メキシコシティーで15時間のトランジット テオティワカン遺跡へ

2015/12/05 - 2015/12/05

アルゼンチンの夏休みを利用して日本へ帰国。地球半周の長丁場なので、昨年のイスタンブールに続いて、トランジットで観光できるルートをと考えてメキシコシティー経由で東京へ。15時間のトランジットを利用してメキシコシティーの郊外にあるテオティワカン遺跡を訪れました。

エリア テオティワカン遺跡周辺(メキシコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブエノスアイレスから10時間ほどでメキシコシティーの空港に到着。入国手続の長い行列で、飛行機をおりてから空港を出るまでに１時間以上かかりました。

メキシコシティ国際空港 (MEX) 空港

テオティワカンに行くための両替。手持ちの20カナダドルと20ユーロをメキシコペソに。

空港内にセブンが。

メトロに乗るために、到着した第2ターミナルから第1ターミナルへ移動。バスは有料で12.5ペソ。

ターミナルに到着する前にメトロの駅が見えたので下車。

１ライドの切符５ペソを購入して改札を通りました。

ただいま下から２番目の駅にいます。Autobuses Norte へ向かいます。

古めかしくて殺風景なホーム。やたら真四角な車両がやって来ました。

メトロはほとんどの区間で地上を走りました。９時過ぎでラッシュではありあせんでしたがけっこうな混雑。地下鉄駅に隣接するバスターミナルへ到着。

メキシコ各地へ行くバスが出ています。

アーチ状にならんだカウンターは目的地ごとに分かれています。

テオティワカン行きのバスは向かって左側のほぼ一番奥のカウンター。

バスは15分おきに出ていますが、チケットは時間指定なので自分の乗車の番まで待ちます。

片道44ペソ。往復券を買いましたが割引はありませんでした。

前の方の窓側の席に座りましたが、窓が壊れていて途中までしか閉まらなくて、高速に入ってからは外からの風が寒すぎたので後ろの風が来ない席に移動しました。

発車してすぐは付近の混雑でのろのろと進みます。美味しそうなトルティーヤ屋さん発見。車内ではターミナルで買っておいた、米をミルクで煮た餡がはいったパンを車内で食べました。ほどよい甘さで美味しかった。途中いくつかのバス停に止まって、そのたびに飴やらパンやらの物売りが乗り込んできました。

