ホンジュラスの旅・・コパン遺跡を訪ねて

2008/03/20 - 2008/03/20

コパン遺跡は、マヤの主な遺跡の中で最南端に位置し、石碑や祭壇、神殿の階段などに数多くの華麗な装飾を残しています。紀元前１１世紀から紀元後１１世紀まで栄え、紀元後４２６年ケツァール・マカウと呼ばれる人物によりマヤ王朝が興り、８２０年頃まで約４００年間に渡り１６人の王によって支配されました。最盛期は、１３代目「１８ウサギ王」の時代で、人口は３万人以上を数えました。

７世紀にコパンの神官は、１年が３６５.２４２０日とする算出方法を導入し、ほかのマヤ都市に広めています。現在世界で使われているグレゴリオ暦（１６世紀ユリウス暦から順次移行）の１年の日数は３６５.２４２５だから、驚異的な精度であった事が解る。

グアテマラのテイカル（林立する神殿群は摩天楼を思わせる）がニューヨークなら、コパン（華麗な彫刻やレリーフなど文化・芸術の中心）はパリであるとも言われています。

エリア コパン(ホンジュラス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

コパン遺跡の入口

コパン遺跡の模型

２００３年紀宮様がコパン訪問を記念して植えられたセイバの木

コンゴーインコがお出迎え

グラン・プラサの４号神殿と石碑群。コパン遺跡で最も大きな広場で、北側にコパン芸術の粋を凝縮したといわれるステラ（石碑）が林立している。

石碑Ａ（レプリカ）。神官の格好をしたウサギ王。

石碑Ａの側面にはマヤ文字がびっしる刻まれている。

石碑４。球技者の格好をしたウサギ王。

石碑Ｂ。とうもろこしの神の格好をしたウサギ王。

石碑Ｃ。老いと若さが両面に彫られている、西は死、東は生。

石碑Ｆ。老兵の格好をしたウサギ王。

祭壇Ｇ２。ケツァルクアトルの石像で、古代メソアメリカで最も重要な神のひとり。

石碑Ｈ。神官の格好をしてスカートをはいている。

石碑Ｉ。煙のジャガーの石碑。祭壇は車輪（マヤの人々は車輪を使わなかったが、知っていたのか？？）。

マヤの給水システム

祭壇Ｌ。作りかけの最後の祭壇と考えられている。

球戯場。ボクアクト（奉納競技）が行われていた。

今まで見てきたゴールは壁面の輪だったが、ここでは球をコンゴーインコの頭の彫像にぶつけるという。

神聖文字の階段と階段を作った二人の王の彫像。６３段の階段にコパン王朝の歴史絵巻が、２５００余りの石に刻まれている。

階段のマヤ文字

石碑Ｍ。怪物の口の中に顔が逆さまに入ったマヤ神。

石碑Ｎ。ワニの口の中にいる１５代王。

石碑Ｎは横から見ると素晴らしい透かし彫りになっている。

神殿に食い込むセイバの木

アクロポリスの１１号神殿と西広場

１１号神殿のレリーフ。暗黒の神イークの彫像で、口から蛇が這い出し、腰にも蛇が巻き付いている。

西広場の１６号神殿。１６号神殿は、何層にもなっていて、地下神殿を始め初代王ケツァール・マカウと妻マルゲリータの墓が発見された。

石碑Ｐ。西広場にある。

祭壇Ｑ（レプリカ）。コパン王朝１６代全ての王が彫られている。

１６号神殿の地下トンネルの入口。「ロサリラ」という地下神殿への入口。

崩れたままの神殿も多い

アクロポリスの東広場

東広場のジャガーの神殿。かわいいジャガーが踊っている。

ジャガーの神殿の太陽神のレリーフ

東広場の２１号神殿

２１号神殿の牙を向くジャガーの顔のレリーフ

２１号神殿のチャック神のレリーフ

カカオの木。黄色い実が付いている。

コパン博物館。コパン遺跡で発見されたオリジナルの石碑や祭壇、レリーフなどが展示されている。

地下神殿「ロサリラ」の実物大の復元模型

石碑Ａのオリジナル

石碑Ａのオリジナルの側面

祭壇Ｑのオリジナル

コンゴーインコの頭の彫像

雨の神チャックのレリーフ

ドクロの彫像

人頭像

彩色が良く残っているレリーフ