2005春、韓国紀行13(4)：4月30日(3)ソウル・昌慶宮、南大門市場

2005/04/30 - 2005/05/04

4月30日(土)の旅行写真の続きです。世界遺産の宗廟と、その北側にある昌慶宮見学の続きです。先に韓国入りしていた第一陣と合流し、南大門市場などを散策しました。

エリア ソウル(韓国)

• 交通手段: 鉄道

新緑に囲まれた建物を、本格的なカメラで撮影している若い女性の人がいました。私は、彩のつつじも入れて、纏めて撮りました。

通明殿の大きな額がかかった建物です。縁台があり、日差しを避けて休憩をとっている人の姿がありました。

通明殿の周りには堀が作られ、石の橋が架かっていました。今は、その堀の水は涸れていました。屋根の魔除けがシルエットで見えます。

階段を登って、少し高台になったところからの景観です。左手に、先程見学してきた端正な造りの屋根瓦が見えます。

一段高くなった場所にあった奇石、記念碑などです。最初は下の方に穴が開いた細長い石です。

完全な自然石ではなく、なんとなく、人手が加わっている感じもします。台座との接合部分は、まだ新しいようです。

昌慶宮の風旗台と呼ばれる一角にありました。戦国の時代、風向きを観測するために置かれたものです。

仰釜日晷と呼ばれる日時計です。｢晷｣は、日陰の意味です。現在のものは17世紀に作られたとの説明書きがありました。

縦横に筋が入った奇石です。岩が出来る時に大きな圧力が加わったものでしょうか？

成宗胎室碑と一体の碑のようです。亀に似た想像上の動物に背に石碑が立っています。

クサノオウと呼ばれる二年草です。毒を持ち、薬草にもなります。名前の謂れには、「草の黄（おう）」、「草の王」、「瘡（くさ）の王」等の諸説があります。

成宗胎室碑と呼ばれています。朝鮮王朝、第９代王のへその緒を祀ったものです。その傍らでは、先生が熱心に現地教育されていました。

左側の幹の部分は失われた大木です。樹種は分かりませんが、椋とか、ケヤキなどの落葉樹です。

宗廟は李氏朝鮮の歴代王、后が祀られていることで、世界文化遺産に指定されています。正殿には１９代の国王と后が祀られています。

後で知ったことですが、宗廟の例大祭は、毎年５月の第一日曜日に挙行されているようです。今年は５月１日ですから、その前日に当たります。

少し濃い黄色が、一番格式の高い色のようです。明日の例大祭に備え、要所、要所に飾られていました。全国から李氏一族が集合するようです。

描かれたばかりの書や、絵画が小石で押さえて並べられていました。場所は、宗廟の南に面した公園の一角です。

道路の上に新聞紙を敷き、その上で、即興の書がしたためられていました。漢字での書は、ご年配の見学の方ばかりのようです。

Muさん、Kwさんご夫妻とは、この日泊るホテルで合流しました。昌慶宮の一番奥を見学していた時ですから、私の方が少し遅れました。

地下鉄に乗って早速ソウルのショッピング･スポット、梨泰院（イテウォン）に出かけました。大きな赤い太鼓を背に民族音楽の演奏がありました。

街頭での演奏は、車道の方を向いていましたから、歩道からはその後姿を眺めることになりました。結構な人だかりでした。

28日に日本を出発されて、東海岸の束草、雪嶽山を見学しての今日の帰りでした。泊りは雪嶽山入口の港町、大浦洞（テポドン）とお聞きしました。

梨泰院での買い物が済んだ後、梨泰院カルビの店で夕食を済ませました。まだ時間が早いので、今度はソウル中心部の明洞方面の散策です。

衣料品のお店であることは分かりました。よく理解せずに、歩きながらの撮影です。5000ウォンが値引きで4000ウォンに訂正してありました。

Kwさんご夫婦にとっては、お忙しいスケジュールだったようです。それでも帰国前の日も、時間を惜しんでのソウル市街散策です。

明洞(ミョンドン)での散策の後は、地下鉄でホテルまで戻りました。ホテルの最寄り駅、陽坪(ヤンピョン)までは1回乗換えになります。

ホテルの部屋は自炊が出来るような設備が整っていました。新品のコンロ、電子レンジ、冷蔵庫がありました。

狭いながらも、極めて合理的な造りの洗面室でした。庭には１０台以上のバスが駐車していて、かなり大きなホテルです。