タイ人のリゾート　クット島　その１

2007/04/28 - 2007/05/05

2007年のGWに、タイのチャーン島の下にある大きな島、クット島に行ってきました。
ガイドブックにも載るようになったし、トラートに空港ができてブレイク中？と思いきや。。。なんとも長閑で、いろんな意味でタイらしいリゾートでした。

エリア その他の観光地(タイ)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: チャイナエアライン

チャイナエアラインで成田→台北→バンコクへ。着いてすぐタクシーでエカマイへ。トラート行きのバスがちょうど出るところだったので、飛び乗ってやっと一息。タイではいつものんびり旅行なので、考えられない慌ただしさでした。トラートのバスターミナルに着いたのは23:30。成田からトラートまで、なんとか一日で行くことができました。
乗車したのは１等エアコンバス。この路線はVIPバスは運行していないようでした。

宿泊先のトラートの「レジタンゲストハウス」。タイ人の奥様とドイツ人のご主人の家族経営です。お二人とも物静かでとても親切。
先日は、バンコクから電話をしておいたら、バスターミナルにタクシーを呼んでおいてくれました。長距離バスターミナルは人里離れた何もないところにあるので、タクシーがいなかったら危うく路頭に迷うところでした。実は、バスは町中にあるバスターミナル着くものと思いこんでいて、徒歩で向かうつもりだったのです。ホント危なかった。。。

宿泊したファンのツインルーム。一泊260バーツ（約970円）。
お部屋は大きな窓があり風通しがよく、路地にあるので静か。居心地がよくて、できれば数日滞在したかった。

ちょっと裏通りに入ると、高い建物もなく人も車も少なくまだまだ田舎のトラートの町並み。ぽつぽつとゲストハウスや外国人向けのお店もあって、ついついゆっくりしたくなる雰囲気。今回は素通りなのが残念。

クット島行きのボートが出るダーンカオピアーへやってきました。トラートにはいくつか桟橋があり、時間と行き先で乗り場が違うのです。
ここの桟橋は、入り口に小さな屋台が一つあるだけで、まわりには何もありませんでした。町中のゲストハウスからダーンカオピアーまでは、タクシーで15分。

クット島行きのスピードボート。9:15発で片道550バーツ（約2050円）でした。20人くらいしか乗れないため、事前に連絡しておいた方よさそう。
クット島まではノンストップで1時間半。ボートはかなりのスピードで走るため、衝撃がすごかった。

クット島到着。島の西側には予想以上にたくさんのリゾートがあり、ボートは各乗客の宿泊先近くの桟橋へ。
私たちが泊まるリゾートには専用桟橋があるはず、、、と思っていたら、ボートを降ろされたのはこんなところ。小さな雑貨屋兼食堂が一件あるだけで、あとは何もない。。。食堂のおばさんが「迎えが来る」と言っているようなので、ひたすら待つ。。。
待つこと20分。。。リゾートの車がやってきました。どうも手違いで違う場所でボートを降ろされたみたい。まったく何もないジャングルの中のでこぼこ道を走ること10分。なんだかとんでもないところに来てしまった気分でした。。。

やっと着いた、宿泊先の「ザ・ビーチ・ナチュラル・リゾート」。ネット予約ができ、宿泊費が安かったのでここにしました。エアコン付きツインで一泊1800バーツ（約6650円）。
こちらはレストランとレセプションのある棟。

ボートが停まるはずだったリゾートの専用桟橋。
この日はタイの休日でもあって、家族連れやグループのお客さんで賑わっていました。

名前の通り、ジャングルに埋もれたナチュラルなリゾート。
宿泊中に裏道から数キロ歩いてみましたが、見つけたのは無人のダイブショップ一件だけ。海沿いにはバンガローが何軒もあったけれど、全て無人。造る気満々の工事現場もいくつか見かけましたが、こちらも無人。。。ということで、滞在中、ここのリゾート以外では一人も人を見かけませんでした。もしかして、オフシーズンだった？

自然のまま朽ち果ててるテラス席。

滞在中、夜は毎日雨。着いた時に申し込んだホタル観賞ツアーは一度も催行されず。。。
ジャングルの雨は激しく、雨が降ると一瞬で川になる水路。生活廃水もすべてここに流されます。

食事のできる時間以外は誰もいないレストラン。

大人気のビーチの東屋。タイの人たちは泳がないので一日中ここでごろごろ。

珍しく誰もいないと思ったら、、天井に大きな蛇が。

リゾートの前は大きな湾になっていて、波は穏やか。お天気がいいと、湾全体が透き通った淡いブルーになりとてもきれい。

引き潮の時だけ現れるビーチ。遠浅で岩場が多く、満ち潮になるとビーチはほとんどなくなってしまう。

自由に使えるカヤック。波がないので子供が乗っても安心。

夕方ライトが灯ると、一瞬でいい雰囲気に早変わり。

夜のレストラン。雨上がりで蛙が大合唱。

宿泊したバンガロー。電気はついたり消えたり。一泊目の小屋は雨漏りが。。２泊目からは変えてもらいましたが、どちらも建てつけが悪く、窓は開かずドアの鍵は閉まりませんでした。しつこいようですが一泊1800バーツの小屋です。

トイレ、シャワー等の水回りは外。もちろんお湯はでません。

洗面の上の木に大きなカタツムリが！殻の直径が10センチ近くあった！

周りには何もないので食事は３食食堂で。タイの人たちは、ほとんど持ち込み。
お客さんから貰った蟹。

レストランで貰ったトートマンプラー。
誰かが食べている時にあたると、よく分けてくれます。頻繁に貰い物をしました。

こちらも貰い物のジャックフルーツ。

中華とはちょっと違うタイ風味付けの鶏のカシューナッツ炒め。この手の一品料理は200バーツ（約700円）前後。町中の食堂よりちょっと高めだけど、リゾートにしては安め。

私のお気に入り、ラートナータレー。
ご飯類と麺類は80バーツ（約280円）〜。何を食べてもそれなりに外れナシでした。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2008/04/13 17:16:38

  興味深いです

  こんにちわ、はじめまして。
  タイのリゾート、クック島を拝見させていただきました。
  聞いた事なかったのですが、
  そんなに綺麗なビーチと紹介されていたのですか？？
  でも、朽ち果てたテラスや
  そして、この蛇・・・
  ちょっと私には無理みたい・・・（苦笑）
  ボートに揺られて気分も悪くなりそうだし・・・
  いろいろ見聞を広げさせていただいて
  ありがとうございました。
  これからもよろしくお願い致します。
  
  　　たらよろ

  ジジさん からの返信 2008/04/14 00:23:39

  RE: 興味深いです

  メッセージありがとうございます。(^^)
  穴場リゾートを探していたところ、
  JALの機内誌で見開きで紹介されていたのを見つけたんです。
  完璧にだまされました。(^^;;
  ゆっくりできてよかったんですけど、
  もう一度は、たぶん行かないような。。。(^^;;;
  これからは、みなさまの旅行記を参考に
  行き先を検討しようかな、と思っています。
  
  それでは、
  今後ともよろしくお願いします。
  
  
  
  こんにちわ、はじめまして。
  タイのリゾート、クック島を拝見させていただ