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いよいよ、海底竜飛駅から日本一短い私鉄のケーブルカーに乗って地上に出ます。青函トンネル記念館はこの四月にリニューアルしたばかりです。更に足を伸ばして竜飛岬へ、日本で唯一の「階段国道」も見学してきました。当初予定していなかった観光です。そして再び、ケーブルカーに乗って海底駅に戻り函館へ向かいました。

函館旅行?途中下車:青函トンネル(後編)

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2007/06/23 - 2007/06/24

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sikizakura

sikizakuraさん

いよいよ、海底竜飛駅から日本一短い私鉄のケーブルカーに乗って地上に出ます。青函トンネル記念館はこの四月にリニューアルしたばかりです。更に足を伸ばして竜飛岬へ、日本で唯一の「階段国道」も見学してきました。当初予定していなかった観光です。そして再び、ケーブルカーに乗って海底駅に戻り函館へ向かいました。

一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
JR特急

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  • いよいよ、体験坑道駅からケーブルカー「モグラ号」に乗り込みます。

    いよいよ、体験坑道駅からケーブルカー「モグラ号」に乗り込みます。

  • 正面はケーブルカーの軌道:青函トンネル竜飛斜坑線、左に階段。約800mという日本一短い私鉄だそうです。私鉄ということはJRでなく青函トンネル記念館が経営しているということです。

    正面はケーブルカーの軌道:青函トンネル竜飛斜坑線、左に階段。約800mという日本一短い私鉄だそうです。私鉄ということはJRでなく青函トンネル記念館が経営しているということです。

  • 約六分で、青函トンネル記念館駅で到着しました。

    約六分で、青函トンネル記念館駅で到着しました。

  • ケーブルカーが駅に到着すると、軌道上の風門が閉まります。強風防止と災害防止のための措置だそうです。

    ケーブルカーが駅に到着すると、軌道上の風門が閉まります。強風防止と災害防止のための措置だそうです。

  • 青函トンネル記念館駅は、青函トンネル記念館とつながっています。駅改札を出ると記念館の入場券売り場にたどり着きます。<br /><br />写真は、青函トンネル記念館の入り口で、その奥にケーブルカーの青函トンネル記念館駅の建物が見えます。

    青函トンネル記念館駅は、青函トンネル記念館とつながっています。駅改札を出ると記念館の入場券売り場にたどり着きます。

    写真は、青函トンネル記念館の入り口で、その奥にケーブルカーの青函トンネル記念館駅の建物が見えます。

  • 青函トンネル記念館の入場券です。

    青函トンネル記念館の入場券です。

  • JR北海道の案内係さんの案内で記念館の外に出ました。ここから希望者のみです。今回19人のうち12人がこれに同行しました。<br />まず、記念館前の小高い丘に登ると、その向こうに竜飛岬灯台が見えてきます。

    JR北海道の案内係さんの案内で記念館の外に出ました。ここから希望者のみです。今回19人のうち12人がこれに同行しました。
    まず、記念館前の小高い丘に登ると、その向こうに竜飛岬灯台が見えてきます。

  • 青函トンネル工事で亡くなった人の慰霊碑です。<br /><br />丘の頂上にあり、まず、ここにお参りします。廻りが雑草に囲まれていたのは、ちっと悲しかったですね。この真下に竜飛海底駅のホームがあるらしいです。

    青函トンネル工事で亡くなった人の慰霊碑です。

    丘の頂上にあり、まず、ここにお参りします。廻りが雑草に囲まれていたのは、ちっと悲しかったですね。この真下に竜飛海底駅のホームがあるらしいです。

  • 竜飛崎駐車場にある津軽海峡冬景色の歌詞碑です。<br /><br />ボタンを押すと石川さゆりさんの歌が流れます。風の岬というだけあって強い風が吹いていました。

    竜飛崎駐車場にある津軽海峡冬景色の歌詞碑です。

    ボタンを押すと石川さゆりさんの歌が流れます。風の岬というだけあって強い風が吹いていました。

  • 津軽海峡冬景色の歌詞碑のある場所から見た、帯島です。<br /><br />この島の真下140mの地下に、竜飛海底駅の避難所があるそうです。ここから帯島へは「階段国道」を通ってくだりますが、今回は時間がないので行きませんでした。

