の２枚貝、巻貝等でした。

座る場所も無いような狭い海岸でした。せっかく崖を降りてきましたので、暫く景色を楽しみました。前方の入り江を通ってフェリーがやって来ました。

右手に桃の花が咲いていましたので、この島のトレッキング記念の撮影です。本当は花の近くで撮りたいところですが、藪が深すぎました。

草の上に、いくつも茶色の塊が転がっているのは栗のイがです。陰を映しているのが、まだ新緑前の栗の木の枝です。

昼はヘムルパージョンを注文しました。「ヘムル」は海物のことです。蛸が主でした。「パー」は葱のことですが、人参などの野菜も入っていました。

山登りのトレッキングの時は砂浜がありませんでしたが、こちらには広い砂浜が広がっていました。松と砂浜、海をバックに記念撮影です。

真っ白い花を咲かせていたのは桜です。日本を発つ時、名古屋ではとっくに花の時期は過ぎていましたが、この韓国でもう一度満開に出会いました。

松林の向こうに学校がありました。2階建ですから、かなりの生徒数がいるのでしょう。小学校か中学校のようです。

これだけの砂浜があれば、夏のシーズンにはインチョンやソウルからの観光客で賑いそうです。しかし、シーズンオフでは閑散としているようです。

一人も見掛けなかった砂浜です。インチョンから１時間程ですから、もう少し賑わっても、いいものです。しかし、観光開発は遅れているようです。

定期航路の待合室です。地元の人が、携帯を片手に暇そうに時間を潰していました。私達二人以外には、観光客はいませんでした。

地元で採れた魚ばかりでしょう。カレイの大きなものは、60?ほどの桶から、一匹で溢れるほどの大きさでした。手前の桶に貝もありました。

見た目はグロテスクですが、刺身にしても、唐揚げにしても美味しそうな魚です。正確な名前は知りませんが、コチの仲間でしょう。

定期船のシープレイン号です。この徳積島までの折り返しではなく、もう少し遠くの島まで巡回して、インチョンに戻るようです。

共用のお金を使っておつまみとビールを買いました。シープレイン号は結構大きな船なので、船内に売店もありました。

途中、1箇所だけ寄り道をして、1時間程でインチョンのヨナンプトに到着しました。海面は穏やかで、快適な船旅でした。

徳積島からの帰り、Muさんが韓(ハン)さんに連絡を取って、夕方落ち合うことになりました。Muさんが前回の旅行で知り合いになった方です。

韓さんは日本語が達者で、大の日本贔屓の方です。世界文化遺産の華城がある、水原(スゥウォン)に果樹園、農場をお持ちです。

落ち合ったところで、韓さんのお馴染みの店で食事をすることになりました。若い頃に一緒に仕事をされていた友達の、ご子息のお店です。