2008/03/24 - 2008/03/24
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YAMAJIさん
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メキシコ・シティは、アステカ帝国・スペイン植民地時代の旧跡と、中米諸国の中心地としての現代文化が、錯綜した人口860万人(首都圏としては2000万人を超える)の大都会です。メキシコ・シティは、先住民のアステカの時代には湖上に浮かぶ大きな都市だった。スペインが植民地にするとテスココと呼ばれていた湖を埋め立てて現在の盆地になった。このため地盤沈下と大気汚染(盆地・人口集中・車の増加)に、悩まされ続けてきました。現在日本の支援も受けながら、環境改善プロジェクトが進行中で、大きな成果を上げています。
テオティワカンは、紀元前3世紀から紀元後8世紀に栄えた、メキシコ最大の宗教都市国家で、最盛期には20万人近い人口を有し、独特な文化と高度な文明を生み続けていました。平和的な神制政治は、神官を中心に、軍人、商人、職人などの階級分けされ、それぞれの区画に住んでいました。建設様式は「タルー・タブレロ様式」で、他の都市の建築様式にも大きな影響を与えており、ティカールやカラコルムとも交流がありました。世界中から観光客が訪ずれ、太陽のピラミッドや月のピラミッドに登り、死者の道を歩き、遥か昔に栄えた古代メソアメリカ最大の都市に思いをはせます。
これで、今回の「太陽のピラミッド」を加え、エジプトの「クフ王のピラミッド」、エジプトの「カフラー王のピラミッド」とともに、世界三大ピラミッドの達成です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
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メキシコの国旗
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グアダルーペ寺院。1976年建設された2万人収容の大聖堂。
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カトリックの三大奇跡のひとつ褐色の聖母のイコン(オリジナル)
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褐色の聖母のイコンにズームアップ
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新聖堂内部。ちょうどミサ中で、膝行参拝する信者も多数見られた。
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1709年建設のグアダルーペの旧聖堂。地盤沈下のためかなり傾いているのがわかる。
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奇跡のあった丘に建つ礼拝堂。1531年に褐色の聖母が現れた丘。
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ヨハネパウロ二世もミサを行った
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メキシコ・シティのベンジャス・アルテス宮殿。メキシコで最も格式の高い、総大理石造りの大劇場。
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ソカロ(中央広場)。ソカロは移動博物館の開催中で、世界で2番目に大きい広場だと聞いても実感がわかない。
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ソカロに通じる町並み
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メキシコ・シティの国立宮殿。アステカ時代にモクテスマ2世が居城を構えたところで、征服者コルテスが破壊し、そこに植民地の本拠地として宮殿を建てた。17世紀に大改修を行い現在の姿になった。
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国立宮殿のディエゴ・リベラの壁画。メキシコの先住民の時代から植民地時代、独立戦争時代、現代、未来まで、壮大な壁画が描かれている。
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左がメトロポリタン・カテドラル、右がサグナリオ礼拝堂。カテドラルはメキシコのカトリック布教の中心として、1563年に着工し100年以上の歳月をかけて完成した。
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カテドラルの荘厳な内部
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カテドラルの褐色のマリア。これはレプリカです。
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日本の長崎で殉教した、スペイン人宣教師も眠っている。
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アステカの都の模型
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テンプロ・マヨール。アステカ帝国の中央神殿跡。
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蛇の彫刻もある
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メキシコ・シティのコロンブスの記念像
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メキシコ・シティの独立記念塔
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メキシコ・シティの町の風景。ポリスが乗っている電動2輪車。結構早く走り、空港でも見かけた。
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町の風景。2階立てのオープンバスで、市内の主要観光地を回る。
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町の風景。ジャカランダが満開です。
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ジャカランダの花にズームアップ
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テオティワカンの案内図
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テオティワカンのシウダデラ。祭壇の土台で、かっては上に建物があった。
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ケツァルコアトルの神殿。四方を城壁に囲まれたユニークな神殿跡で、城壁の中に神殿と上流階級の住居があった。
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ケツァルコアトルのレリーフ。風の神・生命と豊穣の神。
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トラロックのレリーフ。雨と雷の神。
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神殿の壁面は、精巧で彩色されたレリーフが覆っていた。
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ケツァルコアトルの神殿の住居跡
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ジャガーの宮殿
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ジャガーの宮殿の、ホラ貝を吹く羽毛のあるジャガーの壁画。
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ジャガーの宮殿の、緑色の鳥の壁画。
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ジャガーの宮殿の、羽を持ったホラ貝の壁画。
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ケツァルパパロトルの宮殿
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ケツァルパパロトルの宮殿の、見事に復元された柱。
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ケツァルパパロトルの宮殿の、羽を持った蝶のレリーフ。
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ケツァルパパロトルの宮殿の、神へのメッセンジャーのレリーフ。
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テオティワカンの月の広場
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月の広場で壁面の着色方法を見学。ウチワサボテンに付くカイガラ虫の赤色と、チカローテという植物の草の液の黄色を再現してくれた。
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月のピラミッド。高さ42m、底辺150m*130mで、太陽のピラミッドより低いが、やや高い土地に建てられており、標高はほぼ同じ。広場の規模と位置関係を見ると、重要度は太陽のピラミッドより高く、大きな宗教的儀式は月のピラミッドを中心に行われていたと考えられている。登りました。
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月のピラミッドの階段
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月のピラミッドからの眺め
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月のピラミッドから死者の道を望む
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月のピラミッドから太陽のピラミッドを望む
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太陽のピラミッド。高さ63m、一辺225mの巨大な建造物で、メソアメリカで最大、世界で3番目の大きさを誇る。平坦な頂上には、神殿が建っていたらしく、年2回太陽がピラミッドの真上にくる時には、まるで後光が射したように輝いたという。登りました。
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太陽のピラミッドの階段。階段は4パートから構成されており、頂上まで昇れる。今回の旅で、傾斜はテイカル遺跡の5号神殿に敵わないが、一番距離があり一番厳しかった、パート毎に休憩しながら昇り、頂上に立った時の爽快感は、忘れられないものとなつた。
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太陽のピラミッドの中央階段。子供が一番元気。
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太陽のピラミッドから月のピラミッドを望む
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死者の道と正面に月のピラミッド。死者の道は、テオティワカンを南北に貫く幹線道路。死者の道にほぼ直角に交わる道路があったことが確認されている。
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ウチワサボテンの畑。ウチワサボテンの料理を食べたが、ちょっと粘りがあり独特の食感がある。漬物の様でもあり美味しかった。
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ウチワサボテンの花。15日間の旅が終わった。メソアメリカのジャングルを切り開き、壮大なピラミッドや神殿を建設し、秩序ある都市国家を築き上げ、繁栄をおおかしたマヤ文明を目の当たりにし、来て良かったとつくづく感じています。最後に同行したツアーの皆様と素晴らしい添乗員川窪康葉さんに感謝したい。
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