    津軽海峡冬景色の歌詞碑のある場所から見た、帯島です。

    この島の真下140mの地下に、竜飛海底駅の避難所があるそうです。ここから帯島へは「階段国道」を通ってくだりますが、今回は時間がないので行きませんでした。

  • そこから、竜飛灯台へ向かう途中に日本で唯一の階段国道入り口があります。<br /><br />現場を確認せず、地図だけで国道を決めてしまったお役人のミスから生じてしまったのが、今では観光地になっています。怪我の功名??<br /><br />まだ続きます。

    そこから、竜飛灯台へ向かう途中に日本で唯一の階段国道入り口があります。

    現場を確認せず、地図だけで国道を決めてしまったお役人のミスから生じてしまったのが、今では観光地になっています。怪我の功名??

    まだ続きます。

  • これが階段国道です。だから、なんなんだ!というのが正直な感想でした。とはいえ、見ました。<br />とういわけで竜飛岬灯台へは行かず、食事場所を探すことにしました。

    これが階段国道です。だから、なんなんだ!というのが正直な感想でした。とはいえ、見ました。
    とういわけで竜飛岬灯台へは行かず、食事場所を探すことにしました。

  • 記念館に戻る途中にホテル竜飛があります。ここの一階レストラン海峡で食事をとることにしました。津軽海峡を眺めながら、イカ墨カレーを食べました。カレー味ではなかったですが、おいしかったですね。

    記念館に戻る途中にホテル竜飛があります。ここの一階レストラン海峡で食事をとることにしました。津軽海峡を眺めながら、イカ墨カレーを食べました。カレー味ではなかったですが、おいしかったですね。

  • 再び、青函トンネル記念館へ戻ってきました。この四月にリニューアルされたばかりで、展示品もきれいでしたが、もう少し工夫して欲しかったですね。残念です。やや疲れが出たのか、写真はあまり撮りませんでした。

    再び、青函トンネル記念館へ戻ってきました。この四月にリニューアルされたばかりで、展示品もきれいでしたが、もう少し工夫して欲しかったですね。残念です。やや疲れが出たのか、写真はあまり撮りませんでした。

  • 記念館の展示品の一つ、「三線式スラブ軌道」を説明した模型です。<br /><br />新幹線と在来線の両方が通れるように考案されたもので、それを分かりやすく模型化したものです。近い将来実現するそうです。

    記念館の展示品の一つ、「三線式スラブ軌道」を説明した模型です。

    新幹線と在来線の両方が通れるように考案されたもので、それを分かりやすく模型化したものです。近い将来実現するそうです。

  • 現在だったらシールドマシンで掘るでしょうが、青函トンネルは、こうやってドリルで掘っていったんですね。常に危険と背中合わせの大変な作業だったでしょうね。ご苦労様でした。<br /><br />まだ、続きます。

    現在だったらシールドマシンで掘るでしょうが、青函トンネルは、こうやってドリルで掘っていったんですね。常に危険と背中合わせの大変な作業だったでしょうね。ご苦労様でした。

    まだ、続きます。

  • 体験坑道乗車券です。<br /><br />海底駅から地上に出るときは乗車券なしでしたが、海底駅に戻るときはこの乗車券を渡され、改札でキップを切られました。これは、記念館を訪れた人のための乗車券のようです。

    体験坑道乗車券です。

    海底駅から地上に出るときは乗車券なしでしたが、海底駅に戻るときはこの乗車券を渡され、改札でキップを切られました。これは、記念館を訪れた人のための乗車券のようです。

  • 再び、モグラ号に乗って体験坑道駅に戻ります。<br /><br />なぜか、登りよりも下りの方が若干時間がかかりました。安全運転のためでしょうか??

    再び、モグラ号に乗って体験坑道駅に戻ります。

    なぜか、登りよりも下りの方が若干時間がかかりました。安全運転のためでしょうか??

