2005春、韓国紀行13(12)：5月3日(4)ソウル・漢江クルージング

2005/04/30 - 2005/05/04

5月3日(火)の旅行写真の続きです。ハンガンクルージングの後、仁川に戻り、中華街を散策しました。クルージングは、人工の虹が見物でした。

エリア ソウル(韓国)

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船

楊花大橋の真下を通過するところです。日本橋脚が同じ基盤の上に立っていました。鋼板を打ち込んだ後で、コンクリートが流されているようです。

遠くにはソウル北方の山並みが見えます。ハンガンクルーズも半ばに差し掛かってきました。一日中穏やかで、最高の観光日和でした。

地図に描かれた遊覧船の航路は、城山大橋の手前でＵターンすることになっていました。その終点近くにやってきました。

まったくの当てずっぽですが、岸辺の建物は噴水用のポンプ所と推測しました。建物全体を蔦が覆い尽くしていました。

中洲には赤い鉄塔がありました多少、景観の妨げにはなります。ひょっとしたらキンポ空港、インチョン国際空港への送電線です。

Ｕターンする時の船の排水です。白い水の流れを作っていました。よくは記憶していませんが、この時、鉢巻上に噴水を回ったようです。

噴水の高さは、30m程はあったようです。水圧が1気圧増すごとに、ざっと10m高くなりますから、30mの場合は水頭4気圧ということになります。

船は、川の中央の噴水の周りをゆっくりＵターンしました。実は、この時が周遊コースの一番の見所になっていました。

船がUターンする時に撮った写真は、後で整理する時、少し方向感覚がおかしくなりした。これは遠くに山並みが見えますから、北東方向でしょう。

Uターン途中の写真です。噴水の向こうに見える橋が城山大橋です。橋の袂にはそれぞれハンガン市民公園が記されていました。

最大の見ものは、虹にありました。川の中央にあった噴水は、夜はライトアップもされているのでしょうが、晴れた日は見事な虹が立ちます。

暫く虹の写真をお楽しみください。噴水の周りの位置によって、見える虹の大きさや、方角が変わってきました。この虹が一番大きかったようです。

この位置から見た虹は、噴水に向かっている方向に立っていました。どの虹も概ね4分の1周、90度位が最大でした。

噴水の間を縫うように立った虹です。16時30分に出発して1時間のコースですから、17時頃になりました。西日が丁度いい時間のようでした。

一斉放水のような噴水と、一緒になって放水しているような虹です。大きく空にかかった虹の記憶はありますが、今回が一番ダイナミックな虹でした。

僅かの時間でしたが、光が織り成すショーに、時を忘れるひと時でした。天候にも恵まれましたが、韓江クルーズは記憶に残りました。

光の具合によっては、虹は全く見えません。これで本日の光のショーは閉幕です。遊覧船に乗った人が少ないのが、実に勿体無い日でした。

この写真は、Uターンを終えて楊花船着場に船を寄せた時です。ハンガンの南岸側になります。横断幕に、ハンガンの赤い裏文字が見えます。

楊花船着場の近くには、小型の白鳥型遊覧船が沢山係留してありました。今日は平日ですから、出番が無かったのかも知れません。

カメラアングルによって、すっかりと夕暮れが迫った噴水です。先程までの光のショーが、まるで幻のように思えます。

ガイドさんが乗船していれば、アナウンスがある建物でしょう。高くは無い建物ですが、遠くから見ても堂々とした外観です。

往きの写真と違い、夕闇迫る国会議事堂も見逃せません。ドームは円満な解決の帰結を、24本の柱は国民の多様な意見を象徴しています。

満足できた漢江クルーズの後は、真直ぐインチョンのホテルに戻りました。ソウル中心部からは電車で１時間程の距離です。そのホテル近くです。

食事は、結局昨日と同じ中華街の同じ店にしました。泊まったホテルから直ぐ近くの場所です。その前後に、夜の中華街の散策をしました。

明るい時間に中華街を過ぎて一番高いところまで見学をしたことがあります。仁川上陸を記念したマッカーサーの銅像がある高台の公園です。

善鄰門と記されています。鄰の文字は、日本で普通に使われている隣の文字と同じように、｢となり｣の意味です。ここで引き返してきました。

善鄰門のアップです。全体的には台湾の中正紀念堂の正門にイメージが似ています。しかし、中正紀念堂にも、その前のモデルがあったことでしょう。

善鄰門から見下ろした夜の中華街の風景です。左手のビルはまだ建設途中です。この辺りは人通りが少なく、１組の親子連れに出会っただけです。

韓国語、中国語、英語と日本語の4ヵ国語で書かれた垂れ幕です。歓迎光臨･中華街、ようこそチャイナタウンへの表示です。

この看板は、昼間にも写真を撮りました。チャイナタウンの全体案内図です。まだ完成してなく、開発途上のようです。

こちらのビルも煌々と看板の明かりがついていました。共和春の名前のお店です。ネオンサインの割には少し寂しそうです。

青館の文字がネオンで記されたまだ新しいレストランです。入ったことはありませんが、1階が駐車場と受付で、2階と3階がレストランのようです。