2005/04/30 - 2005/05/04
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旅人のくまさんさん
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<2005年5月1日(日)>
Kwさんご夫婦とは、昨日お会いしたばかりですが、今日でお別れになりました。昨晩約束した予定の時間は、「6:00起床、7:00ホテル出発」でした。午前中の便なので、早い時間からの行動予定です。
<早起きしてインチョン国際空港へ>
Muさんと私も、同じように荷物を纏めてのホテル出発です。インチョン国際空港までは、地下鉄で国内線のキンポ空港まで行き、そこからバスを利用するコースとしました。キンポ空港までは地下鉄5号線で乗換え無しで、10個目の駅になります。25分程度の行程です。ここまで行けば、確実にインチョン国際空港行きのバスに乗ることが出来るのが安心です。朝の渋滞を、少しでも避ける意味もありました。
その読み通り、インチョン国際空港へは、8時35分頃の到着しました。2時間以上前の目標が3時間程前に着くことができました。搭乗手続きは、Muさんがマンツーマンでお手伝いです。Kwさんご夫妻、お二人とも預け荷物が無い軽装なので、ノンバッゲージのカウンターを探して。簡単に搭乗手続きが済みました。他のカウンターは、ごった返しということはありませんでしたが、早い時間から、徐々に混み始めているようでした。
<搭乗手続きの後は、舞衣島で朝食>
ホテルを早い出立でしたから、チェックインは済んでも、朝食がまだでした。4人揃って、空港ターミナル前でタクシーを拾いました。海岸近くを回ってみましたが、思わしいホテルやレストランは開いていませんでした。
それで、以前にMuさんが経験したことがある「フェリーで舞衣島(ムウィド)に渡り、貝焼の朝食」に決まりました。遅くとも11時半には空港へ戻る必要がありますので、かなりの強行軍です。
舞衣島は空港島の永宗島(ヨンジョンド)の西南に位置しています。空港島とは橋で繋がった蚕津島(ジャンジンド)の桟橋からの出発となります。フェリーに乗ってしまえば、10分とはかからない距離です。短い距離なので、ピストンで往復運行しているようです。フェリーの方は心配が無いのですが、辺鄙な船着場ですから、むしろ空港との間の、陸路の方が心配でした。
舞衣島の西には実尾島(シルミド)が続いています。ここは映画「シルミド」の撮影舞台となったところです。海が割れた時には、舞衣島との間は、歩いて渡ることが出来ます。韓半島の南西にある珍島(チンド)物語で有名な、珍島の現象と同じようです。
貝焼の店は、桟橋から歩いて100m位の至近距離にありました。この店のほかには、給油所が隣にあるだけでした。円いテーブルが10個近く店の中にはありましたが、ほかにはお客さんはいませんでした。一部、コンクリリートの床になっていましたが、大部分は砂や貝殻が床代わりです。
美味しくて安い食べ物は、こんな店でありつく事が多いようです。この店の場合、新鮮な貝の素材を、そのまま大量に焼いて頂く訳ですから、当然かも知れません。ハマグリ、大アサリ風の二枚貝から、小型の法螺貝のような巻き貝も何種類も入っていました。別注文で、牡蠣も頼みました。水代わりの飲物は、専らビールでした。
貝焼に必須なのが、軍手です。左手だけに手袋をはめて、開いた片方の殻を外したり、巻き貝の身を取り出しました。残酷焼きとでも言うのでしょうか、時々、熱い汁を飛ばして、貝の最後の逆襲もありました。
ご飯もいらないほど貝焼を食べて、Muさんに締めて貰った代金は、ビール代のほうが高かったようです。桟橋が、正面に見通せる店でしたから、フェリーが蚕津島からやって来るのを観察しながら、朝食を楽しみました。問題は、フェリーで蚕津島に戻った後の、空港ターミナルまでの陸路のアクセスです。
<Kwさんご夫妻のお見送り>
出発した蚕津島の桟橋までは、あっという間に到着しました。貸切同様のフェリーでした。他には2、3人の女学生風の人達を見かけた位です。今日は月が変わって5月の1日、日曜日ですから、仲の良い友達との旅行なのでしょう。学校の制服姿ではありませんでした。
さて、問題はここから空港ターミナルビルまでの帰りです。方法は2つありました。この場所へ人を送ってきたタクシーを拾う方法です。もう一つは、定期便のバスを探すことです。バスが通っていることだけは分かっていましたが、バス停は良く分かりませんでしたし、時刻表も見当たりませんでした。
マイカーはフェリーに乗るために次々にやって来ました。しかし、観光客を乗せたタクシーは、中々やって来ませんでした。Muさんは、かなり遠くまでタクシーとバスを探しに行かれたようです。戻ってきた時、「タクシーは見付かったが、肝心の運転手さんが見付からなかった」とぼやいていました。「バスが船着場に来ることが確認できたので、急いで戻ってきた」とも説明してくれました。
少しばかり、やきもきしましたが、空港ターミナルへは余裕を持って戻ることができました。出国審査入口で、Kwさんご夫妻とお別れでした。
<韓国旅行の後半>
Kwさんご夫妻の3泊4日を今回の旅行を前半としますと、今日の午後からが後半になります。Muさんだけが、前後半通しの旅行と言うことになります。
ところで、後半の目玉は、北朝鮮に一番近い島、ペンニョンドの見学です。その「ペクニョンド」の表記には随分迷いました。現地での発音は「ペンニョンド」に近かったからです。「ペク」は「白」のハングル読みです。「ニョン」は日本では使われる事が少ない漢字です。「合」偏に「羽」です。似たような文字では「翻」(つがい)、「鴿」(はと)などがあります。簡単な漢和辞典では、今のところ検索できていません。