１時間ちょっとでテオティワカンに到着。ゲート１に到着しました。いくつか出入り口があるのですが、運転手曰くここでしか降りてはいけないとのこと。

テオティワカン遺跡 史跡・遺跡

あいにくの曇り空です。

銃禁止。あたりまえです -_-

チケット売り場。なんか数えたらお釣りをごまかされたようなんだけど、100円くらいだしそのまま入場。

入ってすぐ、両側におみやげ屋が並びます。トイレもありました。無料。

遺跡っぽくなってきました。そういえばこのカップルも一緒のバスに乗ってたな。

エントランスの建物を見返したところ。

さっそく遺跡が見えました。

広い。そして目指すピラミッドは遠い。

遠足の生徒のグループがたくさんきていました。いろんなジャージ。

月や太陽のピラミッドまでの道は微妙に登り降りが多くて結構な運動量。

この点々がいいデザイン。

道々にお土産売りが点在して客引きをしています。

太陽のピラミッドまでやって来ました。

太陽のピラミッド 建造物

メキシコシティーの子供たちの間では自家製弓矢が流行ってるようです。危な..くないか。

かなり高く見えます。高地なので空気もちょっと薄い。

当時のゆるキャラ？

現地語でピラミデ・デル・ソル。

お手入れもばっちりぬかりなし。

きつい..けど思ったほどでもないかな。

途中で月のピラミッドのほうを見やります。

麓の遺跡もはっきり見えます。

昼近くなって遠足の生徒のグループも増えてきました。ちょっと天気がよくなってきた。

頂上が見えてきました。休み休みですが、思ったほどきつくありませんでした。台北の象山のほうが数倍苦しかった記憶が。

ピラミッドの後ろのほう。町が見えます。

プロモーション映像みたい。

スマホの緯度高度計でチェック。

雲間から日差しがちょっとのぞくかんじ。動いたので暑く感じます。

この出入り口の先にお目当てのレストランがあるはず。

頂上ではパワースポットよろしくみなさん両手を天に掲げていました。もちろん自分も。

麓の遺跡もよく見ると保存状態がいいですね。

降ります。

降ります。登りよりはずっとラク。

青空が。

降りてきました。月のピラミッドに行く前に昼食を。

お目当ての洞窟のレストラン La Gruta。

ラ グルタ 地元の料理

ピクニック禁止。お前ら勝手に楽しむんじゃねーよ、ってかんじでしょうか。

これこれ。この洞窟のレストラン。

レストランの前庭。

12時前に着いたらお客さんがおらず、店員さんが総出でミーティングのように集まっていましたが。今オープンしたところ、と中へ案内してもらえました。中はひんやり。

このディップがうまいんだな。

台湾で食べる紅豆湯のような見た目ですが、豆類のスープです。

名前忘れたけど、よくある鶏の料理。中はひんやりしているので、料理はみるみるうちに冷めていきました。

レストランは5番出口を出たところにあります。他のローカルレストランの客引きもいましたが、店の名前を言えば親切に方角を教えてくれました。一旦チケットを買えば遺跡への出入りは自由です。

遺跡に戻ってきました。植物園＆ミュージアムがありましたが、ちょうど遠足のグループと重なって混み混みだったのでパス。

テオティワカン遺跡 史跡・遺跡

ピラミッドをバックに記念撮影中。

真ん中に注目。見つけられましたか？

なんだっけ。空調設備だっけ。緻密な構造物です。

こんどは赤いジャージのグループが。

太陽のピラミッド前の土産物売り。けっこうしつこい。

月のピラミッドを目指します。

まっすぐすぎ、直角すぎてむしろつまらないくらいの高い技術の構造物です。

有名なプーマの壁画。

月のピラミッドに到着。登ります。

月のピラミッド 建造物

急ですが途中までしか登れないので一気に行きます。

いままで通ってきた道を見返します。トランジットの限られた時間内でつつがなく回るために、事前に十分下調べをして、写真もかなり見て予習してきましたが、実際目にするとなんかポカーンとするような壮大なスケールでした。

太陽のピラミッドの頂上に米粒のように人が見えます。

蟻の行列のよう。

ダッシュで駆け上がる躍動感（が撮れたかな）。

ここにも土産物売が。いたるところにいます。

月のピラミッドの方は頂上までは登れません。

さっきの赤ジャージのグループもやって来ました。

降ります。一気に降ります。

見上げます。

もう一度月のピラミッドと

太陽のピラミッドを見返して目に焼き付けて出口へ。月のピラミッドの最寄りの3番出口から出ました。

ほどなくメキシコシティーへ戻るバスがやってきて乗車。

車内で撮った写真を見返すのに夢中になっていましたが、テオティワカンの町並みもローカル色が強くて見応えがあったのでちょっと後悔。

バスは町を出ます。

メキシコシティーに近づくにつれて渋滞に。丘の斜面にへばりつくカラフルに密集した住宅にメキシコっぽさを感じます。

バスターミナルに戻ってきて

ふたたびメトロの駅へ。

空港最寄りの駅について

第一ターミナルへ。

メキシコシティ国際空港 (MEX) 空港

政治色の強い看板が。

第1ターミナルから第2ターミナルへ。シャトルトレインが運行停止していてバスを利用。トランジットの空港券を見せると無料で乗車できました。

成田行の便にはトヨタカップに出場するリバー・プレートの応援にアルゼンチン人が多数。そのアルゼンチン人の一人と韓国人ファミリーのお父さんに挟まれた座席で、モンテレイを経由して17時間、無事成田に到着しました。