2004/03/26 - 2004/03/28
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旅人のくまさんさん
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3月26日の旅行写真の続きです。本堂の再建が完成した龍山寺を見学しました。
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HI*の現地ガイドさんから、選挙後の混乱が続いているので、総統府付近の見学はやめるよう注意されました。この龍山寺付近はOKでした。
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鳥インフルエンザ問題で台北旅行を控えていましたので、前回の平成14年2002年11月以来、龍山寺を訪れたのも、1年半振りとなりました。
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その1年半の間で、この龍山寺の本堂の再建工事が完了していました。前回のときは、まだ本堂は実物大の写真パネルでした。
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今までは、撮ることができなかったアングルでの一枚です。大屋根の両端を飾るシビも見事な造作でした。
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立ち上る線香の煙と紅い蝋燭の炎だけは、本堂再建前とまったく変わっていませんでした。
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写真パネルのときは折角の名刹が残念な風景となっていました。再建された本堂はさすがに絢爛豪華に輝いていました。
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ご本尊の撮影は当然ながら控えました。内装も豪華を極めた造りとなっていて、その中心に真新しいご本尊が鎮座されていました。
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寄進が絶えないと言われるこのお寺は、本堂の再建がなって、ますますの興隆期を迎えるのは確実のようです。
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真新しい朱色の柱の横に刻まれた線刻の飾りは始めて目にしたような気がします。しかし、メモが無いので不確ですが、本堂右横の建物の飾りだったかも知れません。
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石材に線刻した上で、白い色を窪みに付けてあるようです。題材はよく分かりませんが、座禅、達磨などが連想されました。精巧と言うより、おおらかでユーモラスな雰囲気がする画です。
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線香の煙に燻(いぶ)されはじめたのは最近のことなので、金箔が黄金色を保ち、緑や青の極彩色も鮮やかな本殿の内装です。
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こちらは本殿に正対する、正面入口の建物です。改めて見直しますと、本殿に先駆けて再建されたのか、まだ長い年月は経っていないようです。
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ガイドブックでは、「道教と仏教のお寺」祀られているのは「観音菩薩と文殊菩薩」などと紹介されていました。
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このお寺に受験生が願掛けに来るのは、知恵の神様、文殊菩薩が信仰されているためでしょう。今日も多くの花で飾られた菩薩様です。
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仏教と道教の知恵の神様が祭られ、シナジー効果でこの龍山寺の隆盛があるのでは?とにかく受験生の祈願札で一杯のお寺です。
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再建なった本堂の濡れ縁の造作も見事です。日本で言えば、石造りの金閣寺といったところでしょうか。
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本堂が観音菩薩と文殊菩薩を祭った仏教のお寺で、その奥のお堂には、道教の神々が祀られています。こちらがその奥の院です。
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同じくアングルを縦にしての奥の院の光景です。
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白い花は香りが強い南国の花のようです。その花をベースに赤の絞りが入ったカーネーションと中央には大輪の赤いガーベラです。
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白く長い花びらをバックに赤色のデンファーレが2輪あしらわれた飾り花です。エキゾチックな南国のムードを漂わせていました。
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本堂脇の回廊から見上げた本堂正面の甍です。写真パネルが本物のお堂になって、ずいぶんと見応えがありました。
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本堂付近から、入り口付近を写した一枚です。朱色の瓦に、大きな屋根飾りがよく似合っていました。
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この黒く貫禄のついた石柱は入り口の建屋のものです。細かい彫が壊れないよう、鉄かブロンズの柵で囲ってありました。新しい彫刻より、古いものが大切にされているのは、文化財としての保護策でしょう。
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街中のお寺なので、借景はビル群になってしまいます。正面のお堂の奥の囲いは景観維持のための苦肉の策のようです。
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お祝いに贈られた品でしょうか?「観音仏祖」の文字が中央に赤地の上に記されています。本道に向かって左手の堂に納まっていました。
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こちらもお祝いの品でしょうか?まだビニルで覆われていました。「龍山寺」や「観音仏祖」等の文字が見えます。
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この金ぴかの燭台も本堂再建に併せて新造されたものでしょう。「仏祖」なども文字が見えます。これも篤志家による寄進かも知れません。
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胡蝶蘭の鉢植えも沢山寄進されていました。全てピンク系なのは、蝋燭と同じように、縁起のいい赤色系統が選択されたのでしょう。
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壁のレリーフです。龍が題材のようです。レリーフの周りの装飾も実に精緻です。
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私も、檀家からのボランティアのような方から大きく長い線香を戴き、それを大きな線香立に投入れ、真新しい菩薩にお参りをしました。
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