さて、この日のスケジュールですが、出発する前にもMuさんから相談を受けていた部分です。明日のペンニョンドへの渡航を控えての下調べが必要ですし、観光は空港島付近ということにしていました。
Kwさんご夫妻をお見送りしたところで、今までの費用をウォンで清算し、これからの文は、私が会計を引き受けることにしました。Muさんとは、定例のことです。その共用の財布は、20万ウォンずつ出し合って40万ウォンでスタートしました。
あと、3泊ありますから少し足りない気もしましたが、大金を共用の財布に入れていても、無用心なので、足りなくなったら追加する約束で、これだけにしました。4日で割れば一日当たり5千円見当です。
結果としては一人当たり、18万ウォン、1万8千円程度で済みました。残念ながらその主な理由は、一番の目的地にしたペンニョンドに渡航できなかったからです。もうひとつの理由は、3泊分の宿泊代が一人当たり9万ウォンで済んだことです。
ペンニョンドまでは、4時間以上かかりますから、1等船室の船賃だけでも、片道7万ウォン、7千円程かかります。2等船室ですと、もう少し安い値段です。渡航できなかった話は、明日の分で触れる予定です。
<翌日のペンニョンド渡航の下調べ>
空港ターミナルからは、バスで永宗島(ヨンジョンド)までバスで行き、そこからフェリーで、仁川(インチョン)の月尾島(ウォルミド)に渡るコースを選びました。何度か利用したコースです。月尾島からは、いったん東仁川駅まで行き、更に仁川駅まで移動しました。
ここにやって来たのは、明日に備えて、宿も沿岸埠頭(ヨナンプト)に便利な仁川駅前に近い場所にしたからです。インターネットでの予約が出来る、もう少し東のエリアも候補になりましたが、取り敢えずは前にも泊ったことがある仁川駅近くの宿になりました。ヨナンプト渡航の下調べにも便利なこともありました。
宿に荷物を預けて、早速下調べに出かけました。最初は仁川駅前の旅行案内所でのフェリーの時間等の下調べです。女性の日本語スタッフも見えました。その場で、旅行会社などに連絡してくれ、時刻などの確認をして貰いました。
「8時にヨナンプトからの出発便があります。午後の便は、13時30分です」ということと、「ペンニョンドからの帰りの便は、15時です」との確認ができました。ただし、ここに記載した時刻は、メモをとりませんでしたから記憶が曖昧です。「ただし、船は予定変更がよくありますので、その日の予定は、現地で確認してください」との言葉も付け加えられました。
Muさんは、このあと会社のメンバーを引率してくるDMZ(非武装地帯)のツアーについても詳しく聞かれていました。この時の電話確認で、昨年のゴールデンウィークの時の旅行会社は、既になくなっていることが分かりました。一人五役くらいで、面白いガイドさんだっただけに残念でした。
<ヨナンプトへ>
ペンニョンド渡航の下調べの続きです。少し遅い時間になりましたが、沿岸埠頭(ヨナンプト)にも脚を伸ばしました。沿岸埠頭は、月尾島埠頭、仁川港よりも南に位置しています。仁川港への関門を挟んで、月尾島とは隣り合わせですが、陸路はありません。
ある程度予想はしていましたが、少し当て外れのヨナンプトの下調べでした。その日の最終便が出た後だったのでしょう、受付カウンター、案内所などはがらんとして人がいませんでした。掲示された運航時刻表と、持ち帰り自由のパンフレット類だけが便りでした。
それでも、明日の早い時刻のことを考えて、ここへやって来るアクセスの確認だけでも役に立ったようです。朝の7時頃までに来るには、バスよりは、タクシーを使った方が賢明なようでした。料金も、大したことはありません。バス代の2倍程度でしょう。バス代が一人百円しませんから、ケチる必要は全くありません。
ヨナンプト界隈に美味しい魚料理の店があれば、ここで食事をしても良い時間になりましたが、生憎近くには見当たりませんでした。それで、もう一度仁川駅前に戻ることにしました。
<中華街散策、夕食>
仁川のホテルに戻った後、直ぐに付近の散策を兼ねて、夕食に出掛けました。付近といっても、中華街を散策する程度です。明日の朝の出発が早いので、午後も早い時間からの行動です。
この中華街は、昨年のゴールデンウィークでも訪れましたから、大雑把な町並のことは分かっていました。歩きながら、この一年間での変化の具合などに目が向きました。仁川駅付近は、ほとんど変化していないように見えましたが、この中華街だけは元気が出てきているように感じかました。たまたま、お祭りの最中だったこともあったかも知れません。
あちこちのお店を覗いた後で、今晩の夕食のお店は、坂の途中の新しい中華料理店に決めました。注文したのは饅頭、餃子類がほとんどでしたが、隣で美味しそうな麺類を食べていた人がいましたから、それも追加注文しました。飲物は、最初にビール、後は百歳酒にしました。百歳酒の値段は高目ですが、まろやかな醸造酒です。
食事の後は、パラダイスホテルで一寸だけカジノを楽しみました。残念なことに客は少なく、ルーレットは回っていませんでした。ロビーで水割りを暫く飲んだ後、一寸だけブラックジャックを楽しみました。賭け事には熱くならない経験を積みましたので、水割り分を遣って、早々にカジノに別れを告げました。
舞衣島で
花舞て雪と見紛う島の朝
磯の香を春風運ぶ朝餉哉
花の下束の間惜む旅の朝