  • 体験坑道は、海面下140mにあり、トンネル工事の作業抗として使われた一角を利用しているそうです。ここには、実際に工事に使用された機械や器具、更に工事の様子を伝える展示物があります。<br /><br />写真は、作業員を地下の現場まで運ぶ列車だそうです。

    体験坑道は、海面下140mにあり、トンネル工事の作業抗として使われた一角を利用しているそうです。ここには、実際に工事に使用された機械や器具、更に工事の様子を伝える展示物があります。

    写真は、作業員を地下の現場まで運ぶ列車だそうです。

  • 作業員がドリルで掘削し、その砕いた岩の破片をショベルカーで回収するという場面が再現されています。<br /><br />ドリルで掘削するトンネル工事はさぞ大変だった思います。その後のドーバー海峡トンネルではシールドマシンが使われていますから、このような工事はこれが最後だったかも知れませんね。

    作業員がドリルで掘削し、その砕いた岩の破片をショベルカーで回収するという場面が再現されています。

    ドリルで掘削するトンネル工事はさぞ大変だった思います。その後のドーバー海峡トンネルではシールドマシンが使われていますから、このような工事はこれが最後だったかも知れませんね。

  • この半円の構造物は、実際の青函トンネルの壁面の円形を一部再現したものです。

    この半円の構造物は、実際の青函トンネルの壁面の円形を一部再現したものです。

  • これも体験坑道内の展示物です。でも、なんだったか??覚えていません。さすがの麻呂(自称桓武平氏の末裔??)の記憶力にも限界がありました。

    これも体験坑道内の展示物です。でも、なんだったか??覚えていません。さすがの麻呂(自称桓武平氏の末裔??)の記憶力にも限界がありました。

  • これは、トンネルの壁面にコンクリートを吹き付けている場面を再現しています。今はこれもシールドマシンがやってくれます。<br /><br />

    これは、トンネルの壁面にコンクリートを吹き付けている場面を再現しています。今はこれもシールドマシンがやってくれます。

  • 竜飛海底駅に無事戻ってきました。<br />青函トンネルの工事にたずさわった方々のご苦労が偲ばれる一日でした。

    竜飛海底駅に無事戻ってきました。
    青函トンネルの工事にたずさわった方々のご苦労が偲ばれる一日でした。

  • 竜飛海底駅16時18分発の白鳥15号に乗って、いよいよ目的地の函館に向かいました。

    竜飛海底駅16時18分発の白鳥15号に乗って、いよいよ目的地の函館に向かいました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • akicさん 2007/11/24 22:36:59
    はじめまして
    こんばんは!
    足跡から来ました!
    akicと申します。

    青函トンネル、もぐら号に乗って竜飛岬へ!
    憧れの観光コースで思わず投票しました。
    北斗星に乗ると途中下車もせずに北海道に上陸するのが常で…
    関東から竜飛岬は北海道よりも遠い地です(笑)
    いつか行って津軽海峡冬景色歌いたいな〜

    国内を色々旅されてるんですね。
    また色々みさせていただきます!

    akic

    sikizakura

    sikizakuraさん からの返信 2007/11/26 02:32:26
    RE: はじめまして
    はじめまして、akicさん。

    ご来訪していただいた上に投票までしていただき、ありがとうございます。

    akicさんは、写真をきれいに撮りますね、横浜のイルミネーションを拝見した率直な感想です。河津桜もきれいに撮れてます。アングルもすばらしいです。今日実は、日帰りで名古屋に行ってきました。名古屋駅前のイルミネーションを撮ってきましたが、akicさんのようには撮れませんでした。とりあえず、近いうちにカメラを買い換えることにしました。

    ところで、akicさんは、旭川生まれだそうですね。二十年くらい前に一度、大雪山初冠雪の時に訪れました。その時に観た大雪山の紅葉の美しさには感動しました。また、十年くらい前は、年に一度の札幌出張がありました。その際は、ポケットマネーを足して、行きは北斗星の個室で、帰りは飛行機ということにしておりました。その時通過点に過ぎなかった青函トンネルと函館に今回初めて訪れることが叶いました。青函トンネルから竜飛岬への観光コースは、オススメします。

    今後ともよろしくお願いします。

                              sikizakura

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