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
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昨日、合流したばかりですが、今日5月1日は、Kwさんご夫妻をお見送りの日です。6時に起きて、7時ホテル出発の早い時間からの行動です。
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日本では29日の緑の日からのゴールデンウィークです。その始まりに近い5月1日の帰国ですから、インチョン国際空港も混んでいませんでした。
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以上の4枚が、空港往きのバスの中からの写真です。地下鉄で国内線の金浦(キンポ)空港まで行き、そこからバスに乗りました。
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搭乗手続きはMuさんが旅行会社代わりでお手伝いです。このカウンターはノーバッゲージ専用ですから、フライト2時間以上前に手続き完了です。
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もうお馴染みになってしまったインチョン国際空港のターミナルビルです。この日は、荷物を纏めてホテルを出発してきました。
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チェックインを済ませて、2時間近く余裕の時間が出来ました。搭乗ゲートを確認してから、揃って昼食に向かうことになりました。
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朝食へ向かう途中での一コマです。この小さな埠頭までタクシーでやって来ました。空港島近くの島まではフェリーです。
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蚕津(チャンジン)と舞衣島を結ぶフェリーの事務所です。舞衣島の直ぐ東側に実尾島(シルミド)があります。映画シルミドの撮影現場です。
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埠頭に車が並んで、フェリーへの乗り込み準備完了です。片道10分ほどの短い距離なので、ピストン輸送のようでした。
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乗船したら、あっという間に舞衣島に着きました。その埠頭です。先端に向かって傾斜があり、潮の干満に合わせて接岸が出来るようでした。
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このお店が目的の店です。左側にシルミド・チョゲクイの文字があります。シルミド貝焼の意味でしょうか?
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迷わず注文は済みました。貝焼と、ご飯代わりのビールです。Mu君とKwさんの奥さんは、店先にある生簀の見学です。
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最初に運ばれてきたのは、真っ赤に火が着いた練炭3つでした。日本では余り使われなくなった炭火ですが、懐かしい思いがします。
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ホタテ、ハマグリや大アサリ風の2枚貝のほか、巻貝も何種類かあって、全体では10種類近く、かなりの量でした。網の上はその一部です。
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赤いプラスチックのざる駕籠に入ったのが1セットです。4、5人前はあるようです。食事中にも追加の貝が運ばれてきました。
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食事のお店の裏山の桜のアップです。3、4本の桜が開花していました。一番左の桜が白っぽく、それ以外の桜は赤身を帯びた新芽と一緒です。
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正面、やや右手が食事をしたお店です。その上には山桜系統の花が満開でした。少し慌しい朝食でしたが、お値打ち値段でグルメを満喫できました。
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食事を終わったら、早々に空港へ引き返しました。余り時間の余裕はありませんでした。舞衣島の埠頭近くに係留してあったボートです。
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100人以上は乗船できる大きさのフェリーでしょう。私達以外のグループでは10名足らずの人が乗船しただけのようでした。
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ガラガラなので、Kwさん、Muさんともリラックスしたスタイルでの乗船です。時間が短いので、横になっても、かえってくたびれることでしょう。
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